Happy-sanになろう!

Happy-sanな日々をご紹介するブログ。旅のお話もいっぱい♪

九州の神社めぐり~その1 宮崎神宮

2010年02月18日 | 神社めぐり
九州の神社めぐり~その1 宮崎神宮



宮崎駅からタクシーで10分。

宮崎神宮に着く。




この日は建国記念日とあって
大きな垂れ幕が鳥居の前にかかっていた。





人の気配はまばらで、
時折<春一番>の強い風が吹くが
静かな参道をすすむ。



小さな<たまゆら>が出迎えてくれた



途中、きれいな泉があった。
よく見ると光がたっていた。












宮崎神宮は神武天皇を祀られている。
実は今回の九州ぐるり旅の本当の目的は
この宮崎神宮の別宮である、高原町の狭野神社を訪れることで
(神武天皇は幼名を狭野命といい、生誕の地に狭野神社が鎮座している)

まずはこの宮崎神宮をお参りすることに。









お社はすっきりとしながらも
荘厳で、凛としていた。












この門にも不思議な光がうつっているが

参拝を済ませ、この門をくぐったとたん、

あまりに美しく降り注ぐ光に
しばし身動きがとれなかった。
























今年の節分以降、
光が多く降り注いでいて、

(春分の日に虹色の光をあちらこちらで見たり
撮影したり、感じた人が多かったと聞く)


いよいよ<光>の時代が到来した、といわれている。



御神籤は11番。<大吉>。

~わがおもう 港も近くなりにけり
 ふくや追手のかぜのまにまに~


こっそり<恋愛>のところをチェック。

~この人となら、幸せあり


むふふ。 嬉しい。


昨年、それこそ
出雲大社とか、天の岩戸神社で引いた御神籤の恋愛のところには

<再出発せよ>と書いてあったので

たぶん、今度出会う人と幸せになるのかしらん



実はこの11番の御神籤には更なるキセキが。。。
(次のブログでご紹介)


後から本で知ったのだけれど
この宮崎神宮は<玉の輿運アップ>なパワーがあるのだとか。



春一番が吹いたその日の宮崎。

そしてあふれるほどの、光。

ちょっと嬉しい予感の御神籤付で

嬉しい参拝となった



さあ、次は宮崎神宮の別宮である
狭野神社の、ご紹介。







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出雲・松江紀行ラスト!~玉作湯神社

2009年11月02日 | 神社めぐり
出雲・松江紀行ラスト!~玉作湯神社







玉作川の上流に位置する神社。
出雲国造が朝廷に献上する<勾玉>や<くわだま>を
作った場所でもあるという。


ここは、もぉ、<石人>である私には
たまらない神社だった。


なんと、<力が宿る叶い石>があるのだ!






まず私は参拝を済ませ、<叶い石>の場所を発見。

この叶い石からパワーを伝授してもらい
自分で持ち歩けるように小さな石を社務所にて買えるという
が、社務所が境内に見当たらない。


仕方なく、もう一度階段を下りていくと、
小さな看板が。。。


<叶い石はこちらで

とある。

神主さまのご自宅で買えるのだ


神主さまの丁寧な説明をうけ、
やっと自分用の<叶い石>をGET






これが、<叶い石>セット


この小さな水晶を
神社の境内にあるパワーのある<叶い石>にあて、
清めの水をかけることにより、
パワーがこの水晶にチャージされるという。

お願いごとを紙に書いて
1枚はお守りの中に石を包んで持ち帰り、
カーボンコピーされた1枚はお賽銭箱の横に奉納し
毎日、神主さまが祈祷してくださるのだという。

なんとも、
至れり、つくせり。
女性のハートがくすぐられる神社で、ある。






本当にこの<叶い石>にはパワーがあって
石に触っていた左手は
その後、しばらく

ジン、ジン、ジン、・・・

となんというかいつも感じることの出来ない
不思議な振動がずっと続いていた。


あの丸くて可愛らしい<叶い石>ごと欲しい!
と思ってしまうくらい
<石人>にとってはたまらなく素晴らしい石で、ある。


<叶い石>からパワーをチャージした
私専用の水晶は
いつもハートのそばにおけるように

KYOKOさんに
クンツァイト(ピンクの繊細なエネルギーを持つ石)と
一緒に素敵なペンダントに仕上げてもらっている。
ブログに度々登場のKYOKOさんは
パワーストーンのアクセサリーのデザイナーでも、ある。



