Sometime Somewhere

気ままに撮った花々を、気ままにアップしています。
お越しくださった際、足跡を残してくださるとうれしいです。

甘茶、小甘茶、八重咲き甘茶、白甘茶、赤倉甘茶

2012-06-14 22:47:01 | 鎌倉・ヤマアジサイ

また週末に雨、それも強い降りの予報です。

終盤に入ったヤマアジサイが傷まなければいいのですが…

                ****************************************************************

先週末、雨の中で撮ったヤマアジサイをご紹介します。

少しでもシャッタースピードを上げるために露出をかなりアンダーにして撮影をしたため、ちょっと暗めで見難いのですが、ご容赦ください。

                                                        

Img_1860blog このコーナーには甘茶系のヤマアジサイが並べられています。

                                           

Img_1870blog 「甘茶(あまちゃ)」

華やかさはありませんが、かわいい品種です。

ヤマアジサイの変種で、葉に甘味のあるのが特徴です。

咲き始めの装飾花は白ですが、咲き進むにつれ赤く変わっていきます。(土の成分によっては白→青に変化をします)

                                                       

Img_1875blog 「小甘茶(こあまちゃ)」   別名:姫甘茶

甘茶に似ていますが、両性花全体が甘茶より大きいように感じます。

装飾花は白→赤紫、両性花は青、

葉柄が真紅なのが特徴ですが、葉も紅くなっています(葉の赤みは陽にあたったための葉焼けかも知れません)

                                                        

Img_1847blog_2 「八重咲き甘茶」

大甘茶(おおあまちゃ)の八重咲き種です。装飾花のガク片が渦巻き状についているのが可愛いです。

3_img_6757list 右の画像は2009年の「大甘茶」です。

雰囲気は八重咲き甘茶に似ていないように思うのですが…

                                                                                                

Img_1843blog 「白甘茶(しろあまちゃ)」

他の甘茶は装飾花のガク片が丸いのに対し、四角っぽいのが特徴です。

装飾花は白、両性花は青です。

陽にあたったために葉が焼けてしまったとの光則寺さんのお話しなのですが、表面に銀色を引いたような絶妙な色の葉っぱは、私のお気に入りです。

                                                       

Img_1857blog 「赤倉甘茶(あかくらあまちゃ)」

ガク片が丸く、重なっています。

両性花は他の甘茶と同じ青です。装飾花は縁に近づくにつれわずかに紫を帯びた青で、綺麗です。

                                     

                                                       

( 2012年6月9日撮影  鎌倉・光則寺 )

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ヤマアジサイ咲く鎌倉・光則寺

2012-06-11 23:16:54 | 鎌倉・ヤマアジサイ

6/9、雨の中のヤマアジサイを撮ってきました。

降り続く雨の中、傘を差しながらの撮影はカメラをしっかりホールドできないこともあり、手ぶれとの戦い。

それでも、雨に濡れたヤマアジサイたちを楽しむことができました。

今日はそんな境内の様子をご覧頂こうと思います。

1_img_4331blog 18_img_4324blog

山門を入るとまず目に入る「クレナイ」の紅色の装飾花。

通路の両側に並べられています。

                    

                                                       

                                                        

Img_4288blog Img_4369blog 本堂前の海棠(かいどう)の前には「清澄(きよすみ)」が並べられ、装飾花が開き、覆輪の赤色が目立ってきました。

                  

                  

                                                        

Img_4293blog_4 Img_4298blog Img_4422blog        

        

         

          

                           

                                                       

客殿前、母屋への通路、それぞれの置き場所にもこだわりがあります。

                                                       

Img_4321blog_2Img_4337blog_3 山門を入って石碑を右に回りこむ通路には、胡蝶の舞やモモイロ、七段花をはじめ、たくさんの品種が並べられています。

                  

                  

                                                        

Img_4343blog Img_4320blog 山門を入り、石碑を左に回りこむ通路には甘茶系のヤマアジサイが並んでいます。

                  

                  

                                                       

                                                       

