Dr. 鼻メガネの 「健康で行こう!」

ダンディー爺さんを目指して 日々を生き抜く
ダンジーブログ

試験

2006-06-23 | 想い・雑感
 世の中には多くの試験が存在しますな。そして試験なんていやだなあーと思う人の方が多いだろう。だけど試験というのは何のためにするのだろうか。

 例えば資格試験ならば、ある資格を持つために最低限必要な知識を問うためのものであり、必ずしも優秀であることを保証するものではない。入学試験なら、ある学校に入るにはこれくらいは知っていて欲しいという最低限の所を確認するに過ぎない。そう最低保障。

 多くの人は試験なんて嫌いと思いながら、試験に対して幻想を持っているようだ。試験を通れば優秀だと。でも違う、最低限必要な知識を持っているかもしれないことを、何となく保証しているだけのものなのだ。

 医師に定期的な試験をするべきだということを述べている番組を見た。最低保障という意味では、私も大賛成。でもそれによって何を目指しているのかはよく考える必要がある。それによって、あなたが「感じ悪い」という医者が排除される可能性は極めて低い。試験なんて、その試験が求めるレベルが分かれば器用にクリアする人間なんて山のようにいる。みんなが求めたいのは、もっと上のレベルの話しだろう。