仕上がりが楽しみ







飛行機に乗る前に、
もう一度、<出雲そば>を頂いた。


本当に1泊2日とは思えないほど
充実の、<出雲・松江>の旅だった。










話は飛ぶが、

ネットサーフィンをしていたら
驚いたことに

幾つかのネット書店さまで
私の著書がすでに予約販売していた


タイトルはあとから
講談社の担当 N氏と色々やりとりをして
結果、N氏に私は負けて、
今、ネット書店さまで出ているタイトルとは、実は違うものになる。


なんだか、その画面をみていて

私の手元にあったものが、遠いものみたいに感じる、というか
私自身が、私でないような気もする、というか

不思議な感覚に襲われた。


これから、書評とか
レビューとか、色々あるんだろうなぁぁぁぁ


どうぞ皆様、お手柔らかに。


とそんなことを気にしながら
私がもし、次に本を書くとしたら

<神様参り&温泉>の本だろうなぁぁ

なんて、
勝手に想像している、

とっても冷え込んだ秋の日の、夜。



出雲・松江紀行 5~神魂神社

2009年11月01日 | 神社めぐり
出雲・松江紀行 5~神魂神社






神魂(かもす)神社に到着。

ここは出雲大社より400年も昔に
建てられた神社だという。


とってもスピリチュアルな名前の神社。
しかも出雲大社より古いというのに
お参りしている人はいなく、
ひっそりとしていた。





岩手の早池峰神社を訪れた時と同じような感覚に
一瞬、陥った。

なにか、とっても強い、<何か>を感じながら
人気のない階段を一段、一段、上がっていく。


すると、美しい高床式のお社が見えてきた。





この、しゃん、と背すじが伸びるような感覚。
空気がこのお社のまわりだけ、違う。
なんだか、涙が出てきそうな、
素晴らしい感覚にしばし浸る。


モリヤスさんが<日本で一番好きな神社>と言った意味が分かる。

神社の持つ、
シンプルでいて、厳かで、気高いものを感じる。

しばらくじっとしていると、
もう、日が傾き、秋の日は短いことを、悟る。


東京に帰ってきてから
神魂神社のことを、クリスタルヒーラーのKYOKOさんに話してみると


”あそこ、神様がいらっしゃるんですよね。”と。


神社だからキホン、神様はいらっしゃるのだと思うのだけれど
おそらく、その意味は
かなり高次元のエネルギーが
神魂神社には存在する、というコトだろうか。








”どう、いいやろ、この神社。”

声をかけられ、振り向くと、運転手さんがまた登場。


タクシーにもどり、今日の宿
玉造温泉<華仙亭 有楽>まで連れて行ってもらう。


私は神魂神社の余韻をひとりで楽しんでいたが
運転手さんは
まだあきらめずに<お見合い話>をひとりで進めていた。


”もぉ、俺やったら、一発で決めるのに。
 この年になると、だいたい分かるんよ。性格がいいか、悪いかなんかね。”



”(内心 おっ、わかってるぢゃん、運転手さん。)”


出雲の縁結びの神様たちのちょっとしたお計らいかな、
とも思うのだけれど

私は<神戸のマンションでしっかり家を守るお嫁さん>は
ちょっと、
違うかなぁ。。。。

何しろ、ここしばらくは上海万博やら、出版やら、エトセトラ・・・
動き回るからねぇ。。。


"一緒に、がんばろうねっ

っていう感じのヒトを、出雲の神様、宜しくお願いしたいです。



そして、今日の宿、有楽に到着。
ここは、5年位前、初めて出雲大社に訪れた時にも
泊まった宿。


松江の駅から、お世話になり
松江の旅をとっても印象深いものにしてくださった
運転手さんと、
最後に記念撮影。


ありがとうございました




出雲・松江紀行 4~八重垣神社

2009年11月01日 | 神社めぐり
八重垣神社








八重垣神社の前には大きな夫婦椿の木が立っている。
そう、ここは<縁結び>の神様として、とても有名。
(スサノオノミコトとイナタヒメノミコトが新居を構えた所と伝わっている)






椿の花が咲く頃に、もう一度訪れたい。立派な椿。





松江市内から少し離れた場所にあるけれど
境内は平日なのにカップルとか女性同士とか
おばさまたちでにぎわっている。









ここには面白い占いがある。

イナタヒメノミコトが姿を映したといわれる
<鏡の池>というのがあって
そこに神社で求めた紙片にお金(10円とか100円とか)をのせて
浮かべる。

早くその紙片が沈めば、縁は早くやってくるし
遅ければ、縁はまだ少し先のこと。

近くに沈めば、ご縁は近いところにあり、
遠くで沈めば、ご縁は遠いところにある、のだという。






モチロン、私もトライしてみました









鏡の池は本当にその名のとおりで
池のまわりの木々が美しく映し出される。


社務所で頂いた紙片を水面にのせると
神様からのお言葉が浮かび上がる。


<誠実な人をさずかる 南と東 よし>


嬉しい。誠実な人。やっぱり誠実なのが、一番大切なこと。


そして、紙はしばらくすると沈んでいった。









さて、この八重垣神社参拝のときにも
例の運転手さんがついてきた。

神社は一人で静かに参拝したいのになぁ・・・と内心で思った。


八重垣神社は<縁結び>の神様なのは
あまりに有名なので
運転手さんがいきなり、聞いてきた。


”独身なの?”

”(内心えっ、そんなこと聞いてくるわけ
はぁ、まぁ、一度したんですけど、今は独身です。”と、私。 


すると、運転手さんは


”神戸なんか行くことある?”


”神戸?はい。神戸でしたら、11月1,2日に行きますけど。”と、私。


”そいつは良かった。 神戸に、甥っ子がおるんよ。
そいつもね、バツ1でね、でもとってもいい奴なんよ。
お見合いせぇへんか”   と、運転手さん。


”はぁ” と、私。



どうやら、運転手さんは
神戸在住の甥っ子さんと私とのお見合いを思いついたらしい。


それからというもの、

もぉ、車中でもずっっっっと、その話で
運転手さんはひとりで、大いに盛り上がっていた。





”○○ナオキ っていう名前でね、年は38かな。
○○大学と大学院まで出ててね、M電機に勤めているのよ。
でも、神戸にマンション持っとって、
親と同居はしなくて、ええから。 
真面目すぎるくらい、真面目なやつでね、
きちんと家を守ってくれる”嫁さん”がいいって言っててね、・・・・・・・・”












私は何か話題を変えようと、
外の景色を見ながら


”松江って、静かでいいところですよね。”

と言ってみた。


”甥っ子と結婚したら、松江にしょっちゅう、来れるようになるよ。”



