Sometime Somewhere

気ままに撮った花々を、気ままにアップしています。
お越しくださった際、足跡を残してくださるとうれしいです。

マヤラン、ヤマハッカ、ヤマホトトギス、クサギ(果実)、オミナエシ、オトコエシ

2020-10-08 20:30:49 | 舞岡公園

今日は朝から冷たい雨が降り、寒い一日でした。
せっかく2~3日前から咲き始めていた金木犀が雨で散り、歩道が黄金色。。
台風が列島に添うように進んできていますが、被害が出ませんように。


 
 
 
マヤラン(摩耶蘭)  ラン科
7月に咲いていた場所にまた咲いていました
7月の時より株数は半分くらいでしたが、また見ることができて良かったです
 
 
 
 
 
ヤマハッカ(山薄荷)  シソ科
青紫色の長さ7~10ミリの花、ピンク色に近いのも昨年同様生えていました
葉柄の両側に翼があるそうですが、今回もまた撮り損なってしまいました
 
 
 
 
ヤマホトトギス(山杜鵑)  ユリ科
茎の先端と葉のわきに散房花序を出して、紫色の斑点がある白色の花を開きます
よく似たヤマジノホトトギス(山路杜鵑)とは、花が散房花序につくことと、
花被片が強く反り返るっことで区別ができます  
今まではこの花を目の前にするとどっちだっけと迷いましたが、
最近やっと頭の中で区別がつくようになりました
 
クサギ(臭木)  シソ科
果実が熟し、ガクが平開した姿はきれいな色を塗ったテルテル坊主?? 
花よりもこの果実の姿を見るのが楽しみです
 
 
オミナエシ(女郎花)  スイカズラ科
 
 
オトコエシ(男郎花)  スイカズラ科
女郎花(おみなえし)よりも剛強な感じがあるので男郎花(おとこえし)という名がついたそうです
たしかに咲いている姿は力強いです

( 撮影日:2020年9月22日 )

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タムラソウ、ツリガネニンジン、ツルニンジン、ナンバンギセル、タカトウダイ

2020-10-07 21:27:54 | 舞岡公園

いつの間にか桜の葉が色づき初め、金木犀の甘い香りがしています。
秋ですね~♪


 
 
 
 
 
タムラソウ(田村草)  キク科
アザミによく似た花(知らなければアザミと思ってしまう)をつける多年草
葉もアザミの葉に似ていますが棘が無く柔らかいところが相違点で見分けられます
また、花の時期がアザミよりも少し早めのようにも(舞岡公園では…)感じます
昨年、秋深まってアザミの花が田の畔にたくさん咲いていた頃、
カメラを持った方に「タムラソウが咲いていませんか?」と聞かれ
違う花を教えてしまい、申し訳ないことをしてしまったと大反省です
 
 
 
 
ツリガネニンジン(釣鐘人参) キキョウ科
今年も車道脇の斜面にたくさん咲いていました
色が薄く少しピンクがかった色のも昨年通り♪
車が通る度揺れる姿も風情があり、可愛い花です
 
 
 
ツルニンジン(蔓人参) キキョウ科
今年は近くの市民の森や公園などでも見ることができたツルニンジン、
藪などに絡みついて近寄ることが難しいのですが、小谷戸の里のは柿の木(だったかと…)に
毎年絡んでいてくれるので、四方から撮り放題な絶好の撮影環境♪♪
あとは花の時期を逃さないこと!!です
 
 
ナンバンギセル(南蛮煙管)  ハマウツボ科
1年生の寄生植物で、ススキ、ミョウガ、サトウキビなどの根に寄生するそうで、
画像のはススキの根元で咲いていたものですが、小谷戸の里のミョウガの根元にも生えていました
 
 
 
 
タカトウダイ(高燈台)  トウダイグサ科
紅葉した葉がきれいだったので気付いたのですが、
花序や子房がまだ残っていました
花の時期は6~8月のようですが、10月に入ったのに…♪


( 撮影日:2020年9月22日 )

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アカバナ、オオカモメヅル、オケラ、ゲンノショウコ、コシロネ、スズメウリ、ツルボ

2020-10-06 20:55:45 | 舞岡公園

 
 
 
 
