Happy-sanになろう!

Happy-sanな日々をご紹介するブログ。旅のお話もいっぱい♪

人の上に立つ人

2007年02月28日 | 見つけたHappyたち
 人の上に立つ人



近頃、クリスタルやAura Somaのイクイリブリアムボトルに
気づきを求めていた私だが、

久しぶりに、”人”から大きな気づきと学びを得た。


4月に大きな会を催すことになっていて
先週、一斉に100人以上に
招待状を送付した。


中には、とてもご多忙で来ていただくのは
難しいだろうけれど、
一応、ご案内をお出ししてみよう、という方、

とても近しい間柄の方々、

お目にかかったこともないけれど
苗字が同じなのだから、
親戚なのであろう、という方々もいたりする。





ここで、驚きと学びが起る。


一斉に出した招待状の返信葉書だ。


なんと、

”お忙しくてご出席頂くのは難しいだろう・・・。”

と思うような、

社会的地位の高い方々から順に返信葉書が届くのだ。

真っ先に
大臣をなさっていらっしゃる
現職の政治家の先生やご引退された政治家の先生。

旭日大綬章を授章された最高裁判所の判事の先生、

有名な作家の先生、大学教授、お医者様、

大企業の元役員の方々・・・。


一枚、一枚、届くたびに驚きと学びが深まる。


おそらく、1日に数十通も大事な書簡が届くであろう方々なのに、
即座に返信葉書をお出しになる姿勢。


それこそが、”人の上に立つ人”の器を持った方々なのだ。




 手をあわせてしまうくらいの存在


以前から
このことはすこし感じていた。

私が生きてきた中で、
最長老、私より2.5倍くらい先輩の
故三田政吉様(明治座会長)と
現在104歳の飯田深雪先生のお二人。

このお二人は生前より
”日本人物事典”に載っているくらい
ご立派なお仕事をされてきているお二人だけれど

若輩の私に
いつも手書きでお手紙を下さったお二人だ。
しかも、
こちらが出すと、すぐに。


私も、見習うべく
筆まめにしているつもりだが・・・

ちょっと体調が悪かったり、
仕事がたてこんでいたり
気が向かなかったり・・・

そんなことで、
手紙やメールの返信を遅らせてしまうことがある。


”人の上に立つ”方々はきっと
私の何倍も、何倍も、多忙なはず。

それにも関わらず、
こういうことをなされるというのは

その方の中に一本 きちんと筋の通った
ポリシーというか、
信念というか、
心構えがあるからなのだろう。

それに忠実に、ひたすら行ってきた結果の全てが
その方の”人柄”、となって、

人々から賞賛と尊敬を受けるように
なっていくのだろう。




Yellowは、外から何かを学ぶことで何かを知る~知識~をあらわす色






きっと”人の上に立つ”方々は
人を大切にする方々なのだ。

そして、自分を大切にする方々・・・。


目の前でこうして、

素晴らしい方々から学びが得られることに感謝。










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ブループリント(青写真)

2007年02月24日 | スピリチュアル
 ブループリント(青写真)



貴方が思う、”奉仕”ってどんなことですか?



災害にあった地域などに援助しにいくこと?


東京マラソンみたいなイベントにボランティアで参加すること?


自分のやりたいことを犠牲にして
誰かのために自分の時間やエネルギーを使うこと?





紫色のColor Languageのひとつ、”奉仕”。



私も、”奉仕”といえば、

よく聖路加病院でみかける
赤紫色のエプロンをした女性たち・・

そう、ボランティアのことを思い浮かべる。

あるいは、

日曜日の礼拝で、献金の係りをするとか、
当番の人が聖書を読むとか、
私は学生時代、礼拝の時のオルガニストだったので
そういう、
教会などでの活動をすることなのかな、とも
思っていた。


・・・でも、本当の ”奉仕”とは
こういうことでは、ないらしい。


 本当の ”奉仕”って・・?



わたしたちは、
この世でどんなことをして生きていこうか、

という人生のブループリント(青写真)を
持って生まれてくる。


本当の自分が表現したいことを表現し、

本当の自分を生きることが

本当の自分の魂が望むような人生を生きることが、

世界への ”奉仕”につながっていくのだという。


だから、

誰かのために、何かのために
時間やエネルギーを使うことが
奉仕なのではなく、

それらが
自分の魂から望んでいることが
そういう形で顕れとなっていく時に

はじめて”奉仕”ということになっていくのだろう。


歌を好きな人はその歌で多くの人の心を照らし、
料理が好きな人はその料理で多くの人の体を温め、
会社を経営している人は
そのビジョンを多くの人のために活用し、
子供が好きな人はその愛を子供たちの心にあてる。

法律家になるくらい頭のいい人は
社会の秩序を守るために活躍し、
動物や植物と対話が出来る人は、
地球上の生き物のために心を尽くす。


自分のブループリント(青写真)のとおり
生きてますか?

自分のブループリント(青写真)がどのようなものか
わかっていますか?


それは、自分しか、知らない。

それは、自分への探求の旅のはじまり。

でもきっと、もうわかっている。
・・そして、実行しているか、
もしくは、今、準備期間かもしれない。


貴方の、

私の、

そして、皆の魂が望む人生を歩いていくことで


貴方が、

私が、

そして、皆が幸せと平和を感じられますように・・・


”次はもっとこうしてみたい”

チャレンジャーで、前向きな魂たちの描く
ブループリント(青写真)は

確かに、世界への”奉仕”へとつながっていくのだろう












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ヘマタイトに守られて

2007年02月22日 | パワーストーン
 ヘマタイトに守られて




私が、はじめて手にしたパワーストーンは
”ヘマタイト”だった。


昨年の私は、まるで10年・・いいえ
それ以上、15年くらい眠り続けていた”私”を
揺り起こそうと、
地殻変動が起きたように

立て続けに色々なことが起きた。

今となっては、
それら 全てに意味があったことを知り、
それら 全てに感謝したい気持ちでいっぱい


だけれど、

当時は、遠く向こうに見える島まで
泳いでも、泳いでも、たどり着けないように
海の中でもがいていた。


私は何とか自分を助ける方法はないのか、と
あらゆる本の中にその答えを求めた。




そんな時、

スピリチュアルカウンセラーの島村先生に出会った。


島村先生は私を見て、


”頭がいっぱい、いっぱいで
まるで冷蔵庫の中がパンパンで何もこれ以上
入らない状態みたいになっています。

すこしづつ、下に下げていきましょう。”


そういって、私の右手に
ヘマタイトを握らせた。



 これが ヘマタイト



メタリックで 不思議な輝きのある、
鉄が主成分の結晶。


切断すると断面が赤く、その名前は
ギリシャ語で”血”を意味する”ヘマ”に由来する。
古来より、血止めの薬や戦士の護符、
また強力な魔を反射するクリスタルとして愛用されてきた。


