
昨日も大きな事があった。大崎事件再審認めずだ。
僕自身はこの事件についてほとんどなにも知らない。だがはっきりしていることは裁判所、裁判官が事件の真相を追究しようという気が全くない、ということだ。「再審」制度に則り、手続きとして認めるかべきかどうかしか考えていない。ただ官僚が事務処理をしているだけなのだ。
そもそも捜査や裁判が適切にされていない。警察は誰でも良いから犯人を仕立て上げて有罪にすれば「事件を解決」したことになり、裁判所は警察がウソつくはずがないと思い込んでいる。(いやそうじゃなくて、裁判官は無罪なんてしたら警察に恨まれて、結局出世できないと知っているから、真相の究明には関心がない。)間違った捜査裁判を正すしくみがない。「再審」制度は新しい証拠がないとできない。捜査裁判が間違っていることは「考えられない」のだ。想定していない。
裁判制度そのもの、裁判官の人事制度を根本的に変えなければならない。だが心ある裁判関係者が「絶望的状況」だというのだ。あきれかえる。絶望しかない。僕にできることは、日本の裁判はクソだ、まったく信用できないと言うことを騒ぎ立てることだけだ。