大阪水曜ほっと集談会一世です。
昨夜久しぶりに従弟と話をした。
お互いに還暦を前にして、孫ができる年齢になった。
その時ふと花火大会のことを思い出した。
地方出身の私は、夏休みは山や川しか遊び場もなく退屈の塊であった。
時間が無限大にあると感じられた時代はもう永遠に帰ってこない。
子どもの頃伯父が、大阪のPLの花火大会に連れて行ってくれたことがある。
伯父は30年ほど前に他界したが想い出はいつまでも残る。
もしとらわれが、すっかりなくなったとしたら、同時にその人自身の特長も失われてしまうかもしれない。
とはいえ機が熟すと、心境の変化もおこりえる。
それが人間性の事実である。
「そのままのあなたですべてよし」P118より
過去に対する見方、心境の変化は、最近私にも確実に訪づれていると感じる。
それは一言で言えば、ひとりで生きて来たのではなく、常に誰かの愛情につつまれていたという想いである。
8月10日はその伯父の命日である。
2021・8・4 一世