
遣唐使船パレードの翌日、
上海にある同済大学で2時間の講演を行った。
大学構内には、、、

ちょっとお恥ずかしながら
私の名前がモニターに映し出されている。
中国は本当にこういう<歓迎>が上手というか、派手というか。。。
昨年11月に出版してから
講演会なるものはかなりの数こなしてきていて
先日の日本記者クラブでの講演の模様は
なんとYou Tubeで公開されている。
http://www.youtube.com/watch?v=ZTISz7aT6Ow&feature=channel
というわけで
このテーマに関してはだいぶ緊張せずに講演出来ようになったけれど
中国の大学で、
というのは初の試み。
しかも学生だけではなく
孫文・宋慶齢関係者(記念館館長や基金会の皆様)が
いらっしゃるというから
ちょっぴり緊張度がUP


まあ、なるようになれ

といつものように<腹>をくくり
登壇。
通訳を挟んで、というのが始めてだったので
しかも
通訳の方があまり歴史に詳しい方ではなかったので
通訳が苦戦する場面も。。。
しかし、学生さんの中には日本語を勉強している、
あるいは日本から留学している方も多く
通訳の方よりも
早く反応してくださっていたのが、嬉しかった。

学者でもない私が
中国の大学で、歴史の話をする
というのもなんとも大胆なことをやっているのだろうなぁ。。。と
ふと自分のしていることを振りかったり、する。
若い学生さんたちはやはり
孫文先生と宋慶齢の結婚のくだりが
とっても気に入ったようで
笑い声なども聞こえてきて、とても嬉しかった。


同済大学の蔡建国教授、
そして蔡教授をご紹介くださった上海の<寅兄>と一緒に。
講義が終わったあと、
なんと蔡教授から<講演料>なるものをいただいた。

中国ではじめて、<稼いだお金>


1000人民元、
日本円で1万5千円くらいでしょうか?
ありがたく、頂戴して
何とか初の中国の大学での講義を終えた。

7月に入ってからも
東京でこの<語り部>の予定が2つ入っていて
これからもこういう機会、増えそう。
中国上海、同済大学での
初講義の、お話。

