花ごよみ

小さな田舎町ですがいろんな野生植物が春~秋にかけて咲きます。順次紹介したいと思います。   

ツチグリカンアオイ、ミズタビラコ、ハンカイソウ。

2015-05-21 08:33:40 | 日記



ツチグリカンアオイ (ウマノスズクサ科)
徳島県絶滅危惧「Ⅰ類」

山地の樹の下に生えている多年草。
県内の生育は極めて少ない。
(コンデジで撮影)












ミズタビラコ (ムラサキ科)

本州、四国、九州に分布し、山地の渓谷の水辺にはえる多年草。
茎は横にはって枝分かれし、上部直立して高さ10~40㎝となる。
枝の先に穂状花序をだし、瑠璃色の細かい花をつける。花冠は2~3㎜。
和名「水田平子」
(コンデジで撮影)















ハンカイソウ (キク科)
静岡県以西の本州、四国、九州に分布。
山地のやや湿った所にはえる大形の多年草。
根茎は太く、茎は高さ1m内外。
茎の上端で分枝し、径10㎝ぐらいの大きな鮮黄色の頭花を散房状に開く。
和名「樊かい草」 (コンデジで撮影)

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ホシケイラン、セッコク、キショウブ。

2015-05-20 07:13:51 | 日記


ホシケイラン ラン科
徳島県絶滅危惧「Ⅰ類」

ガンゼキランと同じ。
葉面に淡黄色の輪郭不鮮明の細かい斑点を生ずるものを、ホシケイ、キンケイと言われている。






セッコク「石斛」 ラン科
徳島県絶滅危惧「Ⅰ類」

岩壁や樹上などに着生する。
花は白花から淡桃色、淡紫色など種々の変異があり、芳香を放つ。








キショウブ「黄菖蒲」 アヤメ科

欧州原産の多年草。
明治30年頃(1896)輸入されて以来、性質が丈夫なので各地の池畔、湿地で繁殖し、広がっている。








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フナバラソウ

2015-05-19 08:02:19 | 日記


フナバラソウ(ロクオンソウ)「舟腹草」 ガガイモ科
徳島県絶滅危惧「Ⅰ類」

果実の形が舟の胴体に似ているためについた名前。
茎は直立し緑色で枝分かれせず高さ60㎝内外。
茎とともに細かく柔らかい毛がある。
















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チョウジソウ

2015-05-18 07:58:00 | 日記


チョウジソウ「丁字草」 キョウチクトウ科
徳島県絶滅危惧「Ⅰ類」 環境庁絶滅危惧「Ⅱ類」

野原などの湿ったところに生える。
茎は高さ50~60㎝。茎頂に集散状に花をつける。
花冠は高坏(たかつき)形で青紫色、下半部は筒状、上半部は5列する。
北海道、本州、九州に分布。
















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ツクシイバラ

2015-05-17 06:36:00 | 日記


ツクシイバラ「バラ科」
徳島県絶滅危惧「Ⅰ類」
四国、九州に分布。県内では分布が限られている。
花序に長い褐色の腺毛が密生するのが特徴。
花はオレンジ色をおびた紅色をしている。
たくさんの花が咲く姿はみごとで、園芸品種と見間違うほどである。

(コンデジで撮影)















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