Dr. 鼻メガネの 「健康で行こう!」

ダンディー爺さんを目指して 日々を生き抜く
ダンジーブログ

2007-12-17 | 想い・雑感
部下の結婚式に参加した

披露宴に招かれる人々は
新郎 新婦のいずれかと関係がある人ばかりだから
当然日常より関係深い人が集まることとなる

参加者の方と話すと
思わぬつながりに驚くことも多い

披露宴会場を見渡すと
縁という糸が張り巡らされ
絡まりあっているように感じた

生きているうちには
この縁をうるさく感じることもあるが
やはり様々な関係の中で
人は生かされているのだと
改めて感じさせられた

ただ
糸というのは
絡まってしまうと
解くのが大変ですよね

白眉

2007-12-16 | 想い・雑感
今年の4月に
カラスから攻撃を受けていたところを救出された
赤ちゃん猫が我が家にやって来てもう8ヶ月
だいぶからだが大きくなってきた

全体的色調はは黒を基調とし
四肢とお腹それに口より下側は白を基調としている

人間の眉毛に当たる部分にある
数本の長い毛は
やはり眉毛というのだろうか

この毛は見事に白い
白眉といってもいいのだろうか
それほど賢いとも思えないのだが

銃創

2007-12-16 | 想い・雑感
いわく有りの主人公が銃で撃たれる
医者に診せるわけにはいかず
麻酔もかけずに「うっ!」という顔をしながら
自分で体内に入った銃弾を取り出す
といった場面を映画で見ることがある

しかし実際に銃で撃たれれば
やはり医者に診せるだろうと思う
アメリカだったら訳ありの銃創だって
診てくれる医者は居そうな気がする

でも日本だとどうなんだろう
学生時代に読んだ教科書には銃創のことが少し書いてあったが
日本で銃創の治療経験がある医者はかなり少ないだろう
実際私自身は診療したことがないし
診療しているのを見たこともない

ところが最近銃がらみの事件が多くなってきた
勤務する病院に
撃たれた人が運び込まれないとは断言できない
いやな世の中になってきた

それにしても
一発の銃弾でなく
散弾銃で撃たれた後というのは
どうすればいいんだ?

そのうち勉強しとこうっと

イルミネーション

2007-12-15 | 想い・雑感
 街中や店先、それに個人の家でも、夜のイルミネーションがきれいな季節になりました。光は暖かさ、美しさを与え、希望の象徴ともなるものですね。きれいな飾り付けをみると、嬉しくなります。

 しかし、エネルギー使用を極力抑える方向で考えなければならないこの時代。すこし複雑な心境ですね。

 最近ではクリスマスのライトはLEDライトが主流となっているとのこと。これは寿命が長く、同じ明るさを得るためにこれまでより少ない電気しか使わないとのことではありますが、それでも昔に比べ格段に明るい現代日本の夜を、更に明るく飾り付ける必要がどうしてもあるのか。

 点灯時間も含め、すこしでも抑制することを考える必要がありそうです。

たらい回し

2007-12-15 | 想い・雑感
子供の頃大きなたらいに水を入れ
その中にパンツ一枚で入って遊び
夏の暑い日に涼をとっている写真が残っている
昔はたらいをよく見かけたものだが
最近見かけるとすればたらい回しという言葉くらいだろう

この言葉
仰向けになって足でたらいを回す芸のことから
物事をぐるぐると順繰りに送ることを言うようになったようだ

現在では特に救急搬送の患者が受け入れを断られたような場合
よくこの言葉が使われる
だけどこの使い方は正しいのだろうか
また病院側が一方的に非難されることなのだろうか

私自身当直の時にどうしてもすぐに手術が必要な患者さんを診ることがあり
実際手術を行うこともある
もしその時救急患者の受け入れを要請されても
明らかに対応は不可能である
そのことが非難されることとはどうしても思えない
そして受け入れ不可能である旨を伝えているだけであり
タライ回しをしているわけではない

だけどマスコミはすぐにたらい回しだと手を振り上げ
国民の味方を気取った記事を作る
夜間救急体制をどうくみ上げるべきか
という根本問題に突っ込んで
社としての考えを述べるなどという時間のかかることはおいといて
ちゃちゃっと記事をやっつけるという感じ

それにしてもマスコミはあまりにもたらい回しという言葉を安易に使いすぎる
使いやすい言葉を考えもなく使い回しているように見える
ん?これこそたらい回し?