Img_4333blog Img_4354blog 山門の左の孔雀舎へ行く通路には、「富士の滝」「白拍子」「唐津」ほかたくさんの鉢。

ヤマアジサイだけではなく「テイカカヅラ」や「ハナショウブ」「ドクダミ」も負けずに咲いています。

                                                                                                              

Img_4391blog Img_4379blog                   

                  

                  

                  

                                                       

                                                       

Img_4429blog Img_4432blog 土牢への石段脇の紫陽花も次々に色づき始めています。                  

                  

                  

                  

                                                        

                                                       

( 2012年6月9日撮影 )

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ハム次郎のDigital Photo Box           http://hamujiro.2.pro.tok2.com/

                                                                               

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九重山、久住の涼風、伊予絞り

2012-06-10 21:24:01 | 鎌倉・ヤマアジサイ

Img_2020blog 昨日は朝から雨でしたが、雨に濡れたヤマアジサイを撮りに光則寺さんに行ってきました。

頑張って早起きをし、開門前に到着。

一週間ぶりのヤマアジサイたちは、葉も花も雨に濡れて生き生きとしていました。

ただ、一向に雨はやまず、撮影するには傘を差しながらでしたので、手ブレとの戦い。

でも、しっかり楽しむことができました。(画像は“清澄(きよすみ)”で雨宿り中の蝶です)

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昨日撮影の画像はまだ整理ができていないので、一昨日の続きをご覧頂こうと思います。

9_img_7843blog 10_img_9269blog_211_img_0788blog        

       

         

          

                                           

          

「九重山(くじゅうさん)」   大分県九重山産

最近は使われなくなっているようですが、「霧の三彩(きりのさんさい)」という別名を持っています。私はこの別名の響きが好きなので、残念です。

装飾花は淡い青で小さめの一重のガク咲きです。

葉に白斑が細かく入ることが特徴で、なんとも言えない雰囲気が素敵です。

                                                       

21_img_8971blog 22_img_9622blog

                

                  

                  

                  

                                                       

                                                        

「久住の涼風(くじゅうのりょうふう)」   大分県産

装飾花も両性花も淡い水色、涼風(りょうふう)という名のイメージどおりです。

“涼風”とつく品種は他に、6/1にご紹介した「土佐涼風(とさすずかぜ)」がありますが、“すずかぜ”と“りょうふう”、どちらにも命名をした方の想いがこもっているように感じました。

覚えるのは大変ですけれど…

                                                      

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「伊予絞り」  愛媛県産

土の成分によってヤマアジサイの色はブルーやピンクに変わりますが、今年の「伊予絞り」はブルー系とピンク系、どちらも可愛く綺麗な色になりました。

特に開き始めの装飾花のガク片のピンクの色と入り方が本当に可愛い♪

童女から少女、大人の女性へと成長をしていくかのような、、約2週間での変化です。

                                                       

( 2012年5月20日、26日、6月2日撮影   鎌倉・光則寺 )

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ハム次郎のDigital Photo Box           http://hamujiro.2.pro.tok2.com/

                                            

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瀬戸の夕紅、大虹、長州維新、伊予の光、クレナイ

2012-06-08 22:30:28 | 鎌倉・ヤマアジサイ

今日は先週までに撮ったヤマアジサイの中から、咲き始めの姿から見頃を迎えた姿の変化が特に美しいと私が感じた品種をご紹介します。

とは言っても、どれも甲乙つけ難いのですが…

                                                        

1_img_0019blog_2 2_img_0352blog_2                 

               

                

                

                                                   

                                                 

「瀬戸の夕紅」   愛媛県産

咲き始めは装飾花の縁が可愛いピンク、見頃になると装飾花が赤紫色に両性花は青になります。

                                                         

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「大虹(おおにじ)」   愛媛県小田産

咲き始めの可愛さは私の中では一番!