また、2004年火星探査機によって、
火星でヘマタイトが発見された。
火星のエネルギーをも宿すヘマタイトは
持ち主に勇気と希望、情熱と自信を与えてくれる。


枕元に置いておくと邪気の侵入による悪夢の予防になったり、
部屋の四隅に置くと場が浄化され
自分のいるスペースを守ることが出来、
1人の時間を過ごすことが出来る。


内部の赤い色は血液・循環器系に作用する
ヒーリング効果を発揮する。



そして、この”黒い色”の石は
Grounding~つまり、地に足をつけるよう
促してくれる作用がある。





島村先生が私にヘマタイトを握らせたのは、

頭がパンパンに

悩みやら、その解決策やら
色々な考え方やらでいっぱいになっていたのを下に下げる・・・
現実のものとしていく・・・


地に足をつけて行動する
 ~Grounding~を促すためだったのだ。






 ヘマは、真っ赤な血。



血行を良くしてくれるヘマタイトは
女性にとっても強い味方となる。

下腹部にあてると、生理痛や生理不順に効く。

私もひどいときは、祈るようにしてヘマタイトを
下腹部において、寝る。

・・・すると、本当に、楽になるのだ・・・




飛行機があまり好きでない私。

その時にも、
ヘマタイトは私を守ってくれる。

”地に足をつける”~”無事に着地する”
という意味を持つので、飛行機に乗る時にも持っていく。




最初に出会ったパワーストーン、”ヘマタイト”。


そこから私は、自分の中心を自分の中に
もてるようになり、
(本当にすこしづつだけれど・・・)


島村先生に、1ヶ月後
お会いしたときには、


”透き通った緑の石”になってきました・・・。


そして、またそれから1ヵ月後
お会いしたときには、

”透明な紫の石”にまでなってきました・・・・。


そして、またそれから2ヵ月後、
ヒーラーのキョーコさんには、

”クンツァイトのようなピンク色”ですよ。


とまで言われるほど、


”自身”の輝きを取り戻しつつある。




まずは、ヘマタイトから。

自分自身がしっかり地に足をつけられるように祈りをこめて。













*参考文献*

パワーストーン 森村あこ
パワーストーンBOOK マダムマーシ











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カラダの声

2007年02月21日 | スピリチュアル
 カラダの声



確かに、聞こえたのだった。


先週の金曜日、

”疲れている、疲れている・・・。
すこし、休まないと。
すこし、休まないと・・・。”と。


でも、その声が聞こえたからといって

手帖を開くと、びっしり書いてある
スケジュールが消えるわけでは、ない。

”前向きに、 元気に・・・

と自分に言い聞かせて、

明日起るであろう、楽しい出来事を想像して、
行くしかないでしょう・・・。



でも、予告どおり、カラダがパンクした。 

カラダの声にもっと素直に従えばよかった。



自慢にならないけれど、
私はめったに風邪をひかない。

ひいたとしても、

前の会社の先輩の秘伝を守り、

まず、おかしいな、と思ったら
ゴクゴクっとカコナールを飲む。

寝る前にパブロンゴールドを飲んで寝る。

そうすると、翌朝はケロリとしているのが
いつもの、私の風邪のパターン。

ところが、今回は
からだが疲労していたのか、それだけでは効き目がなかった。



 カラダの声に、耳をすます



手も、足も、力が入らない。
鼻を中心として、顔中、頭の中すべて
ぼぉ~っとしている。

寒気、時々 熱の気配。

意識がうつろで、朦朧としてくる


頑張って食べなきゃ、という意識も薄れ、

完全に体が機能していない状態。


季節はずれの、平日の閑散とした遊園地みたいだ。



それでも私は朝、起きなくてはいけない。

子供を起こして、朝ごはんを食べさせて
学校まで送る。

仕事場に行き、どうしてもやらなければ
いけないことを済ませ、
職場の人に後を任せる。

午後はどうしても出席しなければ
いけない政治家の先生の勉強会が
ホテルニューオータニであり、
とりあえず行き、
事情を話してご挨拶だけして失礼することにする。

このあたりで、体調の悪さはピークを迎える。

殆ど無意識で、サンローゼのロビーにある
マーケットにはいり、
目の前に飛び込んだ

”越冬 雪にんじん ジュース”を購入。

それを抱え込むようにして、帰宅。


1杯にんじんジュースを飲み干したあと、

やっと、ベッドにたどり着く。

・・・・・

息子の塾のお迎えの時間まで、体を休める。



 にんじん色の、チューリップ





越冬 雪にんじんジュースを飲みながら、
そういえば、
月曜日のランチタイムにも
火曜日の軽い夕食にも

にんじんや
かぼちゃの

ポタージュを食したことを思い出す。

そして、今日の”雪にんじん”ジュース。

カラダが、ビタミンやカロチンを
必要としていたんだなあ・・・と

改めて、カラダの出すサインを実感。


いつも元気だと
あれも、これも・・・
もっと、もっと・・・とどんどんすすんでいく。

でもひとたび、

風邪であろうと、こんなになってしまうと


普段、元気にカラダが機能してくれていることに感謝。

そして、

カラダの弱い人の気持ちに寄り添ってあげることも出来る。


そう、いつもとは違う視点で
色々な気づきが出来る。
具合が悪くても、
いいことも、あるんだな。


きっと、

貴方のカラダも、サインを発している。

その ”声” に耳を傾けてみよう。


その時、カラダに必要な食べ物がわかったり、
その時、カラダが必要としているのが休息だったり、

自分にとって、

大切なメッセージが送られてくるはずだから。














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学生気分

2007年02月20日 | 見つけたHappyたち
 学生気分




今日から、またひとつ勉強がはじまった。

毎週月曜日、朝から夕方まで6時間。
これを6週間で、まずレベル1。
出来れば、今年中にレベル3まで頑張りたい。
Diplomaを提出して、レベル4までいくのが、目標。



そう、Aura-Somaのプラクティショナーを
目指しての、勉強。





”やるべきことを、やってから。”