アカバナ(赤花) アカバナ科
今年は横浜自然観察の森で見ることができましたが、
舞岡公園でもちょうど咲いているのを見ることができてラッキーでした
秋になるとやはりこの花を見ないと…楽しみです♪
 
 
オオカモメヅル(大鴎蔓)  キョウチクトウ科
花は5ミリしかない小ささですが、水平開脚状態の袋果は4~6センチもありびっくり。
今年初めて花を見、果実まで見られるとは…
いつかこの袋果から種子が出るところを見てみたい♪♪
 
 
 
 
 
オケラ(朮)  キク科
デジカメで花を撮り始めるまでは「オケラ」と言ったら昆虫の「螻蛄」でしたが、、、
日当たりの良い乾いた草地に生える多年草で、小谷戸の里で今年も見ることができました
若芽のうちは柔らかく食用にされ、根は胃の薬とするほか、
昔はいぶして湿気やカビを防いだそうです
 
 
 
ゲンノショウコ(現の証拠)  フウロソウ科
赤と白、両方見られました  
 
 
 
 
 
コシロネ(小白根)  シソ科
花は終盤でしたが、ぎりぎり何とか見ることができ良かったです
今年は近くの市民の森では見つけることができなかったので、、、
湿地に生える15~60センチの多年草
葉のわきに、花冠の長さ3ミリで白色の唇形花をかためてつけます
 
 
 
 
スズメウリ(雀瓜)  ウリ科
今年はあちらこちらで撮ることのできた花ですが、
意外に他の植物にぐちゃぐちゃに絡まっていたり、地面近くを這いまわっていたりで
このように雌雄を一緒には初めて…(たぶん)
同じ葉のわきから花柄をだして、
雌花と雄花が仲良くぶら下がっていてちょっとほっこりな気分になりました(*^^*)
 
 
ツルボ(蔓穂)  キジカクシ科


( 撮影日:2020年9月22日 )

 

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イシミカワ、アキノウナギツカミ、ミゾソバ、ハナタデ

2020-10-05 20:24:22 | 舞岡公園

台風14号が発生、週末あたりに日本に来そうです。
昨年のような被害が出ないことを願いながら、コースを注視しないと…


 
 
 
 
 
 
 
イシミカワ(石実皮)  タデ科
一昨年、ヒガンバナを撮影に行った小出川沿いで初めて撮ったイシミカワ、
その後見ることがありませんでしたが、
舞岡公園の古民家の里の塀に絡んで花を付けていました♪
今まで全く気付かなかったとは…(^^;
河原や道ばたなどに生えるつる性の1年草、
茎に下向きの鋭い棘があって、
小さな花を近寄って撮ろうとすると引っかかって結構痛いです
花穂は短く、枝先に丸い皿状の托葉に乗っかっているようについています
開花したのは1~2個程度しかなく、開く途中の状態だったのが残念でした
果時にはガクが藍色の肉質となって果実を包むそうです
  
 
 
アキノウナギツカミ(秋の鰻掴み)  タデ科
木道を新しくするためにまわりがきれいに刈られていたので、
今年はアキノウナギツカミやミゾソバが咲いているか心配していましたが、
さすが、以前ほどの繁茂ではありませんが、ちゃんと復活していました
でも、花の時期には少し早かったようで、開いている花が少なくて…(^^;
 
 
 
 
ミゾソバ(溝蕎麦)  タデ科
別名:牛の額(うしのひたい)
10個ほどの小さな花が、頭状に集まってつきます
花弁に見えるガクは淡紅色~白色で、直径は4~7ミリほどです
 
 
 
 
ハナタデ(花蓼)?   タデ科
アカマンマと呼ばれるイヌタデとは花の付き方が疎らですので、
ハナタデではないかと…


( 撮影日:2020年9月22日 )

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フジカンゾウ、アレチヌスビトハギ、ツルマメ、ヤブマメ、ノササゲ

2020-10-04 15:14:33 | 舞岡公園

猛暑に喘ぎながら撮影していた今夏はほんとうに辛かったなぁと思い返しています。
日中はずいぶん爽やかで過ごしやすくなり、撮影には絶好の季節(^^♪
三連休の最終日、秋の花が咲き始めている舞岡公園に行ってきました。


今日から数日に分けてご紹介をします♪
 
 
 