かなり、運転手さん、本気モードだ。




そして、次の目的地、神魂神社に到着。


ココロ静かに、参拝しよぉっと。

私はそそくさと、タクシーから降りて、
鳥居をくぐり、境内へと向かった。





出雲・松江紀行 1~驚き!の出雲大社

2009年10月25日 | 神社めぐり
出雲・松江紀行 1~驚き!の出雲大社



中国から帰って、ほんとぉにハードスケジュールが続いた。
出版のゲラのやりとりが続く中、
ひょっこり1日空いた。(空けた。)


今年頂いた素晴らしいご縁に感謝、と
来年も素晴らしいご縁にめぐりあえるようにと

ビュン っと、思い切って出雲まで行ってきた。



出雲の空はいつも神秘的。 神々を思わせる力強い雲。


最近、シンクロがすごい、とブログに書いたが
信じられないコトがここ、出雲大社で、起こった。





正門からお社までは
松林の参道を歩いていく。

出雲大社にはこれで3回目のお参りになるが
最初、この参道が長いと感じたものだが
<戸隠奥社>への参道を体験した私は
もう、大丈夫。






この鳥居をくぐり、
一人で参道を歩き始めた、その時だ。


後ろから話し声が聞こえてきた。


”チューザンって知ってるでしょ?・・・”

私は現在取り組んでいる仕事上、
チューザン、と聞くと
<孫中山>、つまり<孫文>を連想してしまう。

で、続きを聞くと・・・

”中国の革命をした孫中山よ。孫文のこと!”

私は

”おおぉ!珍しい。日本人が孫文のこと話すなんて。”

と少し感激しながら、耳をダンボにしながら歩いた。

すると、

”その、孫文を支援していた日本人っていうのがいてね、”

私の耳はますますダンボに・・・


”その日本人の孫が東京にあるまつもとろう、ってレストランの
 経営者と結婚してね・・・”


   


”そこの娘っていうのがいるらしいのよ。”



その時、その会話をしていたお二方は
私の横に並んだ。


そして、私は


”・・・あのぉ、それ、私なんですけど。

と思わず、声をかけた。

私も驚いたが、その二人ものけぞるほど、驚いていた。




あまりにすごい偶然に、思わず記念撮影しちゃいました!



日本の、
しかも、島根県出雲は、出雲大社の参道で
その日、その時、その場所で

<私>の話をしている人と出会うって、どういう偶然でしょう


お一人は千葉から、
お一人は北海道からいらしている方だった。

思わず、住所を交換したり、写真を撮ったりして
こんな偶然があることに3人とも信じられないという興奮が暫く続いた。


先月26日の朝日新聞を読んで、
そのことをお話なさっていたらしい。。。


出雲の神様、なんかすごいっ







私は、最近手に入れた<石>たちを持参していた。

出雲の水でそれらを浄化した。
”清いご縁”となるようにお願いしながら。。。





出雲大社の本殿は屋根の萱をとりかえる工事中。
仮本殿でお参り。






感謝とご縁を絵馬に託して・・・。




やはり、出雲大社の大注連縄はド迫力


縁起の良いことに、花嫁さんも・・・





今年5月に伊勢神宮をお参りしたときにも
ご正宮の、正面の、門のところで
早稲田大学元総長の西原春雄先生に
偶然、お目にかかった。

その時、西原先生も
私も
何か、神様のお告げを感じたのだけれど

今回の<出雲大社参道>での出来事も
神の為せる業。


だから、<神様参り>はやめられない!





出雲・松江のシンクロだらけの珍道中
まだまだ
続きます・・・

信州の夏旅5~戸隠神社(奥社)

2009年08月20日 | 神社めぐり
信州の夏旅5~戸隠神社(奥社)




奥社へはこの鳥居から。


いよいよ奥社。

”奥社へは少し歩きますよ。”

運転手さんが言う。 

”はいはい。”

軽く返事をした私。 

しかし、これが”少し歩く”程度のものではなかったのだ。


あえてここでこれから戸隠奥社へ参拝する方のために書いておこうと思う。


<山登りあるいはハイキングだと思って
それなりの覚悟と服装が必要。> だということを。


私は全然情報が無かったので

<サマー・リゾート>風の爽やかなロングスカートと
ウェッジソールのサンダル、という服装だった。



長い参道は、心地よい風が吹き
森林浴と、小川のせせらぎでなんとも気持ち良い。

が、

足元はかなりキツイ。

大小さまざまな石の参道で
ウェッジソールのサンダルで、まっすぐ歩くのはまず、不可能。

登山用あるいはハイキング用の靴底が厚いものであれば
問題なく、この長い参道も清清しい気持ちで進んでいける。



随神門


ずいぶん歩いてやっと、茅葺屋根の赤い随神門にたどり着く。
ここが奥社への参道の中ほど。

この先、神秘的な杉並木が続く。







このあたりはパワーが強い。

しばし、佇んで、杉の巨木たちを見上げる。








この長い参道はS字型にエネルギーが通っているというので
私と息子は直線ではなく
S字をたどるように歩き続ける。


写真だと平坦な道が続いているように見えるが
足元は石がぼこぼこしていて
私は何度も足をくじきそうになりながら
やっとこさ、歩いていく。

すれ違う参拝の人々は
本格的な登山の服装をしている人も多く、
熊除けの鈴までチャリンチャリン鳴らしながら、歩いてくる。


そして、この平坦な参道が
いきなり、すごい階段というか、山道に突入していく。


あまりに大変なので、写真を撮る余裕も無い。

春に訪れた榛名神社もずいぶん歩いたなぁ、と思ったが
そんなもんぢゃない。

私は、小学6年の夏、
林間学校での日光 前白根山に登った時のことを思い出す。
あの時以来、正直、山は登っていない。


髪の毛も束ねてくるべきだった。
もお、全身、汗だく

後から知ったことだが、この奥社への参道は
山岳修験の道なのだという。


ううう、これが、浄化なのだ。
心身ともに、たるんで、よどんだものを取り払っているのだ。

自分でそう言い聞かせながら
雨で柔らかくなった土の上り坂を一歩一歩上っていく。


・・・そして、ついに・・・





奥社が見えた!





