台湾ワン!(Taiwan One!)

台湾にまつわる様々な話、中国語教室の出来事、日々の生活...

宿泊の部屋のトラブル

2006年12月18日 | こう言うんだ!~リアルな中国語
◎状況:カギが開かない。ドアにある「yao4匙挿進後右転」の表示に従い、鍵を差し込んで右に回すがドアが開かない。たまたま廊下に掃除スタッフがいたので、どう開けたらいいかを訊ねる。
房客:阿{女夷}(yi2)、請問一下、這個門zen3 {ノム}開?
清潔人員:来、我幇{イ尓}。這個yao4匙挿(cha1)進去以後要往右転(zhuan3)...。
房客:我已経(yi3 jing1)試過(shi4 guo4)了、但是打不開。
清潔人員:{口屋}、因為它這個門比較緊(jin3)、イ尓要稍微(shao1 wei1)拉一下、像這様。這様就能打開了。
房客:{口屋}~、要拉一下{口屋}。好、那這様我知道了。謝謝{イ尓}{口阿}!

客:あの~、このドアはどう開けたらいいですか?
スタッフ:じゃ、わたしが。カギを差し込んで右に回して...。
客:さっきもやってみたんですが、開かないんです。
スタッフ:あ、このドアが少しきついので、引っ張ればいいですよ。こんな感じで、ドアが開きます。
客:ああ~、そうなんだ。はい、わかりました。どうもありがとう。


◎状況:部屋を換えたい。あなたは2ベッドの部屋を予約した。部屋に入って和室だとわかった。洋室のほうがいいあなたは、ホテル側に「2ベッドの部屋の洋室、もしあれば移りたい」と交渉をする。
櫃台:{イ尓}好!請問需要(xu1 yao4)什{ノム}幇助口馬?
房客:是這様的。{イ尓}們幇我安排(an1 pai2)的両張床的房間(fang2 jian1)是和式的。如果有洋式的房間、我想換(huan4)一下。不知道有没有?
櫃台:{口恩}~、小姐、很抱歉(bao4 qian4)。我們両張床的房間只有和式的。(和室のみ)
or 小姐、很抱歉。我們洋式的房間今天已経客満(ke4 man3)了。(満室)
or 好、那小姐、我們再幇{イ尓}安排到洋式的。請{イ尓}在這裏等一下。(洋室空室あり)

フロント:こんにちは。
客:実は、2ベッドの和室タイプの部屋をもらったんですが、洋室タイプがあれば、そちらに換わりたいですが。
フロント:え~、ごめんなさい。2ベッドの部屋は和室のみです。(or)ごめんなさい。洋室のほうは今日満室で。(or)はい。では洋室の部屋にご案内しますので、ここで少々お待ちを。


◎状況:ドライヤーの修理を依頼。バスルームのドライヤーが故障した。ただいまもう一人が入浴中。20分後に修理に来てほしい。(内線にて)
櫃台:{イ尓}好!這裏是櫃台(gui4 tai2)。
房客:我這裏是502房。是這様的、我們浴室(yu4 shi4)的吹風機(chui1 feng1 ji1)壊了、想請{イ尓}們上来修理(xiu1 li3)一下。但是我們現在有人在洗澡(xi3 zao3)、所以請{イ尓}們大概(da4 gai4)20分鐘以後再過来(guo4 lai2)。
櫃台:好的。那我大概20分鐘以後派(pai4)人上去幇{イ尓}們修理。

フロント:フロントでございます。
客:502室ですが、実はバスルームのドライヤーが壊れて、修理をお願いしたいですが、いまお風呂に入っている者がいるので、20分後に来てもらえますか?
フロント:かしこまりました。では20分後に修理にうかがいます。



中国語教室のお申込みは台湾人による中国語教室「T-Chinese」
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

有記茶行you3 ni4 cha2 hang2

2006年12月18日 | 台湾茶・お茶会のはなし
 以前台湾に出張したおりに、日本帰国を控えた前日に、有記茶行の「前」まで行ったことがあった。日曜日で、店休日だった。台湾の人なら常識のことだが、日曜日に閉まってるところは役所ぐらい。だから、今回はちゃんと営業時間を調べてから行った。

 店は昔ながらの2階立ての赤レンガ造りで、間から垂れ下がるグリーンがレンガの赤と良いコントラストできれい。メインストリートからこんなに近いところに、こんなに時間がゆっくり流れる場所があるんだと感じさせられる。

 店に入ると、教養ありげなお姉さんがお出迎え、「請喝茶!」といれたての文山包種茶をさしだしてくれた。開店してすぐか、お客さんは私たち以外に二人だった。そんな優雅な店内を、お姉さんが親切に案内してくれた。
 
 この100年以上(1890年創業)の老舗茶行のオーナーは、三代目の王連源(wang2 lian2 yuan2)さん。台湾茶の歴史やお茶の製造工程を、もっと一般の人に知ってもらうために、古い「精製茶厰」(お茶の精製工場)をギャラリーに改造し、いまの店の姿となった。

ここでの精製作業の流れ図


不純物、要らない茎を取り除く、地味で根気のいる作業中

 店の前半部分はお茶と茶器の売り場、試飲スペースになってて、モダンでありながらどこか落ち着ける良き古さを感じられる。後半部分は、いまでも稼働中の製茶工場。ここでは「荒茶」(山で初期加工したお茶)を焙煎・精製し出荷する作業。懐かしく古い作業場は、おどろくほど清潔だ。きっとお茶を美味しくする菌が住み着いてるなと想像してみた。お姉さんの説明だと、最近は見学者が増えたので、作業場を見学しやすいように改造した。でも焙煎に使う床を掘り下げた穴は100年前のままだそう。先日も時代劇(武侠劇wu3 xia2 ju4)の撮影に使われたとか。

お茶の焙煎に使う炭を起こす一連の作業


炭を最良の状態にするために、こんなにたくさんの道具が要る

 店の2階に上がると「清源堂qing1 yuan2 tang2」、お茶の関連活動や各種文化イベントの貸しスペースとなっている。「商業施設、たとえばカフェにすれば?」とすすめられることもあったそうだが、当初の目的である文化的機能にこだわっているそう。

 さてさて、1階の店内に戻って、茶器とお茶の値段をチェックしてみよう。飲杯と聞香杯は30元~(約100円)、電気ポットが1350元(約5000円弱)とかな~り良心的。品数こそそんなにないが、茶器のメッカ「鶯歌」にも劣らない手頃さ。お茶のほうは、ティーバッグが目にとまった。なんと100個入りで100元!(約350円。さすがのグリーニ・ティーもまけた!)外から高級そうな店構えをみると、「どうせこんなおしゃれな店だから、ものも高いでしょう!」と思うだろうが、それがいい意味で裏切られた。

売り場の一角

 とまあ、ゆったりとした時間を過ごさせてもらった。最後に店を出るときに、お姉さんに「ネットでは店休日が第2.4日曜日とあったり、日曜日とあったりするけど、どっちが本当なの?」と訊ねた。「本当は第2.4日曜だけど、覚えにくいから、お客様には日曜日と言ってる」ということでした。ご参考までに。

店情報:台北市重慶北路2段64巷26号
   (店の前が朝陽茶葉公園zhao1 yang2 cha2 ye4 gong1 yuan2)
    営業時間:09:00~20:30
    日本語:少しだけ通じる
    交通:MRT「中山站」or「双連站」。
     電話:02-2555-9164
    HP:有記茶行




中国語教室のお申込みは台湾人による中国語教室「T-Chinese」
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする