マイナ保険証の登録解除申請が、凄い勢いである。
12月19日、厚生労働省が同保険証の登録解除申請。
その実態を渋々発表した・・・。
12月18日の衆議院選厚生労働委員会での場面。
立憲民主党の柚木道義議員が開示を要求。
結果、翌19日、同議員に厚生労働省から文書交付。
それによって、事実が明らかになった・・・。
11月12日、厚生労働大臣は会見で792件と言っていた。
ところが、僅か3週間足らずで16倍の異常事態。
10月下旬から11月末までの約1か月で・・・。
何と13,147件の解除申請だって。!
ゴリ押しのマイナ保険証に、再びNoが突き付けられる景色。
そして、解除を求めた申請者は高齢者だけでない。
40〜50代も多かったそうな。
振り返れば同省は、マイナ保険証の利用を強引に推進。
一方、資格確認書や登録解除の広報・周知は怠った。
そして先月、大臣の会見がきっかけが効を奏した。
解除申請をできることが、広く認知される展開。
結果として申請数が激増した可能性があるようだ。
登録解除の制度が認知された途端に解除申請が激増。
つまり、それだけニーズがあったということだねぇ。
窓口で書面申請する手間をかけてでも登録を解除。
ということは、数字以上の重みがあるなぁ。
やはり、マイナ保険証自体に問題がある。
マイナ保険証は、セキュリティー上の懸念も多い。
おまけに、認証エラーや紐付けミス等のトラブルも続出。
解除急増は、国民の不安の裏返しと言う指摘も頷ける。
とまれ、やはりこの制度は破綻しているねぇ。