あたりを見渡すと、こんな風景






思わず、ピース

山登りをする人の気持ちが少し、分かるような気がした。
(大げさかもしれないけれど

登りきった達成感、みたいなものは格別。


天の岩戸を開け、戸隠へと投げた
天手力雄命(あまのたじからおのみこと)をお祀りしているだけあって
奥社は、<体育会系>神社。


奥社本殿の手前には
九頭龍大神(くずりゅうのおおかみ)のお社がある。


戸隠五社、全てを参拝出来て
気持ちはとても、晴れ晴れとした。





帰り道は、少し余裕もあり
杉の大木に不思議な穴がある木を発見。

この中に入って
瞑想なんかしたら、何かのお告げがありそう



いよいよ、長~い参道も終わりに近づいた。




浄化後。 気持ち良い風と一緒に。



砂利道で、汚れを落とし
山道で、 たるんだ心身を引き締め、
清清しい緑と小川のせせらぎで<浄化>完了。










戸隠神社が最強の<浄化>スポットであることを
改めて、実感。


最後にもう一回。

戸隠奥社へは、スニーカーあるいは靴底の厚い登山用の靴、
汗拭きタオル、忘れずに。



信州の夏旅4~戸隠神社(火之御子社・中社)

2009年08月20日 | 神社めぐり
信州の夏旅4~戸隠神社(火之御子社・中社)



戸隠参拝では
宝光社・中社・奥社が有名だが
宝光社と中社の中間に<火之御子社>がある。


タクシーの運転手さんも場所がわからないというが
地図でみると、通り沿いにあるはずなので
鳥居を見落とさないようにゆっくり進む。



ありました。火之御子社


火之御子社は天照大神を艶やかな踊りで
天岩窟からお出ましいただいた
天鈾女命(あめのうずめのみこと)をお祀りしている。

光明に満ちた世を願い、
芸能上達や縁結び、防火をお祈りする。


縁結び
ちゃんとおまいりしなきゃ。




火之御子社のお社




境内には誰もいなく
ひっそりとした佇まいの小さなお社が建っていた。


戸隠一帯には前日、すごい勢いの雨が降ったようで
途中、がけ崩れの箇所もあった。

しかし、私たちが参拝した日は
穏やかな、優しい日差しが降り注ぐ、
絶好の<お参り日和>と、なっていた。



火之御子社を後にすると
まもなく、通り沿いにお蕎麦屋さんや宿坊が軒を連ね、
賑わいが増してきた。


巨大な杉の木が出迎えてくれる、
<中社>に到着。

このエリアは、戸隠の中でも
人が多く、観光地っぽくなっている。





中社の鳥居




宝光社ほどではないけれど
階段をのぼって、お社に。

中社では、結婚式が執り行われていたらしく
白無垢を着た、花嫁さんと
茶髪の花婿さんが、嬉しそうに写真を撮っていた。

めでたい。



中社のお社




中社の脇に
滝が流れている。


その近くに行くと

ひんやりとした、冷たさが何か不思議な感覚を呼び覚ます。
すごい”気”を感じる。




何度くらい、
その滝の前だけ、温度が低いのだろう。

そう、
真夏の東京を歩いていて
ギンギンに冷えたデパートに入った時のような
それくらいの、温度の差を感じる。







境内には
見たことも無いような、大きな杉の木が
あちらこちらに。








中社のまわりには
何軒か有名な<戸隠そば>の店がある


ちょうど、時間はお昼過ぎだったが
きちんと、五社全てをお参りしてから頂こう、と
息子と話しあった。


・・・まさか、これからお参りする奥社が
あんなにハードだとは、つゆ知らず。



さあ、次はいよいよ
奥社の、参拝ブログ。



信州の夏旅3~戸隠神社(宝光社)

2009年08月19日 | 神社めぐり
信州の夏旅3~戸隠神社(宝光社)








