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原典にあたりたいと思うのだが、残念IMSLPにも自筆譜はない。当時のマンドリンはどんな楽器なのだろうか。ヴィヴァルディの時代のマンドリンはすこしは知られていて、複弦ではない!6コースのリュートのようなものらしい。ベートーヴェンの想定した楽器も「リュートに近いタイプ」ではないかと藤沢俊樹は書いている。
ネットで見ると、マンドリン奏者が、なのか、どんな楽器だったのか驚くほど誰も関心がないようだ。プロも現代のマンドリンでトレモロして録音しているようで、あまりにも無神経だと、僕は頭にきてしまう。
アマチュアに過ぎないが、僕が仮に現代マンドリン奏者だったら、わからないままに弾く気が知れない。ありがたいことにへっぽこシロートチェロ奏者なので、逆に、旋律だけ楽しめば良いのだ、弾いて楽しんでいる。
僕にとってベートーヴェンはいかめしいだけでなく、とってもかわいいメロディーをたくさん書いた、夢見る恋多き青年でもあるので、若者を見るような気分で弾いている。気持ちが良い。