「大阪水曜ほっと集談会」公式ブログ

1月15日(水)14時~・1月21日(火)20時~(ZOOM)にてリモート集談会&新年会を開催します

逃げてもよい!私の49:51の法則

2022年10月21日 06時53分26秒 | コラム 


大阪水曜ほっと集談会一世です。

49:51の法則について書きたい。

念の為森田の新法則が出たわけではない。

これは森田の感情の法則とは全く関係ない。(笑)

私が勝手に考えた法則である。

私は基本、嫌なことやできないことから逃げることは必要であると思う。

特にブラック校則やブラック企業からは、真面目な神経質者は距離を置いてほしい。

森田先生はこう述べておられる。

「逃げようとする」か「踏みとどまる」かが、 治ると治らぬとの境である。

私はこう解釈している。

まったく逃げてはいけないとなると不可能を可能にする努力である。

100%逃げると神経質のよさを発揮することなく酔生夢死に終わる。

100%の内49%は逃げても良いが51%で踏みとどまる。

このわずか2%の差が、とらわれ地獄に陥るか立ち直るかの境界線のような気がしている私です。

適度に逃げよう!

少し遅れても良いので、とりあえず学校や仕事にいく。

嫌々、発言もしなくても良いので、とりあえず会議に出る。

ああ、こうしてまったく出世もしなかったが、定年後の今も現役で若い人たちと働かせていただいている一世です。

人生は永い、若い皆さんどうぞご無理をなさらずに!



2022.10.21 テキトー男の一世

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ハラハラ、ドキドキ、クヨクヨ生きる!

2022年10月19日 10時03分47秒 | コラム 



大阪水曜ほっと集談会一世です。

ハラハラ、ドキドキ、クヨクヨ、私の思いとは裏腹に今年もまた紅葉の時期がやってきました。

昨夜は、大阪水曜ほっと夜間懇親会でした。

開催前はプレッシャーで休みたいと思うことも多々あります。

しかし今回も全国から参加いただき、心が通じ合う皆さんからエネルギーをいただきました。

12月のリアル忘年会についても、共感いただきうれしかったです。

ありがたいことです。

本日は大阪水曜ほっとオンライン集談会です。

どんな出会いがあるのかとても楽しみです。

さてここのところ原因がわからないが疲れが取れない、痛みや倦怠感に襲われる日々でした。

大きな病が潜んでいるかもしれないが、すべてを調べ尽くすことはできない。

そんな時は極力どうしようもないこと、コントロールできないことに心と体をつかわないようにしています。

今できる事例えば、洗濯やウオーキングをしたりブログの下書きをしたり、筋トレをしたりしています。

人間関係においても嫌な相手とは最低限の挨拶で済ます。

でも仕事上必要なことは、メールやメモで感情を交えずに伝えるとか、間に人間を介してその人から伝えてもらうとか工夫をしています。

森田博士は、私の言う神経質の苦痛は、実際のものでなく、私のいわゆる精神交互作用によって、自ら増悪させた観念性の苦痛であると述べられています。

とらわれると実際の苦痛か、観念性の苦痛かわからないことも多いのですが、過剰にお酒を飲んだり友人に必要以上に電話やメールをしたりして気休めの行動をとることは極力避けています。

森田先生が言われるように不安を増悪させるからです。

ハラハラ、ドキドキ、クヨクヨして生きる。

生活習慣病や抑鬱体質を持ちながら仕方なく日々を生きる。

今までもこれからも、それしか私にはないのです。

死ぬまで不安常住で生きることを選択した一世です。



2022.10.19 一世







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心が壊れていく子ども達や若者に何ができるのか!

2022年10月18日 09時44分18秒 | コラム 


大阪水曜ほっと集談会一世です。

中学生の女の子の自殺ほう助の記事に心が痛い私です。

改めてSNSの便利さと危うさを感じています。

私も10代で発見会に入会しましたが、これがもしSNSでの奇妙なマッチングやカルトであったなら、今頃どうなっていたのかと思うとぞっとしています。

かねてより私は、育児放棄や貧困により居場所をなくした子供たちへの子ども食堂の活動に関心がありました。

12月からその活動に参加するつもりです。

まずは、温かい食事そして安全な場所を提供する。

そして行政やNPOとの開かれた情報共有、出来れば森田療法を活かしたサポートなどを模索しています。

正義感やボランティア精神などとは程遠く、かつて仕事ばかりで企業の利益追求に加担して、育児に真剣に向き合ってこなかった負い目が理由です。

先日NHKの番組で、適応障害やパニック、鬱など様々な心の病に苦しんだ若者が、その思いを自作の歌や絵画などアートとして個展やコンサートを通じて表現している様子を報じていました。

これをリカバリーストーリーと呼ぶそうです。

すばらしい試みだと思います。

また、10代から20代の若い女性の心の叫びを受け止めるNPO法人BONDプロジェクトについても紹介されていました。

行政への連絡先も併記されており連携も感じました。

生活の発見会だけが、メンタルヘルスのNPOではない。

最近発見誌でも、HSPのことが取り上げられたり変化は感じますが、まだまだ我が道を行く感が否めません。

私が関心があるのは、その人が立ち直った成功体験ではない。

本当に苦しいときに何を考え、森田をどう自分に内包し深めたのかというプロセスである。

若者に寄り添うのであれば、成功体験や過剰な経験やスキルを出来るだけ排除して、10代の不安定なさなぎのような自分に戻りたい。

若者とは、若者という別の人種ではない。

それはかつての私自身であり、あなたではないか?