上諏訪~松本まではスーパーあずさに乗り、
松本~長野までは<ワイド ビューしなの>に乗り換える。


ワイド ビューという名前がついているだけあって
この特急列車の窓は大きい。


連なる山々と時折姿を現す清流、
青々とした田んぼ、そして、力強い夏の空が車窓に広がる。




途中、<姥捨>という場所を通り越したあたりは
<日本の車窓から見る景色 ベスト3>に選ばれているという。

その景色が、これ。








車窓の景色を撮るのも一瞬、の勝負。





景色は素晴らしいが、<姥捨>という地名、どうにかならんかね。


そういえば、7月に旅した遠野にも
<姥捨>という地名があった。
日本のあちらこちらに、<姥捨>という場所があるのかな。


長野駅に到着し、私たちは
戸隠まで案内してくれるタクシーを、探す。

長野駅から約50分。
山を越え、飯綱の高原を走り抜けると、
深い緑に包まれた、戸隠にたどり着く。










戸隠神社といっても、そこには五つのお社が点在する。

順番に、

宝光社、火之御子社、中社、九頭龍社、そして、奥社。

私は今回、この五社全てを参拝することに決めている。


まずは、宝光社へ。







何段も、何段も続く階段のはるか彼方にお社が見える。

階段の両脇には立派な杉の木が並ぶ。

この階段は270段ほどあるという。

あたりは静まりかえっていて、

時折、太陽からのぞく光が
木漏れ日となって、大木の杉の間から注がれる。

その神秘的な美しさに、
戸隠を訪れた喜びが重なる。



宝光社の、お社


神仏習合時代の様式を伝える江戸末期の寺院建築。

天表春命(あめのうわはるのみこと)が祀られており
技芸、安産、厄除け、家内安全をお祈りするといわれる。


戸隠神社は
<おみくじ>発祥の地でもあるそうで、
他の神社とは少し違ったおみくじが、ある。


普通、おみくじは自分で引くのだが
戸隠では、
自分の年齢を神主さまにお伝えして

神主さまがお祈りしながら、くじを引かれる。

そして、これは
神様のお告げなので、木の枝に結んだりしないで
きちんと自分の家に持ち帰るのが、
戸隠流、おみくじ。




おみくじ、頂きました



戸隠のおみくじがあたる、というのは
また後のブログでお伝えするけれど

私のも、
息子のも、

まるで、今の状況がお見通しかのような内容に
驚きを隠せない。



息子の手相の<生命線>は驚くほど長いのだが
このおみくじにも

息子は<十のうち、十生きる>と書いてあった。
つまり、
天寿を全うする、というコトだ。


母としては、とても嬉しい。が、
赤ちゃんの頃から、すこし”かたくな”なところがある息子が
おじいさんになったら、
さぞかし、<頑固>なおじいさんに、なるだろうなぁ・・・

今、寮生活している、というような内容まで
きちんと網羅されていた・・・




私もとっっても、”力”の出る御言葉を賜った。 


こうして、まず戸隠五社のうち
最初の、宝光社の参拝を終えた。


次ブログでは中社に向かう途中にある
火之御子社、と
賑やかな中社をご紹介。










信州の夏旅1~諏訪大社に、お参り

2009年08月18日 | 神社めぐり
信州の夏旅1~諏訪大社に、お参り










新宿駅からスーパーあずさで、一路、上諏訪へ。

”あずさ”と言えば、”あずさ2号”の歌を思い出す。
あれは今、思い出しても名曲。

~明日私は、旅に出ます。
貴方の知らない人と二人で
いつか貴方と行くはずだった、春まだ浅い信濃路へ

行く先々で思い出すのは貴方のことだと分かっています
その寂しさがきっと私を変えてくれると思いたいのです。~



いい歌詞。泣けてくる。

しかし、私の旅のお供は
”貴方の知らない人”ではなく、”息子”


諏訪湖への旅の目的は息子のリクエストの花火。

”それまでの時間、どおするの?”と息子。

もちろん、決まっているでしょう。
諏訪大社に、お参りするのよ、と私。











上諏訪の駅に着くと、ホームに”足湯”があった。

早速、私たちは足湯に浸かる。

この足湯、すご~く効く。

15分くらい、足をつけていたのだが
その後、足元からポカポカ、ポカポカしてきて
全身がほんわかしてきた。 それが、暫くの間、冷めずに続いた。






大きく光る”玉響さん”が鳥居のところでお出迎えくださる




諏訪大社には上社と下社があるけれど
下社、秋宮のパワーが強大だという。

2007年の春休みにも訪れたことがあるので、2度目になる。
前回は<風林火山な、旅>というブログでご紹介した。
(2007年4月1日)





下社 秋宮  厳かで美しいお社





諏訪に着くと、雨が降り出した。
夜、花火見られるかなぁ、と心配。

雨のせいか、人の気配はなく、静かな秋宮だった。










秋宮には<御神湯>が沸いている。
ここが、最強のパワースポット。

温泉は触れないくらい熱いお湯。
龍の口から勢いよく流れ出る<御神湯>のまわりにも
きれいな<玉響さん>がいっぱい。


秋宮さんの後には
中仙道をつたい、春宮さんへ。

前回訪れなかったのだが、この春宮さんから
すこし離れたところにある
<万治の石仏>は、優しく、柔らかな気が満ちている場所。


雨で増水した川をちょっと緊張しながら渡り、
野の花が咲く田舎道を歩いていくとそこには・・・






万治の石仏





”よろず、おさまりますように。”と一礼してから、

ココロの中で願いをつぶやきながら
この石仏のまわりを3周歩く。

そして

”よろず、おさまりました。”と最後に一礼する。


この大きな<万治の石仏>、

優しく、そして、ユーモアあふれる表情をしていて
私はなんだか、とっても癒された。




万治の石仏へは、赤い橋を2本も渡って
静かな森の中を歩いていく




タクシーの運転手さんが

”近くにオルゴール館があるよ。”と教えてくださった。


息子は大のオルゴール好き。
旅館へ向かう前にオルゴール館へ行くことに。


オルゴール館ではピエロさんが
出迎えてくれた。







”戦場のメリークリスマス”と”イノセント・ワールド”の

オルゴールを小さな木箱に詰めて、

息子は自分のお小遣いでそれらを購入。


諏訪湖にたちこめた雨雲が
少しづつ、明るくなりはじめた。


”夜の花火、大丈夫かもしれないね。”

私は、さっきの
<万治の石仏>さまの、お計らいかな?

