7/23(日)から2泊3日で長野県小谷村・栂池高原に行ってきました。
往復のバスとホテルだけが決まっているフリープランのツアーでしたので、
栂池自然園と八方尾根に咲く花を思いっきり撮ることができるかと…
1日目は栂池高原に着いたのが16時過ぎ、雨が降っていましたが、
傘をさして塩の道を1時間程度散策♪
残念なことに2日目3日目とも雨になってしまい、八方尾根行きは断念しましたが、
標高1900メートルの栂池自然園で2日間、高山の花たちを楽しんできました。
2日間で撮った画像は1600枚ほど、まだ整理がついていないので、
とりあえず今日は自然園の様子をご紹介したいと思います。
栂池高原駅から栂池ゴンドラリフトに乘り25分で栂の森駅に到着
そこから栂池ロープウェイ乗り場まで5分程度歩きます
途中にはタマガワホトトギス(まだ蕾でしたが)やオニシモツケ、
ミズバショウ(もう花は終わり葉だけでした)などいろいろな植物が生えていて、
なかなか乗り場まで進めませんでした(^^ゞ
栂池ロープゥエイに乘り5分で自然園駅に到着
栂池高原・標高839メートルから標高1829メートルの自然園駅、1000メートルも上がったことになります。
自然園駅から400メートル舗装された坂道を上ると栂池自然園入口が見えてきます。
正面に見える山は、たぶん小蓮華山(2766メートル)、雪がわずかに残っています。
木道脇にはウラジロナナカマドの白い花が咲いていました。
今回、是非見たいと思っていた花のひとつ、キヌガサソウ(衣笠草)
木道脇の群落に大感動。。
雨が降っていましたので、傘を差しながらの撮影でした。
風穴の岩の間の残雪で天然のクーラー効果、、、
きれいな空気に感動!!ちょっと寒かったですけど
風穴の岩の上にミツバオウレンの白い小さな花が咲いていました。
見たいと思っていた花のふたつめ、エンレイソウ(延齢草)
大きな葉の中心から褐紫色の外花被片が一つ伸びています
ちょうど花の時期だったのか、木道脇のいろんな所でキヌガサソウを見ることができました。
キヌガサソウが終わると、手前に生えているコバイケイソウが白い花を付けるはず♪♪
たぶん真ん中に見えるのが白馬岳(2932メートル)
霧に隠れているのが杓子岳ではないかと思います。
(違っていたらごめんなさい)
ワタスゲ湿原ではニッコウキスゲも咲き始めていました。
冷たい雪解け水が流れる楠川
キヌガサソウ、花弁の縁が淡紫色のがありました。
倒木の窪みにも生えているマイヅルソウ
小さな小さな花ですが、逞しい生命力を感じました。
浮島湿原から展望湿原へ向かう途中、自然園全景を見渡せるポイントから一枚
ほぼ中央に見えるのは、栂池ヒュッテ記念館の赤い屋根です。
( 撮影日:2017年7月24日 )