せろふえ

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寄生獣

2021年06月15日 | 映画・テレビ

 映画(山崎貴監督、2部作)を見た。原作(岩明均)が1988−19年の作だからもう30年以上も昔の作品だということにびっくりする。
 原作はもう本当にすばらしくて個人的にもあらゆる創作もののトップ10に入る。たしかにグロい所はあるが、それは必要がある表現だし、そういう場面すらユーモラスな所があり、実に良い。
 映画もなかなかよかった。設定、時代背景など変えてあるところもあり、そこも、監督の意思が感じられて好もしい。映画を見て、また原作を引っ張り出して読みかえしてしまった。

月桂樹の剪定

2021年06月14日 | 

 月桂樹の剪定は3月だというので強剪定したのだが、若芽がたくさん出てきて、根元も混んできたので再度剪定した。だいぶ刈った。3月にカイガラムシを取り除き、今回もとったのでほとんどついてないように見えるが、どうかなあ。月桂樹が生えているのにベイリーフがとれないんじゃあ、甲斐がない。

川越の建物 近代建築編

2021年06月13日 | 
 川越は古い建物がたくさん残っているようで、こうして写真(じゃなくてイラストでした!いつもいいかげんですみませんm(_ _)m )で見せられると美しくて感心する。
 うちは川越の郊外で、戦後合併された旧8ヶ村だか9ヶ村のうちの一つで、旧市街に行くときは「川越に行ってくる」と言っていた。
 この本に載っているのはほぼすべて旧市街のもので、まったくうちは田舎だなあ。
 割と有名なこの本でも最初の方に載っている歯医者なんかも、子どもの頃から「川越に出かけた」時の自転車で通る裏道にあり、知らなければずっと知らないままだろう。知っている建物が紹介されていて、あるいは、これはあれかあ!と感心し、なんだかいろいろ昔のことを思い出したりした。暇ひまに巡ってみたい気がする。

コロナ黙示録 海堂尊

2021年06月12日 | 
 いやあ、すごい。すばらしい。今のコロナウイルス騒ぎ(と政治)をカリカチュアライズしたものだが、いや、ほとんど誇張も単純化もしていない、事実そのものじゃないか。それがすごいことだと思う。
 安保宰三(あぼさいぞう)が首相でアホと言うなとか、アホノマスクとか、そんな風に、ほんとうに事実が書いてある。陸山会事件のことから、公文書ねつ造事件の赤木さんファイルのことから、すべてほぼ事実だよ。
 よくここまで書いて問題にならないものだ。最近でも、感染症対策分科会の尾身茂会長が「パンデミックの所で(オリンピックを)やるのは普通ではない」と言うのを自民党幹部が「言葉過ぎる」と言ったと伝えられている。こんな状態でまだオリンピックなどと言っている政治家は政治家の名に値しない。もともとそうだっけ。
 この本が問題にならないのはバカ自民党の議員は活字なんか読まないんだと思うよ。麻生が漫画しか読まないのは有名だが、でんでん安倍も読書なんかしたことないね。断言する。
 あまりに事実に即しているので、よくある、この手の話のように勧善懲悪にはなっていない。おもしろかったけど、淡い希望が語られただけだ。それでもみんな読むべきだと思うよ。

麦秋

2021年06月11日 | 日記

 新しい職場は田舎(失礼!)なのだ。麦秋。
 最近は金にならないのだと思う。麦を作っているところは本当に少なくなった。そういえば僕の子どものころは隣でも陸稲(おかぼ)、麦の二毛作で、麦踏みなんかもしてたのを、こうして書きながら思いだした。

 梅は家で、職場で、次女の送迎のおばさんに、と、もらってもらえて、喜ばれ、ありがたい。ビワも若い同僚がすこし持って帰って良いですか?と喜んでくれた。近所にまったく手入れもせず、収穫もしない、立派なビワがあり、もったいなくてしょうがない。

 最近(だけでない)、怠けていて、楽器をろくに触っていない。なんだか何日かぶりにモダンチェロを引っ張り出し、韃靼人の踊り。妻が自閉症がらみのリモート会議だというので、30分も弾かず中止。トラベルソも吹いてない。まずい。

 冷蔵庫が壊れたと思ったら、こんどはテレビがおかしい。いや、復活して2日ほどは問題ないが、そのうち力尽きるのじゃないか。電子ピアノもおかしい。昨日は最近ハープシコードに設定しているのに、なにもしないのにパイプオルガンになっていた。弾ける曲は1曲しかないので、その、バッハのメヌエット(825だったかな?)をパイプオルガンで弾いたが、それはそれで新鮮だった。

梅の収穫

2021年06月10日 | 

 梅が青々としていて、収穫はいつすれば良いのだろうと、様子を見ていたら、なんと!奥の方(中心部?)はたくさん実が落ちていて、あせって収穫した。脚立を安定しておけるほど地面が平らでなく、一度脚立の上から身を伸ばしたら僕を残して脚立が倒れてしまって、漫画のように枝にブル下がった。おそろしい、脚立から転落して死にたくない。手の届かないところもたくさん。
 ろくに手入れをしないのだから当然なのだが、キズも多いし、去年もバッサリ剪定したのだが、今年もももっと剪定しないといけないなあ。
 梅干しにするのはとんでもなく手間がかかる。梅酒は趣味でない。甘く煮たり、ジュースにしたりしている(妻が)が、次女の作業所でもらってくれそうだ。

