Happy-sanになろう!

Happy-sanな日々をご紹介するブログ。旅のお話もいっぱい♪

夏の思い出1~河口湖での、魔法

2009年08月31日 | せずにはいられない・・旅の話
夏の思い出1~河口湖での、魔法










ナガノ先生の、河口湖の別荘の
リビングからの眺め。。。

目の前に堂々と富士山、そして<富士急ハイランド>。

絶叫マシンがずらり勢ぞろいの<富士急ハイランド>からは
朝から

キャー という叫び声がこだまする。


夏のとある週末、

真夜中の11時半過ぎに
自由が丘を出発して、ナガノ先生のご主人さまの
真夜中ドライブで河口湖に到着。


先日お伝えした<朝霧のティータイム>など
とても素敵な週末を過ごさせていただいた。












翌朝、オルゴール好きの息子は
河口湖に行ったら、オルゴール館に絶対行きたい!と言うので
先生にオルゴール館まで車で送っていただいた。











園内は驚くほど、美しく
ヨーロッパの田舎の村のように

小さな館と、池と、花に包まれた素敵な場所!


どこかに似ているなぁ・・・

そうだ!箱根にある、<ガラスの森美術館>にそっくり!

と思ったら、同じ会社の経営だった。








ここには、世界最大のオルゴールがある。

息子はテレビ番組<ベストハウス1・2・3>で観たのを忘れていなかった。


”大きい音なのでびっくりしないでください”

と、オルゴールの説明が。


実際に世界一のオルゴールが演奏されると

ひぃっ

と驚くほどの、大音量。





これが、世界一のオルゴール




オルゴールも素敵なのだが
ここ、すごいのは<バラの花>。

こんなにさまざまな種類のバラの花が
美しく咲いているお庭、初めてかもしれない。


この河口湖のオルゴール館で撮影した<バラ>を
このブログで度々ご紹介するのでお楽しみに。







実はこの日、息子は体調が悪かった。

前日、真夜中に東京を出発した寝不足のせいかと
思っていたが、

極度の眠気と、寒気もするという。


お昼にナガノ先生が連れて行ってくださった
<ほうとう>のお店でも

大好物のはずの麺類がほとんど食べられず・・・。




ボリューム満点の、ほうとう



ナガノ先生の別荘でもすぐベッドの中へもぐりこむ。

でも、

朝霧へのドライブは参加。


でも、


夕食もいらない。ただ、眠りたい、と夕方もまたベッドへ。




オトナチームは夕食の<焼肉>をエンジョイ。




アカリ先生は手際よく、お肉や野菜を焼いてくださった。






食後、息子の様子が心配になった私たち。


”きっと、疲れが出ているのかもしれないわ。
 思いっきり、疲れを出してあげたほうがいいかもしれない。”