これが、私と、私の中の私の約束。
勉強をはじめる条件。


”やること”とは、

仕事、ご飯づくり、買い物、洗濯、
アイロンがけ、家の中の整理整頓、
子供の勉強のフォロー(塾の丸付けなど)、
明日のご飯の準備・・・


それでも、学んでみたい


その気持ちがあるので、
かえって家事も仕事も集中して頑張れる。


レッスンの行く前の2時間、
レッスンが終わってからの3時間で
仕事を片付ける。

2月いっぱいは、
クリスタルのレッスンもある。
こちらは、夜間の授業なので1日の仕事を片付けてから。


レッスンは自由が丘なので
仕事場⇔自由が丘の往復と家⇔仕事場の往復。

結構大変そうなのだが、やってみると

これが、学生に戻ったようで
ワクワクなのだ。


自由が丘を歩くのも
久しぶりで、

ちょこちょことお洒落なお店や
カフェが並んでいるこの街を
学生気分で歩く。

きれいなインテリア小物のお店や
美味しそうな焼き立てパンのお店、
私好みのお店が並んでいる。



焼きたての、胚芽クロワッサン




Aura-Somaは、とても奥深いものなので

早口の先生の言葉を聞き取って
ノートに書いて、理解して・・・
これを6時間。

久しぶりの緊張感と充実感。

勉強って(興味のあることは)楽しいなあ。


この10年間、何かを学ぶ時間もなかった。

本当の私は、何かを学ぶのが、大好き 


だから、本当の私が喜んでいるから
疲れないし、楽しいし、嬉しい気持ちがあふれてくる。


”勉強しなさいっ


子供を持つ親なら、必ず口にする言葉だけれど、
私もご他聞にもれず・・・。

だけど、子供に勉強しなさい、と
口で言うだけではなくて、
親も何かを勉強していたほうが

子供にとっても、親も頑張っているんだというのを
目の当たりにできて、

”自分も頑張らなきゃ”と励みになるそう。



新しいことにチャレンジしてみる。

興味のあることに一歩近づいてみる。


それが、魂の喜ぶことなら、やってみよう



疲れすぎない程度に、ね。



(・・・実は、久しぶりに風邪をひいて
しまいました・・・・)










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バレンタインデーいかが過ごされましたか?

2007年02月18日 | sweet & bitter story
バレンタインデーいかが過ごされましたか?



今日、Queen's Isetanに週末恒例の
買出しに出かけると

今度はもう、”White Day"にむけての
キャンディーやクッキーやチョコレートの
コーナーが大きく作られている

その前で、何人かの男性が立ち止まっていた。

女性がチョコを買う姿もいいけれど、
男性がお返しを探している姿もなかなか
微笑ましくて、Happyな気分になる





ホワイトデーには、こんな優しい春の花もいいかも。



~本命か、義理か~

ということが重要かもしれないけれど

チョコを選んだり、あげたりするということは

”今の自分にとって、貴方がいてくれて、嬉しい。”ということ。


恋人だけでなくても、友達でも、職場の人でも。

私が今いるのは、あなたの”おかげ”。
思い、思われ、行動になり、形になっていく。
毎日って、
そういうふうに流れていっているって
思いませんか?


それを確認出来るのが、
私の中のバレンタインデー。


でも・・・

毎年、密かに本命をつくる、というのもいいかも。

その人にだけは、チョコ プラス α・・・

その”プラス α ”を何にするのかを
考えるのも楽しい

どうやって渡すかを考えるのも、楽しい

ワクワクしているときは

どうやら ”魂”が喜んでいる時らしい。

だから、そんな魂が喜ぶ作業を
バレンタインデーにしてみるのも、いいかも。


・・・で、今年の ”プラス α ”は
渡せたかって???



答えは、

何を渡したかは、内緒だけど、ね。
ホントに、ちょこっとしたおまけをつけました







*今週のgooのお題
”バレンタインデーはいかが過ごしましたか?”に
よせて、書いてみました*








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新郎の、涙

2007年02月18日 | friends
新郎の、涙



またひとつ、新しい幸せの形を知った。


昨日は、高校時代の友人テツヤ君のWedding.

社交性があり、電通勤務という職業がら
披露宴は150名、2次会は250名という

いまどきではめずらしいほどの
大賑わいのWedding


ふたりの、はじまりはここから




テツヤ君は高校時代からとても目立つ人だった。

デュッセルドルフ在住の彼は
現地のサッカークラブに入っていたので

サッカーが上手で、声もカラダも大きくて、
言うことも大きくて・・・。

そんな彼だから
ワールドカップ2002の日韓共同開催や
トヨタカップなど、
世界中のサッカー関係者と
世界規模のイベントに携わる仕事をしていることも、

納得できるし、私にとって、
特別に自慢の、友人のひとりだ。

私は、高校時代から
何となく彼を尊敬していた部分があって、
それは、
勉強がすごく出来るから、とか
リーダーシップがあるから、とか

それも、もちろんなのだけれど
そういう理由ではなくて、

この人は、いつか私に何かを教えてくれる人になる、

そんな漠然とした予感が

そういえば、あったのかもしれない。





”神が会わせたものを、誰も離してはならない。”



結婚式はいつ出席しても心が洗われる。

毎朝、礼拝のある学校で過ごした私たちは
久しぶりにそろって賛美歌を歌う。

歌の上手なクラスメートの男性陣の美声は健在。

昨日の結婚式での賛美歌は、
きっといつになく大きく響いていたことだろう。


そして、40歳を迎えた彼の披露宴も

結婚披露宴がたけなわだった20代後半の頃と

すこしも変わらず、
楽しいし、美味しいし、すこし緊張するし・・。

”なんだ、結婚って
20代でするものだけじゃなくて、
何歳でしても、楽しいし、嬉しいものなんだなぁ・・”



でも、はじめてのことが、ひとつだけあった。

それは、”新郎の、涙”。




キャンドルの煌きもふたりを祝福 



いつものように、披露宴の最後は
両家代表で、新郎のお父様がご挨拶なさる。

テツヤ君のお父様もとても立派な方。
威風堂々としていながら
優しい声でのご挨拶がはじまる。

・・・しばらくして、声がつまる・・・

立派なお父様の目に一粒の涙。

声を震わせながら、

”本当に、幸せになってほしい・・。”と。


そう、そこで私たちは
テツヤ君の華々しい社会での活躍ぶりや
この素敵な披露宴を開くまでに

大変な時期が、彼にあったことを、思い出す。


実は、今回、テツヤ君にとっては再婚となる。

どうして別れにいたったのか、
詳しいことは何も知らなかったけれど

その披露宴の最後で
彼の口から話されることになった。



 幸せなユリの香りに包まれて。




”僕は、彼女に会ってはじめて、

自分は幸せにならなければいけない、と思いました。”


