Dr. 鼻メガネの 「健康で行こう!」

ダンディー爺さんを目指して 日々を生き抜く
ダンジーブログ

狭い!

2020-03-03 | 想い・雑感

キャットタワー最上階

なんだか盛り上がっているなぁと思って近づくと

二匹でお休み中

 

窮屈だぁ と訴えけているようにも見えるが

満更いやでもなさそうで

そのまままた顔を潜り込ませた

 

もう一匹の白黒は

全く気にせず

寝息を立てている


サイレント・ストーン

2020-03-03 | 医療・病気・いのち

 この数十年で医療における画像診断装置の進歩が著しい。そのおかげで、それまで見つからないままで一生を終えていた可能性のある異常が見つかるようになった。ある程度昔から見つかっていた胆石などもそうである。昔なら症状が出なければ見つかることもなかったであろう胆石が、簡単に見つかってしまう。

 胆石があっても全く症状が出ないような胆石を、サイレント・ストーンと呼ぶ。その多くの場合は石とともに生涯を終えるので、基本的には様子観察となる。「痛むようだったら必ず受診してくださいね。」とだけ付け加えて。

 ただ、本当に黙っているのかどうかわからない場合もある。時々胃もたれがする、食べ過ぎると胃が痛むことがある、肋骨のあたりが苦しくなることがある、急に背中や肩が痛くなることがある、などなど、すぐには胆石による症状とは思えないようなものが実は胆石による症状ということがあるのだ。胆石の治療にかかわったことがない医師なども、安易にサイレントストーンと決めつけてしまうことがあるから注意が必要。

 いったん強い発作が起きれば、痛みだけで治まらず強い炎症まで起こしてしまうことがある。そうなってしまえば "Be silent!" などといっても黙っちゃくれない。手術になっても、炎症が強いとむつかしい手術になることがある。だからたまたま胆石が見つかった場合でも、胆石の患者をよく経験している外科医や消化器内科医の診察を受けることをお勧めします。