大阪水曜ほっと集談会一世です。
コロナ隔離生活5日目、未だに嗅覚だけが元に戻りません。
この引きこもりのような日々もあと2日間です。
引きこもりと違うのは期限が決まっている事です。
これがいつまでも続くとしたら耐えられるでしょうか?
答えはノーです。
気がつくと小さな窓から外の景色を見ている私です。
通学する小学生の列、行き交う車、舞い散る粉雪を見ながら、ふとこのようなシーンを以前どこかで体験したような気がしたのです。
すると時間がどんどん巻き戻されて45年前の心の隔離生活の日々へタイムスリップ。
筒状のトンネルの中から読書恐怖に苦しむ学生服姿の私が突然現れるのです。
誤魔化す何の術もない10代の日々!
YouTubeで気分を紛らすことも出来ない。
ZOOMで会話が出来るわけでもない。
アルコールもない。
スマホも当然LINEでメッセージが届くこともない。
究極の絶対的な無二の孤独、孤独、孤独!
心のとらわれという隔離には、期限がない。
ところでなぜ、私はあのような自縄自縛の地獄のような日々を抜け出すことができたのか?
やはりそこには、何らかの神経質の気質が働いたとしか思えません。
最後まで自分を諦めきれない何か!
それを生の欲望と呼ぶのか、何と呼ぶのか未だにわからない一世です。
2022・12.25 一世