函館発「団塊オヤジの独り言」

団塊世代の心意気をブログから情報発信。
遊び心を入れて日々思うこと、感じることを徒然なるままに・・・・。

8050問題

2019年06月05日 07時09分16秒 | オヤジのつぶやき
この1、2年で注目されるようになった言葉の「8050問題」(ハチマルゴーマル問題)。
意味するところは、「80」代の親が「50」代の子供の生活を支えることを言う。
背景にあるのは、子供の「ひきこもり」だそうな。

ひきこもりという言葉は、1980年代~90年代の社会に出始めたらしい。
当初は、若者の問題とされていたが、約30年が経過。
当時の若者が40代から50代、その親が70代から80代となり、長期高齢化。

こうした親子が、社会的に孤立し・・・。
生活が立ち行かなくなる深刻なケースが目立ち始めているそうな。
先般、川崎市で登校途中の子供達が包丁で殺傷された事件。

容疑者は、80代のおじおばと同居で引きこもりの傾向だったとか。
親族が川崎市に相談し、おじおばの介護のために・・・。
介護ヘルパーを自宅に入れることで同居の容疑者の対応について相談中だった。

仕事や学校に行かず、家族以外の人とほとんど交流なし。
6カ月以上続けて自宅に閉じこもっている状態。
これを厚生労働省は、「引きこもり」と定義しているらしいが・・・。
でもねぇ、「引きこもり」の定義よりも、定職がなく、生活困窮や社会的な孤立。

そこから脱却できない社会的要因を取り除く政治。
それが大事に思えてならない。
登下校時に生徒・児童が悲惨な殺傷事件は繰り返される。

安倍は、その安全確保を声高に叫ぶが・・・。
1億総活躍・働け社会!もイロが褪せる景色である。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 外交は視界不良 | トップ | 資産寿命 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

オヤジのつぶやき」カテゴリの最新記事