( ↑ 雌花 )
( ↑ 雄花 )
フッキソウ(富貴草) ツゲ科
鎌倉の寺社には必ずと言っていいほど植えられている花です
茎の先に長さ3~5センチの穂状花序をつけます
雄花は上部、雌花は穂の根元につくドナルドダックの唇のような面白い形で、
見つけると必ず雌花を探してしまいます
秋になると白い実をつけますが、それもまた探すのが楽しみです(^^♪
センボンヤリ(千本槍) キク科
秋に何本もの花茎を30~60センチに伸ばし花を付けず、
褐色の冠毛のある実を結ぶことから千本槍の名がついたそうです
春は10センチほどの茎の先に、裏が紫色を帯びた白い花をつけます
デジカメを始める前、野草の会で神奈川県泰野市弘法山(たしか…)に行った際
引率の先生に「ここでは珍しいキク科のセンボンヤリという花があります」と教えていただき、
その時は見つけることができずに花の名前だけが記憶の中…
その後見ることができずにいましたが、
舞岡公園で数年前に出会えて以来、毎年の楽しみになっています
スズメノヤリ(雀の槍) イグサ科
別名:スズメノヒエ
頭花が大名行列の毛槍に似て、また、小さいことから付いた名
身近な所で普通に生えていますが、花をじっくり見ることはあまりないかも知れません
茎の先にたくさんの花が集まって丸い花序を作ります
肉眼では小さな花の様子はわかりにくいですが、
雄しべ・雌しべが揃っていて渋い花姿です♪
シュンラン(春蘭) ラン科
落葉樹林内などに生える多年草
色は淡黄緑色で地味な印象ですが、ちゃんと蘭の花姿
民家の庭などでも地植えや鉢植えなどで植えてあるのを見かけます
ウラシマソウ(浦島草) サトイモ科
林下などに生える多年草
糸状に伸びた付属体を浦島太郎の釣り糸に見立てた名で、
同じ仲間のテンナンショウなどとはすぐ見分けがつきます
4月に入ると自宅近くの市民の森や公園などでも普通にぽこぽこ生えていますが、
意外に気付いてもらえない花です
( 撮影日:2020年4月5日 )