と、アカリ先生。


そういいながら、アカリ先生は息子をマッサージしてくださった。


ナガノ先生は、咳をする息子のために

大きな樽に、のどに良いといわれる<花梨>を
蜂蜜でつけたものを出してくださり、

てづくり、ノン・アルコールの<花梨ジュース>を息子に飲ませてくださった。


・・・すると・・・




ナガノ先生特製<花梨ジュース>を飲む息子


不思議なことが起こった。



グターっとして、熱っぽかった息子の体が
普通の体温に戻り、

咳が止まり、

いきなりベッドから起き上がって

いつものテンションに。



・・・



子育て経験がある
お二人とはいえ、

これは、マジック いやいや 魔法


アカリ先生のマッサージ、
ナガノ先生の花梨ジュース、



これらは<魔法>の力が、
あったみたい。



おかげで、この後、

すっかり元気になった息子と私は

またまた真夜中まで、アカリ先生とタロット談義。




翌朝、河口湖には
夏の富士山が、雄雄しくそびえていた。


素敵で、
不思議な、河口湖の夏の、思い出。









夏の終わりの、ひとりごと

2009年08月30日 | 波動をあげよう!
夏の終わりの、ひとりごと



夏が、終わる。

節目にそろえたように、明日台風。

風がその後、ガラリと変わることだろう。


今日は、旅ブログをまたまた中断して、
夏の終わりの、つぶやきブログ。






今日は、衆議院議員選挙。

先ほど、お昼前にぷらぷらと散歩も兼ねて
投票所である、坂の下の小学校へ行った。


 すごいっ 大行列。


ここに引っ越してきて、10年経つが
選挙で、こんな行列は初めて。

しかも、若い人が多い


この地区は今回の選挙でも大きく取り上げられている大激戦区。 


本当に国民の関心の高さが伺える選挙なのだな、とつくづく思った。


仕事柄、私は”党”を問わず
色々な議員の方にお目にかかるし、
お話をする機会も、ある。


私たち日本人は<団体意識>が強いので
風の吹く方へ簡単に流れやすい傾向が、ある。

その<風>の多くはマスコミによる情報なのだけれど
マスコミの情報にのらないところで
本当に、毎分・毎秒刻みで、
色々な案件について、誰かの力になろうとしている先生が
沢山、いらっしゃる。


ひとり、ひとりの選択が
本当によりよい明日につながることを、願わずにはいられない。







今日は<選択>の日。

でも、私たちは毎日<選択>している。

選んだり、選ばれたりしている。


夕食、何を食べようか、というような選択から

人生を大きく変えるような選択まで、さまざま。



先日の<この夏のお礼>というタイトルの佳川奈未さんのブログに


~大切なものは 人の心
愛 それだけなのかもしれないと
ひしひし 痛いほど 感じた夏でした☆~


と書いてあった。




私も、最後に残るのは<愛>だと信じている。

そして、あの世に持っていけるのも<愛>だと思っている。


でも、人によっては

<お金>が全てであると思っていたり、
<社会的立場>が全てだと思っていることもあるだろう。


生きていくために

<愛>より
<肩の星の数>を選ぶことも、あるだろう。


その選択が、

<愛>よりも
その人を生かすのであるならば

黙ってそれを祝福すべきなのであろう。

それもまた<愛>だと思ったり、するけれど。








選ぶ、選ばれる・・・


日本の国の人たちが

そのことを、考えざるを得ない

そんな、

今年の夏の、終わりの日。

























朝霧の、とっておきのティータイム

2009年08月29日 | せずにはいられない・・旅の話
朝霧の、とっておきのティータイム





”朝霧、絶対行くといいわ。”


ナガノ先生と
タロットのアカリ先生のお二人に、

朝霧、というところの素晴らしさについて

お話を聞いたのは
去年の今頃。


1年たって、実現した。


河口湖のナガノ先生の別荘から車で40分ほど。
ドライブの途中、本栖湖を見下ろせる。

あいにくの曇り空だが、雄大な景色は爽快だ。







静かな高原の道を分け入っていくと
”朝霧写真塾”の看板が見えた。






ここは、写真家 長塚さんご夫妻の
自然に包まれたアトリエ 兼 ご自宅。


ナガノ先生や
タロットのアカリ先生とはとてもお親しい友人。

私は今回初めてお伺いしたのだけれど、
奥様のノリコ様


”いつも、ブログを拝見しているから
初めてお目にかかった感じがしないわ。”

