「大阪水曜ほっと集談会」公式ブログ

12月17日(火)20時~・12月18日14時~(ZOOM)にてリモート集談会&忘年会を開催します

捨てることによる自由

2021年11月27日 07時40分24秒 | コラム 

大阪水曜ほっと集談会一世です。

先日スマホの機種変更をしました。

なぜこんなに高額なのか?

おまけに機能がわからない。

便利さと引き換えに不自由を手に入れた感じがしています。

最近、地位も名誉もお金も捨てたいと思っている一世です。

初めから全部無いやろ!

失礼しました。

本当に捨てたいものは、人に良く思われたいという感情です。

神経質性格は、世間的に真面目と評されることが多いですね。

私自身は、真面目というより関西風に申しますと単なる「ええかっこしい」ですね。

いわゆる体裁を取り繕う傾向が強い。

常に相手がどう思うかを勝手に先取りし、求められてもいないのに損な役割りを引き受け、自己満足に陥っていた私です。

結果としてそのような抑圧が積もりに積もって、どうしようもない鬱的感情に支配されてきたと感じています。

世間で言われる良い人とはつまるところ、自分たちにとって都合の良い人のことではないでしょうか!

日本人に多いとされる※メランコリー親和型と呼ばれる気質は、確かに美徳といえるかもしれません。

※秩序やルールに忠実であり、非常に献身的であり、頼まれると嫌と言えない、真面目、仕事熱心である、責任感が強いなどの特徴がある。

しかし本当の感情に蓋をしているうちに、生き生きとした感覚が失われ、心が乾いていくのを感じます。

以前にも投稿しましたが、あらためて詩人茨木のり子氏の「自分の感受性くらい」の一節を読み返したいと思います。

自分の感受性ぐらい

自分で守れ

ばかものよ


2021・11・27 一世

※参照 茨木のり子氏著詩集より「自分の感受性くらい」


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