Happy-sanになろう!

Happy-sanな日々をご紹介するブログ。旅のお話もいっぱい♪

特別なシャンパーニュの、午後

2007年05月29日 | friends
特別なシャンパーニュの、午後





私にとって、大切な友達ご夫妻の
4年目の結婚記念日


その席に、特別なシャンパーニュが、届いた。





シャンパーニュに、
メッセージカードが添えられている。


”私が、皆様との一期一会のお食事会のために
選んだシャンパンは、”グランシエクル”です。

フランス人はルイ14世の時代を重要な年として
”グランシエクル”と呼んでいますね。

我々にとっても、27日は”重要な日”、
再会を楽しみにしております・・・・”



・・・なんて、素敵な配慮をなさる方なのだろう・・・


私はそのメッセージカードをしばらく
胸において、この方とめぐり合えたことを感謝する



友達ご夫妻と、ワインのお仲間、そして
シャンパーニュの送り主、
大人気のワインの講座や執筆活動をされていらっしゃる
fumiko先生とご一緒に、

特別なシャンパーニュの、午後がはじまった。




結婚記念日の喜びと、再会の喜びと

流れていく日々の中の、大切なひと時を
一緒に過ごせる仲間がいる喜びと

新緑の美しさへの喜びと・・・


色々な”喜び”を
グランシエクルのゴールドの旋律が
至福へとつなげていく。







私のまわりには、年上の美しい女性が数名いてくださる。


その方たちの、”美しさ”の中にあるもの・・・

それは、

”愛と配慮”だ。


うわべだけの、
言葉だけの、優しさとは違う

深いところからの、愛。

そして、そこから生まれる、配慮。


女性として自らが、
迷い、学び、選び、歩いてきたからこそ

与えることの出来る、愛と配慮で、ある。


残念ながら、
どんなに可愛いくても
どんなにスタイルが格好良くても
どんなに幸せいっぱいであっても

若輩者にはとうていかなわない、

真の女性としての、美しさである。


私は、その方たちから、受け取れるだけの
メッセージをココロに受け止める。


それは、自分のせわしい毎日をひたすら
こなすだけの自分への、直線的な気づきになる。









特別なシャンパーニュの、午後。

初夏の光が時折、まぶしいほどに緑の間をつきぬける。


グランシエクルと幸せに酔いながら

私はココロに願う。



私も時間を、月日を、年を重ねるほどに

愛と配慮をもって

全ての人やものに接することが出来ますように、と。











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GENKI

2007年05月28日 | スピリチュアル
GENKI




私は、格闘技なるものが、嫌いだ。

だから、K1とプロレスの違いが分からないし
ROCKYのコマーシャルでさえ、直視出来ず下を向いてしまう。

大学1年生の時、高校時代の先輩が
”頼むからボクシング部のマネージャーをやってくれ
と執拗にせまられたが、

必死に、逃げた。


唯一、相撲マニアだった息子の影響で相撲は、観る。
隣で、詳しい解説付きで観るので
実は、普通の人より、詳しいかも、しれない。

・・・というより、私には勝負そのものよりも
土俵の向こうの審判席に
松が根親方が座っているかどうか、が、問題だ。

(*松が根親方=元若嶋津。・・・かっこいいのだ



話を元に戻そう。


だから、格闘技の番組など見たこともない。
格闘家の名前も、顔も、全然知らない。

当然、”須藤元気”なる人物が
格闘家であったことなど、知る由もないのだ。







去年の秋だったか、

この花のブルーのように鮮やかな装丁の一冊の本が
目に飛び込んだ。

”風の谷のあの人と結婚する方法”。

なにやら、ファンシーでロマンティックな題名と
美しい装丁に魅かれ
読んでみた。


丁度、私がクリスタルに興味を持ち、
スピリチュアル系の本を本棚に入らないほど
読んでいた、頃だった。

すっきりとしていて、ユーモアあふれる、
それでいて、
かなり高度な”スピリチュアル”な理解を必要とする内容に
一気に本の中に吸い込まれた。

・・・と同時に、この本を書いた
”スドウゲンキ”さんってどんな人だろう・・と
作者紹介の最終ページを見てみると・・・


格闘家 


しかも、私より10歳も若い。
こんな若い格闘家が、どうして、
こんなに静かに宇宙の法則を、
淡々と語れるのだろうか・・・。





 元気さんの、イメージ





今回もまた、”須藤元気”を探していたわけではなく
目に飛び込んできた本があった。


”神はテーブルクロス” 白い美しい装丁だ。


作者は誰?


・・・”須藤元気”さんかあ



去年の秋の私と比べると、

色々な出会いや、オーラソーマとの出会いによって
私の中に揺るがない、まっすぐなものが
植え付き、育ち始めている。


久しぶりに、須藤元気さんの本を読む。

相変わらず、面白い。

だけど、すごくスピリチュアルの高度な理解をされている。

それを、

変哲の無い、日常で繰り返される場面でさらり、と
披露する。 

きっと、格闘家なのだから”腕力”がおありになるだろうけれど

”言葉力”も”文章力”も ”人間力”も備わった人だ。




 
この泉の光を、ココロで感じてみよう




友人に、オーラソーマの話をした。


男性ということもあって、にわかに
”心理的”とか”本質”とか”潜在意識”などという言葉に
アレルギーがあるようで、


”宗教とかに、気をつけたほうが、いいぞ。”

と言われた。


私は、”宗教から、逆に遠くなる”と答えた。


そう、見つめるものは”神”ではなく、
”自分自身”だからだ。
そして、あがめるのではなく、
”ココロで感じる”ものだからだ。



頭の中で、須藤元気さんの、
”神はテーブルクロス”の一部が浮かぶ。


・・・人類が頭だけではなく
心で実感していけば、”神”という名を持ち出すまでもなく
世界は必ず良い方向へ向かうはずである。


・・・僕らが普段日常で使っている意識のエリアを
大きなテーブルの上にたとえるなら
内的対話を止めた変性意識状態の意識世界は
そのテーブル下に隠されたエリアであり、
いわゆるこの世界で言われている通念としての”神”の
考え方は、まさにそのテーブルを覆うテーブルクロスに
相当すると・・・。


・・・われわれは、テーブルクロスに
敬意を表しつつも、テーブル下の神秘に
関心を向けるべき時期に来ているような気がする。(*)





未だに、格闘家だった、須藤元気さんを
テレビなどの動いた映像で
お目にかかったことはないけれど、



名前のとおり、

”GENKI"になれる、
私にとって、素敵なメッセンジャーなので、ある。











(*)の部分
須藤元気 著作 <神はテーブルクロス>
の文章の一部を引用しました












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ヨーロッパのホテル事情

2007年05月26日 | 旅館&Hotel
ヨーロッパのホテル事情




いよいよ今日のこのタイトルで
ヨーロッパの旅ブログは終了。

しめくくりは、滞在したホテルの設備や
利便性を中心にお伝えする。
(朝食については、ヨーロッパの食事情~朝食編を)


何しろ、ニュースでも流れているように
ユーロ高とあって、ホテル代は非常に高い。

ロンドンのポンドはもっと高くて
めまいがしそうなほど、ホテル代は高い。

日本のレディースプランや1泊2食付の
お得なプランに慣れている私達にとって
個人旅行で行くヨーロッパのホテル代は




知り合いをたずねたり、ツアーで行くことを
おすすめ、したい。

(私の泊まったホテルのグレードでなくても
それなりに、高いそうだ)





