早期リタイア&移住生活

早期退職し信州へ移住しました。呑んで、走って、耕して、作って、野鳥を眺めて、自然を楽しむ日常を綴ります。

あいさつとハイタッチ

2018-06-22 | RUNNER
ジョギングをしている時に思うこと。すれ違う人に挨拶をするかどうか。
もちろん、早朝で人が少ないときは気持ち的に「おはようございます」と言いたくなるのですが、特に東京で昼間走っているときに挨拶をし始めると、きりがありません。というよりも、都会では相手も挨拶をしなれてないのか戸惑った顔をします。

個人的に、出会う人の数が一定よりも多くなる場合は挨拶をすると環境ではない、気がします。つまり、田舎で走るときは基本的に挨拶をします。相手も挨拶をされることに違和感を覚えません、というよりも挨拶するのが普通、という感じです。東京では人の少ない時間であれば大丈夫そうです。
何も気にせずに挨拶すりゃいいじゃん、と言われたらそれまでですが・・・。

ジョギングの挨拶と同様、ハイキングの時もすれ違う方と挨拶をします。以前、高校生の姪っ子と一緒にハイキングに行った際に我々が挨拶をして相手も挨拶を返してくるのを見て、最初は戸惑っていた姪も最後は率先して挨拶をするようになりました。高校生ぐらいって、ちょっとカッコつけたい年頃なので知らない大人に挨拶することは抵抗があるんじゃないかと思うのですが、これって、とてもいいことだなあ、とほんわかしました。

もう一つ、ランナーネタとして、マラソンでのハイタッチ。沿道で応援してくれる方々、特に子供たちがハイタッチをしてくれるのですが・・・これ、意外に疲れます。特に後半、自分のコースを少しずらして子供たちのテンションに合わせてハイタッチするのは結構ハードです。ということで、ハイタッチの手を出している子供たちを横目に走り抜けるランナーのこと、ちぇっと思わずに許してもらえると嬉しいです。

ジャイアンツカラーの電車が関西を走ると・・・

2018-06-21 | 時事ネタ
株主総会の季節がやってきました。働いていた頃は、各部署で株主総会の想定問答をつくっていたので、ある意味大イベントだったのですが、今はテレビで見るくらいしか触れることがなくなりました。

株主総会といえば、阪神阪急ホールディングスの株主からのコメントが報道されていました・・・「電車の色のオレンジが巨人をイメージさせる」と。どうでもいいやん、と思いましたが、阪神ファンとしては重大問題なのでしょうね。去年も同じコメントがあったとか。面白すぎ、さすが関西人、と思いました。別に笑いを取ろうとしたわけではないと思いますが、関西の方のセンスは常に「笑い」につながっているのではないかと。
そういえば、ある立食バーティでの自己紹介で関西のご夫婦が前に出られたとき、その小走りでの出方が夫婦漫才そのものでした。東京や山形のご夫婦が同じことをしても夫婦漫才に見えません。なんでしょうね、あの生まれつきのオーラ。

それはともかく、電車の色のオレンジの理由は、震災の後にできるだけ明るいイメージを、ということで始まったそうですが、それでも黄色と黒の縞模様の方がいいんでしょうね。そもそも、孫に聞かれて答えられなかったおじいちゃんからの質問だったようですが、この他にも何故阪神が勝てないのか、とか、高い外国人連れてきても勝てないんじゃ仕方がない、とか・・・他の球団の株主総会でもそんな質問してるんでしょうか。関西特有なのか、とても興味があります。今年の株主総会集中日は28日、またどこかで面白いコメントがあるでしょうか。

ところで、先ほどダウ平均の30銘柄からGEが外れるというニュースをみました。代わりに入るのはドラッグストア大手。栄枯盛衰、諸行無常を実感する一つの出来事ですが、阪神と阪急が合体している時代ですから驚くことはないです。巨人と阪神が合体したら大騒ぎかもしれません。ただ、大リーグの二軍になってしまったんじゃないかと危惧する日本のプロ野球、その頃にはセ・リーグとパ・リーグも合体しているかもしれません。

WHOがゲーム障害を新疾病として認定

2018-06-20 | 時事ネタ
先日、世界保健機関(WHO)がオンラインゲーム等のやりすぎで日常生活が困難になる「ゲーム障害」新疾病として認定する、というニュースが流れました。
●ゲームをする時間を自分でコントロールできない
●ゲーム以外の優先度が低くなる
●日常生活に支障があってもゲームを優先する
という状況が12か月以上続くのを「ゲーム障害」とするそうです。アルコール依存症みたいなものでしょうか。

「公式な疾患になることで、ゲーム障害は本人の意志が弱いからではなく、治療が必要な病気だと理解してもらえるようになって欲しい」という医療関係者もいますが、なんだかそれでいいのか?と思ってしまいます。取りようによってはゲームにはまり込んで引きこもっている人を、病気なのよね、と正当化?してしまうようにも見えます。
ただ、予防対策や適切な治療に向けた取り組みが行われる、ということなので、前向きにとらえるべきなのでしょうが、何かおかしな時代になって来たんじゃないでしょうか。気づいたら「ギャンブル障害」というのもあるんですね。