とお優しい笑顔で迎えてくださった。










奥様のノリコ様は
自然のお庭づくりをされていて
季節の花が私たちを、出迎えてくれた。

今年の夏は雨が多く、お花や芝の手入れも大変。





素敵なアーチも・・・




あいにく
私たちが訪問した時も雲が多く、

すぐ背後にある富士山も隠れていた。



ノリコ様のお気に入り、黒い百合



私たちのティータイムのために、

長塚さんは近くの牧場から
搾りたての牛乳をもらってきて下さった。


そして
美味しい水を沸かして
丁寧に
珈琲を入れてくださる。

最高の、おもてなし。





ノリコ様と私は
お菓子の、準備。





お庭の中にある
大きなテーブルで、ティータイムを楽しむことに。


淹れ立ての珈琲のおともは
私がお土産で持参した<ねんりんや>のバーム・クーヘン。

長塚さんご夫妻とナガノ先生、アカリ先生と

写真のこと、
歌舞伎のこと、
お花のことなどなど・・・

お話をしながら、
バーム・クーヘンを
少し大きめに、切り分けた。







まわりには家もなく

当然ビルもなく、

ただ広がる草原と、きれいに咲く花と、空。

贅沢な時間が流れる。









英国にいた頃、こんなティータイムを楽しんでいたなぁ。

一杯の珈琲が
かさついたココロをこんなにも潤してくれるとは。

ナガノ先生と
アカリ先生が、”朝霧”をおすすめしてくださった訳が、分かった。


色々なことを、ひとまず肩から下ろして

自分のココロの感じるままに
生きていいんだよ、

と雄大な自然と

長塚さんご夫妻の温かくて
ナチュラルな暮らしぶりが


教えてくださるからだ。





ナガノ先生とアカリ先生


私が、大の<バーム・クーヘン好き>
ということはいつぞやのブログでお話したが、

実は、ノリコ様も
バーム・クーヘンが大好きなのだそう。








長塚さんは息子を助手席に乗せ、

大きなチェロキーで

<草原ドライブ>~道無き道の探検ドライブに連れて行ってくださった。








お家の裏手には草原が広がる。

黄色い花でこの草原が埋め尽くされることもある、という。









道無き道を、目の前の草をなぎ倒して進む。
すごいワイルドな、体験。



長塚さんご夫妻の温かいおもてなしが

本当に嬉しい

とっておきの、ティータイムだった。


”春、お花が一番きれいな時に
また、来てくださいね。” とノリコ様。



春といわず、
またこの素晴らしい時間を過ごしにお邪魔させてください。


本当に、ありがとうございました



最後に、ノリコ様の素敵なアレンジを
皆様に。。。




信州で、出会った花たち

2009年08月27日 | せずにはいられない・・旅の話
信州で、出会った花たち



東京でも、秋の気配を感じる今日この頃。

いきなり、夜、耳をすますと<鈴虫さん>?

今年の夏は突然、終わってしまったような気がして

私の大好きな

<夏の終わりの蜩(ひぐらし)>の声を楽しむ余韻も無く
鈴虫が急いで、出番となってしまった感が、ある。


今日は、信州の旅のフィナーレ版。

信州で出会った、夏の花と秋の花をお楽しみください。







信州には秋桜が、とても似合う












一面、黄色の花たちでうめつくされた、野原。














途中下車の旅、上田の国分寺には
本当に美しい、大輪の蓮の花が。











風に揺れた、野の花の可憐なこと。










万平ホテルの庭に、大きな百合を見つけた。
















こちらは、茄子の花。 小さな茄子も。。。





凛、とお品良く咲いている、桔梗の花。





けいとうが並ぶと、もう、秋。。。





私も、息子も大好きな夏の花、向日葵。










これで、<信州の旅>ブログはおしまい。

この後は、


・日本一美味しい、焼き鳥屋さん 

のお話。

そして、


・朝霧でのとっておきの、ティータイム 

・日本のロマネコンティの、葡萄畑 鳥居平 

など、

まだまだいっぱいお話したいこと、ありますので

乞う、ご期待。

万平Days~その2

2009年08月26日 | 軽井沢Story
万平Days~その2






万平ホテルで一番、なのは
やはり朝食。


こじんまりした中庭には季節の花が
そこここに咲いていて
涼しげな緑を眺めながら頂く朝食は、本当に贅沢。


母の大好きだった<すずらん>の花の食器もまた、素敵。

ブルーベリー・グーズベリー・信州林檎

の3種のジャムをトーストにたっぷりのせて、頂く。



息子のお気に入りはチーズ&ハムたっぷりの、オムレツ


軽井沢2日目は、あいにくの雨。

この日の朝は静岡で震度6の地震もあり、
軽井沢も震度4。誰もが揺れで目覚めた朝だった。


雨なので、息子とのテニス・マッチはこの日は出来なくなったが

軽井沢に別荘がある、
大学時代の友人 ナナちゃんが万平まで遊びにきてくれることになった。

ナナちゃんとはもちろん、
東京でも会うことは出来るが
毎年、どちらからともなく

”今年、軽井沢、いつ頃行ってる?”