ホテルオークラ アムステルダム


最初に滞在したのが、この
ホテルオークラ アムステルダム。

何しろ、17年ぶりのヨーロッパ、しかも
子連れということで、慣れない飛行機での長旅の後の
現地初日には、日系のホテルがいいなぁという
読みはあたった。


耳慣れないオランダ人の英語に不安は感じつつも
部屋の中の案内は日本語だし、設備も日本人の
ホテルライフにマッチしていて、何の不足もない。


ホテルオークラ アムステルダムの客室

部屋はそんなに広くないが、この客室の
特筆すべき点は、このデスク。



革張りの椅子でエグゼクティブ気分


ビジネスマン利用が多いのであろう。
立派なデスクに、息子が大喜び。

長旅の後だというのに、早速デスクにむかい
塾のテキストを開き始めた。

(・・・このデスクにのせられたのは
いうまでもない。)


アムステルダムでは、このホテルは


小さな運河沿いの、静かな場所にあって
日本のホテルオークラと同じ和食”山里”もある。

日本のホテル予約センターで予約が出来る。
値段は、ユーロ高もあって・・・
私は、義兄のおかげでビジネス用のお値段でステイ出来た。





次はベルギー、ブラッセルのホテル 

ロイヤル・ウィンザーホテル。

こちらも、

日本でHPを見てみると、名前のとおり
クラッシックなヨーロッパの格式高いイメージ。

これなら、安心、と予約しようとすると
やはりお値段が・・・

メールで姉が現地で取ったほうが安いかも、と
現地で予約をいれてくれる。



ロイヤルウィンザーホテル


こちらは、着いて驚く繁華街の中にあり
CasinoやClubが目の前にあり
治安の悪さと騒音に・・・

部屋も狭くて、一体どこが


ロイヤルウィンザーホテルの客室 


いいところを探さなくっちゃ・・・

ということで、このホテルの客室のバスルームの
お湯の出は非常に良かったことを特筆したい。

また、朝食を頂くダイニングは
客室やホテルロビー、玄関とは違って

非常に優雅で、ヨーロッパ的な美しい
ダイニングであった。






次は、南イングランドのB&B(ベッド&ブレックファスト)
アリブラスターハウス。


アリブラスターハウス


ロンドンからポーツマス行きの特急に乗り
30分。ギルドフォードで降り立つ。
そこから、タクシーで美しい田園風景をぬけ
アリブラスターハウスへ。

つまり、ロンドンから約1時間ほどで、着く。


まずは、洋書で紹介されそうな、
イギリスのカントリーハウスのインテリアをご紹介。


私達が泊まった”Blue”の部屋





お隣の部屋”White” 



バスルーム



紅茶を楽しみたいサンルーム




コーラルピンクが鮮やかなリビングルーム



実は、このリビングルームの写真にご注目。

テーブルの上に、大きなクリスタルが・・・
そして、飾りだなにもエンジェルがいたり
そういえば、
玄関にもアメジストケイヴが置いてあった・・・

ここのオーナーは、実はスピリチュアルなのかも・・と
帰ってきてから、思った。


このアリブラスターハウスでは、隔週の週末
”DETOX”プログラムをやっているそう。

いわば、”プチ断食道場”だ。

野菜ジュースだけで過ごし、
マッサージやリフレクソロジーなどのプログラムがある。

限りなく広がる緑、そしてこの空気、
そして、断食。

”非常に、興味がありますっ

とオーナーに伝えてきた。

次にここに来る時は、
心身ともに、生まれ変わるために・・来よう






最後に、ロンドン市内。

ピカデリーからハイドパークへ向かう
丁度、グリーンパーク目の前にある

”Sheraton Park Lane Hotel"





ホテル外観


ロンドンをひたすら歩きたかった私は
場所でこのホテルを選んだ。


本当は、Duke’sなどのクラシカルな
プチホテルに泊まりたかったのだが
子供連れは・・・・


そこで、Sheratonとかアメリカ系の
経営だったら、子連れでもいいだろう、ということで
このホテルにした。

期待していたのは、窓からの眺め。
何しろ、Green Parkの目の前だ。


・・・・ところが・・・・



パークレーンホテルの客室



窓からは、ホテルの裏の配管ばかりの眺め。

それで、1泊 日本円にしてツインルーム6万は
いくらロンドンの物価が高いといっても、
高すぎるだろう

納得がいかなかったが、
フロアの客室図を見てみると、
このホテルは、コの字型をしていて、
用は、グリーンパークに面しているのはコの字の先の
2つの部屋の部分だけ。

これは、当然、スイートルームになっていて、
他の、一般客室は、隣の建物などのバックヤードが
Viewになってしまうのだ。

なんと、名前にふさわしくない、ホテルだ。



ダイニングルーム


このホテルは、とてもクラシックなつくりで、
アメリカのホテルらしいつくりではないので、
Sheratonが後に買収したものだと思う。

アメニティも粗末だし、
紅茶を飲むポットもカップもないし、
朝食は異常に高いし、セキュリティボックスもないし、

日本での快適なホテルライフに
慣れている私はブツブツブツ・・・・


でも、天井の高い部屋を仰ぎながら、

これが、”イギリス的”であることを、思い出す。


質素で、何も無いのに、
やたらと、プライドは高く

つまらないものを(有名なジョークを含め)
珍重し、その中に
幸せや喜びを見出す、達人たちなのだ。




”無いもの”に不満をいうのではなくて、

”あるもの”の中に、幸せと喜びを見出す・・・


これぞ、Happy-sanになる極意ではないか




パークレーンホテルのバーカウンター




こうして、

いつもの生活とは違う価値観を学んだり、

自然の美しさや 伝統を大事にするココロ、 

スリリングな体験や、初めてトライしたことなどなど

さまざまな思い出が出来たヨーロッパ旅行。



おかげさまで、

無事に過ごせたことに感謝

そして、

姉達一家に大変お世話になったこと、

母校の先生方やMr&Mrsウチヤマにお世話になったこと・・・は

私も息子も、きっと

このヨーロッパ旅行を思い出すたびに
同時にココロも温かくなる、思い出に、なる。


たくさんの、感謝をこめて、

”ありがとうございました




さあ、明日から、何を書こうかな。











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風車のある、風景

2007年05月25日 | せずにはいられない・・旅の話
風車のある、風景














アムステルダムから北へ15Km.