お父様からマイクをバトンタッチした彼は

披露宴に出席している私たちにむけて
涙をいっぱい、いっぱい流しながら
話し始めた。


”自分が幸せになってはじめて、

誰かを幸せに出来るんだって、知りました。

それを、彼女が教えてくれました。・・・


何度も、何度も、涙を流しながら
繰り返す、新郎。


きっと、彼の心の暗闇に
光をさした、

彼女は太陽だったのだろう。


いつも大手をふって歩いていて、
誰よりも力強く前に向かっていて、

そんなふうに見える彼の心に
涙がとまらないほどの
苦しい時期があったこと、を知る。

そして、

その彼を温かく照らし続けて
”愛”を築いていった、新婦に、拍手



 その人のまえで、真っ白な心になれる




20代後半から、30代・・・と
男性は一気に社会の荒波へと勢いづけて飛び込んでいく。

もっともっと、
遠くへ、遠くへ・・・

そう意気込んで行けば行くほど、

陸地からは遠ざかることになる。


気づくと、どうにもならないほどの
距離がふたりの間に出来てしまうことになる。

きっと、

何度かやり直そうと努力もしただろう。

距離が出来てしまった二人は、

やり直せることもあるだろうし、
新しいスタートを選ぶこともある。

どちらも、まだまだ出来る、私たちの年代だ。

だって、人生70年としても、80年としても

まだ半分も残されているのだもの。

埋まることの無い、空虚な時間を抱えたまま
心にも 体にも 距離を持った相手と

人生の残り半分を生きていく・・・。


私たちは、もしかしたら
とっても息苦しい価値観を植えつけられているかもしれない。

結婚や出産の時期にしても、
離婚にしても。

”~でなければいけない”
”~しては、いけない” という”世間の目”という価値観。


恋愛も、結婚も、離婚も、再婚も

その人の魂が学ぶべきプロセスの中で
体験する”愛”の形なのであって、

他人が、どう思うことでもなく、
他人が、どう言うことでもなく、

自分自身が、出会った相手との間で
どう見つけていくか、
どう答えを探していくか、ということだけしか、ない。


どうやら、

テツヤ君は、出会った相手との間で、
ひとつの答えを見つけたらしい。

涙を流しながら、それを報告してくれた



そう、

テツヤ君の涙は、私に新しい幸せの形を教えてくれた。



私たちは、彼の友人である。

いつまでもいつまでも、そんな彼にエールを送り続けよう










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雪解星(ゆきげぼし)

2007年02月15日 | 見つけたHappyたち
 雪解星(ゆきげぼし)





昨日は、春一番。
今日は、また、冷たい北風。

季節が先を急ぎすぎて、
また後戻りする。

今、梅が見頃だけれど、
本当は、今が一年で一番寒い頃。



北風に思わずコートの襟を立ててしまうけれど、
心の中では、すこし、ほっとしたりする。
冬は冬。
この冷たい風は
心がシャン、となるようなメッセージを送ってくれる。




はにかんだように咲く、しだれ梅





北風で吹き飛ばされて
澄んだ夜空に瞬く星を眺めてみる。


不思議なことに、
ずっとずっと、そのまま夜空を見続けていると

あちらにも、こちらにも
星を発見することが出来て、


東京でさえ、

蒼い星、クリーム色の柔らかな星、
うすいローズクオーツ色の星、
ダイヤモンドのように主張する星、
ひっそり輝く温かい色の星・・・


今日みたいな夜には
星をいっぱい見つけられる。



日本語って美しい。

”雪解星(ゆきげぼし)”・・・

雪解けの頃、煌く星のこと。
寒い冬から抜けた直後の、
鋭く小刻みなひかりを放つ星のこと。

雪が解けて、春がもうすぐそこまでやってきている・・・

その雪解星を見て、
雪国の人たちは、待望の春を迎える日を
心待ちにすることだろう。



 雪が、解けはじめる



たぶん人は、星を眺めながら

誰かを恨んだり
ねたんだり、しない。

どんなに不本意なことをされたとしても、

星に向かっては、

その人の不幸を願ったりは、しない。


その光の存在は、
自分の心の中にある
”光”そのものだから。


その光は、

人の幸せを願う。
自分の夢を照らす。


雪解星の瞬きが

地上の雪解けを知らせるように、

私の心に、

そして

貴方の心に、積もった雪がもうすぐ解けて

春が来るのだよ、と教えてくれるはず。


明日の星が、

雪解星になりますように・・・











*参考文献*
語りかける季語
ゆるやかな日本 宮坂静生











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隠れ本命!?

2007年02月14日 | 見つけたHappyたち
隠れ本命!?


St.Valentain's Day
貴女はきちんと、チョコ渡せましたか?


  聞いて!聞いて!
今年のバレンタインデー。


朝、会社に行くとテレビの中継車や
ワゴン車がいっぱい。

”何の撮影だろう?”

昨日、人間ドックで会社を休んだ私は
事情がつかめていなかった。



”ジャイアント白田とギャル曽根さんの
対決、生中継で入ります。
司会はマチャマチャさんと彦麿呂さんです”


”えっ ジャイアント白田 

眠い目が一気に覚める。

そう、私はジャイアント白田さんの、
隠れファンなのだ。


・・・といっても、
たまたまチャンネルを変えていて
TVチャンピオンとか、フードファイター系の番組を

”本当にこんなに食べられるのだろうか・・・?”
という好奇心でつい、見てしまうような時、

いつもの出演者の中で、
私はずいぶん昔から、ジャイアント白田さんを
心の中で、密やかに、応援していた。


理由1・・・きちんと手をあわせて
     ”頂きます”と”ご馳走様”を言う。

理由2・・・他の挑戦者が涙や鼻水(汚くてごめんなさい)
      を出しながら食べているのに
      白田さんは表情をかえずに
      ひたすら、きれいに食べ続ける


ということで、好感を持っていたのだ。

なんと今日は、目の前で白田さんの
食べっぷりが見られるというのだ



ご飯は何杯食べられるのかな?
ラーメンは何杯食べられるのかな?




芸能界はきっと、とても厳しい世界だ。

芸能人の挨拶の仕方で、いつもそれを感じる。

挨拶が出来ないと、仕事も来ないのだろうな。


例えば、今日の”まちゃまちゃさん”だって

いつもテレビでは・・・・・・・
という印象だったのに、名刺を出しながら
自己紹介をすると、それはそれは、きちんと丁寧に受け取る。
大企業の秘書課の人みたいだ。

"ギャル曽根ちゃん”もとっても可愛くて
礼儀正しかった。
沢山平らげた後、

”お腹触っても、いいですよ。”

・・・なんて、気さくなの。


そして、ジャイアント白田さん。

”ジャイアント”というので大きいのは想像していたけれど
それをはるかに超える背の高さ

”身長、どのくらい、あるんですか?”
”本当は、あとどのくらい食べられますか?”

まるで、知り合いみたいに話しかけても
落ち着いた口調で、話してくれる。


ジャイアント白田さんも
ギャル曽根さんも
30分間、休まずに、しかもキレイに
山のように平らげて、生放送の中継は終わった。




隠れ本命に・・!?



ジャイアント白田さんがお帰りのとき、

”あの・・これ・・

と言って、チョコを差し上げた。

(職場の男性陣にあげようと思って用意していたもの・・だけど)


白田さん、


”えっ  何ですか?これ?”


