鎌倉駅側から大巧寺さんの境内に入ると、まず目に入るのがビヨウヤナギ(未央柳)です。
台風で少し傷んでしまったようですが、引いて見る分には十分の美しさです。
大巧寺さんの初夏の花というとアガパンサスを思い浮かべるのですが、まだ蕾の状態でした。
一足先に咲いていたのは「インドハマユウ」。
花だけを見るとユリに似ていますが、ヒガンバナ科です。
晩秋になると藁で雪囲いをしてもらって、冬を乗り越えています。
隣に花がピンクの品種が植えられていますが、開花は今度の週末あたりででしょうか…♪
本堂前の「ノリウツギ(糊空木)」、ユキノシタ科アジサイ属の落葉低木です。
花序は円錐形で、たくさんの両性花(つぶつぶに見える5弁花)と、白い装飾花をつけています。
ハマボウ(たぶん、、、)の葉の上に乗った「ルリボシカミキリ」、お尻を向けたままじっとして、顔はとうとう見せてくれませんでした。
初めて見たので「ルリボシカミキリ」だと断定はできないのですが、撮っている間は信じて疑わず(笑)
白に淡い紫色の筋が入った、清々しく美しい花です。
駐車場脇に植えられた古品種のガクアジサイ「ウズ」、咲き進んだ状態なのかとてもシックな彩りでした。
境内はもう少しすると、薄紫色のアガパンサスやオレンジ色のヒメヒオウギズイセンなどが咲き始め、夏の訪れを感じさせてくれます。
( 2012年6月23日撮影 )
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