と連絡をとって、夏のひと時を
たわいもないおしゃべりで過ごすのを楽しみにしている。



万平のカフェテラスでは、やはりこれ、ブルーベリーのタルト


人は誰でも、
人のことは良く分かるけれど
自分のことはあまり良くわかっていない、というけれど

ナナちゃんも
私のことを、私自身よりも<よおく>わかっている
大切な友達のひとり。


私の友人は、本当にキレイな人ばかり。
この日、
バーのオザワさんはカフェテラスにいらして

”お友達のナナちゃん。”

と紹介したら、

”本当に、キレイな人ばっかり、お友達だねぇ。。。”と。





ナナちゃん


涼しさのせいか、私がナナちゃんとおしゃべりを楽しんでいる間、
息子は勉強もせずに
ひたすら、眠り続けていた様子。

ねぼけた顔で、カフェテラスに登場し、
”お腹すいてない”といいながらも
大好物のピザをペロリと平らげた。

その頃、雨も止み、
ナナちゃんとさよならした後、
私と息子は散歩に出かけた。


8月中旬だというのに
気候のせいか、
あるいは皆さん、アウトレットか

旧軽銀座はとっても人が少なかった。


習慣になっているように、
毎年のぞくお店には必ず立ち寄る。

Woodmanで1年分のポストカードを買い込み、
ベロ工房でキラキラな写真を撮り、
デリカテッセンで美味しいハムとレバーペーストを買う。


その日の夕食は軽く<厨>に行こうと思っていたのだが
この日は予約客でいっぱい。

息子とふらふら歩いていたら
なんといつも行列の<わかとり>に空席が・・・。

ラッキー

さっそく、カウンターに座り
壁にかかったメニューから
食べたいものを、注文。

ここは、秋篠宮様もお気に入りの、焼き鳥屋さん。



息子のオーダーした葡萄ジュース ジャム入り。甘そう



目の前で焼いた、大ぶりの、焼き鳥。美味


実はこの<わかとり>のお店の前ですごい写真が撮れた。




”玉響さん”の嵐。

この時、雨も降っていないのに
デジタルカメラでこの写真を撮ってくれた
お店のお兄ちゃんは、驚いたのか、
続けざまにもう一回シャッターを押した。




次の瞬間、<玉響さん>無し。


このエリアの波動が高いのか、
旧軽井沢そのものは人がまばらだったが
玉響さんたちは、旧軽の散歩を楽しんでいたのか、

あるいは、

玉響さんたちはみんな、<わかとり>の焼き鳥を食べたいのか



私と息子は焼き鳥でお腹いっぱいになって
やたらとご機嫌になり、
色々なことをおしゃべりしながら、

もう、あたりは夕闇に包まれた
万平ホテルに、戻った。



万平Days~その1

2009年08月25日 | 軽井沢Story
万平Days~その1




結局、
またこの夏もここに来てしまった。

軽井沢、万平ホテル。






夏の繁忙期だというのに
ホテルのスタッフの皆さんは私たちが来ることをちゃんと分かっていて
フロントで、いっぱいの笑顔に迎えられる。


赤ちゃんの頃からスタッフの皆さんは息子を知っている。

一緒に竹とんぼを飛ばして遊んでくれたり、
膝の上にのせていただいたりしていたのに、

今年の夏は、もお
私より背が高くなった息子に、みんな驚き。







ウスイ館3階のクラシカルタイプのお部屋。
窓の目の前には目に鮮やかな椛。






部屋に着くなり、私たちは急いで着替えて
テニスコートに向かう。

雨が降りそうでいて、降らない。
涼しい曇り空は、運動するには最適。


さあ、テニス部の腕前、
見せていただこうぢゃないですか






打ち合いをしたり、
サーブの練習をしたり、ひととおりの練習をした後
いよいよ<試合>。


私は、最初、軽~く4ゲーム先取。

ふふふ。
まだまだ、私には勝てないわね。


と、思ったその後から
息子の反撃が始まった。


なんとその後、一気に4-4になり、
5ゲームめを取られた。

おっと、いけない。

と、何とか5-5に持ち込んだが、
その後、deuce,deuce,deuce・・・


おそらく、1時間くらい
ずーっと、互いに1歩も譲らない
大激戦、となる。

テニスコートの予約時間も過ぎたが
もう夕方で後に誰も来ないのでそのまま続行。


ついに、最後のポイントを、息子に取られた。

これ、完全に体力負け。

私も、ナガノ先生を見習って
テニススクールに通おうかしらん。。。