見頃の装飾花は、青に紅紫の縁取りで見事な変身です。

                                                       

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「長州維新(ちょうしゅういしん)」   山口県西北部産

咲き始めの装飾花は少しおとなしく一重のように感じましたが、一週間後には淡いピンクで八重になりました。

この姿からまた一週間が経つこの週末には、どのように変わっているのか楽しみです。

                                                       

7_img_9239blog 8_img_0760blog                

                

                

                 

                                                       

                                                    

「伊予の光」   愛媛県産

咲き始めの姿からは尖ったガク片だということは想像つきますが、細いガク片が八重に咲き、青みを帯びたピンク色が美しい姿になりました。

                                                       

17_img_1577blog 18_img_9697blog                   

                   

                  

                  

                                                       

                                                       

19_img_0896blog 20_img_0902blog 「クレナイ」

長野県飯田産

光則寺さんの代表的なヤマアジサイの品種です。

装飾花が真っ白から真紅に変化をするのが特徴ですが、4枚目の状態のあと、両性花が咲き落ちてから装飾花の色が更に濃い真紅になるのは見事です。

                                                       

                                                       

( 2012年5月26日、6月2日撮影  鎌倉・光則寺 )

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ハム次郎のDigital Photo Box           http://hamujiro.2.pro.tok2.com/

                                            

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エゾアジサイ(綾、雪晒し、栃尾、雨あがり、エゾ十和田、エゾテマリ、紫変化、綾子舞

2012-06-07 23:20:02 | 鎌倉・ヤマアジサイ

男子バレー、対オーストラリア戦はストレート勝ち。

第3セットはブロックが気持ちいいほど決まり快勝でしたが、昨日の対中国戦の惨敗ぶりが何とも悔しい・・・と思ったのは私だけではないと思います。

中継の解説で「流れが…」と耳に何度かしましたが、ほんとうに流れがこないと入るものも入らないのだと納得しながら、今日の試合を見ていました。

頑張れ!日本!!

                 *************************************************************

先週土曜日に撮った1500枚の画像を、品種ごとに整理をしました。

6月2日の時点で188種、今年もたくさんの種類のヤマアジサイが咲きました。

今日はその188種の中から、エゾアジサイを数種ご紹介したいと思います。

ヤマアジサイとエゾアジサイはどう違うのかということについては、

いつも参考にさせていただいている川島榮生さんの「ヤマアジサイ」のサイトの中の“基本的なこと”の中で、下記のように記述されていますので一部を抜粋して掲載をさせていただきます。

北海道南部、東北地方および上越以西の本州の日本海側に自生するものは、「葉の厚みが薄くやや大きく両面に毛がある、澄んだ青色の花を咲かせる」などの特徴からエゾアジサイと呼ばれています。
エゾアジサイはヤマアジサイの亜種という位置づけです

                                                       

Img_0278blog 「綾(あや)」 別名:八重エゾ

産地は石川県山中温泉、八重の半テマリ~テマリ咲きです。

Img_0289blog 光則寺さんのは、半テマリ咲きで色は淡いピンク、子持ちになっています。(右の画像の中の左端の装飾花に子小さな花が見えると思います)

                                         

Img_0678blog

Img_9589blog                 

                

                 

                

                                                       

                                                      

先日登場させた「雪晒し(ゆきさらし)」

新潟県十日町産です。

淡い青に白い絞りが入るとのことですが、左の画像のは淡い青に薄紫の覆輪と白い絞りの入った美しい装飾花になっています。

                                                       

Img_0695blogImg_0700blog 新潟県長岡市栃尾から送られてきた品種で、まだ正しい品種名はわかっていません。

光則寺さんでは暫定的に「栃尾」とするようです。

左の画像の種類のほかにあと2種類が咲いたそうですので、こんどの週末に撮影し、ご紹介しようと思っています。

他のヤマアジサイに比べ高さがあり、栃尾の山の中で咲いている姿を想像することができます。

                                                        

                                                        

Img_1010blog 「雨あがり」   

新潟県産ではないかとなっていますが断定はできていません。

装飾花は水色、両性花は青で、他のエゾアジサイに比べ、葉の色が少し淡いように思います。

楚々とした花姿には惹かれる魅力があります。

                                                       

Img_1033blog 「エゾ十和田」

青森県産

一重のガク咲きで大輪です。装飾花は水色、両性花は青のようですが、画像のは淡い水色もしくは白に見えます。

                                     

                                                       