質が・・・

2007-12-14 | 想い・雑感
 すでに何回か忘年会がありました。幹事がいろいろ考えて、一次会の会場を見つけてくれるのですが、今年はどうもよろしくないのです。昨年も2時間飲み放題というようなところでやる場合が多かったのですが、今年は同じような会場でも食べ物が良くないのです。

 原価高騰や光熱費の上昇の影響から、材料や調味料の質を落としているのでしょうか。

 そこで一回は、デパ地下で食材を買い集め、アルコールや飲み物はディスカウントショップで買い求め、個人宅で18人集まって行いました。会費3000円で食べきれない、飲みきれない。ばっちり満足しました。

 飲食店は、サービスや場所、手間を提供してくれるので、食材の材料費の2倍3倍の料金を請求されてもちっともかまわないけれど、ひどすぎるところが増えたのではないかと、ちょっとがっかりです。

急な告知

2007-12-14 | 医療・病気・いのち
 「すぐに行った方がよい。」
と言われ、紹介されてくる患者さんの中には、その日開業医から癌であることを告げられ、そのままやって来られる方もいる。何気なく受けた検診で見つかったり、潰瘍と思っていたものが組織検査で悪性とわかったりといろいろな状況がある。

 開業医の先生が、あっさりと外来で悪性であることを告げるときは、それほど進行していない場合が多いのだが、ご本人にとっては晴天の霹靂。頭の整理ができないままに外来に来られることとなる。

 中には余裕ある風情の方もおられるが、多くの場合、表情は硬い。しかしかえって余裕があるように見える方のほうが、まだ事態を認識できていないだけという場合もよくあるので注意が必要。

 いずれにしろ、癌の診断が即座に死へ直結するものではないこと、来院時点でわかる結果を見て進行度がどれくらいなのか、治る可能性が十分あることなどなどを必要に応じて説明させてもらう。こわばった表情が少しでも柔らかくなるようにするのが目標だ。

 その後少しずつ、現状の説明をしていき、治療方針の相談へと向かうことになる。

イレウス?

2007-12-13 | 医療・病気・いのち
精神疾患の治療を受けている方の中には
びっくりするくらい様々なそして多くの薬を
服薬している方がいる

精神科に対して
他の診療科を身体科と呼ぶことを
精神科医師に教えてもらったが
身体科の医師から見ると
精神科の処方の多さには
目を見張ることが時々ある

それらの薬は精神状態のコントロールに使われるわけだから
神経系統に作用するのだろう
そして当然自律神経にも影響がでるであろう

時折腸閉塞の診断で紹介されてくる
精神疾患の治療中の患者さんの場合
薬の副作用と思われる腸蠕動の低下が原因と思われる
麻痺性イレウスのことが多い

実際にお腹は膨れ
レントゲン写真では
小腸も大腸もパンパンに張っている
そのときは浣腸をしたり
腸蠕動を亢進させる薬を使ったり
ひどい場合は絶食の上で点滴をしたり
ということになる

しかし大本の原因である
薬を中止できないわけだから
何か釈然としない医療行為となる
目の前に患者さんが来られれば
必要と考えることを行うが
本来は外科で対応する話ではなく
薬を処方している医師が対応するのが筋だと思ったりする

悪阻

2007-12-12 | 想い・雑感
かつてのホームドラマで
若い女性が会話の途中で
急に吐き気を催して
洗面所へ駆け込む
などという場面を時々見かけた

ドラマの中で
当人の妊娠に気づかされる場面である
あまりにステレオタイプの演出に
辟易としたものだが
現実の医療場面では
当人が妊娠に全く気づかず
体調不良で受診されることはまれではない

「若い女性を見たら妊娠と思え」
などとよく言われたものだが
診療上の注意喚起としては妥当だろう

腹痛 食欲不振 嘔気 その他の症状に対し
検査を行ったり
薬を処方したりする場合
当人の体内に新たなる生命が宿っているか否かは
重大問題である

救急外来などで
当人が絶対妊娠はない
ということで危うくレントゲンを撮りかけたことは
一度や二度ではない

妊娠可能年齢の女性診療に気を使う所以である

ちなみにこのつわりであるが
病名となると妊娠悪阻(にんしんおそ)となる
見るからに気持ち悪さが伝わってくる感があるが
もともとは「つはる」という言葉からきたものだそうで
つはるとは新たなる生命の徴が現れることを指すとのこと

そういう風にいわれれば
つわりという言葉のイメージのなかに
喜びの感覚も含まれてくるような気がしてくる
つわりの経験のない 
 経験のしようがない
私が言うのもなんですけどね・・・

踏み出す

2007-12-09 | 想い・雑感
自分の気持ち
などと言うものは
自分で十分分かっているつもりでいるが
存外分からないものである

ある決心をした後になって
本当はそうしたいと思っていなかったのではないか
と気づいたりする
様々な要因に後押しされて
思わぬ方向へ歩き出すこともある

やり直せる場合もあるだろうが
過ぎた時間を取り戻せるはずはない

そこでは後悔するよりも
次にどうするかを考えるのが良いようだ

過去に縛られたままでは身動きができない

輪形彷徨

2007-12-09 | 想い・雑感
知らない街に行き
地図を持たずに
ぶらりと散歩に出たりすると
異なる場所に向かい進んでいるつもりが
同じ場所に戻ってきてしまうことがある