激戦の末、勝利を収めた、息子


部屋に帰り、シャワーを浴びてさっぱり。

運動をして、シャワーを浴びて、その後に1杯は格別






ヴィシソワーズと
信州上田産の鶏を使った美味しいグリル料理を頂く。

息子は仔牛のウィーンシュニッテル。


ナガイさんはいつも温かく迎えてくださる
私の万平での、大好きなダイニング・マネージャー。





食後にはちょこっとBarへ。




息子は早くも数年前にバー・デビューを果たしており、
この日もオザワさんに
<ノン・アルコールのスペシャル・カクテル>を注文。










息子は、ラズベリー風味、
私は、ヘルシーなトマトジュースベースの、
オリジナル・カクテルを作っていただいた。



フロントのシラトリさん


シラトリさんは、毎年
母の命日に、大きな美しい花を届けてくださる。

母はまだ
シラトリさんが新人で頑張っていた頃、
ココロから、励ましてあげたことを
シラトリさんは、忘れないで、ずっと母を大事に思っていて下さる。


母は、本当に透き通るような美しいココロの
持ち主だった。

母の光は
キリストさまにとても近いエネルギーだった、と
スピリチュアル・マスターのMasakoさんから聞いた。


だから、

私は母のエネルギーに共鳴する人々は
本当にココロが美しい人なのだと、確信している。

逆に、母との約束を無碍にしたりした人のココロの中は
母から私に、何かを伝えようとしている、サインでも、ある。


万平のシラトリさんや、
京都のおか善の奥様、先輩のタマダさん、
神奈川フィル・オーケストラのオオイシさん・・・



未だに
母のことを話すと、目が真っ赤になって涙。
必ず、母のイメージにぴったりの、
淡いトーンのお花を腕にいっぱい抱えて、
母に届けてくださる。



やはり、
万平に来ると、母のことを思い出す。


ここで過ごす夏のひと時は
息子と私のそばに、母も一緒にいるので、ある。

今年の夏も、盆踊り

2009年08月24日 | work
今年の夏も、盆踊り



<信州の夏旅>ブログ、ちょっと中断。

先週末は、恒例の<丸の内大盆踊り大会>だった。

日比谷公園100周年を記念して
7年前に始まったこの<大盆踊り大会>。

最初は

ええ~っ盆踊り??

どうせやるなら、

<真夏のディスコ大会>(これも古い?)みたいなのがいいのに・・・

と、思いながらも
弊社が実行委員会なので、毎年私は<写真&接待係>として参加。











会社のスタッフは
暑い中、この盆踊りを成功させるべく準備する。


何しろ、手作りの企画なので
専務や経理部長が、地下鉄の駅をまわって
ポスターを貼ったり、

役員自ら、屋台のテントの準備をしたり、

この暑い中、皆さん、本当に良くやってくださる。


実はお祭りって、
準備したり、
参加したり、
どちらも結構、盛り上がって楽しいもの。


提灯に、
屋台に、
浴衣・・・。

日本人だなぁ・・・と感じるヒトコマでも、ある。







今年はお天気も良かったので、屋台チーム、売り上げ






毎年、おかげさまで参加人数が増えて
初日が2万1500人。
二日目が2万2000人。


開催7年目にして、
<東京の三大夏祭り>に堂々ランクイン。


日比谷公園の中心にある大噴水がライトアップされ、
そのまわりを、3重にも、4重にも輪が出来て踊る。










最初は、<民謡連盟>所属の方々が
年季のはいった踊りを見せてくださっていたが

年を重ねるにつれ、
若い方、男性の方、お子様、はたまた、外人の方々まで
どんどん、どんどん、輪の中に入り

今年は老若男女、インターナショナルな盆踊り大会となった。












英国大使館の和太鼓チームもやぐらに上がって
太鼓をたたいたり、

”はずれくじ無し”の抽選会などもあったり、

耳慣れた<東京音頭>の、元歌である<丸の内音頭>が流れると

みんな、歌いながら、踊ったり、

祭りはヒートアップしていった。






東京都建設局の小口様と。 男性の浴衣姿、素敵ですよね。






二日目には、オランダ帰りの
姪っ子ちゃんたちも、浴衣姿で登場。

息子は、ぐんぐん背が伸びているので
現段階では浴衣の新調は見送り。
大学生くらいになったら、
”粋な”浴衣を着せちゃうぞ!