                                                       

Img_1065blogImg_1066blog  「エゾテマリ」

新潟県十日町産

一重のテマリ咲きで、花首が垂れるそうですが、画像のはしっかり立っています。

装飾花の色は爽やかなブルーで、とても綺麗です。

                        

                                                       

                                                       

Img_1295blog 「紫変化(むらさきへんげ)」

鳥取、大山産

装飾花は丸弁で、一重のガク咲きです

2_110529_img_0139list 3_img_5813list          

                           

華やかな印象の品種です

(右の画像は2009年と2011年に撮ったものです)

                                                        

Img_1340blog Img_1345blog 「綾子舞(あやこまい)」

新潟県産

エゾアジサイは青色が多いようですが、綾と共にピンク系です。

可愛らしい品種です。

                                           

                                           

                                                       

                                                        

( 2012年6月2日撮影  鎌倉・光則寺 )                                                

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ハム次郎のDigital Photo Box           http://hamujiro.2.pro.tok2.com/

                                            

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北鎌倉・東慶寺

2012-06-06 22:59:29 | 鎌倉

光則寺さんのヤマアジサイはまだまだたっくさんあるのですが、

ちょっと小休止をして、先週日曜日に久しぶりに行った東慶寺さんの花たちをご紹介したいと思います。

                                                       

Img_1598blog ナツロウバイが咲いていると東慶寺さんの公式サイトに紹介されていたので、期待をしたのですが、

少し奥まったところに植えられていたのと、見頃を少し過ぎていたので、上手く撮れませんでした。

Img_6265blog_2 右の画像は、2009年6月4日に明月院で撮ったものです。

花はナツツバキくらいの大きさで、果実は早春に咲くロウバイの3倍くらいあります。

                                                       

Img_1605blog 墓地手前の崖一面に咲く「イワタバコ (岩煙草)」は、まだ蕾の状態でした。

でも、あと数日で紫色の星型の花が咲き揃うのではないでしょうか。

                                           

Img_1613blog 宝蔵前から眺める白蓮舎は、深緑の中でした。

                        

                                    

                                                       

                                                       

                                    

Img_1614blog Img_1618blog

八重のドクダミの白い花がちょうど見頃でした。

私が初めてこの花を見たのは、鎌倉駅前の大巧寺さんでした。

その後、鎌倉のお寺のあちらこちらで見られるようになったような気がします。

                        

                        

                                                        

                                                       

Img_1646blog 白蓮舎前の花菖蒲の畑、まだ花は数輪だけでしたが、古代紫の花色は数輪であっても目を惹きました。

                                     

                                     

                                     

                                                       

                                                       

Img_1643blog Img_1676blog 足元にはユキノシタやアカバナユウゲショウ、ゲンペイコギクなどの小さな花が咲いていました。                        

                        

                        

                        

                         

                        

                                                       

Img_1650blog Img_1652blog 通路脇には「カシワバアジサイ」などの紫陽花が咲き始めていました。

もう少しすると、ピンクや青の花姿を楽しむことができるでしょう。

                                                       

                                                        

Img_1658blog Img_1664blog どこからか飛んできたのか「ムシトリナデシコ(虫捕り撫子)」のかわいいピンクの花が咲いていました。

ヨーロッパ原産の1~2年草で、日本には江戸時代に渡来したそうです。

茎の上部の節の下から粘液を出し、ここに虫がくっつくことからこの名がついたとのことですが、食虫植物ではなく、ナデシコ科マンテマ属です。

                                                        

Img_1666blog Img_1675blog 植え込みには地植えでヤマアジサイも咲いていました。

右のは極淡いピンク色で優しい印象でした。

                  

                                                        

Img_1711blog Img_1690blog_2 Img_1692blog       

      

      

      

                                           

                                           

                                           

