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元音楽の先生がフランクのVnソナタいいですよねえ、というので、チェロ版もあってとても良いですけど、全然弾けません、と言うのだが、やろうやろうちょうゆっくりでいいからやろうと、なかば本気で誘われて、楽譜を見ている。弾けるわけないのに楽譜は持っている(^^;) ヴァイオリンとチェロは1オクターブ半音域が違う。それなのにたいていのVn曲を編曲したものは1オクターブ下なのだ。チェロの方が難しい楽器なのに(断定!シロート考え!)5度分高いところを弾かなければならない。無理に決まっている。僕はチェロピッコロを持っているのでヴァイオリン版を弾く方がましか?いやいやそもそもヴァイオリンソナタとしても最高傑作、とてつもなく難しい、プロが弾く曲なのだ、できるはずがない。
できなくてもたとえ1小節でも練習は練習だ、そう思って見てみると、ちょっとおもしろくて、チェロ版は1オクターブ下、と決まっているわけではなく、2オクターブ下げてあるところもあるのね、ふーん。
4楽章冒頭、カノンはもともとVnが1オクターブ上で追いかけるように作られているのだが、1オクターブ下でチェロに弾かせると同度(まったく同じ音程)になる。それで良いのかもしれないが、いっそ2オクターブ下げればピアノの1オクターブ下になる。それのほうが効果が高い、と考えたのか。
いくらぐだぐだ書いても弾けないものは弾けるわけがない。