還暦になっても克服など出来ていない混沌とした私の中のインナーチャイルドを通して会話をしたい。

季節性プチ鬱の反動から、つらつらと思いを書き過ぎた一世です。


2022.10.18 一世


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自分への大きすぎる期待と思想の矛盾!

2022年10月17日 14時48分49秒 | コラム 


大阪水曜ほっと集談会一世です。

今日は久しぶりに何も予定がありません。

朝から買い物に出かけて、食べたいと思っていたおでんを作りました。

5連勤の後のようやくの休みでいつものようにぼやっとYouTubeをみているとブログを書くのが午後になってしまいました。

定年後も基本週5日間勤務で、一ヶ月で最低4回はオンラインで発見会活動をやり、他にも毎月1回は他の定例会の活動をしている私です。

何も予定がないことが最高にうれしいです。

さてもはや思春期ではない、思秋期を生きている私です。

何となく生きているのがしんどいと思う日がありますね。

職場の人間関係の些細なトラブルであったり、家族の何気ない一言であったり、特に何の理由も見当たらない事もあります。

いつも元気で颯爽としてキラキラしているのが本来の人生であるとすれば、そうでない自分をついつい否定したくなりますね。

又吉直樹氏42歳、芸人としての成功だけでなく日本文学界の登竜門である芥川賞も受賞されています。

風貌も個性的で、私の好きな芸人さんのひとりです。

学生時代は、サッカーでインターハイに出場されるなど多彩な才能の持ち主です。

そのような彼でも芸人として売れずに自分の才能を疑い、ただただキッチンの排水溝を見つめ続けたような時期があったと告白されています。

YouTubeで大学の卒業生に向けた「バッドエンドはない、僕たちは途中だ」というスピーチが公開されています。

その中に自分に課しているもの、期待が大きすぎて、常にこうあるべきであるという思いが強すぎると挫折しやすい。

過剰に自分にも他人にも期待しないという意味でしょうか。

そういう時は一度自分が思い描いているビジョンを疑ってみることの大切さを説かれています。

現実と未来図に大きな差があるのですね。

これは森田博士の思想の矛盾の話と同じですね。

更に嫌な事とか、しんどい夜が続くときは、次に良いことが来ることへの前振りではないかと考えるようにしてきたと言われています。

とても学びになりました。

やはり自己実現をしたり個性的に生きている人たちはジャンルを問わず、森田の教えに通じるものがあります。

そこに森田療法の持つ時代や世代を超えた普遍性を感じる一世です。



2022.10.17 一世

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アンチエイジングと暴走老人!

2022年10月16日 08時26分19秒 | コラム 


大阪水曜ほっと集談会一世です。

森田をたとえ100年学んでも、怒りの感情は完全に克服できないと感じています。

ただ、ただ怒りの感情を持ちやすい心の事実を認める以外にない私です。

先日職場で、些細な事であるが、若い社員と仕事の連携でトラブルがありました。

普段は自己抑制が働きギリギリまで我慢するが、境界線を越えると神経質がはがれる。

森田博士の感情の法則もぶっ飛ぶくらい喚き散らした。

同じ職場の同僚に、「思ったことの半分も言えなかった」と言うとどこがやねん、とことん言いすぎやろと言われた。(笑)

良かったとも思わないが、悪かったとも思わない。

あらためて自分は、許せないことが多い人間であると理解できた。

最近些細な事で切れる暴走老人という言葉をよく聞く。

精神科医の和田秀樹氏によりますと「老化すると感情をコントロールする前頭葉の機能が低下し、感情の切り替えがうまくできなくなるそうである。

まだまだ若いと勝手に思うのは自由ですが、アンチエイジングが最近しんどいと思う私です。

アンチエイジング(anti-aging)とは「抗加齢」を意味する言葉です。

 いつまでも若々しい心と体を維持したい、実際の年齢よりも若く見せたい(見られたい)、出来るだけ長生きしたい、という欲望は、老若男女すべてに共通しているといえます 。

しかしこれが過剰に働くと暴走老人につながる気がします。

老いを受け入れる。

老いに対してもあるがままと言いたいところですが、時々キレる一世です。



2022.10.16 一世


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