と思いながら、宿泊先の<油屋旅館>の玄関に入った。




次ブログは、
諏訪湖の宿、油屋さんと待望の花火の、話。



モノノケと神々が棲む、遠野~その2

2009年07月12日 | 神社めぐり
モノノケと神々が棲む、遠野~その2








青い空、不思議な雲たち、そして
青々とした大地。

ただそれだけが広がって
そこには殆ど車もなく、人すらいない。

ここの住人はやはり
モノノケと神々


私たちは細い山道を奥に、奥に進んだ。

到着した先は<五百羅漢>。




江戸時代、遠野を襲った大飢饉の犠牲者を供養するために
大慈寺の義山和尚が
ここ一体の自然石に500体の羅漢像を彫った。

苔むした石から
石仏が浮かび上がる。




今でもこうして彫られた石仏のうち380体が判別できるのだという。




岩は苔むしているのに
顔だけがこうして浮かび上がっている。

・・・あまりの神秘的な、かつ荘厳な空気に包まれたこの場所では
言葉を失う。



次に向かったのは<卯子酉様~うねとりさま>。





とっても可愛らしい古社。

ここは縁結び信仰の集まる神社で
古くは<遠野物語 拾遺>にも登場する。




この赤い布は<縁結び>のお願いでいっぱい。

そう、この赤い布に

左手で、願いを書き、
左手で、木の枝や注連縄などに結ぶと、成就すると言い伝えられている。


私は大興奮で、
早速左手で書き始める。

タクシードライバーの佐々木さん
そんな私を見て、気を遣ったのかどうか

”恋の願いだけぢゃなくて、
 家族の幸せとか、一般の縁結びでもいいみたいですよ。”


いえいえ、お気遣い無く。
私はちゃあんと、恋のお願いに来ていますから。


私が左手で願いを書いていると
隣で畑仕事をしていたおじいさんがやってきて

佐々木さんに話しかけた。

”愛宕神社で、熊が出てよぉ。”

ここ遠野は熊が度々出没するのだという。

実はこの、卯子酉様をお参りした後、
愛宕神社に行く予定にしていたのだが

その日、赤い服を着ていた私はやめておいたほうが
いいかも、ということになり、
愛宕神社は見送ることに。




境内は木の枝などにも恋の願いで、いっぱい




こうして、不思議な伝説のまち、
遠野の旅は終わった。


私のその日の宿泊は遠野から車で50分程度はなれた
イーハトーブ花巻。

イーハトーブ、とは

宮沢賢治のつくった造語でエスペラント語風に

イー=岩手
トーブ=理想郷

イー(岩手) は、
トーブ(理想郷)である、という意味らしい。



花巻温泉でのひと時は
次のブログでご紹介。







モノノケと神々が棲む、遠野~その1

2009年07月11日 | 神社めぐり
モノノケと神々が棲む、遠野~その1






盛岡から特急はまゆりで遠野まで約1時間半。

日本の原風景、ともいわれるこの遠野は
あたりいちめん、青々と風にゆらぐ水田や
実りを待つ畑が広がる。






北海道からやってきたアイヌの人々によって
遠野は開かれたのだと言う。

民俗学者 柳田国男が遠野土淵山口に住む
佐々木喜善から採話した、

遠野に伝わる山の神、山人、河童、
ザシキワラシ、などの民間伝承の物語をまとめた
<遠野物語>で有名な地。


まずは、かっぱに会いに。


かっぱ狛犬と


常堅寺には、かっぱ狛犬、というのがいて
狛犬の頭がへこんでいて、水が溜まっている。
火事になったとき、この狛犬が頭の水で火消しをしたのだそうだ。


そして、この寺の奥に<かっぱ淵>が、ある。



かっぱがすい~っと泳いできそうな、
澄んだ小川。




かっぱは、悪戯をしたのに
命を助けられた御礼に、人間に何かしたいと考え、

<お乳>が良く出るおまじないを残していった。
このお堂の中の<お乳>の形をしたお手玉みたいなものには
母乳が良く出る、といったご利益があるそうだ。


う~ん、
せっかくだけれど、今の私には必要なし。




かっぱが泳いでくるのを
しばし、かっぱ淵に座って、待ってみた。




ここで、自慢。

エヘン。 これは、<ホップ>。
そう、ビールの原料。

11月にはこの遠野のホップのみを使った
<遠野産ホップ 限定 一番搾り
が、

ほんのわずかの数量出荷されるのだ、と言う。


タクシー観光のドライバー、佐々木さんが

”送ってあげますよ。11月頃になりますけど。”