頭の中では
二次元の座標を描いて
行動しているつもりなのだが
道自体が微妙に湾曲したり折れ曲がったりしており
頭の座標軸とすっかりずれてしまう

しかし人は眼を閉じて100m歩くと
その人の癖で
輪を描いて歩き
もとのあたりに戻ってしまうらしいので
道の折れ具合だけの責任ではないのかもしれない

街を見下ろせる高台から
全体の形を見たイメージを得たり
地図を持っていたりすると
何度も同じ場所に戻るということはなくなる

人生行路において
何度も似たようなことで
繰り返し悩んでいるというのも
同じ場所をぐるぐる回っている状況と
重なる

一段高いものが見え出すと
一気に見晴らしが良くなってくるのだろうが
そうなるとまた別の悩みがやってくる

どの程度の高みまで上がれるのかわからないが
結局わからないことを山のように抱えたまま
生の終焉がやってくるのだろう

そうであっても
落胆せずに
今を大切に生きたいと思う

個別化

2007-12-09 | 医療・病気・いのち
テーラーメード医療とか
個別化医療とかいう言葉を耳にしだして
10年近く経つだろうか
様々な疾患に対して
いくつかの選択肢の中から
患者個人にあった医療を模索し実行していく
といったところだろう

この個別化が特に強く求められる分野の一つが
終末期の医療だろう

一人ひとりの身体的 精神的状況が
皆違うのだから
それぞれに必要な医療も異なってくる

終末期というと
以前はなすすべもなく通過していく時であったが
苦痛ゆえに早く過ぎ去りたいと
患者本人が思うような時期にするのは
あまりにもおしいと思う

死を前に
それまでの人生を思い
人智を超えたものへ想いを馳せ
人としてさらに進歩することが可能な時期を
少しでも苦痛少なく
できれば快適に送れるような
方法論がほしいし
技術を磨きたいと思う

少し頭が痛いくらいで
すぐに元気がなくなる私としては
そうありたいと思うし
私が当事者ならば
そうしてもらいたいと思う

足の裏

2007-12-08 | 想い・雑感
昔銭湯に行くと
健康青竹なるものが置いてあった
30~40cmに切った竹をさらに半分に割ったようなもの
それを足で踏むことにより
足の裏をマッサージしツボ刺激にもなるということらしい

また温泉などには
浴槽の底の一部に凸凹をつくり
そこを歩くことにより
足つぼを刺激するようになっているところもある

子供の頃は
痛がる大人を横目で見ながら
なんでこんなものが痛いのか不思議に感じていた

ところが
大人になるとこれが痛い

体調にもよるが
足の裏を押すと
いたい場所がかならずある
押さなくても
足の裏が痛くなるような日まである

そんなとき
足の裏を押したり揉んだりしているうちに
痛みが遠のき
足が軽くなると同時に
体調も良くなるように感じる

年齢と共に
どこか体のバランスが崩れたところが
存在することが多くなるのだろう
体をいたわることが
大切になってくるようだ

嫌な目覚め

2007-12-08 | 想い・雑感
気になることが夢の中に出てくるらしい

外科医の場合
最も気になるのは
術後の合併症

消化器外科医の場合は
縫合不全が最も気になる

私自身ここ10年以上縫合不全の経験はないが
絶対に起こさないと言い切る自信はない
術後1週間ほどして熱が出たりすると
まずは縫合不全の有無が気になる

意識はしていなくとも
いつも気になっているようで
夢に出てくることとなる
時には病院に行かなくてはとうなされ
目を覚ますこととなる

ああ夢か

のどが少し渇き
鼓動はやや早くなっており
嫌な目覚めとなる


ゆっくりと

2007-12-08 | 想い・雑感
最近の忘年会は
食べ放題や飲み放題の店が選ばれることが多く
ゆっくりと話しをしたり
芸達者な人の出し物を見たり
という時間があまり無く
急かされているような飲み会になってきている

お酒も会話もゆっくりと味わいながら進めるからこそ
酒席が人生の楽しみになるのだろうに
宴席にまで時間管理が入り込んできて
なんとも悲しい

店の方は
少しでも客を入れようと
タイトスケジュールで予約を入れているので
時間が来れば客を追い出すように急かすところもある
楽しんでもらおうなどと言う配慮のかけらもない

二次会もおきまりのカラオケコース
そんなコースはとっととはずれて
好きなお店へ移動することとなる