本堂裏の斜面いっぱいに根を張り花を咲かせている「イワガラミ(岩絡み)」です。

普段は本堂裏に入ることはできませんが、イワガラミの咲くこの時期だけは、特別公開されます。

公開の日時などは東慶寺さんの公式サイトに掲載されていますので、確認をしてからお出かけください。

ユキノシタ科イワガラミ属の落葉つる性で、山地に生え、気根を多数出して岩や木に高くはいのぼります。

斜面いっぱいに広がっているイワガラミは、左の画像に写っている根1本から出たものです。

卵形で白い花に見えるのは装飾花で、装飾花に囲まれた部分は両性花です。両性花はまだ蕾の状態ですが、もう少しすると開きます。

                                                       

( 2012年6月3日撮影 )

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九重濃色、青葉の笛、大山丸、椎葉の花笠、瑠璃美姫、紫紅大山、佐橋の庄

2012-06-06 00:24:11 | 鎌倉・ヤマアジサイ

今夜の男子バレー、対韓国戦はフルセットで勝ちました。

女子と共にロンドンオリンピックに行って欲しいですね。

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土曜日に撮影した分を品種別に整理をしたところ、188種になりました。

撮影後に境内に並べられたのや、あらたに仲間入りをしたもの、これから咲いてくるガクアジサイなどを入れると200種にはなるでしょうか。

8日(金)のNHK“にんにちは いっと6けん”(11:05~11:54)で“ヤマアジサイの楽しみ方”が放送されます。

光則寺さんでも撮影が行われたそうですので、どうぞご覧ください。

どのヤマアジサイが紹介されるのでしょうか。楽しみです♪

                                                        

Img_0980blog 「九重濃色」 新入りのため、読み方は不明です。

(くじゅうこいいろ)(ここのえこいいろ)(くじゅうのうしょく)…どのように読むかで産地や花の色形が見えてくるのですが。。

葉の色は浅くて、装飾花は虹系、優しい感じがします。

                                     

                                                        

Img_0997blog 「青葉の笛(あおばのふえ)」

新潟県十日町産のエゾアジサイです。

装飾花は淡いブルーに淡い紫の縁取りが入り、両性花は淡いブルーで綺麗です。

                                     

                                                       

                                                       

Img_1058blog「大山丸(だいせんまる)」

鳥取県大山産のヤマアジサイです。

丸弁で一重のガク咲きで、両性花も装飾花も淡いブルー、自生をしている様子を見てみたいです。

                                    

                                                       

                                                       

Img_1382blog Img_9858blog 「椎葉の花笠」 

たぶん読み方は“しいばのはながさ”だと思うのですが、、、今のところ不明です。

濃い紫に青の絞りが入っていて目立ちます。

でも、咲き始め(右の画像)は、ガク片の先が青が入ったクリーム色で、この色からの変化は想像が付きませんでした。

このような色の変化が、ヤマアジサイの面白さだと思います。

                                                       

Img_1405blog 「瑠璃美姫(るりみひめ)」

くじゅう連山山麓産で一重半テマリ咲きです。

装飾花は青に白の絞りですが、とても不思議な色合いと雰囲気に見とれてしまいました。

この後の変化、今度の週末が楽しみです。

                                                       

                                                       

Img_1513blog 「紫紅大山」

“大山”と付いているので島根県大山の産でしょうか。。

詳細はまだわかりません。

一つだけ開いた装飾花はピンクに中心が白という可愛い姿。

でも、名前の“紫紅”というところから想像するともっと濃くなるのかもしれませんね。

                                                       

Img_1529blog 「佐橋の庄(さはしのしょう)」

新潟県十日町産、エゾアジサイです。

一重のガク咲きで装飾花、両性花共に青なのですが、今年は鉢の土が変わりピンクになりました。

3_img_7098list_2右の画像は2006年に撮影をしたときのものです。

どちらの色も可愛らしくて、どちらも“有り”と私は思います♪

                                         

( 2012年6月2日撮影  鎌倉・光則寺 )

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丹後貝咲き、土佐の楽園、御車返し、千代の光、美里ムラサキ、津江の幻、雪晒し

2012-06-04 22:11:40 | 鎌倉・ヤマアジサイ

今日はあらたに仲間入りをした品種や、初めて開花をした品種をご紹介します。

                                                        