やったぁぁぁぁ


ということで、この遠野のホップの一番搾りを
秋に堪能することが、出来る、という自慢。ふふふ




のどかな、田園風景が続く。
こんな水車小屋も・・・。


実は、私は早池峰神社に行きたかった。
でも、ちょっと遠い。
最初はあきらめていたのだけれど
どうしても、ココロの中で<早池峰神社>が消えない。

思い切って佐々木さんに

”やっぱり、早池峰神社、行きたいですっ!”とお願いした。

タクシーで片道30分ほどかけていくが
佐々木さんも、大好きな場所だと言う。





途中、重端渓という美しい渓流の場所を
案内してくださった。




パワースポットでもある、早池峰神社。

不思議な、山の神様がいらっしゃるような、神秘的な、神社。




木々が立ち並ぶ、参道。

木々の間から差し込む光に
身もココロも洗われる。


この神社のすぐ近くには

ザシキワラシに高い確率で
出会うことの出きる民宿がある。

妖怪マニアとかには、有名らしい。


わざわざ、そこに泊まらなくても、

神社の境内や
水車小屋の後ろ、清流の近くなどに

たくさん、

モノノケが楽しそうに隠れているような・・・

そんな、気がする。



遠野の旅は、まだ続く・・・。

高千穂神社の、夜神楽

2009年06月08日 | 神社めぐり
高千穂神社の、夜神楽





高千穂神社で、夜神楽が奉納されるというので
私たちは夕食を早めに済ませて
宿の用意してくれたマイクロバスで高千穂神社へ。


高千穂神社に着くと、
篝火がともされ、その神秘的な美しさに思わず
シャッターを切る。

すると・・・





これ、雪ぢゃありません。

<たまゆら>さんがいっっっぱい。

とっても喜んでいらっしゃるみたい。

そして、あまりにすごい<たまゆら>さんに
私もナガノ先生も立ちすくんでしまう。



<たまゆら>さんに圧倒される私。



綺麗な曼荼羅模様の大きな<たまゆら>さん




双子ちゃん?それとも、仲の良いカップル?
ずっと2つ一緒の<ダブルたまゆら>さん




<たまゆら>さんが降り注ぐ 篝火のあたり



高千穂神社では、
神話を舞にして、神楽殿にて毎夜奉納される。

この夜神楽は33あるが、
そのうちの4つが披露された。









平日なのに、神楽殿は多くの人でにぎわう。

しかし、数年前までは
この夜神楽を観にいらっしゃる方は2~3人しかいなかったとか。

<スピリチュアル・ブーム>なのか
日本人の意識が目覚め始めたのか、
最近は高千穂を訪れる人も多く、夜神楽もにぎわうようになったらしい。

たしかに、

若いカップルが神社をお参りしている姿が目立つ。

私が若い頃は神社は<初詣>くらいだったもの。そういえば。






高千穂神社の社殿。
高千穂八十八社の総社。

きれいな<たまゆら>さんがいらっしゃる。



高千穂は神々の里。

神様は宵っ張りなのかな、夜も楽しめる、
高千穂の、夜神楽。



高千穂 ~天岩戸神社

2009年06月08日 | 神社めぐり
高千穂 天岩戸神社



福岡郊外宮若市や
熊本市内でのインタビューは大変有意義だった。
内容は11月 講談社から出版されるのでお楽しみに


ご先祖様ゆかりの人々を訪ねる旅も一段落。
私は以前から<神々の里 高千穂>を訪ねたいと思っていた。

そして、そこにある<天岩戸神社>に
曽祖父 梅屋庄吉が最初の映画興行で純利益を多額に寄付したという事実を知り
思い切って、今回は高千穂まで足をのばすことにした。


熊本空港でナガノ先生と合流、
高千穂への旅は”一人”ではなく、ナガノ先生との”二人旅”となった。


ここから先、非常に神秘的な世界となる。
そう、高千穂は想像以上に
<スピリチュアル>な<神聖>な場所であった。






天照皇大神(あまてらすおおみかみ)は御弟素盞嗚尊(すさのおのみこと)の
乱暴なふるまいを避けて、暫く天岩戸(あまのいわと)にお隠れになった。

この神社境内社殿の背後にある
断崖の中腹に御窟があり、そこに隠れられた。
この神社ではその御神域をご神体として祀っている。






社殿前にて。 
左上に大きな大きな楕円の<光>がお出迎え下さっているのが
写っている。




この後ろが<御神域>で、写真は撮れない。
また、ここから先は社務所にて申し出てご寄付をすると
きちんと御祓いをしてから、入ることが出来る。


・・・・・


天照皇大神がお隠れになった御窟、
そしてその一体は
何と表現出来ようか、まさに<神域>。

そこに特別な”何か”を感じずにはいられない。

澄みわたった空気、神々しい風景、
邪悪なものをひきよせることのない強い神聖さをも。

私は、涙がこみあげてきた。
なんだろう、これは。。。


よく、<パワースポット>なんていうけれど
ここは<神様のいらっしゃる場所>。
本当に。

伊勢神宮にも、出雲大社にも、榛名神社にも、熊野大社にも

すごい力を持ったありがたい神社にも存在しない、
特別な特別な、清らかで強いものを、感じる場所。

御神域で私は暫く動けなかった。







西本宮からしばらく<天安河原>まで
清い流れの散歩道を歩いていく。

精霊たちがいっぱいいるのを感じる。
私は今まで、<見る>ことは出来なかったが
この高千穂ではそれがほぼ、出来た。

ここでの<精霊>たちは
いつもの<たまゆら>よりも<光>を放っているので
より強く感じるのだ。







天安河原では、八百万の神々が集められ、岩戸開きの相談をされた。
そこには<仰慕窟 ぎょうぼがいわや>という大洞窟がある。




洞窟の中にも<たまゆら>さんはいっぱい。いっぱい。

またこの洞窟には<願いが叶う>という信仰があり
石を積み上げて祈願する慣習がある。

まわりには可愛らしく積んだ石がたっっっくさん、ある。
不思議なことに、この積み上げられた石たちは
台風の強い風にも倒されることはない、という。

早速、私も<願い>をこめて、石を積んだ。







鳥居のところにきれいな<たまゆら>。
足元には多くの人が<願い>をこめた、石たち。





東宮の社殿にもきれいな<たまゆら>出現。



準備のいいナガノ先生は
神社の<御神水>と<御土とり>をするために
ペットボトルや土をとるスコップやジップロックを持参。

社務所に聞くと、
川の反対側にある東本宮の大きな神の木の下に
御神水が湧き出ているという。

私たちは、他に誰もいない静まり返った東本宮へ。





この立派な木の根もとから
こんこんと御神水がわいている。


あの木の根元の土を頂きたい、とふと思った。
この写真のとおり、
根元には素晴らしい光があった。










御神水を頂く。きれいな<たまゆら>さんも一緒。



この神社の木々にも精霊が宿っていて
ほら、
強い光を放っている。





ナガノ先生と私は”
御神水と木の根元の御土を頂いた。 
”ありがとうございます。”と木々に御礼をいう。


帰り道、高千穂の美しい棚田で育ったお米を買い
そのお店で温かい<椎茸茶>をご馳走になる。



椎茸茶を飲むナガノ先生






息を飲むほど、驚くほどに<神聖>な天岩戸神社。

私の、ナンバー1神社。








神秘の高千穂の旅、まだまだ続きます



伊香保旅日記 1~水沢観音と榛名神社

2009年05月10日 | 神社めぐり
伊香保旅日記 1~水沢観音と榛名神社



”うどんが食べたいから伊香保に行きたい。”