驚いたように、大きな背をまるめて、こちらを見る。


”・・・あの、今日、バレンタインデーなので・・・。”と私。

すると、

大きな白田さんが、大きな大きな BIG SMILEで

”あー 今日、バレンタインデーなんですね。
ありがとうございます。嬉しいなあ・・・。”


朝早くからのロケのことで頭がいっぱいだったのか
今日がバレンタインデーということを
忘れていたようだった。

なんか、そんなに無邪気に喜んでもらうなんて
思っていなかったので、こちらまで
純粋に嬉しくなってしまう。

そして、白田さんはあの大きなカラダなのに
普通の透明のビニール傘をさして、

何度も、何度も、こちらを振り返りながら

”ありがとう、ありがとう。”と言いながら

帰途につかれた。


なんだか、とっても happyな気持ちになった



不思議なことは、いつか、偶然を装って
目の前に現れる。

私が何となく・・・白田さんに好感を持っていた思いが

宇宙へ解き放たれて、

思いもよらない偶然として、目の前に現れた。


だからきっと、
会いたい人に、今、会えなくても

軽い気持ちで、そう、何となく、いつか、会えたらいいな。

と思う程度の軽さにして、想いを宇宙にお預けしておくと

時間を超えて、ずいぶん先になってからかもしれないけれど
きっと会うことが出来る・・・


そんな気がした
バレンタインデーになった。


大本命の ヒュー・ジャックマンや内野聖陽さんや松が根親方は
現れなかったけど・・・

隠れ本命の、ジャイアント白田さんに

チョコをあげることが出来た、


2007年 St.Valentain's Day











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人間ドック 聖路加にて

2007年02月13日 | 女は見た目が100%・・??
人間ドック 聖路加にて






今日は1日人間ドックの日。
聖路加予防医療センターでの人間ドック、
今年で4回目。



さすがに朝食抜きも、痛いボスコバンも、
バリウムも、慣れてきた。


4回目になると、前回、前々回とのデータが
瞬時に提示され、

例えば

去年と体重は同じ。体脂肪率は減った。
なのに、ウェストは若干UPってどういうこと


とか、前回や前々回、数値が標準値外で
あったところが、良くなっていたり、
また今年あらたに数値がちょっと・・というところも、ある。


これは、現在の医療機器が精細なために
生ずることで、昔だったら、
”ただの健康体”だ。

かといって、もう一度検査しなさい、
と言われたのに、サボっていて、注意も受けた


トータルな結果は、

驚いたことに、

つい先週の金曜日にリーディングの出来る
ヒーラーのキョーコさんが
言い当てたのと、同じだったのだ


キョーコさんがおっしゃったのは、

”オーラがとても透き通っていて
きれいで、精神的にはとても落ち着いていて
これから、花が咲いていく、というイメージ

・・・でもカラダに10年・・いやそれよりもっと
長い間、自分を押し殺して生きてきた結果が
出てきています・・・”

というもの。 



今日の人間ドックでも

言葉や表現の仕方がもう少し
現実的で、医学的なだけで、

要は、精神的には今までよりも、丸くなっていて
とてもいい状態に見受けられるけれども、
身体的に、バランスが崩れてしまったことによる
要観察の点がすこし、あります

と、いうことだ。


貴方は、人間ドック受けてる?



 コーヒーブレイク



母は5年前、ようやく聖路加にたどり着いた。

国立癌センター、北里研究所病院、
慶応大学病院、東京女子医大病院・・・

東京の大病院、全てをまわった挙句のことだった。

母は体が弱いのに、かかりつけの病院も
特定していなかったし、人間ドックも受けていなかった。

ある日突然、救急車で運ばれ、

”心臓や肺に水が溜まっています

そこから、悪性リンパ腫だとわかるまでに
3つも大病院をたらいまわしにされ、

悪性リンパ腫だと分かったときには

”あと1ヶ月もちません。”

と言われた。

余命1ヶ月なら、美しいのが好きな母に
美しい病室で逝かせてあげたい、と

聖路加国際病院のホスピスに入れてあげた。

その病室で、聖路加国際病院の
院長先生と血液内科のオカダ先生に説得され
治療をしたところ、

それから、4年間、生きることになる。

反対に、他の病院だったら、治療もされずに、
あの世へとっくの昔に旅立っていたということである。


私は、多分、この大病院にまつわる本を
書ける、と思う。

なにしろ、それぞれに長期入院して
その間、
同じ 1日あたり¥35,000の入院費で

医療の質、部屋の質、看護士の質、医者の質、
治療の内容、医師同士の連携、食事の質・・・
それぞれが、全く違うからだ。


”セカンドオピニオン”が叫ばれて久しいが
今の治療法で、本当にいいのだろうか。
もっといい医療が受けられる病院があるのではないだろうか。

病気を持つ本人も、家族も
こういう思いはぬぐいきれない。

そういう人たちへの情報の一つに
なると思うから、だ。


・・・でも、今は書かない。

と言うより、書けない。

つらかった日々を1から思い出すのは
今の私には、出来ないのだ。


今は、少しでもhappyな自分へ

ココロも、カラダも、向けて歩き出しているところだから。


でもいつか、ココロもカラダも
揺るがない自分になったら、
そういう困っている方々の、お力になれるようなことを
していくつもり。


 助け合いながら。





ようやくたどり着いた聖路加国際病院で
母は4年間、入退院を繰り返しながら頑張った。

母は”病気の総合商社”だったので、
あらゆる科にかかっていた。

眼科、口腔外科、整形外科、内科、耳鼻科、
皮膚科、放射線科、心臓ペースメーカー、
リハビリテーション科、リウマチ・膠原病外来、
そして、
血液外来。

それぞれの先生が、心を尽くして
よく見てくださった。
感謝の気持ちで、いっぱいである。

そこで、私は、聖路加に決めた。

早速”聖路加フレンズ”に入会して、
人間ドックをきちんと受けることにした。


1年に1回。

ちょっとわずらわしいし、つらいこともあるし、
ドキドキでもある人間ドック。


魂の、心の、大切な箱である肉体。
肉体を通して、魂が経験したいことが、
いっぱいあるから、
この世に生まれてきた。

だから、どちらも、大切にしていこう











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Kevin君のテーブルマナー

2007年02月12日 | sweet & bitter story
Kevin君のテーブルマナー





私は、職業柄
超有名なホテルのシェフやレストランのオーナーたちと
食事をする機会がある。

フランス帰り、というようなすこし
Snobbyなレストランのマネジャーとかは
そんなことないのだが、

わりと年配の方々は、マナーをご存じない方が多い。

例えば、トゥールダルジャンで会食の時、
そのテーブルでどんな話題になったか。


”自分の家の猫のキャットフードについて”

である。 

あのゴージャスな雰囲気で、一流のサービスをうけながら、
キャットフードの中味についてが
話題だったりするのだ。

もしくは、

”古女房”の愚痴だったり

ひどいのは、相手のお店を揶揄し始めるシェフもいる。



私のあくまで、個人的な考え方だが、
食事というのは、
”味”そのものを楽しむだけのものではない。

だから、あんまりしつこく 

”~産の~畑の~さんの作った~”と薀蓄を
並べられても、(確かに味は良いのだけれど)
モソモソとそれを食するより、

楽しくお話出来る人と食べる一皿は
たとえそれが、特別なシェフの料理でなくても、
何にもかえられない、美味しい一皿に感じたりする。


会話と、心地よさ。
五感全部で感じられるお料理が最高。



空間全てで、美味しさが決まる






昨年のクリスマス時期の会食会でのこと。

その時も私はとても有名なシェフの隣だった。
8人の丸テーブルだったけれど、
自分の前にお皿が置かれると
間髪いれずに食べ始める。

・・もう少し、まわりの人のお皿がそろうまで
待てばいいのになあ・・・

その会が終わりの頃のスピーチで
こんなことが話された。

”・・・皆さん、どうやら本来のテーブルマナーでは
ご婦人が食べ始めるまでは、食べだしてはいけないそうですぞ。”


