外来語にはドイツ語由来のものも多い
登山用品名なら
ザイル・ シュラフ・ カラピナ・ アイゼンなど
一般的なものなら
ヒステリー ・ノイローゼ ・ウラン・ エネルギー・ イデオロギーなどなど
そして最近問題のコロナウィルスがらみなら
デマ
という言葉をあげたいところ
ドイツ語 Demagogie デマゴギー
からとってデマ
もともとは政治家が民衆を扇動するために用いた宣伝
を意味したものらしいが
権力にとって都合の良い宣伝(不都合な真実を隠し虚偽を述べる?)
という意味に用いられ
さらには嘘や流言を表わす言葉として使われる
SARSに似た感染症が認められだした当初
武漢でデマを流したとして当局につかまった8人は
すべて医師だったらしい
民衆を惑わすとして検挙したらしいが
蓋を開ければ医師からの情報は事実に基づいたものであり
結局惑わしたのは権力側だった
権力側のデマだったのだ
このデマの使い方のほうが
原義に近いという皮肉
まあ権力側のデマが日常茶飯事の日本は
決して偉そうなことは言えませんが