川のほとりに広がる、のどかな田園風景。


きっと誰もが、”オランダ”と頭でイメージすると
この風景が浮かんでくることだろう。



ここは、”ザーンセ・スカンス”。








風に勢い良く、ビュウン、ビュウン・・・と
大きな音をたてて、羽がまわる。

想像以上に、風車は大きく、力強い。







この一帯は、17世紀当時のザーン地方の伝統的な
建物や町並みが美しく再現されており、

チーズ工房の見学や、
風車の中にも実際入れたり、と

オランダを満喫することが、出来る。





  風車の中

 
巧妙に組み合わされた滑車がゴロゴロ勢い良くまわる、まわる・・・。





染料の粉を作る、風車  


私達が入った風車では、染料の染め粉を作っていて、
染め粉のはいった瓶が、

まるで、私のオーラソーマの
イクイリブリアムボトルのように、並んでいた。






風車のそばでは、私達観光客など
全然気にする様子もない、牛や羊たちが

春の青々とした、草をゆったりと食べている。

のどかな、のどかな、オランダの風景。



  生まれて間もない、子羊たち

 
のうさぎも、いました  




この、ザーンセ・スカンスには
可愛らしい家が並ぶ。

オランダ人は、身長が高いことで有名だが、
そのオランダ人が住むには天井が低いのでは・・・と

勝手な想像すらしてしまうほど、
可愛らしい、おとぎ話に出てきそうな

Lovelyなお家とお庭










実際に住んでいらっしゃるようで、

庭の手入れをしていたり、新聞を広げていたり・・・

リラックスをして、午後のひと時を楽しんでいらっしゃる方々・・・。










のどかな、風車のある、風景。


朝のキューケンホフ公園、

そして、

午後のザーンセ・スカンス・・・。



”オランダ”の、イメージどおり、

色とりどりのチューリップを満喫し、


音をたてて、力強くまわる風車に感動し、


ただそこにいる、だけで
仲良しになれそうな、穏やかな動物達に出会い、


質素だけれど、チャーミングな
オランダ人の可愛い家とガーデンを楽しむ。






いつまでも、自然の強い風が

この風車を元気でいさせてくれますように・・・


また、いつか訪れたときにも、

のどかな風景のままであってくれますように・・・






大きなザーンセ・スカンスの風車は、

私の想いを勢い良く、大空へ羽ばたかせてくれた・・・。





















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朝の、キューケンホフ公園

2007年05月24日 | せずにはいられない・・旅の話
朝の、キューケンホフ公園



旅の話を続けていて、

・・・何か、足りない・・・と思った方。

お待たせしました。 


オランダといえば、”チューリップ”と”風車”。


たっぷり、キューケンホフ公園のチューリップを
お楽しみください。





キューケンホフ公園は、1年のうち、
3月下旬から、5月下旬までしか開かれていない
”春の花”のための、特別な公園。

朝、早起きして
義兄に車で連れて行っていただく。
アムステルダムから車で30分ほど。


人がまだ殆どいない、
静かで、空気と光が透き通った公園。

さあ、今日はゆっくりと
公園をご一緒に、散歩しましょう・・・。




赤と黄色、そして新緑の緑のコントラスト





美しく整えられた園内をゆっくり歩く







       
しあわせが、いっぱい来ますように ピンク色のチューリップからのメッセージ









 百花繚乱








ピンク色の美しい藤の花が満開 








  
白い孔雀を見たことが、ありますか? 一瞬、羽を大きく広げて。








 ストロベリーの季節。 園内にはストロベリー屋台も・・・。







神様が、立っていそうな、美しい水辺







本当は今の時期、この畑全体がチューリップになるそう。
今年の4月は記録的な暑さで、既に畑のチューリップは終了。





キューケンホフ公園内の、風車 







キャンディー色した、愛らしいチューリップたち







色も、形も、本当に沢山ある、オランダのチューリップ 







園内全てが、美しい絵葉書になる





神様は、地球上にいくつか
天国を真似て、楽園をおつくりになった。


キューケンホフ公園も、きっとその中のひとつ。


ヨーロッパの人の文化と教養と資質の高さを
思い知らされるのは、”公園”だ。



午前10時半も過ぎると、
園内は、人であふれかえる。


チューリップの写真を撮りたくても
どのアングルにも、人が入ってしまうので
キューケンホフ公園に行かれる際は
朝一番、をおすすめしたい。

朝早起きして、連れて行ってくれた
義兄と姉に感謝




一年のうち、ほんのわずかな期間だけ
訪れることの出来る

”花の楽園”。



特別な、一生忘れることの出来ない、

朝の、キューケンホフ公園















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ヨーロッパの食便り~ロンドン・Galvin

2007年05月23日 | せずにはいられない・・旅の話
ヨーロッパの食便り~ロンドン・Galvin




私の大切なお友達の一人、
チヨコさんは今、ご主人の転勤で
ロンドンにいる。

私が、ロンドンの滞在先のホテルに着くと
コンシェルジュが

”FAXが届いていますよ。”と渡してくれた。


 チヨコさんからだ。


次の日の夕食、

わざわざ、息子のことも考慮して
子供もOKな
フレンチを予約してくださったそうだ


ロンドンで、フレンチは初めて。

ドキドキしながら、Baker Streetの
お店に、向かう。

途中、Mr.ウチヤマ(ご主人)ともお会いして
なんだか、ロンドンの夜、楽しくなりそう






このGalvinは、ハイドパークを見下ろすホテルの
本格フレンチレストランのカジュアルな支店らしい。

メニューはプリフィクスで、
旬のものがずらり。

そう、やはり、オードブルは、季節の
ホワイトアスパラガスでしょう・・・。





Mr.ウチヤマは、アメリカの大学をご卒業しただけあり
英語が上手。

私とチヨコさんが、アスパラガスをオードブルに注文すると

爽やかなミュスカデ(白ワイン)を
注文してくださる。

”ホワイトアスパラに、合うワインだと思うよ。”


わお


Mr.ウチヤマって、なんてお洒落なのかしら


Mr.ウチヤマとチヨコさんの
お友達のような、仲のいいご夫婦との会話は、つきない。

息子もたまに、会話に入るが
食事と読書に夢中。

さすがに、10歳ともなると静かに食事してくれるので
こういう場所に連れて行っても、安心だ。


・・・続いて、メインディッシュ




チキンと、ソラマメやにんじんの煮込み

日本でも、最近はフレンチやイタリアンも
食材として、野菜をふんだんにとりいれているが、
ロンドン・フレンチも、野菜たっぷりだ。







息子がメインディッシュに選んだのは
ドーバーソール(舌平目)。

ど迫力の盛り付けに、息子は ビックリ!



外が夜8時過ぎても明るいので
夕食の時間も遅いらしく、

レストランは、午後8時を過ぎて、
満席になり、活気が出てくる。

カップル、というよりも
グループが多く、

ワインと食事と会話を楽しんでいる。





デザートのブラマンジェは
ほのかに甘く、食事のしめくくりには、ぴったり


チヨコさんは、

海外での生活ははじめて。

でも、語学学校へ行ったり、
近所のお魚屋さんで買い物をしてみたり・・・と

一歩づつ、現地での生活に慣れようとしていらっしゃるご様子。


チヨコさんには、ロンドンが似合う。

知的で、物静かで、
きちんと筋が通っていて、
センスが良くて
礼儀正しくて、
スタイリッシュで・・・。

そう、素敵なイギリス人の女性って
チヨコさんみたいな人、多いもの。


日がようやく暮れた午後9時半ごろ、

私達のつかの間の、ロンドンでの再会は終わりの時間となる。

なんと、この物価の高いロンドンで
私と息子は

Mr.ウチヤマにご馳走になってしまった



今度、再会したときは、是非、私もちで


なかなか私と息子二人では、
ロンドンの夜、フレンチなんか行けないところを

本当に、ありがとうございました



Baker Street沿いにある、
フレンチレストラン、Galvin


もう一つ増えた、ロンドンでのとっておき。





ヨーロッパの食便り~Tea編

2007年05月22日 | せずにはいられない・・旅の話
ヨーロッパの食便り~Tea編



東京にいると、ティータイムにお菓子なんて
食べないのに、

なぜか、ヨーロッパの、ざっくりとしたケーキを
目にすると、食べたくなってしまう。

東京では、パティシエたちが凌ぎをけずって
まるで、
芸術作品のようなケーキがあちこちに並んでいるが

それにくらべたら、

非常にシンプルで、”そのまんま”なお菓子たちに
なぜ魅かれるのか、考えながら、書いてみよう。


”Afternoon Tea"といえば、イギリス。

(私にAfternoon Teaを語らせると長くなる。)