 
フジカンゾウ(藤甘草)  マメ科
山野の林内に生える多年草
ヌスビトハギやアレチヌスビトハギと同じヌスビトハギ属、
なるほど色は淡紅色ですが顔つきがよく似ています
以前、裏高尾・日影沢沿いの林道や御岳山で見ていました
名の由来は花が藤に、葉が甘草に似ていることからだそうです
 
 
 
アレチヌスビトハギ(荒地盗人萩)  マメ科
花は終盤で豆果がたくさんできていました
残り花が雨のせいでしょうか、、、きれいな空色になったのがありました(^^♪
 
 
 
 
 
ツルマメ(蔓豆)  マメ科
今年はいろいろな場所で見ることができました
ずっと見たいと思っていたのですが、見つけられなかったのは時期と注意力のせいかもしれません(^^;
葉の大きさに比べ花は5~8ミリと小さくてうっかり見過ごしてしまいます
豆果は長さ2~3センチで、なかに2~3個の豆(種子)が入っており、
畑で栽培されている大豆は、これを改良したものだと考えられているそうです
 
 
ヤブマメ(藪豆)  マメ科
日当たりの良い乾いた所や、やや日陰にも生えるつる性の1年草、
近くの市民の森や公園などでも普通に見ることができる花です
蝶形の花は長さ1.5~2センチで淡紫色、
生えている場所によって花色が微妙に違っているのを見つけるのも楽しみ♪
 
 
ノササゲ(野大角豆)  マメ科
つる性の多年草、昨年と同じ場所で、
15~20ミリほどの淡黄色の花をたくさんつけていました
何といってもこの花の楽しみは、豆果♪
熟すと淡紫色になり、2つに割れると中から白粉をかぶった黒紫色の豆(種子)が出てきます


( 撮影日:2020年9月22日 )

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初秋の鎌倉・東慶寺 境内に咲く小さな花(2)

2020-10-01 20:57:06 | 鎌倉

今日も東慶寺を彩る花というわけではなく、どこででも見ることができる小さな花たちのご紹介
ある意味、雑草と認識され抜かれてしまいかねない野草を、
境内に居場所を与えてくれているお寺は素敵だなぁと思います。
決して草抜きなどの手入れを怠っているわけではなく、
草抜きをしている方を見かけますので、ちゃんと残しているのだと思います(*^^*)



 
 
 
 
ヒメオトギリ(姫弟切)  オトギリソウ科
今回初めて見る花、無論東慶寺の境内でも初めてです
最初は「コケオトギリ(苔弟切)」だと思っていたので、
画像ファイル名もコケオトギリとしたのですが、、、
アップするにあたり調べているうちに、
コケオトギリに似た花でヒメオトギリというのがあるのがわかり、
散々悩んだ挙句ヒメオトギリとしました
この記事を書きながらもまだどちらだろうかと悩んでいます
どなたか教えてください!!
 
 
 
 
 
 
 
マキエハギ(蒔絵萩)  マメ科
日陰や草地などに生え、高さ30~60センチになる落葉小低木
葉のわきから総状花序をだし、長さ6~7ミリの肉色または白色の花を数個つけます
名の由来は、まっすぐに伸びた細い花柄が蒔絵の筆法を思わせることからだそうですが、、、
 
 
 
ネコハギ(猫萩)?  マメ科
日当たりの良い、やや乾いた所に生える多年草で、
自宅近くの公園でも群生をしています
ただ、旗弁の基部に紫斑があるのが特徴のようですが、
東慶寺のは基部から全体に紅紫色が入っているので、
もしかしたら違う種類かも知れないなぁとちょっと疑問符です
 
 
 
 
ヌスビトハギ(盗人萩)  マメ科
山門前の石段わきの斜面に毎年生えています
他で見るのに比べ花色が少し濃い印象…
果実(節果と言うそうですが)が無かったら、
また名前探しをしていたかも(^^;
 
 
 
ナンテンハギ(南天萩)  マメ科
鎌倉の寺社では必ずと言って良いほどよく見ることができる花です
ヌスビトハギと同じ石段脇の斜面に毎年生え、花を見せてくれています


 
ノブドウはまだ色づき前です
 
ハナワラビ
 
墓苑内にはたくさんの大楓があります
12月半ば過ぎると見事な紅葉を楽しむことができます


( 撮影日:2020年9月20、21日 )

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