Happy-sanになろう!

Happy-sanな日々をご紹介するブログ。旅のお話もいっぱい♪

藤助の湯 ふじや ~平瀬温泉

2013年02月23日 | 旅館&Hotel
藤助の湯 ふじや ~平瀬温泉



白川郷からさらに山奥へ30分ほど車で向かう。

雪国の運転に慣れていないと
ちょっと大変そうな道を抜けていくと。。。。平瀬温泉の看板が。




藤助の湯  ふじや



温泉ビューティー研究家の石井宏子さんの本で見つけたこの宿。
予約の電話対応もとても優しくて
宿に行く前からとても穏やかな気持ちになれた。





玄関の戸をあけると、静かなロビーの暖炉には
暖かそうな火が・・・。





この火の近くでお茶ときなこ餅をいただく。






お部屋はこんな感じ。



囲炉裏が!
すぐに案内してくださった方が炭に火をつけてくださり
雪国の宿の雰囲気が・・・・。









窓の向こうは雪景色。
静かな、お部屋。







ここは、<日本秘湯を守る会>の宿。



お部屋から温泉に向かう廊下にも
雪がこんなに積もっていて・・・寒いけれど風情があって素敵。






大浴場のほかに、
空いていればいつでも入れる貸切のお風呂が2つ。


私が気に入って、3回も入ったお風呂はこちら。。。




まさに、雪見風呂。


また、ここのお湯がとっっても柔らかくて、気持ち良い。。。

不思議なのは、
表面がとっても熱いのに、肩まで浸かるとちょうど良い、というか
長湯出来るくらいの温度になる。


ふわ~~~~っと、カラダとココロの緊張がほぐれていく。。。。



大浴場の内風呂と露天風呂、はこちら。






大浴場の露天風呂からは、
大きなお山が望める。。








脱衣所は狭いのだが、
この日はとても空いていたので、とくに窮屈な感じはしない。


お風呂の後はお食事処での、夕食。



仕切りのある、食事処なので
のんびりいただくことが、出来る




やはり、囲炉裏が。。。。



苺酒からスタート。
山の幸が中心の、お献立。







これ、
なんと、<飛騨の月の輪熊の、熊汁。。。。>



熊汁

最初、いただこうかどうか、迷いましたが
カラダが温まる、とうかがって、まずはお野菜からいただいてみると。。。。


ほんとぉぉぉにカラダがポカポカしてきて、、、美味しい




天魚の塩焼



お酢の物



飛騨牛もジューシーで美味!



たらの芽などの、お野菜のてんぷら



さっぱりしたオレンジの実がたっぷりの、デザート



この日、静けさを楽しみたくて
テレビなどはつけないで、読書をしているうちに寝て。。。

真夜中に起きて、露天風呂に入り。。。


また、眠る・・・という、気ままな夜を過ごした。


そして、雪の降る朝。




朝食は量もほどよく。。。





ジャガイモ丸ごと煮たもの。 これ、美味しい!



朴葉味噌。 これをドレッシングがわりに生野菜のサラダにつけたり、ごはんを一緒にいただいたり。。。



帰り際にこの宿の若女将と談笑。。。
なんと、
若女将もお名前が<小坂>。

小坂つながりで、親しみがわき、一緒に記念撮影。





静かな、山間の宿。

でも、お湯が素晴らしいのと、
若女将はじめ、みなさんの温かいおもてなしで、ココロもカラダも癒される。。。

日本にはまだまだ
こういう手作りの、マニュアル化していない、素朴な宿が残っていってほしいと、願う。


白川郷へ行きたい!って思っている方はたくさんいらっしゃるはず。

是非、白川郷散策後はもうすこし、足をのばして
この
秘湯、<藤助の湯 ふじや>さんで

ココロ静かなひと時を過ごされては、いかがでしょうか。。。





雪の、白川郷

2013年02月23日 | せずにはいられない・・旅の話
雪の、白川郷



きっと
誰よりも寒いのが苦手で、
すぐに右手が凍りつき、足の先が固まってしまうくらい冷え症なのに

今年にはいってから、2度も、雪国へ向かった。






今回の行き先は憧れていた、雪の、白川郷。

世界遺産の白川郷には
やっぱり、雪の季節に行ってみたかった。

でも、とても交通アクセスが大変そうなのと、
近くにいい宿があるかどうか、わからなかったので
今まで、、、躊躇していた。


でも、
どぉしても行きたい!という気持ちが強くなった時に
偶然に、

憧れの温泉ビューティー研究家の石井宏子さんの本の中に
白川郷の近くに
一人でも泊まれる温泉宿がある、と書いてありそこに電話。
すぐに予約がとれたので、汽車の手配など、雪国へ向かう準備をした。





