独居の90歳女性
近所の方が朝訪ねると
倒れて苦しがっていた
救急車を呼んだところ
胸が苦しいとの訴えから
心筋梗塞疑いとして
総合病院の循環器内科へ運ばれた
検査の結果
消化管穿孔(消化管に穴が開いている)と診断
緊急手術依頼でこちらに転送されてきた
かなりの脱水があったから
食事や水分摂取が出来ない状態が
一日以上持続していたと思われ
近隣の方の発見が
もう半日遅れれば
孤独死となっていた可能性がある
もし自宅で亡くなった状態で発見され
明らかな事件性が無いと判断されれば
今の日本の状況では
司法解剖も去れず
何で亡くなったかわからないままになるのでしょうね
なお
手術の結果は
術前の予想とおり
十二指腸潰瘍の穿孔
手術自体の浸襲はそれほどではないが
腹膜炎自体の体への負担が大きかったと思われ
命を救えるかどうかは
残された体力にかかっている