イギリス人は、本当にTea Timeを大切にしていて、

例えば、朝は

ご主人が、マグカップにミルクティーを入れて
大きなビスケットを持って、

”Good Morning”と起こしにきてくれる。

何軒も、そういうご家庭があった。


午前中、試験を受けているときの、試験官のイギリス人は、

人が、試験中だというのに、

Tea Timeの時間になると、カチャカチャと音をたてて
教壇で、紅茶を飲みだす。

・・・という具合に。

イギリスの気候と、水が、本当に紅茶を美味しくさせるのだ。


17年前に、大学の卒業旅行でロンドンに来たときは
なんと生意気な女子学生だったのだろう、

Brown’sやRitz(いずれも超高級なホテル)で、
アフタヌーンティーを楽しんだ。



が、今回は、息子と一緒。 
高級ホテルはパスして、
ごくごく一般的なティーのメニューを楽しむことに、する。





リバティーの中にある、Tea Roomにて。

大きなスコーンに、デヴォンシャークリーム、
そして、コテコテに甘いストロベリージャム。

大きなTea Pot には、濃い目の
ブレンドティーがたっぷり・・・。









フォートナム&メイソンにあるレストランでも
午後のティータイムメニューが楽しめる。

きれいな、水色のおそろいのティーセットは
レストランのインテリアとマッチしていて
ちょっと優雅な気分になる。

お客様も、上流階級とおもわれる
紳士・淑女が、のんびりと午後の時間を過ごしている。

ここでのお茶のおともは、

・・・プレーンなスポンジケーキに
甘いジャムがはさんであるだけの、もの。

・・・懐かしい・・・

このケーキは、よく学校の
クリーニングレディースたちが休憩室で
バクバク食べていたのと、同じ。

あまりに進歩していない
イギリスの製菓業界に苦笑しながらも、

いつまでも、変わらない味があることが
妙に嬉しかったり・・・する






オランダでも、ついカフェでケーキが
目にはいり、コーヒーのお供に頼んでしまう。




大粒の、ダークチェリーが堂々とのっている、
いわゆるタルトのような感じだが、

不思議と、甘くない。

ダークチェリーそのものの、すっぱさが際立つ。

見た目もそのまんま、なら、味もそのまんまだ。

そのシンプルさが、かえって魅力的なお菓子になっている






公園の中のカフェ



キューケンホフ公園のカフェでも、
大きなアップルタルトが目にはいり、
思わずトレイにのせてしまう。





大きなアップルタルトだが、
そのほとんどが、薄味にシナモンで煮たりんご。

これも、全然、甘くない。

りんごの煮方も、日本のアップルパイのように
色がキャラメル色になるまで
砂糖を入れて、煮るのではなくて、

ちょっと柔らかくした程度。
シャキシャキとした、りんごの、歯ざわりも健在。

これもまた、見た目もシンプルだが、味もシンプル。


でも、それが美味しく感じるっていうのは・・・





キューケンホフ公園




こんな美しい景色を眺めながら、

小鳥の声を聞き、

水のかすかなせせらぎを感じ、

さわやかなそよ風に吹かれ、

色とりどりの花からは

生きていることの、”JOY”と”Power”をもらい、

新緑の、新しい芽吹きの薫りを胸いっぱい吸い込むと・・・


あとは、もう、シンプルなものだけで、十分なのだ。


余計な装飾も、
余計な甘さも、なくて、

身体がそのものだけを、欲しがっているようにさえ、感じる



こうして、

朝からしっかり朝食をとりながらも、

Tea Timeをしっかり楽しんだ、私。


・・・暫く、体重計には、のりません。









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ヨーロッパの食便り~Breakfast編

2007年05月21日 | せずにはいられない・・旅の話
ヨーロッパの食便り~Breadfast編




Breakfast・・・といえば、

やはり、”English Breakfast”でしょう。

今回はW.Sussex州にある、B&B(ベッド&ブレックファスト)
アリブラスターハウスにて、

”Typical English Breakfast”(典型的なイギリス風朝食)を
頂いたので、まず、それからご紹介。








まずは、オレンジジュースをごくごく・・・。


コーンフレーク、Weetabix,ライスクリスピー、
グラノーラ、ブランなどのシリアルBOXから
好きなだけ、シリアルボールにいれる。

私は、イギリスに来たら、迷わず”Weetabix".
このわらじみたいなシリアル、
東京で買うと、あまり買う人がいないせいか
しっけていたりするが、本場ではもちろん、そんなことはない。


少し乳脂肪分多めのミルクをたっぷりかけて、頂く。

そして、
ストロベリー、ブルーベリー、ラズベリー、キウイフルーツ
などがたっぷりはいった、フルーツ皿。

これは、
シリアルにいれたり、プレーンヨーグルトと頂いたり。


そして、マダムが卵料理は何がいい?と聞きにくる。


”スクランブルエッグ、プリーズ”

覚えたての英語を使ってみる、息子。





すごいボリューム



スクランブルエッグの横には、

分厚いベーコンが2枚、
大きなソーセージが2本、
そして
ベイクドトマト。

同時に、バスケットにブラウンブレッドのトーストが山盛りに。

イギリスで、”トースト”というと

薄い、ブラウンブレッドのものが日常食されている。

日本のような、真っ白なふわふわの、ソフトな食パンなんて、無い。

この薄いブラウンブレッドに
たっぷり、バターとジャム、あるいははちみつを塗る。

ここでも、可愛い木の入れ物に、ジャム類がいっぱい







とても、食べきれないほどの量だけれど
マダムが、どんどんトーストやコーヒーの
お代わりを運んできてくれる。

この日、このB&Bのゲストは私達だけだったので、
ダイニングも、目の前の景色も、独り占めだ。







こんな景色を眺めながらの、

”Typical English Breakfast"。

いつまでも、このゆったりとした時の中に身をゆだねていたい、

そんな朝になる。





続いて、ベルギーの朝食。





私達が宿泊した”Royal Windsor Hotel"は
お部屋は狭いし、目の前は繁華街ということで
決してほめられたホテルではないのだけれど、

朝食だけは、.

フレッシュジュースのセレクションも多いし、
シリアル、ヨーグルト、フレッシュフルーツ、
デニッシュ(大きなクロワッサンとかマフィンとか)
サラダ、チーズ各種、ハム、
温かいトマトやマッシュルーム、卵料理各種・・・

そして

ベルギーワッフルも、ちゃんとあつあつで提供される。


美しい花が飾られた、ダイニングでの豪華な朝食。

もちろん、美味しいコーヒーを銀のポットに入れて
運んできてくれる。 


これだけしっかり、朝食を頂いていたので
この旅行、私も息子も、体力的にもハードだったけれど
こなせたのかも、しれない。




そして、オランダ。

オランダに滞在中のうち、後半2日は姉の家に
お泊りだったので、今日ご紹介の
オランダでの朝食は、ホテルオークラ・アムステルダムのものを。





アムステルダムの街並みに、朝が訪れる。


時差ボケのせいか、ヨーロッパの旅行中、
早起きだった私。

この日も、朝日が街を照らすのを楽しみながら、
部屋で、朝食を頂く。





ここは、日本のホテルオークラの経営だけあって、
デニッシュなど、
小さめにお品良く、日本人向けに作られている。


特に、オランダらしい朝食、というわけではなかったけれど
コーンフレークがお洒落にカップに入っていたのに感動。



おかげさまで、

旅行中、すべてお日様に恵まれ

いつも美味しい朝食をたっぷり頂いてから、

いざ 出発 の日々だった。



普段でも、私は朝食は欠かさない。

朝食抜きは、1年に1回、人間ドックの日だけ。

シリアルとフルーツとミルクティーだけの
簡単な朝食だけれど、

どんなに朝早い出発でも、時間を計算して、朝食を頂く。

ゆったりとした、バッハやピアノの調べを聞きながら。

そして、ぼんやり、ベランダできれいに咲く花をながめながら。



貴方の、朝食は、どんな朝食ですか











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色々な顔を持つ、ロンドンの街

2007年05月20日 | せずにはいられない・・旅の話
色々な顔を持つ、ロンドンの街




息子のリクエストの、

バッキンガム宮殿、ビックベン、そして
大英博物館が見終わると、いよいよ私の行きたいところ。


まず、Covent Gardenへ向かう。




ここ、Covent Gardenはちょこちょこと
お店が集まり、目的もなくぶらぶら買い物するのが楽しい。

大声で自分の歌声を披露している人もいるし、
ゆっくりカフェで新聞を広げている人もいる。

私は高校生の時、
当時の一世風靡Sepia(柳葉敏郎が所属してた)が
このCovent Gardenで踊っていたのを
ちゃっかり最前列で楽しんだり、した記憶がある。


コヴェント・ガーデンから
レスタースクエア、

そして、ピカデリーサーカスへ。

ピカデリーサーカスから、グリーンパークへ・・・

このラインが私のロンドンの王道の散歩道。


レスタースクエアにさしかかる交差点に
なつかしのヒッポドローム。





17歳の頃、ディスコデビューしたのが、ここだ

今はライブハウスみたいになっているようだが
名前もそのままで、残っていてくれて、ちょっと嬉しい


そして、レスタースクエア。

ここで、映画を観て、スイスセンターでチョコを買って、
脇道のチャイナタウンでチャイニーズを食するのが
定番の過ごし方だった。






今、息子の手をつないで歩いていると
結構、柄の悪い人が多い。

80年代、Frankie goes to Hollywoodというグループがいて、

"RELAX!"

