Sometime Somewhere

気ままに撮った花々を、気ままにアップしています。
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ヤマアジサイ 【 鎌倉・光則寺 】

2013-06-11 07:09:13 | 鎌倉・ヤマアジサイ

昨日の続きです。
Img_6914blog_2 Img_7018blog 左は「城辺テマリ(じょうへんてまり)」です。
半テマリ咲きですので、テマリ咲きに比べ密度は低いですが、風に揺れる風情はなかなかのもの。
装飾花はブルーがかったピンクで、不思議な色合いに足を止め暫し眺めている方も、、、
右の爽やかで透明感のある青紫の装飾花のは「蔦姫(つたひめ)」です。
名札には産地が記入されていないので詳細は不明です。

Img_7030blog Img_7115blog 左は「村娘(むらっこ)」

濃い青の両性花のボリュームが結構あり、その周りを囲む白の装飾花との姿が可愛らしい品種です。


右の華やかな品種は「木沢の光(きざわのひかり) 別名:乙女の舞」です。
産地は徳島で、蛇紋岩地帯に自生をするそうです。
細いヘラ状の花弁で星型の八重咲きの花姿に「これもヤマアジサイ??」と立ち止まる人が多く見られました。
花色は最初は淡いブルーで咲き進むにつれオレンジ系のピンクになっていきます。
とても華やかさのある品種で、毎年の楽しみになっています。

Img_7120blogImg_7216blog 「清澄沢(きよすみさわ)」
千葉県清澄山が産地です。
本堂前の海棠の木の前にたくさん並べられています。
他の品種に比べ、草丈、花ともに大型です。
純白の両性花の周りを飾っている装飾花は白に赤の縁取りがあり、清楚でもあり、また華やかでもあります。
クレナイに同じく、光則寺のヤマアジサイの代表格的存在です。

Img_7127blog Img_7160blog 左は、宮沢賢治の「雨にも負けず…」の碑の前に置かれている「深山八重紫(みやまやえむらさき)」です。
八重のガク咲きで、装飾花は青紫で先が少し尖っています。
葉は広く大きく、ヤマアジサイと言うよりもエゾアジサイに近い印象です。エゾアジサイという説もあるそうです。

右は、薄桃色が優しい色合いの「伊予小町(いよこまち)」
葉は細く、触るとビロードのような感触です。枝の赤いことも特徴のひとつです。
昨年はせっかく蕾を形よくつけた枝を、心無い人によってハサミで切り持ち去られた株ですが、今年も花をつけてくれました。

境内にはヤマアジサイの他にも様々な花が咲いています。
その中から一部ですがご紹介します。
Img_7046blog_2 Img_7055blog_2 「キンシバイ」と「ビヨウヤナギ」、境内のあちらこちらで咲いています。






Img_7204blog_2 Img_7212blog_2 池の周りにもたくさんの地植えのアジサイたち。
ヤマアジサイが終わる頃にちょうど見頃を迎えます。





Img_7225blog 山門前の枝垂れ桜の脇に植えられているアジサイ、少し剪定をしたので、一時のボリュームはありませんが、光則寺の定番の撮影ポイントです。






( 撮影日:2013年6月9日 )

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