チャレンジャー
・・・・ほとほと、私は自分がチャレンジャーなのだと思い知らされる。
自分が、というよりも
この<魂>が。
とある日の午後。
木陰のテラス席で、俳優のクシマさんと2時間も
語り合った。
クシマさんは私よりずっと若く見える(さすが俳優さん)けど同じ年。
そして、スピリチュアルなお話が
すんなり出来る男性の数少ないお友達の一人。
その日、初めて知ったのだけれど
クシマさんは慶應BOYだったそうだ。
クシマさんは大学から慶應だったけれど
一緒に遊んでいたお友達は、幼稚舎出身の方が多かったのだという。
クシマさんは言う。
”慶應幼稚舎出身って、なんか
特別に神様に選ばれている人たちのような気がするんですよ。
ずっとお金持ちの家で育って
恵まれていて、
社会に出て苦労するかと思えば、とんでもない。
だいたい、家がとてつもなく大きな事業をやっていたりするので
そこですんなりとまた
社長になって、お金に困ることもなく
悠々と人生を楽しんでいる・・・。
僕なんて、あと何回生まれ変わったら
ああいう人たちのように生まれることが出来るんだろう・・・。”
私は多分、咄嗟に答えた。
”反対だよ。”と。
絵に描いたように
両親もお金持ち、両親は仲がいい、家はお金持ち、
受験で失敗する挫折も無い、
そこそこの恋愛でまたお金持ちの子とすんなり結婚する、
または、初恋の人とずーっと幸せなまま結婚する、
会社もどうにかまわりが助けてくれるので
大きな失敗もなく、悩んで回り道する事も無く・・・・
こういう人たちは確かにいる。
でもそれは、魂的に言うと
何回も生まれ変わって得たものでは、無い気がする。
まだまん丸、赤ちゃんみたいな魂の人が
とりあえず、はじめて生まれる時に描いてみる青写真だ。
ドリルで言えば<基礎問題>。
それが解けてはじめて、
<チャレンジ問題>に行くでしょう。
順調な人生を送った後は
”次生まれたら、今度はこんな事にトライしてみよう。”
”こんな事を乗り越えてみよう。”
”こんな事を受け入れられる自分に生まれてみよう。”
きっと、魂は希望にあふれながら
更なる魂向上のために、肉体を持って地上で生活するときの
ハードルを少し上げてくるのではないだろうか。
だから、マザー・テレサとかも
自らを過酷な状況での奉仕活動に投じることが出来たのだし、
”五体不満足”の乙武さんも
魂的にはすごいチャレンジャーなのではないか、と思っている。
そう私が言うと
クシマさんは”そういう考えもあるんだ。”
と楽しげに笑った。
当時はそんな感覚は無かったけれども
もしかしたら、
今、子供を一人で育てていることも、
”よし、今度は一人で子育てしてみよう。”
なんて、生まれる前に
勝手にチャレンジャーな私の魂が決めてしまっていて
ただ、それに従うように
全てを選択していたのかも、しれない。
そして、それを実践しているだけ・・・。
そうやって自分の魂を客観的に見てみると
まるで、自分の中のもう一人を見ているようで
それがエネルギー体であり、
魂が肉体を使ってやってみたいことが目の前に現れているような・・・。
だから、
人が羨むようなスムーズな人生が
必ずしも
誰にでも均等な魂の目的では無いハズ。
・・・わかってはいるけれど
やっぱり、ほんわかと
するすると、幸せに過ごせるのがいいよね・・・
と、ちゃんと潜在意識では、分かっている。
しかし、
チャレンジャーな、私の中の魂は
目の前にまた、
ルービック・キューブを転がしてきた。
・・・さて、どうする
貴方が、happy-sanであるならば・・・・。
懲りない・・というか
お馬鹿・・・なのか
チャレンジャーな私の魂に問いかけて、みる。
・・・・ほとほと、私は自分がチャレンジャーなのだと思い知らされる。
自分が、というよりも
この<魂>が。
とある日の午後。
木陰のテラス席で、俳優のクシマさんと2時間も
語り合った。
クシマさんは私よりずっと若く見える(さすが俳優さん)けど同じ年。
そして、スピリチュアルなお話が
すんなり出来る男性の数少ないお友達の一人。
その日、初めて知ったのだけれど
クシマさんは慶應BOYだったそうだ。
クシマさんは大学から慶應だったけれど
一緒に遊んでいたお友達は、幼稚舎出身の方が多かったのだという。
クシマさんは言う。
”慶應幼稚舎出身って、なんか
特別に神様に選ばれている人たちのような気がするんですよ。
ずっとお金持ちの家で育って
恵まれていて、
社会に出て苦労するかと思えば、とんでもない。
だいたい、家がとてつもなく大きな事業をやっていたりするので
そこですんなりとまた
社長になって、お金に困ることもなく
悠々と人生を楽しんでいる・・・。
僕なんて、あと何回生まれ変わったら
ああいう人たちのように生まれることが出来るんだろう・・・。”
私は多分、咄嗟に答えた。
”反対だよ。”と。
絵に描いたように
両親もお金持ち、両親は仲がいい、家はお金持ち、
受験で失敗する挫折も無い、
そこそこの恋愛でまたお金持ちの子とすんなり結婚する、
または、初恋の人とずーっと幸せなまま結婚する、
会社もどうにかまわりが助けてくれるので
大きな失敗もなく、悩んで回り道する事も無く・・・・
こういう人たちは確かにいる。
でもそれは、魂的に言うと
何回も生まれ変わって得たものでは、無い気がする。
まだまん丸、赤ちゃんみたいな魂の人が
とりあえず、はじめて生まれる時に描いてみる青写真だ。
ドリルで言えば<基礎問題>。
それが解けてはじめて、
<チャレンジ問題>に行くでしょう。
順調な人生を送った後は
”次生まれたら、今度はこんな事にトライしてみよう。”
”こんな事を乗り越えてみよう。”
”こんな事を受け入れられる自分に生まれてみよう。”
きっと、魂は希望にあふれながら
更なる魂向上のために、肉体を持って地上で生活するときの
ハードルを少し上げてくるのではないだろうか。
だから、マザー・テレサとかも
自らを過酷な状況での奉仕活動に投じることが出来たのだし、
”五体不満足”の乙武さんも
魂的にはすごいチャレンジャーなのではないか、と思っている。
そう私が言うと
クシマさんは”そういう考えもあるんだ。”
と楽しげに笑った。
当時はそんな感覚は無かったけれども
もしかしたら、
今、子供を一人で育てていることも、
”よし、今度は一人で子育てしてみよう。”
なんて、生まれる前に
勝手にチャレンジャーな私の魂が決めてしまっていて
ただ、それに従うように
全てを選択していたのかも、しれない。
そして、それを実践しているだけ・・・。
そうやって自分の魂を客観的に見てみると
まるで、自分の中のもう一人を見ているようで
それがエネルギー体であり、
魂が肉体を使ってやってみたいことが目の前に現れているような・・・。
だから、
人が羨むようなスムーズな人生が
必ずしも
誰にでも均等な魂の目的では無いハズ。
・・・わかってはいるけれど
やっぱり、ほんわかと
するすると、幸せに過ごせるのがいいよね・・・
と、ちゃんと潜在意識では、分かっている。
しかし、
チャレンジャーな、私の中の魂は
目の前にまた、
ルービック・キューブを転がしてきた。
・・・さて、どうする
貴方が、happy-sanであるならば・・・・。
懲りない・・というか
お馬鹿・・・なのか
チャレンジャーな私の魂に問いかけて、みる。