ノード フルートソナタ作品4−1

2021年06月09日 | リコーダー
 Adagio , Allegro , Aria , Andante , Allegro の5楽章。Andanteが僕のつぼらしく、とてもとても美しいメロディーと感じる。トラベルソではあまりうまく吹けないが、リコーダーで吹いたり、チェロで弾いたりしている。やっぱりオリジナルの横笛で吹くのが、もっとも曲にあっているとは思うけれど。

嫁はフランス人 2

2021年06月08日 | 漫画
 何度も書いているが、我が市の図書館はすばらしくて、市内4つの図書館の蔵書を検索できて、希望する図書館まで持ってきてくれて、届いたらメールまでくれる。そうしたらBookoffも同じように、系列?内を検索できて希望の店舗まで持ってきてくれてメールくれる。配送料無料。すごい。
 2巻も期待を裏切らずにおもしろかった。3巻はまだ古本が出てきていないようなのだ。

ビワ

2021年06月07日 | 

 ことしもビワが採れた。うれしい。スーパーで見るとビワはとても高級果物だが、ここらへんじゃあ、ビワは庭にはえてるのをとって食うもので、買うものじゃない。なんでもアフリカ(の一部?)では、マンゴーなんて買うものじゃなくて木になっているのを食べるのもだそうだ。庭のビワは売っているビワのように大きく立派な、甘いもの(かどうかは知らない、売ってるビワなんて食べたことない)ではなくて、上品なというかあまり甘くない。熟れていないと少し酸っぱい。完熟すると酸味はない。木になっているのを食べるもので、だから日に当たっていてぬるく、だから甘い。同僚の女の子(差別的な言い方!)が「ビワって食べたことないかも」と言うので、少しやった。

次女の通う作業所、新しい施設の完成

2021年06月06日 | 自閉症
 クラウドファンディングのことを書いて、本当にありがたいことにここを見て寄付してくれた人もあったのに、その後の記事を書いてなかった。すみません。
 作業所は完成して(テレビに取り上げられた)今、内覧会をやっている。りっぱなちゃんとした工場で、つまり売る価値のある製品が作られそうで、とても良い。同時に職員は介護とともに、職人としての技量も求められると言うことなので、本当に頭が下がる。
 クラウドファンディングは目標額を達成したのだが、もちろんたいへんな借金を抱えたままだ。コロナでバザーもできないし、企業の寄付集めもままならない。
 それにしても、何度でも書くが、福祉施設への行政の「措置費」の日割りはひどすぎる。
 日割りというのは、つまり、福祉施設はもちろん行政からの補助というか「措置費」で運営されている。(干し芋作ったって、せんべい作ったって、そんなに儲かるはずがない。)「措置費」は障害者本人の出席というか実際に作業所に来た日数の日割りなのらしい。風邪ひいてやすんだり、時に精神的なこと、コロナの疑いなどで休むとその分の「措置費」を行政がさっぴくというのだ。こんなバカな話はない。特にうちの作業所などまじめなもので、障害者仲間が休めば、連絡を取り、時に家庭訪問までしてケアしている。かえって手間がかかる。行政は休んでいるのならコストがかからないだろうと措置費を削る。まったくふざけている。

リサイクルステーション

2021年06月04日 | 自閉症

 行きつけのスーパーにリサイクルステーションなるものがあって、ペットボトルを持って行くとポイントをくれる。1個で0.2円分=100個で20円分。でもまあ、良いじゃないか。うちは次女の楽しみなのだが、なんだかおばさん連中が行列してまで入れている。笑ってしまうが、これでいいのだ。

ヒダリマキマイマイ

2021年06月03日 | 日記

 庭に大きなカタツムリがいた。殻が5cmくらいある。やっぱり放っておくと自然は豊かだなあ。
 くわしいカタツムリサイトが見つからなかったが、ヒダリマキマイマイだろうか、左巻きのはめずらしいとある。へえ!本当に老人になっても知らないことばかりだ。

 昨日はひさしぶりにガットチェロを引っ張り出したり、知り合いが弾いているVnソナタをピッコロで弾いてみたり、有意義だった。(別にうまくなったわけでは全然ない)
 畑の耕耘。枝豆がちゃんと育っていてうれしい。せわしないといけないのだが、意外とと忙しいぞ。

バルサンティ リコーダーソナタニ短調

2021年06月02日 | リコーダー
 なんだかひさしぶりにリコーダーを吹いた気がする。
 Adagio , (指示なしアラブラーベ) , Grave, Allegro Assai (Gigeだろう) の4楽章
 有名な2番のようなぐちゃぐちゃな装飾は書いてなくて、その分やさしいかもしれない。
 4楽章がアレグロアッサイだと言うからアレグロというかプレストで吹き始めたら前打音を入れてテンポでできない。(^^;)これ難しいし、途中の拍をまたがったスラーなんかを考えても、プレストで吹き飛ばすジーグとは思えない。ほんの少し抑制されたスピードで吹くものなのだろう。

現代思想の遭難者たち (講談社学術文庫)

2021年06月01日 | 
 現代思想の遭難者たち (講談社学術文庫) いしいひさいち
 これが講談社学術文庫から出ているってのが笑ってしまう。「34人の現代の思想家を笑い飛ばす!」というが、いやたしかにそうかもしれないが、ぼくは本質を突いていると思う。もっとも僕が思想、哲学のなんたるかをわかっているかというともちろんなんにもわかっていない。
 なにしろいしいひさいちのとんでもなく汚い字で、それが文庫になっているもんで、読むのがたいへんだ。老眼にはつらい。だれだかが「文庫本になって更に字が小さくなって、素晴らしく難解になっています。」ってのが笑える、すばらしい。
 増補版も出ているらしい。