大阪水曜ほっと集談会一世です。
先日NHKの「逆転人生」という番組を観ました。
昨夜からスタートした東京2020・パラリンピックの車いすラグビーの女性選手が主役でした。
2019年ラグビーワールドカップで、ラグビーのすばらしさを知った私です。
車いすラグビーは更にハードで面白い競技だと番組を観て思いました。
さて、最後まで逆転することもなく潜伏期間40年、普通のサラリーマン生活を終えようとしている私です。
ほっといてくれ!
番組の中の車いすラグビーのルールを見てびっくりしました。
コート内4選手のポイントの合計は8.0以内というルールにより、一度にコートに入れる「ハイポインター」と呼ばれる得点ゲッターは必然的に2人までとなります。
このハイポインターが動きやすいように、身を挺して献身的な守備で道を作るのが、障がいの重い「ローポインター」と呼ばれる選手です。
実はこのローポインターが勝敗のカギを握っているのです。
メンバーに女性が加わるとポイントが加算されローポインターの追加参加が認められます。
厳格なルールで平等性を保つことによりパワーではなく頭を使った戦略的な動きが求められます。
日本人に有利なスポーツという印象です。
トランポリンの事故により車いす生活を余儀なくされた女性選手の輝くような笑顔がいつまでも心に残りました。
和顔施という言葉が脳裏に浮かびました。
現実がどれほど辛く過酷であったしても、私から笑顔まで奪うことはできません。
私なりにそのようなメッセージを受け取りました。
最近職場でも、プライべートでもどこに行っても頻繁に笑う私です。
毎日楽しいことばかりではありませんが、何かそこに面白い笑える要素を見つけるのです。
その感性は、森田人間学の学びから会得したと思います。
森田先生は、こう言われています。
何でもただ現実を見つめさえすればよい。
眼を閉じて、空想をし、机上論を弄して、事実を無視するのが一番いけないのであります。
笑顔が幸せを連れて来る。
最近本気でそう思っている私です。
2021・8・25 一世