ごろ漢と言うのは、ごろ寝しながら気楽に漢方に親しむと言う願いを込めて名づけました。さらに、ごろ合わせで漢方を覚えると言う意味も含まれています。
体質や症状によって効き目のありそうな漢方薬と言うのは決まってくるのですが、必ずしも同じような人に同じ漢方薬が効くとは限りません。その人に合った漢方薬を見いだすためには、医師と患者がしっかりコミニケーションをとって一緒に見つけ出していくと言うプロセスが大切です。だからこそ患者さんにも漢方に親しんで欲しいわけです。
漢方薬の処方は複数の生薬から成り立っているものがほとんどです。漢方薬の運用には処方に含まれているそれらの生薬を知っておいた方が良いのですが、その生薬を覚えるのがなかなか大変。覚えたつもりでもすぐに忘れてしまいます。そこでかなりの数の漢方薬に対してごろ合わせを考え含まれる生薬を覚えてきました。それでも忘れると言うのはもう歳のせいとしか言いようがありませんが、丸暗記しようとするよりは記憶に残ります。
ごろ漢の中では、漢方薬の様々な話題を提供したり、かなり無理なごろ合わせを紹介したりしていきたいと考えています。さてさてどのようなものになっていきますか。