息子が春休みに申し出ていたリクエスト。
春休みには実行できなかったのでこのゴールデンウィークに決行。

丁度3月末にオランダから帰国した
姉と姪っ子たちも誘って
久しぶりに5人という<ご一行様>状態で
伊香保の旅へ。




新緑に包まれた、水沢観音


渋川駅からまず向かったのは
水沢観音。

もちろん、息子のお目当ては
日本3大うどんにあげられる<水沢うどん>だけれど
きちんと観音様をお参りしてから。





今回のドライバーさんは写真好きみたいで
気安く写真を撮ってくれる。

姪っ子たちは私の自慢。すご~く可愛い。
博多人形とフランス人形みたいだ。

なので、皆様にアップでお見せしたいところですが
諸般の事情で、顔がみられないくらい小さい画像のものを。









鐘をついたり、六角堂をまわったり。

水沢観音は小さいけれど
華やいだ雰囲気のある観音様。

六角堂の前がパワースポットなのだとか。



六角堂


そして、お参りの後
いよいよ息子の待望の<水沢うどん>。

私は以前、前の会社の先輩が渋川出身の方で
一度伊香保を案内していただいた時に
水沢うどんは<清水屋>さんで頂いた記憶があり、
ごまだれが最高だったので、今回もそこへ。





ここでは中盛りと大盛りの値段の差があまりないけれど
大盛りの量くらい食べられるので
大盛りを注文することをお勧めする。



大盛り


息子は待ちきれないようにさっそく頂く。





中盛りにした私たちは足りずに
あわてて2ざる、追加注文。

お腹いっぱい水沢のおうどんを頂いた後は
超パワースポットである<榛名神社>まで
しばし新緑の中、ドライブ。

真っ赤なつつじと
ピンクの八重桜、黄色の山吹、
木々からは芽吹いたばかりの美しい黄緑色の葉たち・・・。

いっせいに春を迎えたにぎやかな
山の春。





榛名神社へ到着。

ドライバーさんが

”こっからずーっと歩くよ。覚悟して。”と。


本当に神社の入り口から
川沿いの道をてくてくてく。

美しい山吹やしゃくなげの花を楽しみながら。









山の中へと進んでいく・・・





手水舎にたどり着き、
後ろを振り返ると・・・



うわぁぁぁ・・・
すごいっ。

断崖絶壁の岩が。そして、力強いご神木やお社。

私はあまりにこの場所にパワーを感じて
この角度でシャッターを押したが
後から本を読んで、
まさにこの場所が最強のパワースポットであったことを、知る。





本殿はなんと
聳え立つ岩をくり貫かれて建てられている。

そのパワフルさは
想像以上の、榛名神社。





お参りした後、また
川沿いの道をてくてくと歩いて戻り、
神社の入り口にある御茶屋さんで一服することに。

特別に薬草茶をサービスして頂く。


強い強い榛名神社のパワーと
自然の恵みの薬草茶。


カラダもココロもなんだか
変われるような気さえ、してくる。



榛名神社から山を下り
榛名湖へ。

美しい榛名富士をバックに撮影。






水沢観音の清らで華やかなパワーと
榛名神社の力強いパワーを受けた私たち。

さあ、
この後は温泉三昧。 伊香保の宿へ。。。



名勝 二見浦

2009年05月10日 | 神社めぐり
名勝 二見浦



前の晩、<夕食抜き>でミスチルのコンサートだった私と息子。

待ちに待った朝ご飯。

どど~ん、と伊勢海老の味噌汁。







朝食後、どうやら民宿の近くに
<夫婦岩>というのがあるらしいので
これは私にご利益ありそう
息子と二人で散歩がてら、夫婦岩に行く事に。


空を見上げると・・・





見て見て <伊勢海老雲
伊勢海老に見えませんか?


さっきお味噌汁で頂いただけに、
なんか嬉しくなる。


そして、歩いていると
なんとも風光明媚な場所にたどり着く。





何も調べずに歩いてきたわけだが
ここは国立公園、名勝 二見浦というところだった。

広々とした海、
立派な松林、
そして古い瀟洒な旅館が立ち並ぶ
なんとも美しい風情のあるところだったのだ。





ミスチルのコンサートのことばかり頭にあって
場所の下調べや
旅館も、こんなに風情のある旅館があったなんて、

<旅好き>の私としたことが・・・・


のどかな海岸沿いをゆっくりと散歩する。

すると、夫婦岩がある
二見浦神社へたどりつく。






夫婦岩というだけあって
神社にはご夫婦やカップルがいっぱい。

私もあやかれますように。

とりあえず(?)
今は息子と二人で記念写真。





この二見浦、実は私、
本当に本当に気に入ってしまった。

静かで、なんとなく
裏寂れているのだけれど
そこがまた、なんともいい風情。

今度はこの二見浦沿いの
松林に囲まれた、古い古い建物の旅館に泊まりにこよう。


その時はちゃんと、ダーリンと。


私たちはその後、
また伊勢神宮方面へ戻り

エハラさんお勧めの<猿田彦神社>へ。





ここは<道を開く神様>でもあり、
はじめの一歩、お守りというのを購入。

そう、私もまた
はじめの一歩からスタートしなきゃ。

人生いつでも
どの時点からでも、リセットできる。

それを後押ししてくださる神様。






力強いお社は
威風堂々としていた。


伊勢神宮の外宮さん、内宮さん
そして
ミスチルのコンサート、
二見浦の散歩、
猿田彦神社・・・という

盛りだくさんの、伊勢の旅の、お話。