中国と日増しに関係が密になりつつある台湾では、ここ数年、簡体字の進出が目立っている。台湾の企業が生産拠点を中国に移転したり、台湾人の中国観光熱が増している、必然的な産物ともいえるだろう。
台湾人なら、程度はともあれ、繁体字に誇りを持っていると思う。しかし、いざ中国に入ったら、そうは言ってられないこともしばしば。結果的に、簡体字はイヤでもある程度馴染まないと不自由なのが自分だということ。それが一般的な台湾人の簡体字への見方だろう(少なくとも私は思う)。
ひと昔前、中国のものの流通があり得なかった(表面的だが)台湾でも、いまでは街で売られる中国の商品は、表示も簡体字のまま。本屋にいたっては簡体字書籍しか扱わない専門店まで現れたり、誠品のような大手も「簡体字書籍」のコーナーはちゃんと設けている。
簡体・繁体両方を操って教えているわたしでも、ときたま簡体字の変換のド忘れがある。そういうときは、すぐに引ける手引きがあるとたいへん便利だ。今回出張の際、いろんな本屋を回って、この一冊を決めてきた。コンパクトで引きたいときにすぐに手に取れるので、これから常に持っている一冊になるだろう。
この一冊に決めた決め手は、
1)中国式のローマ字、台湾式の注音符号の両方から調べられる
(こういう類いの本はたいてい同じだが)
2)四声表示がある(ない本がけっこうある)
3)安い(ほかのものは180~250元)
ただ、デメリットもついでに言っておこう。
1)コンパクトなので、字が小さい
2)書き方が違う字しか載ってなく、書き方が同じ字は載ってない。
(ほかの本も同じ)
3)日本人の使用は想定外なので、日本語の漢字との比較が出来ない
(ほかの本も同じ)
「最新簡繁体対照手冊」陳氷著 徳威国際文化事業有限公司出版
ISBN 986-7307-35-6 定価80元(約280円)
サイズ115mm×150mm
簡体字→繁体字
繁体字→簡体字
中国語教室のお申込みは台湾人による中国語教室「T-Chinese」。
台湾人なら、程度はともあれ、繁体字に誇りを持っていると思う。しかし、いざ中国に入ったら、そうは言ってられないこともしばしば。結果的に、簡体字はイヤでもある程度馴染まないと不自由なのが自分だということ。それが一般的な台湾人の簡体字への見方だろう(少なくとも私は思う)。
ひと昔前、中国のものの流通があり得なかった(表面的だが)台湾でも、いまでは街で売られる中国の商品は、表示も簡体字のまま。本屋にいたっては簡体字書籍しか扱わない専門店まで現れたり、誠品のような大手も「簡体字書籍」のコーナーはちゃんと設けている。
簡体・繁体両方を操って教えているわたしでも、ときたま簡体字の変換のド忘れがある。そういうときは、すぐに引ける手引きがあるとたいへん便利だ。今回出張の際、いろんな本屋を回って、この一冊を決めてきた。コンパクトで引きたいときにすぐに手に取れるので、これから常に持っている一冊になるだろう。
この一冊に決めた決め手は、
1)中国式のローマ字、台湾式の注音符号の両方から調べられる
(こういう類いの本はたいてい同じだが)
2)四声表示がある(ない本がけっこうある)
3)安い(ほかのものは180~250元)
ただ、デメリットもついでに言っておこう。
1)コンパクトなので、字が小さい
2)書き方が違う字しか載ってなく、書き方が同じ字は載ってない。
(ほかの本も同じ)
3)日本人の使用は想定外なので、日本語の漢字との比較が出来ない
(ほかの本も同じ)
「最新簡繁体対照手冊」陳氷著 徳威国際文化事業有限公司出版
ISBN 986-7307-35-6 定価80元(約280円)
サイズ115mm×150mm
簡体字→繁体字
繁体字→簡体字
中国語教室のお申込みは台湾人による中国語教室「T-Chinese」。