という歌いだしの歌が流行っていたけれど、
そのVOCALだった人みたいな人がウロウロしている。

昔より、治安、悪くなったなあ・・・

こんなところ、息子には絶対、うろつかせるなんて、出来ないなあ。

私も、度胸があった、というか、
怖いもの知らずだった、というか・・・。


  

私達の御用達、チェンチェンクーと麺(中華料理店)


丁度、昼時でもあったので、ヨーロッパの料理に
さすがに飽きていたので、チェンチェンクーで
軽い飲茶を頂くことに、する。

味はさておき、内装やメニューが変わっていないことに
なんとなく、ノスタルジアさえ、覚えたりする。



おもちゃのデパート、ハムレイズ


今回ロンドンに行って残念だったのは、お買い物だ。

リージェント・ストリートも以前のような
威厳のある店構えには見えなくなってしまっている。

・・・というのも、17年前の日本には

ハロッズも、フォートナム&メイソンも、
イエーガーも、クラブツリー&エヴリンも、
ウィタードも、無かった。

カシミアのセーターは、イギリスの上質のものが
憧れだったが、いまや、日本では、
中国製のリーゾナブルなカシミア製品があふれている。

どのお店も(ハロッズ以外)、日本のお店のほうが
キレイだし、商品の品揃えも豊富だ。

私の勤めていたWedgewoodでさえ、
リージェントストリートのため息のつくような
美しい店舗ではなくなり、

いまや、軽井沢のOutletの店よりも、殺伐としている。

大好きだったハムレイズも
リバティも、商品を少なくしてしまい、
楽しみにしていた、Shoppingが、全然出来なかった



リバティプリントの小物はもはや置いていない


ハロッズだけは、素晴らしかった。

以前よりも、フロアも品揃えも豊富になり、

日本で、”デパ地下”なんて大騒ぎするが
ハロッズのフードフロアくらい品格のある、
堂々とした食品売り場は、見当たらない。



ハロッズのフードフロア


ハロッズのオーナーがエジプトの大富豪ということは
知られているが、ハロッズ店内にもエジプト風の
豪華な装飾が施されているコーナーがある。

本当はイギリス王室風・・・がいいのにね。


そして・・・




ダイアナとドディの記念碑



ダイアナはこうして、この場所に
ドディと飾られている自分をどう思うのだろうか・・・。


ドディは、恋人としては、いいかもしれないけど
やっぱり、結婚相手にはむいてないかも。
チャールズ皇太子より、不誠実な男性のような感じが・・・するけど。


勝手に、ダイアナの恋について思いをめぐらす



美しい伝統的な街並み、
雑然とした地下鉄の車内、

自然があふれて、整えられた公園、
すさんだ空気が流れる繁華街、

色々な顔を持つロンドン。


この街は、もはやお買い物の街ではなく、

ひたすらに、この街を歩きながら

懐かしい思いや、
新しい発見に、ココロをときめかせる街になっている。



次は、ロンドンでの食生活についてのリポート











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スリ(!?)リングなロンドン

2007年05月19日 | せずにはいられない・・旅の話
スリ()リングなロンドン





新緑と、整然と並ぶ建物と、
黒いロンドンタクシーと、赤いダブルデッカー。


この17年間に
何回も、夢にまで出てきたロンドン。

”願えば、叶う"


そう、またこうしてロンドンの街を歩ける日がくるなんて・・・






ロンドンの町並をただ散歩するのが、好き



グリーンパークが目の前のホテルに荷物を置いて、

早速グリーンパークを歩いて、その先にある
バッキンガムパレスへ。




バッキンガムパレス





ロンドンのセントラルにある幾つかの公園は
東京の都心にある、日比谷公園とは違って
もう、ふんだんな、緑、緑のオンパレードだ。







息子もヨーロッパの美しい建築や公園にすっかり
魅せられたようで、続いてビックベンまで歩こう、という。


St.James Park沿いの道をてくてく歩く。

初夏の光の中、散歩する人、ジョギングする人、
ベンチでランチをする人、アウティングの子供たち、
観光客・・・さまざまな人とすれ違う。


St.James Park


公園を過ぎると、車と人の往来が激しくなる。


そして、ビッグベンが現れる。


ウェストミンスター橋を渡って
テムズ川の対岸から、イギリスの国会議事堂をみてみよう!


テムズ川は歩いて渡ると結構幅広であることを実感。
橋を渡りきって、くるりと振り向いた時、

威厳のある、House of Parliament全体を
テムズ川越しに眺めることが、出来る。




House of Parliament



そして、私達は真っ青な5月の空に
ひとすじの飛行機雲が、

まっすぐビッグベンに向かって降りてくるのをとらえる。




  



最高のショットを押さえて、かなり気を良くした私達は
調子にのって、次の目的地の大英博物館まで
地下鉄で移動しよう、ということになった。

ここで、ロンドンの物価の高さを
思い知らされる。

なんと、地下鉄 初乗り区間が 4ポンド。
つまり、1ポンド 250円くらいだとすると
¥1000


東京の地下鉄よりも小さめなTubeには
インド人系や移民系の人や目つきの悪い柄の悪そうな人が
いっぱい乗っていた。

(世界の大都市の本質に近づいたわけだが・・・)

息子は小声で、

”ママ、本当のイギリス人って少ないんだね。”と言う。


2回地下鉄を乗り換えて、
いよいよ、大英博物館の玄関にたどり着く。


しかし・・・”休館日”