へぇ~
はぁ~
そうなんですかぁ・・・

口々に驚いたような声をあげる。
さらに、

”そして、ご婦人が食べ終わるまで
自分は食べ終わってはいけないそうですぞ。”


へぇ~
そりゃ、初めて聞きますなぁ・・・
大変ですなぁ・・・



それを聞いて、ある1人の同級生を思い出した。 

Kevin君だ。
(日本人なのだけど、自分で自分のことKevinというので)
彼は、若干13歳で、完璧なまでに
そのマナーをこなしていた、Gentleman。



皆、そろってから・・・。





私は、中高時代をイギリスにある寮生活の学校で過ごした。
食事の時間は、
強制的に先生が独断で決める”食事の席”で3食いただく。

この食事の席は、小5から高3の男女がバラバラに
配置されて、1学期間変えられない。

楽しい人や好きな人が隣や周りにいれば
毎食すごく楽しいし、

陰気な人や意地悪な人が隣や周りにいれば
毎食地獄となる。

テーブルは18人テーブル。
お祈りの後、一斉に食べ始める。

当然、高校生の男子は早く食べ終わり
低学年の女子が遅くなってしまう。
でも、テーブル18人、
さらに、ダイニング全員が食べ終わらないと
食事の時間は終わらない。

少しでも、食事を早く終わらせて
自由時間を楽しみたい。

”早くしろよ。”そういう目で見られる中で
最後まで食べている人は
食べなくてはならない。

食べるのが遅い人には、すごく
プレッシャーがかかる、食事の時間だ。


Kevin君は、当然男性なので、食べるのは早い。

でも、必ず、一口お皿に残して
フォークとナイフを休ませておく。

同じテーブルの一番最後になってしまった
女の子がやっと食べ終わるのを見届けると、
Kevin君は、残しておいた一口を食べる。

そう、女の子が”一番最後”になるのを
かばって、自分が一番最後になってあげるのだ。

中学1年の時だから、
若干13歳で、彼はこんなことが出来るGentlemanだった。




心も、豊かになる食卓を。





日本人の食卓は、本当に贅沢だ。

世界中の美味しいものが
ほんの少ししか採れない貴重なものが

すこし背伸びをすれば、食することが出来る。

だから、みんなグルメだし
食べ歩きが趣味という人もいっぱいいる。

予約がとれないレストランもいっぱいあるし、
どんどん色々なお店がオープンする。

でもここで私たちはそろそろ、
”食べる”ことそのものへの関心よりも
”食文化”みたいな流れに
シフトしていっても良いのではないのかな、と思う。


”食”に携わる仕事をしている私たちから発信しなければ。












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青山のリストランテにて

2007年02月11日 | friends
 青山のリストランテにて



2月の満月の夜、私たちは
青山にあるリストランテ・ホンダに集まった。

リストランテ・ホンダは、
お人形のように可愛らしい美男美女の
ホンダご夫妻のお店。

お料理も、青山の裏道を歩いていると見つかる、
お洒落で可愛いブティックにおいてある
一点物のジュエリーみたいに、

細やかでいて、センスが良くて
二度と同じものにはめぐり合えないような、
一瞬の美しさが光る、イタリアンである。


前から行きたいと思っていた願いが通じ、
今回の幹事、シホさんが予約してくれた。

いつの頃からか、私たちは
私とナナちゃんのお誕生日があり、
そして新年会も兼ねて
毎年、1月か2月のはじめに集まるようになった。


”私たち”とは、大学時代の同級生。

私の最高に自慢、の友達たち。
いつも、7~8人が顔をそろえる。


何歳になっても会いたい友達



何が自慢って?

まず、 みんな、キレイなこと。
そして、みんな、知的なこと。
そして、みんな、前を向いて歩いていること。


大学1年の時、驚いた。

大学の系列高から来た人の
お洒落なこと。
そして、細いこと!

その驚きは、20年(・・)経っても変わらない。

”子供を産んだから、太る”とか
”35歳過ぎたら、オバサン”みたいな
世間で言われているような、価値観が
全然当てはまらない、彼女たちなのだ。



何度もこのブログでも書いているように、
今の30代の女性たちは、
生き方が多様だ。

仕事でキャリアを積んでいる人あり、
子育てに一生懸命な人あり、
結婚と仕事で充実しているカップルあり、

仕事、結婚、子供・・・・

それぞれの人生にそれぞれの選択がある。

当然、私たちも
同じ学び舎から巣立っているが、
皆、今の立ち位置は異なる。

”負け犬の遠吠え”の”負け犬”という言葉が
一時、流行った。

この本を書いた酒井順子さんは
私たちと同大学同学部同学科の1学年先輩である。

”勝ち” ”負け”でいうなら、
私たちは、”勝ち組”。
カテゴライズは、酒井さんとは違う意味だけど。



Happyになれそうな、カプチーノ



みんな、どんな生き方をしているのかって?


では、自慢の友達を紹介しましょう。


シホさんは、インテリア・コーディネーター。
昨年、めでたく結婚。とても素敵なダンナ様だ


チヨコさんは、某大手生命保険会社の総合職。
この春からダンナ様の転勤に伴い、ロンドンへ行く。


マリさんは、今をときめく外資系金融機関にお勤めの
”憧れ”のキャリア・ウーマン。


ハコちゃんは、フラワー&カラー・セラピスト。
アムロちゃんのような顔とスタイルのいいこと!


エリカは、某有名商社を辞めて、猛勉強し、税理士に
才女なのに・・・とても楽しいキャラクターの持ち主。


ミサコは、名古屋のお嬢様。
おっとりしていて、優しくて、いつもどこか旅行している


タガヤンは、超セレブな田園調布マダム。
卒論を立派に書き上げて絶賛された、才女でもある。


そして、ナナちゃん。
”1月17日生まれのお二人に”に詳しく書いたけれど、
相変わらず、エレガントなママである。



真冬のひと時


彼女たちのことが大好きな理由は、

とてもストレート、なところだ。
これは、20年前から変わっていない。

高校時代に寮生活をしていた私は、
寮で生活する上での、暗黙のルール、
”黙っていたほうが、身のため”
”出るくいは打たれる”
みたいな中にいたので、

大学時代に知り合った彼女たちの
ストレートなところが新鮮だった。

さっき書いたように
皆、光輝いているようだけれど、

私たちは、お互いが
すごく頑張って、
仕事でも、恋愛でも、へこたれずに
前を向いて歩いてきたことを知っている。

だから、立ち位置が異なっても
互いを羨むようなこともないし、
疎遠になっていくようなことのもない。

相手の頑張りにエールを送る自分も好きだし、
自分の頑張りにエールを送ってくれる彼女たちも、好き。

それぞれの、生き方をみながら、
自分の立ち位置や、これからの目標を定めていく・・・。

それが、

年に一度、皆で集う、この日だ。


還暦まで続ける・・?

