チャイ5の4楽章。練習の最初30分ほど、M先生のおっしゃっていたのは、すごーくたくさんあるのだが、要するに「楽譜に忠実に」と言うことだった。
最初はmf 16分音符は甘くならず、そうかと言ってキツすぎず、要するに楽譜通り。4拍子はもちろんなのだが、付点4分音符は均等な強さのまま、伸ばしの途中、2拍目の頭をけっして強くしてはいけない。2小節目の伸ばしは楽譜通り。5小節目のアウフタクトからはf(その後にffがある)。テヌートは身のあるテヌートで、でもベタベタしたテヌートではない。付点8分16分音符の所ももちろん厳密に甘くならずキツすぎず楽譜通り。
8小節目の伸ばし。菅は2拍半で弦は3拍半なので、弦が残るのがきちんと聞こえないと。(画像をクリックすると拡大します。)
Aからのピチカートはffからpにパッとピアノにならないといけない。(でもffの最後はわずかにディミニエンドする)
楽譜に忠実に演奏することはなんて難しいのだ!
音符一つひとつを活かすための指揮者の指示ですね。
勉強します。
いつもありがとうございます。
そうですね。またチャイコフスキーがいとわず、細かく書いてる気がします。