ちなみに、これ保険診療でやるのでしょうか。ただでさえ高齢化社会で医療費がかさんできている日本、インベーダーゲームの時代から(古い・・)iモードを経て、スマホの時代に入り、ゲーマーも格段に多いであろう日本。このニュースを見て、こんな現代病がどんどん追加されたら、保険料は益々高くなるのではないか、ということが大いに気になります。


↑ 世の中どうなってんだかわかんな~い、の図

桜桃忌

2018-06-19 | どうでもいい話
6月19日は桜桃忌、太宰治の遺体が発見された日、です。玉川上水に入水自殺をしたのは6月13日ですが、遺体が発見された日=太宰の誕生日であったため、19日が太宰を忍ぶ日となったそうです。死んだその日が誕生日🎵って歌を思い出す私の思考回路は軽すぎでしょうか?

東京の家の近所の禅林寺に太宰のお墓があるというのに、これまで行く機会がなく、昨年初めて桜桃忌にお墓参りをしました。午後からは読経もあり、混雑するくらい太宰ファンが押し寄せるらしいのですが、朝は大学生と思しき男女と私だけ、という静かなものでした。ただ、去年のその日は梅雨の晴れ間で蒸し暑く、そのまったりしたイメージ=桜桃忌と体が認識してしまったので、この信州の高原の朝を過ごしていると桜桃忌を思い出さずに6月が過ぎてしまいそうです。

ちなみに、禅林寺にはもともと鴎外の墓があって、鴎外を尊敬していた太宰の希望で、鴎外の向かい側に太宰の墓が建立されたのだそうです。
「この寺の裏には、森鴎外の墓がある。どういうわけで、鴎外の墓がこんな東京府下の三鷹町にあるのか、私にはわからない。けれども、ここの墓所は清潔で、鴎外の文章の片影がある。私の汚い骨も、こんな小綺麗な墓地の片隅に埋められたら、死後の救いがあるかも知れないと、ひそかに甘い空想をした日も無いではなかったが、今はもう、気持ちが畏縮してしまって、そんな空想など雲散霧消した」(『花吹雪』・三鷹市のホームページより)

お墓と言えば、時々ジョギングで行く多磨霊園には有名人が多く眠っています。有島武郎、江戸川乱歩、北原白秋、長谷川町子、堀辰雄などなど、なんとなく作家が多い気がします。と思ったら、東郷平八郎もいました。堀辰雄なんかは個人的には信濃追分に眠っていてほしかったです。いずれにせよ、興味があって行ってみようと思う方、ただやみくもに走っていても見つからないので、ホームページでアップされている情報を入手して行くことをお薦めします。もちろん、霊園ですのでお墓の前では手を合わせましょう。。。

太宰に話を戻すと、三鷹っぽいお土産として売っている「太宰人形焼」。想いにふける太宰のポーズ型です。個別包装されていないので、職場で配るのはちょっと不便ですが、お宅訪問向けのお土産には面白いかもしれません。


蒸し暑さを感じるようになるこの日は、年に一度、思い出したように太宰作品に触れてみようかと思う日ですが、同じ日が大学時代の友人の命日でもあり、少し寂しさを感じる日でもあります。そして、その寂しい気持ちが太宰の雰囲気に合致してしまうのは太宰のかもし出す「幸薄さ」故、でしょうか。

キジの来訪

2018-06-18 | 野鳥・生き物
信州に住んで驚いたこと。住宅地の近くにキジが住んでいます。そう、あの桃太郎のきびだんごをもらったキジさんです。
実は、信州でなくてもキジは割と人間の近くに棲息しているようですが、少なくとも自分がこれまで住んだことのある地域、東京はもちろんですが、九州でも見かけませんでした。

ここに住み始めてしばらくした頃、家の前の道を鮮やかな羽の鳥が歩いています・・・今でこそ驚きませんが、最初はなんだ?クジャクか?!と(大げさ?)ビックリしてしまいました。ただ、信州の人にとっては普通のことで、だんだんケンケーンと鳴くのがうるさくなるよ、と言われてしまいました。確かに、朝からコケコッコーの代わりに聞こえるのが、少し喉を痛めたように鳴くケンケーンという声。何故か、どのキジもクリアなケンケーンではなくて、少しかすれたケンケーンなのが面白いです。

そのキジ、時々庭にもやってくるのですが、大体、通ったことに何の理由もなさそうです。しかし、先日、2日続けてやってきました。どうも目的があったようです。その時は友人が車で遊びに来ていて、大型の車を駐車していました。よくよく見るとその車のお尻のライトの「赤」が大きい。キジは縄張り争いのために赤いものを攻撃する性質があるのだそうで、その車の赤色に反応していたのではないかと思います。実は、友人が帰った翌日にもキジがやってきたのですが、既にその車はなかったので安心したのか、その日以来、来なくなってしまいました。ちょっと残念。

まあ、声は毎日聞いているのですが、忘れた頃に庭を横切っていくのをちょっと楽しんでいます。