品川駅から名古屋までは新幹線。
せっかく私にしては珍しく早起きして新幹線に乗ったのに
浜松の駅で、爆弾の除去作業、とやらが陸上自衛隊により行われていて
1時間も遅れた。

予約していた乗り継ぎの列車もモチロン、キャンセル。

1時間遅れ、で次の<ワイドビューひだ>に乗車。
窓越しに美しい渓谷や田畑をながめながら、2時間以上かけて、高山へ。。。。












高山駅から予約していたタクシーに乗車。

やはり世界遺産になるとアクセスするために高速道路も整備され、
なんと45分くらいで白川郷に到着することが出来る。



憧れていた、白川郷を展望台からのぞむ




おにぎりみたいな、屋根の合掌づくりの家が並ぶ






この日、とてもお天気が良く
雪国でも耐えられるよう、足にもお腹にも腰にもホカロンを貼った私は
ちょっと暑く感じるくらいだった。




展望台からおりて、いよいよ憧れていた、合掌造りの家がならぶ遊歩道をゆっくり散歩。。。


























可愛いかまくらと、雪だるま、を発見。





幾つかの家は観光客に開放されていて、見学が出来る。
私は長瀬家というお家をみせていただいた。







囲炉裏は合掌造りの家にはかかせないのだという。虫干しの意味もあるらしい。




屋根はこんな感じ






夕方になり、日がかげると、やはり急に寒くなった。
けれど
雪国っぽさは増してきた。














通りは、観光客向けのお土産屋さんがならぶ。
でも、とても雰囲気があり、ぶらぶら散歩してみた。






こんな、<つららツリー>も発見





すこし、寒くなったので
合掌造りのお家でやっている、コーヒーショップに入ってみることにした。





すると囲炉裏で、<囲炉裏ぜんざい>というのがあり
自分で煮込んだ小豆を好きなだけ食べられる・・・というので
その囲炉裏ぜんざいと温かいコーヒーを注文。












囲炉裏を囲みながら、店主や他の観光客の皆さんとしばし談笑。。。
関西からの、観光客が多いみたい。
みんな、関西弁だった。。。







温かいコーヒーでひと息ついた後は
また
さきほどのタクシーに乗って、お待ちかねの、宿へ。。。。


行き先は平瀬温泉。
白川郷からまた、さらに山奥へ30分ほど行ったところにある、秘湯


お宿の紹介は次のブログで詳しく。。。。



1組だけの、隠れ家レストラン Coucouc'est moi

2013年02月07日 | 美味しいもの
1組だけの、隠れ家レストラン Coucouc'est moi




2月第1週の金曜日はお約束の、
大学時代からのオンナトモダチが集まる<新年女子会>。

私が今年は幹事。

思いっきりおしゃべりしたり、笑ったりするので
個室は必須条件。
さらに
美味しくて、話題性があって・・・結構お店探しは悩むところ。


ランチ1組
ディナー1組だけの、隠れ家レストランがある、と
薬膳と中国茶の先生でもあるヨシコ先生にお話を聞き、さっそく予約。

知る人ぞ知る名店でもあるこのお店の予約をとるのも
難しいようなのだけれど、運よく2月第1週の金曜日、OK






まず、この扉にたどりつくのが、大変。
ビルのどこにも案内や看板が出ていない。。。





扉を一歩入ると、もぉそこは
温かくて、Lovelyで、美味しい香りがひろがる
とっっっても素敵なレストラン!

