Img_0224blog 「丹後貝咲(たんごかいざき)」

京都・丹後半島産のヤマアジサイです。

特徴は“丸匙弁一重貝咲き”なのだそうですが、装飾花のガク片がスプーン状をしている…でしょうか。。

                                      

                                                       

                                                         

Img_0341blog Img_0336blog

「土佐の楽園」

咲き始めから何度か登場をしていますが、真ん中の両性花も綺麗に開き、ピンク系も咲いていたので、再登場させました。

色が違うと、印象が変わるように感じますね。

                                           

                                                       

                                                       

                                                       

Img_0395blog 「御車返し」

コガクウツギとヤマアジサイとの自然交雑種でしょうか。

二重のガク咲きで、内側のガク片は小さくて先の方が淡いピンクを帯びています。

両性花も白の雰囲気ですが、今度の週末にはどのような姿になっているのでしょうか♪

                                           

                                                       

                                                       

                                                        

Img_0414blog Img_0416blog 「千代の光(ちよのひかり)」

別名:土佐キキョウ

“土佐”とありますので当然高知県産です。

装飾花は淡青に白の絞り、両性花はほとんど白に見える淡いブルーで上品な印象です。

装飾花の長めの柄も上品さに一役かっています。

                                                       

                                                        

Img_0451blog 「美里ムラサキ」

愛媛県産

装飾花は濃青に紫の覆輪が入っているように見えます。

両性花も濃青で、色と形のバランスが素敵な品種です。

                                                       

                                                       

Img_0517blog Img_0518blog 「津江の幻(つえのまぼろし)」

大分県・中津江村が産地で、コガクウツギとヤマアジサイの自然交雑種とされています。

装飾花は極淡い桃色に中心が極淡い青というなかなか渋い色です。

装飾花が付かない両性花だけのは、ちょっと見には“奥多摩コアジサイ”風で、私的にはかなりお気に入りです。

                                                       

Img_0683blog 「雪晒し(ゆきさらし)」

新潟県十日町産のエゾアジサイです。

青に白の絞りが入った装飾花が爽やかな印象です。

品種名だけを見ると白系かと思っていましたが、青の装飾花は意外でした。

                                                        

( 2012年6月2日撮影  鎌倉・光則寺 )

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ハム次郎のDigital Photo Box           http://hamujiro.2.pro.tok2.com/

                                           

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鎌倉・光則寺のヤマアジサイ

2012-06-02 22:25:42 | 鎌倉・ヤマアジサイ

今日は薄日の差す花曇の撮影日和。

明日は雨との予報でしたし、一週間経ったヤマアジサイの様子を早く見たくて、いつもの光則寺さんへ早起きをして行ってきました。

山門を入ってまずびっくりしたのは、彩りを増したヤマアジサイと境内に並べられた鉢の多さでした。

朝8時前から午後4時過ぎまでかかり、約1500枚を撮影。

品種の数は、まだ整理をしていないのでわかりませんが、先週の時点で134品種でしたからたぶん170くらいにはなるのではないかと思います。

今日は、観光でこられた方、偶然私のblogを見てくださっていた方、先週本堂前で雨宿りならぬ陽宿り(と言う言葉は無いと思いますが…)をしながらお話しをさせていただいた方、そしてrickyさんやs子さんとのヤマアジサイのお話しをすることができ楽しい一日になりました。

今日はヤマアジサイの咲いている境内の風景を紹介させていただきます。

                                                       

1_img_4280blog 2_img_4198blog

客殿前の通路の両側にずらっと並べられたヤマアジサイの鉢、それぞれに品種名や産地、分類が書かれた名札をつけています。

入り口右の定位置には「木沢の光」(左の画像です)、左中ほどには「伊予獅子テマリ」(右の画像です)が置かれています。

                                                        

4_img_4214blog 5_img_4218blog 本堂左手の“雨にも負けず…”の碑の前には「深山八重紫」や「三葩(みひら)」「美方八重」などが置かれています。

                  

                  

                                                       

6_img_4282blog 本堂前の海棠(かいどう)の木の下には、たくさんの「清澄沢(きよすみさわ)」

装飾花の赤い覆輪がだいぶはっきりとしてきました。

来週には見頃を迎えるのではないでしょうか。楽しみです♪

                                    