歩き疲れたこともあり、大英博物館前の
スターバックスで一休みすることに。

スムージィやコーヒーを飲んで、ほっとする。

息子は肩からかけていたオレンジ色のリュックをはずし
自分の横に置く。

私は、洗面所に行く前に、どうもその、リュックが気になり

”油断しちゃ駄目よ。気をつけなさいよ。”と

リュックを指差して、注意した。

息子は軽くうなづく。


・・・洗面所から帰ると、息子が蒼い顔をして


”ママ、ママ、リュックとられちゃった





席をみると、確かに、ない。


”僕、犯人の顔は覚えているんだけど・・・


”このロンドンで犯人の顔覚えていたってどうしようも
 ないでしょっ


・・・というわけで、息子はスリ初体験と
あいなってしまったわけだ。

リュックの中身は、るるぶとevianのボトル2本くらいだったが
リュックそのものは、AIGLEのものだった。

まあ、今後、一生、息子は海外旅行の際に
注意を払うだろうし、息子そのものを連れていかれなかったので
それで、良しとしなくては・・・。




ラムセス2世の胸像


翌朝には、晴れて念願の大英博物館見学。

エジプトコーナーが、やはり人気で

ミイラやパピルスなど、息子は大喜び。

私は、最近、オーラソーマやクリスタルなどを
勉強して、スピリチュアル初心者になったせいか、

ミイラの置いてある部屋に入ったとたん、

頭がしめつけられるような、
めまいがするような、

そんな不思議な現象に見舞われた。




思いがけず、スリ()リングな
経験をしてしまったロンドン。


次は、コヴェント・ガーデンから・・・。











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グリーン・グリーンな、南イングランド

2007年05月18日 | せずにはいられない・・旅の話
グリーン・グリーンな、南イングランド




ユーロスターで、ロンドン ウォータールー駅に到着し、
そのまま片道のチケットを買い、
ポーツマス・ハーバー行きの特急列車に乗り込む。

ロンドンから、特急で、南に30分ほど下ったところが、
今日の目的地。


ロンドン市内から、市街地へ、そして
テニスで有名なWimbledonを過ぎたくらいから
車窓の風景は、

ただひたすらな、グリーン・グリーンの世界に変わる。




なつかしい、ギルフォード駅に到着



駅に停まっていたタクシーに
私の学校名を伝えると、

”まかしときっ ”

というような、ジェスチャーをして
荷物を運び入れてくれる。

ここは、南イングランド サリー州のギルフォード。
イギリスでもっとも美しいとされる、典型的な
イギリスのカントリーサイドだ。

映画”Holiday"で、アイリスのコテージがあったのも
このあたり。







20年前と少しも変わらぬ、果てしなく広がる緑。


新緑の季節とあって、
太陽の光が木々の葉の間からこぼれるその美しさの中には

”妖精~フェアリー~”がそこにも、ここにも、
存在しているような錯覚さえ、覚える


30分ほど、美しく、懐かしい緑の景色を眺めていると
サリー州から、ウェストサセックス州へとかわり、


突如、学校の看板が、現れる。







中学・高校の6年間を過ごした、

色々な思い出がいっぱい詰まった、宝箱のような、場所。


現在は、私達がいた頃よりも
生徒の人数が少なくなって、
でも、学校の敷地は大きくなって、

東京の、地価が一番高い銀座の小学校に
通っている息子は、

小さな小さな校庭に見慣れているので、

その広大なキャンパスにただただ、驚いたようだった




男子たちが泥だらけになって走っていた、サッカーフィールド





私がいた頃は、牛が昼寝していたところが、立派なトラックになっていた




先生方の宿舎、イーストハウス




自然な景観を大事にするイングリッシュガーデンには
花がきれいに咲きそろう。










クラシカルな色のイングリッシュ・ローズ





私達が、寮としたり、ダイニングとして
使用していた本館は200年以上も古い建物。

イギリスでは、家などの建物は
古ければ、古いほど、ステイタスとなる。

だから、イギリスには
たくさん、幽霊のお話があるし、

こうもりなんかも住んでいるし、

雷の日なんかは、本当に、ディズニーランドの
ホーンテッドマンションみたいに、なる。




本館~今は女子寮として使われているそう。



先生方との再会や、
生徒と一緒の夕食など、

ひと時、中・高校生時代を思い出して、過ごす。

夕食後に、”卒業生から、一言お願いします”と
先生から、スピーチを頼まれたので

”・・・20年前に卒業した・・・”

と、口にして、はっ、と自分で驚く。

その、時のはやさに・・・。

まるで、ここでこうやって生活していたのが
ついこの間のようなのに、
あれから、20年も経っているなんて・・・。





アリブラスターの庭の”この木、何の木、気になる木"



ヨーロッパの初夏は、午後9時ごろになっても
まだ、明るい。

私達の今日の宿は、学校の近くのRudgwick村にある

アリブラスターハウスというB&B(ベッド&ブレックファスト)。


ここも、広大な敷地の中にある館で、
私が高校生の時は、老人ホームだったけれど
今は、すっかり美しいカントリーサイドの宿になっている。


アリブラスターハウス




この宿の部屋を見た瞬間、
私は、高校時代から夢みていたことを、思い出す。



それぞれの部屋は

たとえば、ブルーの部屋、オレンジの部屋・・・など
テーマが決まっていて、
インテリアコーディネートされている。

壁紙、ベッドリネン、タオル、ソファ・・・などなど。

イギリス人は、食べ物や普段の生活はとっても質素だけれど
なぜか、インテリアにはこだわりとお金をかけている。




私達が泊まった、”ブルーの部屋”


そう、私の夢は、

きれいなお家に住んで、
お部屋をローラアシュレイとかでコーディネートをして、

朝、ミルクティーを持ってきて、起こしてくれる
ご主人様と結婚すること・・・だった


・・・・・・・・・・









ねえ、みてみて

木の下に、鹿がいるでしょう

アリブラスターの庭には、鹿やきつねが遊びに来る。


目の前の庭で、鹿が楽しそうにしている姿をみながら
マグカップにたっぷりのミルクティーを頂く。


ここは、この世の楽園かも、しれない。


そんな、果てしなく グリーン・グリーンの世界が続く

南イングランドの旅。























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ヨーロッパ鉄道の旅~タリスとユーロスター

2007年05月17日 | せずにはいられない・・旅の話
ヨーロッパ鉄道の旅~タリスとユーロスター



私は、プチ列車マニアだ。

国内の特急列車は、だいたい分かるし、
分厚い時刻表をめくるのは、
JTBのお姉ちゃまと同じくらいのスピードの自信アリ。

国内旅行も、目的地までの
行きと帰りはそれぞれ違う特急、
ないしは違う車種のものを選ぶし、
サンライズ出雲やカシオペアなどの
寝台特急も、大好きだ。


・・・というのも、息子は今は歴史マニアだが
その前は、お魚マニア
その前は、相撲マニア
そして、
その前が、列車マニアだったのだ。

列車に関しては、私のツボにもはまり
以来、私は自他ともに認める”旅好き”となる。


今回のヨーロッパ旅行の目玉は
なんといっても、この国際列車、

アムステルダム~ブラッセル間を走る”タリス”
そして
ブラッセル~ロンドン間を走る”ユーロスター”。




ワインレッドがひときわ目立つ、タリスの車両


姉が私達のために、1等車両を用意してくれた


時間は朝9時15分、アムステルダム スキポール空港駅発。

1等車両では、ハンサムなお兄ちゃまの
ホスピタリティあふれる笑顔とサービスを受けることが出来た。




車内の様子



朝なので、車内では朝食がふるまわれる。

コーヒーやジュースなどのソフトドリンクと
サンドウィッチやアップルパイなどの
軽いスナックのサービス。

何回おかわりしてもいい。

1等の席は、タリスもユーロスターも食事付。

ハンサムなお兄ちゃまが何度も、何度も
コーヒーやサンドウィッチをすすめに来てくれる。

新幹線のグリーン車も、すこしサービス考えたほうが
いいかも、しれない。



市街地を通り抜けると、
のどかな、田園風景がひろがる。

とりわけ、オランダは”水”と”森”、
春の光、羊や馬、牛たちのゆったりした姿・・・

美しい調和のとれた自然の美しさに心を奪われる。
こんな美しい世界を創造した神様の
クリエイティヴィティに乾杯






線路沿いに水辺が続く・・・







のんびり牛たちに思わず笑みがうかんでくる




田園風景から、住宅街に景色が変わり・・・
やがて、教会の高い塔や建物がぎっしり並ぶ景色へかわると・・

ブラッセルに到着だ。

(ブラッセルの様子は、16日のブログを読んで下さい)



ブラッセルの駅




次は、ブラッセル発、ロンドンウォータールー駅行きの
ユーロスター。


  


