鎌倉駅から歩いて3分のところにある大巧寺、境内には夏の暑さにも負けず、さまざまな花が訪れる人を待っています。
本堂前の蓮の花が一輪、開き始めていました。
参道にはオミナエシの黄色の花が咲いていましたが、9月になるとここには赤と白のヒガンバナがバトンタッチします。
水田や浅い沼、湿地などに生える多年草です。
右の黄色い花は「タヌキモ(狸藻)」(もしかするとイヌタヌキモかもしれませんが)
池や沼などに生え、水中のミジンコなどを食べる食虫植物です。
画像では左のオモダカと同じ大きさに見えますが、オモダカより少し小さめで、1.2~1.5㎜程度です。
タヌキモの隣の水鉢で咲いていた更に小さなピンク色の花、名札がなかったので名前がわかりません。
中心が黄色で外側に向かって白~淡いピンク色の愛らしい花です。
名前は「チシオタンポポ(血潮蒲公英)」、なんだか怖いような名ですが、花は可愛いですし、淡い赤紫色の斑が入った葉も綺麗です。
黄色の花の中心の暗赤色の風車模様が印象的です。
一日花で朝開き、夕方には閉じてしまいますが、次々と花を咲かせます。
境内には3本ほどあり、夏の陽を浴びて、元気いっぱいに咲いています。
駐車場側の水鉢で咲いていた蓮の花、品種名はわかりませんが、花弁の縁がほんのり紅色、楚々とした美人です。
( 2012年7月29日撮影 鎌倉・大巧寺 )
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