                                                       

                                                       

7_img_4220blog_2本堂から山門へと続く通路には甘茶系のヤマアジサイが並べられています。

花も楽しみですが、葉の色のいろいろも私にとっては楽しみのひとつです。

                                           

                                           

                                           

                                                       

                                                       

                                                       

8_img_4235blog 9_img_4237blog 「雨上がり」が出迎えてくれる土牢への道にも10種以上の鉢が並んでいます。

右の画像は「大山ピンク」という名札が付けられていますが、たぶん「大山ブルー」の間違いでしょう、、、とのお話しでした。

                         

                         

                        

                                                       

10_img_4253blog 11_img_4261blog                   

                  

                  

                  

                                                        

                                                        

12_img_4275blog 土牢に上がる石段の両脇にはヤマアジサイやガクアジサイなどが地植えされています。

もう少しすると綺麗に色づきますので、見逃さないように。

母屋前の「ニオイバンマツリ」は終盤に入っていますが、馥郁とした香りは山門近くにまで漂っていました。

                                                       

                                                        

13_img_4248blog 本堂裏にも地植えのアジサイがあります。

このアジサイは白で変化はほとんどしませんが、見ごたえがあります。

                                     

                                     

                                                       

                                                        

14_img_4224blog 境内を後にするときに、見送ってくれているかのような「紅山アジサイ」(名札を撮り忘れてしまったので違っているかもしれませんが…)

今はまだ白い装飾花ですが、咲き進むと紅色なります。

                                           

                                           

                                           

                                                        

                                                        

( 2012年6月2日撮影 )

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土佐の楽園、土佐織姫、土佐涼風、土佐紺青、土佐の暁、土佐美鈴

2012-06-01 22:59:29 | 鎌倉・ヤマアジサイ

あっという間に週末がやってきます。

年を重ねるごとに速度が増しているような気がしています。

先週撮ったヤマアジサイの画像の整理が終わっていないのですが、やはり週末はヤマアジサイ。。かと。

と言うことで、先週撮った中から、品種名に“土佐”のつく高知県産のヤマアジサイをご紹介します。

Img_9371blog 「土佐の楽園」

たぶん今年初めて仲間入りの品種です。

装飾花の花弁がヘラ状の一重ガク咲きです。

両性花も少し開いてきている様子ですが、装飾花と共に淡青紫のようです。

明日、どのように変化をしているかと、楽しみにしています。

                                                        

Img_9551blog 「土佐織姫」 別名「横浪(よこなみ)の月」です。

両性花に小さな緑色のガクが付くのが特徴ですが、画像のはまだ色が淡いブルーグレーという感じです。

3_img_6985list でも咲き進むとともに少しずつ緑に変わっていく部分を見ることができます。

右の画像は昨年のものです。

                                    

                                                       

Img_9742blogImg_9746blog 「土佐涼風(とさすずかぜ)」

“りょうふう”と呼ばす“すずかぜ”と呼ばせたところに、命名をした方のこの花に対する想いを感じる花姿です。

                

両性花の雄しべが他の品種に比べ長めなのと、装飾花の涼やかな水色が素敵です。

                                                       

Img_9782blog 「土佐紺青(とさこんじょう)」

本来は青なのですが、今年は特別にピンクになりました(笑)

ヤマアジサイは土によって色が青系と桃色系に変化をするという実証実験…かな。。

でも、この色も可愛くて有りだなぁと、、、思いませんか♪

                                                       

Img_9866blog 「土佐の暁(とさのあかつき)」

装飾花が多く、一重のガク咲き~テマリ咲きと咲き方に変化があります。

両性花の雄しべの水色と、中心に水色の入った淡いピンクの装飾花とのバランスが絶妙だと思う品種です。

                                                        

                                                       

Img_9920blog 「土佐美鈴(とさみすず)」

開き始めの装飾花は白でしたが、今は水色です。

丸弁の一重のガク咲きで、爽やかな印象です。

                                     

                                                        

                                                        

( 2012年5月26日撮影  鎌倉・光則寺 )

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