大阪水曜ほっと集談会一世です。
昨日大好きなコメダ珈琲店で、アイス豆乳オーレを飲んでいました。
出勤前のひと時をこの場所で過ごすことが最近の日課です。
その時のことです。
ふと自分の行動に愕然としてしまいました。
おしぼりで、顔を拭いているのです。
ガーン!
絶句!
10代の頃このようなオヤジが一番嫌いでした。
こんな人間には、絶対になりたくないと妙に潔癖でした。
あれから40年、キッチリその嫌なオヤジになっているのが衝撃でした。
しかも、最高に気持ちが良いのです。
更に私は、40歳まで見た目が苦手で納豆が食べられませんでした。
生涯食べる事はないと思いました。
ある団体旅行の旅館での朝食で皆さんが美味しそうに食べているのを見て食べてみました。
今では納豆が大好きです。
そういえば、許せない事が年々少なくなっています。
これを成長とみるのか妥協なのかわかりません。
しかしながら、周りも自分も傷つけることは、減ったようです。
良い悪いではないのです。
人間とはそのようなものであると思うのです。
トリックスターという言葉があります。
神話や民間伝承に現れるいたずら者を意味するそうです。
秩序の破壊者でありながら一方で創造者であり、善と悪など矛盾した性格の持ち主です。
対立した二項間の仲介・媒介者の役割を果たすと記されています。
ふだんは毒にも薬にもならないが、危機の時確実に存在感をを放つ道化師のような存在でしょうか?
私は、自分の心の中にこのトリックスターが住み付いていると感じます。
最近社会でも発見会でも、トリックスターが必要ではないかと感じる一世です。
2021・8・8 一世