Dr. 鼻メガネの 「健康で行こう!」

ダンディー爺さんを目指して 日々を生き抜く
ダンジーブログ

朝月

2020-03-11 | 想い・雑感

コロナ騒ぎの中でも

季節は移っていきます

通勤時間帯にはもう明るくなってきました

 

今朝は雨も上がり

天気の崩れはないとの予報

バイクでのんびり通勤

 

東へ走らすので

薄青い空に

望月が残っている

 

月として地球の周りに存在して以来

ずっと地球とともにある月

人の喜怒哀楽など知らぬこと

 

そして人が知り得ない遠い未来も

地球とともにある

 

人のこだわりなど 屁みたいなもの(失礼)

 

 

朝月と バイク通勤 春の朝


桂枝茯苓丸 (ごろ漢⑮)

2020-03-11 | ごろ寝漢方

 

 私がよく処方するものの一つに桂枝茯苓丸があります。イメージとすれば、滞った血の流れをスムースにしてあげる処方です。

 桃仁と牡丹皮で血の巡りを良くして挙げ、芍薬はきりきり痛みを緩和させ、桂皮は冷えやのぼせを改善し、茯苓はむくみを改善させます。

 子宮筋腫や内膜症、卵巣膿腫などにより不整出血や月経不順が生じている。いぼ痔がある。打ち身などで青ジミができている。更年期障害と思われる。冷え性である。などというときに、その人の体質を考慮したうえで使います。当帰芍薬散や加味逍遙散とともに、女性に対する三大処方ですが、男性にもよく使います。シミやニキビが気になる方には、薏苡仁を加味した桂枝茯苓丸加薏苡仁を処方することがあります。この桂枝茯苓丸加薏苡仁は、乙字湯と同様、原南陽の経験方といわれています。原南陽先生、やりますな。

 保険適応病名は、比較的体力があり、ときに下腹部痛、肩こり、頭重、めまい、のぼせて足冷えなどを訴えるものの次の諸症:月経不順、血の道症、にきび、しみ、手足のあれ、となっております。

 

《処方語呂合わせ》桂皮(けいひ)、茯苓(ぶくりょう)、芍薬(しゃくやく)、桃仁(とうにん)、牡丹皮(ぼたんぴ)

◎ 敬 服    役 人 ボタン

敬(桂皮)服(茯苓)してしまいます。お役(芍薬)人(桃仁)様が立派なボタン(牡丹皮)のついた、ピシッとした背広を着ているのを見るとね。

 

 ところで今の日本、敬服するようなお役人にあいたいものです。欲の皮が突っ張った政治家に対して、ピシッと物を言い、政を正すくらいの意気込みが欲しいですね。たいていの政治家より、ずっと賢いはずなのですから。


ウイルスの変異

2020-03-11 | 想い・雑感

人が山を崩し川岸を固め自然生態系を崩していく

行き場をなくした生物は人里に現れるようになる

また個体数を減らし絶滅するものや絶滅を危ぶまれるものが出てくる

 

そんな絶滅危惧種を宿主として遺伝子を受継いできたウイルスたちもいるだろう

宿主がいなくなればそのウイルスはDNAあるいはRNAを次世代へ引き継ぐことができない

 

これは大変だとなんとか頑張ろうとする中で

変異が起こりやすくなるようなこともあるだろう

これまでの宿主以外に生き残れる場を求めて

他の生物の中でも遺伝子を増やせるように変身していく

 

人の行動が

ウイルスの変異を促し

結局人を危機に導く

 

根拠のない単なる想像ですが

抗生物質をやたらと多用してきた人類が

細菌において多剤耐性菌を生み出してきた事実を鑑みれば

あながち的外れではないかもしれない


風邪のウィルス

2020-03-11 | 想い・雑感

のどの痛み 咳 痰 発熱 頭痛

などの症状があれば風邪だろうということになります

風邪以外でもこのような症状は出るでしょうが

経過を見れば数日から一週間でおさまるので

やはり風邪だったということにしてしまいます

 

こんな風邪症状をおこす原因となる微生物は

9割がウィルスで残る1割が細菌だといわれています

かぜをおこすウイルスの中で最も多いのがライノウィルスというもので

2番目に多いのが今や有名となったコロナウィルス

一般的なコロナウィルス感染症は軽い症状で収まってしまうことがほとんどだけど

SARS MERS そして今回の新型肺炎は

遺伝子に変異を起こして質が悪くなっているコロナたちが暴れている

今回のウイルスにつけられた名前は SARS-CoV-2

 

なお来年になれば新型肺炎とは呼ばれなくなり

いずれまた新たな変異ウイルスが新型肺炎を起こす可能性も高い

 

現在のように人や物の移動が地球規模になっていない昔なら

限定的な地域でちょっと流行った風土病で終わっていた感染症が

地球全体の感染症となる現代

今後も起こるであろう新たな感染症の洗礼に

人類は耐えられるのか