いいえ、今は女性の平均年齢85歳。

そこまで、輝いていきましょう












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嗅覚・・・。

2007年02月09日 | sweet & bitter story
 嗅覚・・・。



”心理テストね。

貴女が結婚したい男性に
3つの絶対条件、絶対ハズせないものは何


ヨーコさんが突然聞いてくる。
とっさに私は、

1.健康  2.心がよいこと  3.尊敬できること

をあげた。

するとヨーコさんが続ける。


”その3つの条件がそろった人が
100人いるとします。
その中から、たった1人を決めるとすると
それは、何で決めますか?”


・・・100人の中から、1人・・・

貴女はどうやって、決める? 




”・・・・う~ん、嗅覚。”


私は自分でも思っていなかったような答えを
口にしていた。 ・・・嗅覚・・・。



”それが、本当の貴女の決め手なんだって
と、ヨーコさん。




嗅覚・・・。



そういえば、たった一度、
その人の香りに、恋をした、
ということがあった・・・。




香りの、遠い記憶



私は、煙草が大嫌い。
父も、煙草が大嫌い。
当然、母も嫌いだったし、姉も。

個性が強いファミリーだが
”嫌煙”というところだけは一致していたように、思う。

”灰皿”が無い家・・・とまで人に言われたことがある。

そして、どういうわけか
私の周りには煙草をすう人がいなかった。

仲のいいボーイフレンド達も、誰もすわない。
おつきあいしたことのある人も、誰もすわない。
高校の同窓会とかでも、誰もすわない。

会社の人は別だけれどね。

おろしたてのお洋服を着ていったレストランで
隣のテーブルから煙草の煙が流れてきたりしたら、
もう、すぐにクリーニングに出すほど
その臭いが嫌いだった。


・・・たった一人の人の煙草の香り以外は・・・



すごいヘビースモーカーだった。

”私は、煙草すう人、好きじゃないのよ。”

そう言っても、知らんぷりですい続ける。

あっという間に灰皿が山になるほど、すう。


レストランやバーで

”禁煙と喫煙、どちらになさいますか?”

と聞かれ、当たり前のように
禁煙席に向かおうとすると、

勝手に喫煙席に座ってしまうような、
マナーの悪い人だった。


そんなに、煙草をすうのに、

不思議なことに、彼からは
煙草の臭いが全然しないのだった。

話をしていても、
隣に座っていても、
・・・もうちょこっと近づいても・・・。



それだけではない。

苦いような、甘いような
ウィスキーのような、ジンのような
いい人のような、危険な人のような

そんな香りが、した。

いつも、その香りで、恋におちた。



どんな香りの記憶がある?


その人がいつも車に積んでいた
Vixenの双眼鏡がある。

その双眼鏡はしっかりとした
皮のBOXに入っている。

それを、頂いた。


その箱からは、かすかに
その人がすっていた煙草の臭いがする。

はじめて、煙草の臭いから
甘い気持ちになった。


そして、その人もまた私に聞いた。

”・・・いい香りだね。何をつけてるの?・・・”

”・・・Happy・・・。” と答える。


きっと、その人は私のことを忘れていても
どこかで”Happy”の香りを嗅ぐと
私を思い出すかも、しれない。


人は、色々なものを頼りに
記憶を呼び起こす。

あの頃聴いていた曲、を聴けば
まざまざと、あの頃が浮かんでくる。

あの時見た映画、を見れば
一緒に見に行った人やその時の会話を思い出す。

あの時美味しかったもの、を食べれば
嬉しかったあの時を懐かしく思う。


煙草の、私にとって
甘いような、苦いような香りは
あの恋を辿るたったひとつの記憶の鍵。





”嗅覚で人を好きになるなんて、動物的

そう思った貴方。

貴方だって、嗅覚を使っているハズ。

好きな人の香り、嫌いじゃないはず。
パートナーの香り、嫌いじゃないはず。
自分の大切な人の香り、嫌いじゃないはず。



人は五感をいっぱい使っていくうちに、
やがて第六感も研ぎ澄まされてくるという。



心理テストで出た結果で思い出した

遠い日の、嗅覚で落ちた”恋”の話。











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A DAY in 世界遺産 熊野古道

2007年02月08日 | せずにはいられない・・旅の話
A DAY in 世界遺産 熊野古道



日帰り新潟。 日帰り大阪。
1時間の軽井沢滞在の往復・・・。

そして、とうとうやってしまった。

”日帰り 南紀白浜”。




事務所で何やら、もめていた。

何となく聞こえてきたのは、
どうやら、和歌山までどうしても
行かなければならないけれど
遠すぎて、時間の調整がつかない、と
社長と総務が困っているようなのだ。

いつもの私は、その二人の話に入っていくことはしないのに、
突然、無意識に近く席を立ち、

”私、代わりに行ってきましょうか??”

と言った。

社長は即、安堵したように
”じゃあ、頼むよ”。


総務をはじめ、部長たちが
真剣な顔をして、

”本当ですか?すごく遠いですよ。
山の中ですよ!”

とインターネットで地図までプリントアウトして
私のところへ来る。

どうやら、南紀白浜までは、
朝とても早い時間の羽田発の飛行機と
夜遅い時間の飛行機しかなく、
電車だと、6時間は、かかる。
さらに、そこから車で1時間半・・・。

”山の中 もしかして、世界遺産の熊野 ”

”その近くです・・・。

もう、私の心はワクワクしかなかった。

何も考えずにこの話にのったのも、
そう、熊野の神々が私を呼んでるに違いない。


お地蔵様が道沿いに。




熊野地方は”神仏習合”の聖地。
平安時代の後期から、熊野こそが
阿弥陀如来や千手観音のいらっしゃる”浄土”とされ、

この世の浄土を垣間見て、来世のご加護をお祈りするために
人々を蟻に例えて、
”蟻の熊野詣”といわれるほど、人々が押し寄せた。


私は一応、仕事なので、カチッとした服装に
ヒールのある靴、といういでたち。

でも、用事は昼過ぎから。
朝早く到着してからと、
用事が終わってから夜の飛行機が飛ぶまでの時間、

やはり”熊野古道”を歩いてみたい


神々しい滝尻王子の社




藤原秀衡の妻が熊野詣の途中で
産気づきこの場所に赤子を産み落としたといわれる
滝尻王子が、熊野古道の出発点。

私は、また何も考えずにカメラを携えて
古道に分け入った。

古道の入り口。神々に導かれて。



登りはじめると、急な坂になり、
あっという間に”道無き道”、いわゆる”けもの道”となる。

木の根につかまり、次の足場を探す・・・。

まわりに誰もいなかったのが幸いだが、

一人女性が、黒いスーツをきて、ヒールの靴をはいて
この山中のけもの道を木の根につかまりながら
這い上がっている姿・・・
なんとも、いえない姿だっただろうと、思う。