ベランダは可愛いお花やグリーンがいっぱい!
お天気が良い日はTeaTimeも気持ちよさそう。。。









もちろん、キッチンはオープンキッチン







お料理メニューなどは無くて
予約時にざっくりと予算と希望、食事の目的や
メンバーなどをお話する。


それにあわせて、最高のお料理とワインを用意してくださるのが、
ここ、Coucouc'est moi。






では、お料理の、ご紹介。



オマールエビのスープ仕立て





島根産鰤をサラダ仕立てで。。。




合わせた白ワインはお花の香りがやわらかく広がるRULLY




白子と菜の花のスープ





お魚料理はアンコウ。 たっぷりの、お野菜も嬉しい




鴨肉にぴったり、のワインが出番を待ってました。。。






メインディッシュはシャラン産の鴨。
かなりボリュームが・・・・。






最初のデザートは柑橘系のソルベ。


そして、こちら!




フランスではこの時期、このお菓子を家族や友人といただく
galette des rois。


バターたっぷりにおりあげたパイに
フランジパーヌがはいっている。

そして、
その中にFeve(フェーヴ)という陶器の人形が隠されていて

このパイを切り分けて
このフェーヴがあたった人は、パイの上に飾られた王冠をかぶり
この1年間、幸せが訪れるのだという。。。



きりわけられたgalette des rois



そして、なんとなんとなんと・・・・


私のgalette des roisの中にフェーヴが



レストランの方いわく、
今回このgalette des roisの中には2つフェーヴを入れた、とのこと。


私はこの煉瓦を運んでいる豚くんのお人形。






そして、もう1つはマリさんに。。。
それは煉瓦のお家。


そう、つまり<三匹の子豚>のStoryがこのお菓子の中に隠されていた、というわけ。







あまりくじで当たったことなんて無い私は
フェーヴが当たって、びっくり! そして、超Happy


今年訪れる幸運・・・・ドキドキ。。。ワクワク・・・・




すごいボリュームのコースだったので
お腹いっっっぱい。。。。


このてづくりマカロンは
ひとりひとりにお土産用に包んでくださる配慮も。。。







東京の、
とある場所に、
誰もわからない扉のむこうに

こんな温かくて素敵なレストランが、ある。


ひとしきり、おしゃべりとお食事とワインを楽しんだ私たち。。。。







いつまでも
お互いを高めあえる、素敵な関係でいましょうね







日本橋人形町 料亭濱田家での、新年会

2013年02月06日 | 美味しいもの
日本橋人形町 料亭濱田家での、新年会




私の祖父の時代に立ち上げた
日本食生活文化財団、という文化庁管轄の団体がある。
(もうすぐ、東京都に管轄が移動する)


日本料理、中華料理、西洋料理、製菓などの研究や
叙勲、受賞など、さまざまな活動を行っていて
料理界の重鎮が在籍している。


その、日本食生活文化財団の新年会は
毎年、
日本橋人形町の料亭 濱田家さんで行われる。

私は2回目の、参加。





なにしろ、100歳になる先生をはじめ、
ここはかなり高齢の男性社会。

テレビや雑誌で紹介されるような
シェフの集まり、とはまた全然違った<料理界>が、ここにある。


そういうわけで、女性で、しかもたぶん私が一番若輩、ということもあり
この宴席では、末席に
静かに座らせていただく。



ではここで、濱田家さんの
御献立をご紹介。



先付 木の葉さより  大根人参 なます掛け




椀盛  蟹しんじょ 柚子 蓬麩 清汁仕立




造り   鮪 鯛  鮃 すみ烏賊




箸休め  白子玉〆 生雲丹  薄葛あん




焼き物  鰤照り焼き  海老 春菊 なまこおろしポン酢和え 





炊き合わせ  海老芋  穴子 人参  飛竜頭  筍




焼きおにぎり  からすみ  美味出汁あんかけ




苺入りグレープフルーツ キウィ  甘味 しるこ



お食事をいただきながら・・・




芸者さんによる舞も披露される。。。



大勢の、美しいお着物で女性たちが
客人、ひとりひとりにお酌をしてまわるのだけれど
ひとりも、
私のところには来てくれない。。。



女性の、しかも若輩のあなたが、
飲むお酒なんて、無いわ。

って無言で、言われているような・・・。


これってなんというか、
男性社会に、女性が入り込んではいけない・・・っていうような
すごく昔の風習みたいな感じを
モロに受けた感が・・・。(滝汗)


