Dr. 鼻メガネの 「健康で行こう!」

ダンディー爺さんを目指して 日々を生き抜く
ダンジーブログ

恍惚の人にまた一歩

2011-05-17 | 想い・雑感
毎週火曜日朝は
業務開始前に外科で抄読会を行っている
順番に役に立ちそうな英語論文を見つけてきて
その内容をまとめて発表するような会である

今朝その会の時
いつものように椅子にもたれて足を延ばし(そう姿勢が悪い)
説明を聞きつつ英文を読んでいると
右足の親指先端に違和感が

それとなく靴から足を出し
テーブル下に目をやると
あらあら
靴下に穴が

朝履いて1時間以上たってから
ようやくその事実に気づくとは
なんとも情けない
気づけよ!
と一人突っ込みを入れておりました

児玉清さん逝去

2011-05-17 | 想い・雑感
児玉清さんが亡くなられた

先日日曜日の昼にテレビをつけたとき
アタック25の司会者が児玉さんでなかったので
どうした?
ということでネットで見てみると
肝機能障害がわかり
3月末の撮影から休んでいるとのことだった

死因が胃癌であったことと合わせて思いつく経過の一例は

体調が悪く病院に行った
血液検査で肝機能障害が見つかった
エコーやCT検査で肝臓に多発性腫瘤が見つかり他臓器からの転移が疑われた
上部内視鏡検査で胃癌が見つかり胃癌からの肝転移と診断された
手術適応となる段階は過ぎていた
肝臓以外にも転移巣はあったと思われる
特に骨髄などにも転移巣が形成されており
診断から短期間に死に至った
といったストーリー

肝機能障害に関しては
①多発性肝転移
②腹膜播種やリンパ節転移 あるいは胃癌の直接浸潤による胆道狭窄
③その両方
が考えやすい

体調を崩してから亡くなられるまでが短期間であることから
ご本人が最後までかなり無理をして仕事をされていたか
骨髄癌腫症などの厳しい状態に至っており治療にもかかわらず状態が急速に悪化した
などが考えられる

児玉さんのイメージからすると
きちっと健康診断を受けているような気がするのだが
これまで異常が指摘されていなかったとしたら
スキルス型胃癌で発見が困難であったことも考えられる

このように勝手に推測するのははなはだ失礼とは思うが
胃癌という病気の一面を知っていただき
胃癌になったとしても少しでも早期に見つかる方が増えることを願いたい

児玉清さんのご冥福を心からお祈り申し上げます
テレビからいつもさわやかな笑顔をありがとうございました

ネット環境

2011-05-17 | 想い・雑感
ネット環境というものに疎いし
漏れて困るような情報もないので
ネット経由の情報漏えいというものもあまり実感がない

クレジットカード番号をネット上で使わない
患者情報を院外に持ち出さない
むやみに個人情報を載せない
それとアンチウィルスソフトを入れておく
ということ以外はあまり気を付けることもない

今回暗殺されたビンラディンは
過去何年間も
一切インターネットアクセスをしていなかったという話を聞くと
それほど注意しないと狙われればネットから情報をつかまれるということなんだろう

ネットでつながるというのは
常に何らかの危険にさらされているのでしょう

しかし今や
ネット環境なしという環境は
考え難くなってしまいました