神様もすぐに、そんな私を見つけれくれて

”ざわざわざわ・・・・”
”さらさらさら・・・・”


言葉で表現できないのが非常に残念なほど
風と木々の葉を色々な音色にかえて
メッセージを送ってくる。

そして、高い木々から
深い山のところどころに、
まるで、そこに神様が座っていらっしゃるかのように、
光が、差し込む。


道無き道に、神様が。



険しい道を登りながら、こんな言葉を思い出す。

”健全な魂は、健全な肉体に宿る”

そう、都会で車や、エレベーターに乗りなれている私に
渇を入れられたような気がする。

ゲルマニウム温浴20分した後のような汗をかく。
銀座ITOYAの9階までの階段を何往復もしたかのように、
足がガクガク、腿がヒクヒク笑い出した。




この道を平安時代からの、昔の人たちも歩いた。
歩いていく先は、”熊野本宮大社”。
こんな辛い思いをしてまで何故行くのだろう。

”幸せ”を求めて。

私も、"幸せ”を求めて・・・。

古来も、現在も、魂は同じ旅を続ける。


野中の清水


どのくらいたっただろう・・・。

運転手さんが、杖を持って追いかけてきた。

”そんな靴で、無茶ですよ!”

そろそろ用事の時間も迫っているので
来た道を帰ることにした。

どこで落としたかは分からないが、
あまりに夢中でけもの道を歩いていたために、
どこか山中で、真珠のブローチを落としてしまった。

きっと、女の神様がいて
それが欲しかったんだろうなあ・・・と
神様に差し上げた、と思ってあきらめた。


用事を滞りなく済ませ、車でさらに1時間弱。

やっと"熊野本宮大社”にたどり着く。



この階段の上に神々のお社が・・。

3本足のヤタガラス



ヤタガラスは、どこかで見た記憶があるはず。
そう、サッカー日本代表のマークになっている。

このヤタガラスは、熊野本宮大社のもので
神の使者とされ、智・仁・勇 または 天・地・人を
表すとされる。


厳かなお社


きっと、あの古道を何日もかけて歩いてきた人は
この厳かな、神々しいお社を見たとたん、
涙が止まらなくなることだろう。

荘厳と静寂につつまれたそこは、
まさに

"スピリチュアル・サンクチュアリ”。


偶然、俳優の原田芳雄さんも参拝に来ておられた。



またいつの日か、
今度は熊野三山をすべてまわれる日程で
訪れたい。

きちんと、

”健全な肉体”に鍛えなおしてから・・・・。


自分自身に謙虚になって、
神様の声が聞きたくなったら、



是非、スニーカーに、杖をもって熊野古道へ。










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心のお庭に、ローズクオーツを

2007年02月07日 | パワーストーン
心のお庭に、ローズクオーツを



昨日に続き、バレンタイン特集。

そんなに、パワーストーンに詳しくなくても、
”ローズクオーツ”は恋愛に効く、
といわれていることくらいはご存知かと思う。

ストラップにつけたり、
ブレスレットにしたり、
ローズクオーツを愛用している人も、少なくない。



ローズクオーツは、古来、
愛の女神ヴィーナスのパワーを宿した石といわれた。
女性ホルモンの分泌を盛んにして
美容効果もある、ともいわれている。



ローズクオーツ



でも、見て。

このローズクオーツから

”いい恋するぞぉ~” とか

”合コン頑張るぞぉ~”とか

そういうふうな、メッセージは感じ取れない・・・。



どちらかというと、

ぽわ~ん、とした、やさしい揺らぎを感じる。

そう、ローズクオーツは”やさしい波動”を持つクリスタル。
”自分自身を許す”という特徴的なヒーリング効果がある。


ローズクオーツは、第4チャクラ
”ハートのチャクラ”のクリスタル。
場所は、ずばり、ハートの位置。

ここは、呼吸を楽にするグリーンの
アベンチュリンなども対応する。

ローズクオーツをハートの位置に置いてみる。

ハートは、”魂の中心”。
ここで、全てを感じ、そこから全てがはじまる。

ハートで感じないと、何も生まれてこない。
ハートで感じないと、何も判断することが出来ない。


やわらかな、うすいピンクと白のヴェールに
包まれていくような感じがする。
緊張感がほぐれていく・・・。


失恋や人間関係で傷ついたり、
自分自身の行いを悔やんだり、
力のなさを嘆いたり・・・

そんな、自分自身を傷つけようとする心に
”何物にもかえがたい、
大切な自分を愛すること”を教えてくれる。



心の、お庭



貴方の、心のお庭は今、どういう状態ですか?

花をきれいに咲かせるためには、
土壌を育てなければ、なりません。

幸せになる種をまきたくても、
土に養分を与えなければ、育ちません。

”土に養分を与える”って・・・?

それは、自分が自分にどれだけ”愛”を
注いであげられるか、

それが、いい土壌をつくる、ということ。

自分が自分に愛を、光を注いであげると
いい土壌に育ち、そこからは
撒いた種がぐんぐん育ち、
きれいな花を咲かせる。

そして、はじめて、
それを人に与えてあげることが、出来る。

自分自身を愛し、許すことが出来て
はじめて、人は恋をしたり
その恋を本物の”愛”に育てていくことが、出来る。


お庭に、きれいな花を咲かそう





”土に養分を与える”ということは、

自分をほめること。  自分をなぐさめること。
自分を励ますこと。  自分を許すこと。

”自分を愛すること”ということは、

自分自身の好きなことをやってあげて
満足させてあげること


それは、自分のためにお気に入りのティーカップで
美味しい紅茶を入れてあげることや、

自分の好きな街を散歩してみる、なんて
小さなことでいい。

自分の幸せは自分のハートに従ってあげること。


ローズクオーツのやさしい波動に包まれて、
まずは
心のお庭の土壌作りから。

そして、
そのお庭にきれいな花が咲くようになったら、

本当の”恋”が出来る。







・・・冷蔵庫を開けると
ふわふわの、真っ白な、カマンベールが目にとまる。

普段なら、ここで、ぐっと我慢するけれど、

”自分のハートにしたがって・・・

ぱく、ぱく、ぱく・・・
”美味しい 幸せ!”

でもこれって、

心の土壌を育てるのではなくて、

お腹まわりや太ももあたりの土壌を育てているのでは・・・










*参考文献*
パワーストーンBOOK マダム・マーシ










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