ユーロスターは1等と2等にわかれていて、

1等も2つにわかれていて、
ビジネスプレミアという飛行機でいえば
VIPの乗るファーストクラスと、

レジャーセレクトという、レジャー用の席にわかれる。

いずれも、1等車なので、座席での食事のサービスがある。
なんと、フリードリンクだ。

私はこの1等のレジャーセレクトの席を予約しておいた。


タリスに乗るときには、国境を越えるのに
特別な審査など何もなかったのに、

ユーロスターは、飛行機と同じ手順をかけて
列車に乗る。

出国審査、手荷物検査、入国審査・・・

だから、出発時刻より30分以上前に
乗り場に行かなくては、いけない。


レジャーセレクトの座席



席につくとまもなく、シャンパンがふるまわれる。

私は昼間ということもあるし、
ロンドンについてから、更にまた列車に乗り換えて
W.Sussex州まで行かなくてはならないので、

残念ながら、シャンパンは遠慮した。

さすがに、ユーロスターの1等席には
私達のほかに、いわゆる”他国民・移民系”はおらず、

皆、きれいなQueen’s Englishを話しながら
優雅にシャンパンを楽しみはじめる。


シャンパンをひとしきり、(2回くらいおかわりしていた)
飲んだ後は、
ワイン、しかも、きちんと白ワインからサービスだ。

そして、ご丁寧に”本日のメニュー”が配られ、
メニューの説明が、ある。

さながら、ちょっとしたフランス料理店だ。




ユーロスター 1等 レジャーセレクトのランチメニュー


シャンパンやワインのサービスは一流だが、

メニューの内容は、”超ヨーロッパ”。

つまり、じゃがいもがふんだんに使われていて、
大きなソーセージが、ボンっ

デザートは、アップルクランブルにカスタードソース・・・

メインディッシュは、もう1品選べて、
息子はたらのほうれん草ソースというのを食べた。

これまた、非常に”English"な味付けであった。
(・・・つまり、塩・胡椒が必要な味ということ・・・)






Calais近くになると一面黄色の丘が続く・・・



食事が終わる頃には、フランスのCalais(カレー)付近。

ここから、ドーバー海峡のトンネルに入る。

20分くらい。思ったよりも、近いのだ。

窓に光が差し込むと、

もうそこは、イギリス。 


”おひさしぶり”

おもわず、車窓からイギリスの空をながめ、そう言った。




ヨーロッパの国際列車、タリスとユーロスター。



美しい田園風景を走りぬけ、

気前の良い、ホスピタリティに少々とまどいながらも

素晴らしい汽車の旅が約束される。


飛行機での、すし詰めにされながらの移動に比べたら
なんて、快適な旅なのだろう


息子は、今度はドイツのICEに乗りたいという。

私は、フランスの田舎の汽車旅。


ずっと、ずっと・・・・

夢への線路は、続いていくので、ある。










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チョコとワッフルと小便小僧の街~ブラッセル

2007年05月16日 | せずにはいられない・・旅の話
チョコとワッフルと小便小僧の街~ブラッセル




アムステルダムのスキポール空港駅から
タリスで約2時間。

車窓にながれるのどかな田園風景に
印象派の絵画を思い出しながら、旅を楽しむ。
(ここはまた次のブログで)


しかし・・・

Brussel Midi駅に到着した私は・・・ 

私の想像していたブラッセルの街とあまりに
違って、ショックをうけてしまうのだった。


ブラッセルのイメージは、

例えばウィーンみたいにどこを歩いても美しく
歌声さえ出てきてしまうほど
洗練された、ヨーロッパの美しい、街。


ところが、Brussel Midiからグランプラス近くに
たどりつくまでの道は

移民系や柄の悪そうな、目つきの悪い人たちが
うろうろうろうろしていて、
とてもヨーロッパの国とは思えない。

車の運転も雑だし、
立ち並ぶ建物もすさんだ感じだし・・・


え~っ これが、ブラッセルですか?






街の中心地は、カフェがあふれるほど沢山ある




ホテルも、
予約したはずだが、
どうみても、には見えない。

狭い路地で、目の前はCASINO。
(夜になると隣が夜通し賑やかなClubだった・・・

すっかりやる気をなくした私達一行。

ここで私は、

以前、”私が行きたい”と言い張って
旅の道連れに友達を巻き込んだ、アテネ旅行を思い出してしまう。

アテネも、白い家、蒼い海、神秘の神殿・・・

そのイメージを覆すかのように
街はごみだらけで、目つきの悪い人がいっぱいいて、

”もう、なんでこんなところに来ちゃったのかしら
ということが、17年前の卒業旅行であった。


今回も、私のプランであったので
姉や姪っ子、息子を巻き込んで・・・しまった。



・・・しかし、せっかくやってきたのだから、
街を歩いてみよう・・・






ボーイスカウトのいでたちの小便小僧




この日のブラッセルにはヨーロッパ各地から
集合したボーイスカウト&ガールスカウトの大会が
あったようで、制服を着たスカウトたちで
街があふれかえっていた。

そのスカウトたちの波を縫うように
地図をたよりに、小便小僧にたどり着いた。


・・・すると  


小便小僧のいでたちも”ボーイスカウト”。
なんと彼は670着もの衣装を持っているそう。

これは、可愛い。 最高に可愛い。

これだけで、ブラッセルの価値は、グーンと

これだけで、ブラッセルの観光目的は果たされたような、ものだ。


小便小僧のおかげで、私達のテンションはどうやら
上昇し、観光特有のワクワク感が出てきた。




   
日本でもおなじみの、チョコレートショップがあちらこちらに・・。



ベルギーの人は、食べることが好きなのか、

街を歩いていて、あるのは、カフェとチョコレートショップばかり。

日本に進出していないチョコレートショップも
まだまだいっぱいあるようだ。



私達は、WITAMER のカフェで一休みすることに。



ブラッセルは気温が高かったので、カフェの店先は
どこもお日様を楽しもうと、人がいっぱい





まずは、ベルギーのホワイトビール、ヒューガルデンで乾杯





ホワイトビールにはこのオムレツが最高よっ
カフェのお姉ちゃまにすすめられ、
チーズとハムのオムレツを注文。

オムレツといっても、日本のホテルの朝食に出てくるような
ふわふわなものではなく、
クレープ状になっている(・・しまった)オムレツだ。

でもチーズが香ばしくて、確かに、ホワイトビールにぴったり





アイスクリームも、せっかくベルギーなのでチョコ味で





次に向かったのは、世界で一番美しい広場といわれる、

グランプラス。


  