これも、社会勉強・・・・。
こういう伝統的昔的日本が残っている、というのもまた
大切なことかもしれない。。。



料理界の重鎮たちが集う、
料亭濱田家での新年会の、話。




美しい人と、ARMANI RISTORANTE

2013年02月06日 | 美味しいもの
美しい人と、ARMANI RISTORANTE




私の友人は、きれいな人が多い。
というか、
みんな、<きれいな人>。

これは学生時代からずっっっとそう。

だから、このブログのタイトルから
<美しい人>というと、どの人だろう・・・って、きっと思いめぐらすことだろうと、思う。

でもあえて、ここで<きれいな人>ではなくて<美しい人>と書いたのには、理由がある。


最近、私の中の<ともだち>の定義が揺らいだ。
もしかしたら、こんなこと
中学生以来かもしれない、と思う。


そう、私の中の思いこみの<ともだち>と、
他の人と私の間にある<ともだち>というつながりが
必ずしも一致しない・・・

という、もしかしたら、あたりまえのことに
気付いただけかも、しれない。









私の中の<ともだち>は

たとえ何層かに遠近法がわかれていたとしても、
やっぱり
そこには

<とりあえず、つながっておこう。>

というのは、無かったし、

<損得>

も無かった。


私の、そこには
尊敬や憧れや一緒にいて楽しい、嬉しい、
ともに気持ちを話し合える、わかりあえる、
泣き笑い、困った時には手を差し伸べたいし、差し伸べてほしい。。。

正しい答えは別のところにあるとしても、
とりあえず、
<話>を聞いてあげたり、聞いてもらったり・・・そんなことが当たり前に出来る間柄。。。
(人って、話を聞いてもらえるだけで、救われるってことが、多々あると思う。)









でも、

そうぢゃないのね。 ってことが、わかってしまった。


そのほうが、賢い生き方かもしれない、とアタマでは理解出来る。

ブラックホールみたいな、強烈なパワーを持っている人には吸い込まれるのも、わかる。

楽しいコトはご一緒するけど
深刻なハナシはご免こうむります。。。。っていうのも、わからないでは、無い。



でも、なんか、寂しい。 そういうのって・・・。
でも、それでも、<ともだち>っていうのかなぁ。。。。







その<美しい人>は、
凛、としていた。


そこには、<損得>も無ければ、<とりあえず>っていうのも、無かった。

ただ、まっすぐに、私に向かい合ってくれた。

彼女は

”だって、私は貴女のともだちですもの。 あたりまえでしょ。”

って言ってくれた。 なんのためらいも無く。


FaceBookで何人、何百人ともだちがいようと、あんまり関係ない。
ほんとぉにこうして
ひとりでも、
真剣に向き合ってくれるともだちの、尊さ、ありがたさって、
その時のいのち、を
確実に救ってくれる・・・と思う。



彼女はとびぬけて、容姿がきれいな人であるけれど
内面から輝く、
透明な水晶のような、芯の1本通った輝きは
本当に
<美しい人>なのだと、思わずにはいられなかった。


そんな<美しい人>と、食事に出かけた。

場所は銀座のARMANIのビル10階にある、
<ARMANI RISTORANTE>。

このあとは、<美しいお料理>をご紹介。





スプマンテをボトルで。。。

玉ねぎのクリームブリュレスタイルのアミューズのあと
オードブルにはこちら。




コーヒーで風味をつけたフォアグラ。
ジリオ島風パンフィカート 苺とルバーブのジャムを添えて





最初のパスタは
四角いスパゲッティ リグーリア風 塩鱈のスーゴ





次のパスタはボローニャ風のラザーニャ。
お洒落な、お料理。 
ドライポルチーニソースも美味。






メインディッシュは
ニュージーランド産の鹿肉のロースト。
季節のきのこと林檎の蒸し煮を添えて・・・。





最初のデザートはレモン風味のブランマンジェ




そして、
ピスタチオとチョコレートのスマートな、ARMANIっぽい配色のケーキ。
オリーブオイルのジェラートと一緒に。。。



私が傷んでいるのを知っていたその、<美しい人>は
素敵な贈り物まで用意してくださった。

ひとつ、は本。
ひとつ、は、めちゃくちゃパワーが出そうな、アニマル浜口さんの<福豆>。
そして、
もうひとつ、は美しい水晶とブルーレースアゲートとローズクォーツのブレスレット。

彼女の、てづくり。






私も、
その<美しい人>の幸せを、
ココロからお祈りしようと、思う。