函館発「団塊オヤジの独り言」

団塊世代の心意気をブログから情報発信。
遊び心を入れて日々思うこと、感じることを徒然なるままに・・・・。

教育にも口を出す政治

2014年03月01日 06時01分29秒 | 政治
教育行政を政治主導に変えたい、何でもありの安ン倍くん。
今度は、教育委員会制度のあり方を議論する委員会を叱咤激励。
同委員会は、教育委員会制度の見直し案を了承。

自治体の首長の権限を強めて、政治主導を発揮する・・・。
要は、教科書採択やいじめ問題で国の関与を強めるつもりらしい。
親方の意向に沿って、今国会で関連法案の成立を目指す。

そのため、連立を組む公明党とも協議に入るが・・・。
同党も同調する方向だというから、話はトントン拍子。

公明党の代表は、こう言って自民党案に理解を示す姿勢。
政治的中立性の確保と教育行政の執行権をどこに持たせるか。
現場の議論に任せたい・・・云々。

そしてその見直し案は、こんな内容になるらしい。
①教育行政の責任の所在を明確化 ②迅速な危機管理対応
③選挙で選ばれた首長の意向を教育行政に反映 ④国の関与強化

いずれも自民党が、選挙で公約した内容だという・・・。
フムフム、これが彼らのいう政治的中立なのか?
もっとも、教育委員会がその真価を発揮していないのは事実。

でもねぇ、国の関与強化がとても気になる。
教科書の採択は、文部科学相が同委員会に是正要求をしやすくし・・・。
児童・生徒がいじめ等で自殺した場合は・・・。
文部科学相が、再発防止のため同委員会に指示ができるようにする。

そのために、地方教育行政法を改正する方針・・・。
箸の上げ下ろしから、右向け右・左向け左等などetc・・・。
すべからく、国に干渉される世の中になってきた。

ろくな危機管理もできない政治劇場だが・・・。
こういう場面だけは、元気百倍ののどかな景色。
児童・生徒が自殺してから、再発防止を指示する・・・。

国民を散々いじめておきながら、児童・生徒のいじめ防止とは・・・。
何とものんきな政治ごっこである・・・。
親方は、国民をどこに導こうとしているのだろうか?・・・。
コメント
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