大阪水曜ほっと集談会一世です。
急性胃腸炎が流行しているようです。
孫や80代の両親、家族がほぼ全員罹りました.
皆様もどうぞお気を付けください。
昨日瀬戸内 寂聴さんのことを投稿しましたが、あらためて人が生きるということの意味を考えています。
無知の哀しさで、寂聴さんから学ぶまで「若き日に薔薇を摘め」という言葉を知りませんでした。
イギリスの詩人「ロバート・ヘリック」氏の作品が出典とも言われていますが、おそらく寂聴さんなりの深い解釈がこの言葉をさらに魅力的にしていると感じます。
今、対人恐怖や視線恐怖などで苦しんでいる集談会の若い仲間にも是非知ってほしいですね。
本当に、寂聴さんから学ぶことが多いです。
森田人間学で言われる人のために尽くすや、今を生きるなど寂聴さん自身の生き方があるがままだと思います。
以下瀬戸内寂聴さんの言葉より
「若き日にバラを摘め」という言葉を若い皆さんに贈ります。
美しいバラを摘むと棘で血が出ますが、若いうちは舐めておけば治ります。
傷つくことを恐れず、何でも試してみてください。
いつも弱者や心が傷ついた人間に寄り添い、包み込むようなあたたかさは、一体どこから生まれてくるのでしょうか?
寂聴さん自身が最も深く心傷つきながら、自分に対して誠実に生きようとされたのだと思う一世です。
2021・11・12 一世
※出典[ロバート・ヘリック]
(イギリスの詩人、教会聖職者、1591~1674)
『時のある間に花を摘め』
※出典 瀬戸内 寂聴氏 ・今日を生きる言葉より