
これが講談社学術文庫から出ているってのが笑ってしまう。「34人の現代の思想家を笑い飛ばす!」というが、いやたしかにそうかもしれないが、ぼくは本質を突いていると思う。もっとも僕が思想、哲学のなんたるかをわかっているかというともちろんなんにもわかっていない。
なにしろいしいひさいちのとんでもなく汚い字で、それが文庫になっているもんで、読むのがたいへんだ。老眼にはつらい。だれだかが「文庫本になって更に字が小さくなって、素晴らしく難解になっています。」ってのが笑える、すばらしい。
増補版も出ているらしい。