16~17世紀の美しい建物に囲まれた広場。




グランプラスの周辺は、ベルギーレースやゴブラン織りのお店、
チョコレートショップやカフェが軒を連ねる。

中でも、イロ・サクレ地区は
別名 ベルギー版食い倒れ横丁ともいわれ
細い路地にびっしりレストランが並んでいる。





レストランの軒先には、大胆な食材のディスプレイが。
見た目に楽しいし、活気あふれる路地になっている。





ベルギーのレストランで、黒い大きな鍋を抱えて、
ムール貝を数十枚食べ続ける光景を目にする。

この時期の旬の味らしいが、
私はこんなところでお腹をこわすわけにもいかないので
パスした。

ベルギーなら、こっちだよねっ






ストロベリー&アイスクリームのトッピング。
温かい焼きたてワッフルにアイスクリームが溶けて
この二つの味わいがリッチで、
Happyな気分に・・・。





シンプルにワッフルそのものの味を試したいのなら
Brown Sugarとともに、
焼きたての本場のワッフルを楽しむのも





私達がワッフルを楽しんだのは、
グランプラスにほど近い、DANDOY。

1829年創業というのだから、すごい老舗だ

確か、まだここは日本に進出はしていないと思うけど・・・

でも新宿伊勢丹あたりに、そのうち
出店・・・ということも、あるかもしれない。


・・・そのくらい、今回ヨーロッパを歩いていて、
有名な店は、ほとんどが、日本に出店しているので
現地でのありがたみが、ちょっと薄れる。

その点、まだこの、ワッフルの老舗 ”DANDOY"は
まだ進出していないので、希少価値、アリ・・・かな。




思ったような静かで美しい街ではなくて、

ざわざわとした印象を持つ、ブラッセル。

ここは、本当に

チョコとワッフルと小便小僧の街だ。



さあ、次の旅ブログは
ヨーロッパの汽車旅、タリス & ユーロスター



そして、いよいよ
ドーバー海峡を渡って、イングランドへ・・・










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少し、スピリチュアルな自分でいて、良かった

2007年05月15日 | work
少し、スピリチュアルな自分でいて、良かった




ヨーロッパから帰るなり
また、猪突猛進な日々が始まった。

とりわけ、先週は
自分が普通に歩いているつもりでも、

1歩歩けば、右の頬を
1歩歩けば、左の頬を

ぴしゃんぴしゃんとやられることが多かった。


でも、その都度

一人になって、目を閉じて
自分の足が地面にきちんとついていることを確認して
深呼吸をして

なるべく・・・自分の中とつながろうと意識する。


・・・・・・・・・


そう、少し、スピリチュアルな自分でいて、良かった。



心の中に、平和を。





社会で働いていれば、おそらく誰でも
不本意な、心無い、言葉や罵声を浴びることがあるだろう。

私も、先週の金曜日
みっちり、そして、じくじくと、これをやられた。

社内では慣れているとしても
(それでも相当マイナスパワーになるのだけれど)

なんとこれを某大企業の社長さまに
延々と60分。
”ご挨拶”と称して。

これは、初体験だった。







大企業の社長さまにしては珍しく
品の無い暴言や痛烈な他社批判、
名誉毀損や人権侵害で訴えることも出来そうなことを

じくじくと、延々と話す。




NHK大河ドラマ ”風林火山”に出てくる
諏訪の姫 由布姫だったら、

”無礼であろう"


と言うだろう。



そして私は、

織田信長に心無い仕打ちを受けた明智光秀や
吉良上野介に刀をむけてしまった浅野内匠頭長矩の気持ちが

わかるような、気がした。


そんな最中にも
歴史人物が頭に浮かんでくるのは、

間違いなく、歴史マニアの息子の影響だ。








少し、スピリチュアルな自分でいて、良かった

と思えるのは、

その相手のとめどなくマイナスな言葉と態度から

必要なメッセージだけを、受け取る術を

心得はじめた、ということ。


それを、試す チャンスが到来、というわけだ。




どうするのかって・・・・




それは、話し続ける相手の目を見ながら、

自分とつながっていることだ。




”この人は、こう思っている
   ・・・・じゃあ、私はどう思う?”


”この人は、こう言っている
   ・・・・じゃあ、私のすべきことは・・・?”




すると、

相手の中から、自分への気づきのメッセージだけを
とらえることが出来て、

あとの、

80%くらいは、その人自身の鎧であったり
過信であったり、することが、区別出来てくる。




・・・そうはいっても、


空高く聳え立つ大きなビルの中の
社長の応接室なんかに
たどり着くまでに

既に緊張しているし、

マイナスパワーを60分浴びたわけだから

心身ともに、疲れて、膝が痛くなったり
すごく喉が渇いたり、する



でも、それだけだ。



誰かにあたることも、

過激に落ち込むこともせずに、済んだ。


ちょっと前の私だったら

(いくら立ち直りが早い私でも・・)

暫く仕事をしたくなくなったり、
鬱々としてしまったかも、しれない。



今、必要があったから、この事が起きたんだ。

そして、それは、自分自身が引き寄せた現実でも、あるんだ。


だから、このことから

必要なメッセージをとりだして、
自分自身に問いかけて、みる。














少し、スピリチュアルな自分でいて、良かった。











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オランダの料理って!?

2007年05月12日 | せずにはいられない・・旅の話
オランダ料理って



さすがに世界中の味が楽しめるTOKYOであるが
”オランダ料理”と言われても、ピンと来ない人が
多いのではないだろうか?

私も、その一人。

チーズの国・・・だから、チーズは美味しいのだろうな。


そんな私がまずアムステルダムに着いて
最初の食事にリクエストしたのが

”オランダっぽい料理を出す店。”


アムステルダム駐在の義兄と姉は
MOEDERS(オランダ語でお母さんの意)というお店を予約してくれた。

姉達一家も、”オランダっぽい店”ははじめて、という。



さすがに、オランダ人しかいない店



夕方になると少し肌寒いのに
オランダ人は体温が高いようで、袖なしといういでたちで
外での食事を楽しんでいたが、私達は、店内で。




店内の壁には全て、お客様のお母さんの写真がぎっしり貼られている。



そこで、出してもらった”オランダっぽい食事”は、これだ










オランダ人は基本的には、あまり外食はしない。
オランダ人が食べにいくのは、中華料理など、他国の料理。

だから、オランダっぽい料理というのは
オランダ人の普段の食卓と同じようなものが並ぶ。


煮込み料理や、スープ、ポテトなど。
家で使われているのと同じような鍋や小皿に
料理が盛られてくる。




煮込み料理とたっぷりの、ポテト




そして、忘れてはいけないのが、
ハイネケン・ビール。






ビールは不思議に、

アメリカに行けば、バドが美味しいし、(バドワイザー)
オーストラリアに行けば、xxxx(4エックス)や
Fosterが美味しいし、
東京では、もちろん、一番絞りやエビスが美味しいのだけれど

オランダでは、このハイネケンの
なんとなく薄く迫力にかける味が
美味しく感じるので、ある。

東京で、バドを飲んでも、ハイネケンを飲んでも
いまひとつ、ピントがずれているように感じるのに、不思議だ。

やはり、その土地の空気と湿度と水と・・・
そういうものとの総合で味って変わってくるんだ





もう一軒、義兄のとっておき
おすすめのレストラン

ここは、アムステルダムの市街地からは
少しだけ離れた、のどかな郊外。


鴨も、あひるも、馬も、牛も、羊も
すぐ近くにいる。



運河の上のレストラン



私が、ガイドブックに載っていた
謎のコロッケパンが食べたいと言ったリクエストに答えてくれたのだ。

本当に、オランダではコロッケパンが
名物なのだろうか?



その、コロッケパンが、これだ


 Kroket



食パンにコロッケがのっているだけなのだが、
このコロッケは皮が厚くて
歯ごたえがあり、日本の柔らかなコロッケとは、
若干異なる。

中のジャガイモフィリングもしっかりとした
味がついていて、

薄手の食パンにかるくバターを塗り
コロッケをはさんで、ガブリ。

なかなか、いける




 Bitterballen



そして、ビールのおつまみに
ぴったりの、小さなコロッケ
Bitterballen。

これにマスタードをつけて、パクッ。

ホクホクのおいもとカリカリの衣が
シンプルで、美味しい。


もちろん、このシンプルな料理が美味しいと感じるのは

最高の天気と、

キラキラした新緑の木漏れ日と、

そして、運河から吹いてくるふわふわした風があるせいだ。


そう、人間は自然から多くのものを感じられたら
あとはシンプルな食材で

最高の、ご馳走になるのだ




みんな、午後のひと時をゆっくりと、過ごす





・・・というわけで、
オランダの料理のご紹介は、終わり。

どう? 素朴だけど、ちょっと食べたくなったでしょ


このほかにも、今が旬の”にしん”と
ホワイトアスパラガスを
姉が料理してくれたのも、

”オランダの味”のいい思い出










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