Dr. 鼻メガネの 「健康で行こう!」

ダンディー爺さんを目指して 日々を生き抜く
ダンジーブログ

質が・・・

2007-12-14 | 想い・雑感
 すでに何回か忘年会がありました。幹事がいろいろ考えて、一次会の会場を見つけてくれるのですが、今年はどうもよろしくないのです。昨年も2時間飲み放題というようなところでやる場合が多かったのですが、今年は同じような会場でも食べ物が良くないのです。

 原価高騰や光熱費の上昇の影響から、材料や調味料の質を落としているのでしょうか。

 そこで一回は、デパ地下で食材を買い集め、アルコールや飲み物はディスカウントショップで買い求め、個人宅で18人集まって行いました。会費3000円で食べきれない、飲みきれない。ばっちり満足しました。

 飲食店は、サービスや場所、手間を提供してくれるので、食材の材料費の2倍3倍の料金を請求されてもちっともかまわないけれど、ひどすぎるところが増えたのではないかと、ちょっとがっかりです。

急な告知

2007-12-14 | 医療・病気・いのち
 「すぐに行った方がよい。」
と言われ、紹介されてくる患者さんの中には、その日開業医から癌であることを告げられ、そのままやって来られる方もいる。何気なく受けた検診で見つかったり、潰瘍と思っていたものが組織検査で悪性とわかったりといろいろな状況がある。

 開業医の先生が、あっさりと外来で悪性であることを告げるときは、それほど進行していない場合が多いのだが、ご本人にとっては晴天の霹靂。頭の整理ができないままに外来に来られることとなる。

 中には余裕ある風情の方もおられるが、多くの場合、表情は硬い。しかしかえって余裕があるように見える方のほうが、まだ事態を認識できていないだけという場合もよくあるので注意が必要。

 いずれにしろ、癌の診断が即座に死へ直結するものではないこと、来院時点でわかる結果を見て進行度がどれくらいなのか、治る可能性が十分あることなどなどを必要に応じて説明させてもらう。こわばった表情が少しでも柔らかくなるようにするのが目標だ。

 その後少しずつ、現状の説明をしていき、治療方針の相談へと向かうことになる。