・・・その頃は
私の趣味ではなくて、彼女の趣味の浴衣かも・・・










真夏の一仕事で、準備も当日もとっても大変なのですが



大勢の方々が、楽しそうに、幸せそうに
輪になって
踊っているのを観ると、


”やってよかったな。”


とココロから思えるイベント。


盆踊りが終わったら、

気のせいか、朝一番の風に

秋の気配を、感じた。





信州の夏旅8~上田で、寄り道

2009年08月24日 | せずにはいられない・・旅の話
信州の夏旅8~上田で、寄り道



長野から軽井沢まで、長野新幹線。

私達は、途中の上田で下車し、寄り道観光。

<ローカル線 途中下車の旅>

というのはあるが

<新幹線 途中下車の旅>と、なる。



上田の駅に着くと息子はすぐに
真田幸村の像に駆け寄る。








2年前の<風林火山>には真田幸村のおじいさま、
今年の<天地人>には真田幸村本人が出演している。

私は歴史といえば、<江戸末期>が大好きだが
息子は何といっても<戦国時代>が大好き。


なぜに上田で立ち寄ったか、というと
息子の歴史の先生はちょっとマニアックらしく

全国の<国分寺><総社>跡を訪ねる、という宿題があった。

信州では、ここ、上田が国分寺があった場所だった。





移築された国分寺をお参り。

ここ、なかなか素敵な場所で
重要文化財の三重の塔や、美しい花がいっぱいだった。






観光地化されていない
フツウの町並みだが、街道沿いに古い井戸が残されていたり
ガイドブックに載っていない街を歩いてみるのも、
なかなかいい旅。



上田城跡は、新幹線からも窓越しに見ることが出来るが
駅の近くにある。

大きな天守閣はもともと無い城で
お堀がはりめぐらされている。

息子は<真田家 家臣>の、ノリ。





城の外壁にはいわくつきの
<真田石>という大きな石がある。


真田昌幸が築城の折り柱石として
据えたものと伝えられ真田石と呼ばれている.
真田信之(幸村の兄)が松代へ転封に当たって
父の形見に持ち運ぼうとしたが、
大勢の人の力をもってしてもびくとも動かなかったと伝えられる。





真田石


お堀のまわりには桜が植えられているので
恐らく春、桜の頃はとってもきれいな
城跡公園として多くの人が訪れるのだろう。






軽井沢に向かう途中下車の旅。

上田でのひと時の、ご報告。



信州の夏旅7~鷹明亭 辻旅館

2009年08月22日 | 旅館&Hotel
信州の夏旅7~鷹明亭 辻旅館







戸隠の宿は、中社近くの
鷹明亭 辻旅館。

そば会席が頂ける、というのでこちらを予約した。

宿はこじんまりとしていて
誰かのお家を訪ねたような感じ。


”ご予約いただいたよりも
大きめのお部屋が空いていますので、そちらをご案内します。”

とご主人様。

ラッキー

やはり、五社全部をお参りすると、イイことがあるのだ。




宿泊した<風>の部屋




お庭がある角部屋に通していただく。

”戸隠では、冷房は天然冷房なのですよ。”と仲居さん。


大きめの窓を開けると
すうっと心地良い風が入ってくる。

どこかから、小川のせせらぎが聞こえてくる。

静かな山合いの宿。



お部屋の前のお庭



旅館に来てはじめて知ったのだが
ここには

秋篠宮殿下ご一家をはじめ、
皇族方、そして
著名な方々が宿泊されている。


戸隠はスピリチュアルな土地だけに

谷村新司さんご夫妻や
江原啓之さんも、この宿に宿泊されている。

他、
作家の林 真理子さんや
スキーの荻原兄弟などなど、すごい顧客!






五社全てを参拝、
とくに奥社ではかなり歩いて汗もかいたので
早速、お風呂へ。

ここは温泉ではないけれど
やわらかいお湯が疲れたカラダを癒してくれる。
いいお湯。

小さなお風呂場だけれど、
面白いコトに気づく。


この宿を利用される方は
もちろん、戸隠神社を参拝される方々なのだけれど
皆さん、お風呂のマナーが良いのだ。



汚さない、
大声出さない、
きちんと後片付けする・・・。


だから、温泉の浴場でたまに不愉快な思いをすることがあるが
こんな小さなお風呂場なのに不快な思いをすることがなく、
とっても、気持ちよい。


そして、お風呂の後はお食事。

ここは<戸隠蕎麦の会席料理>が有名。





鮎うるか 蕎麦の実和え  蕎麦団子 蕎麦がき
蕎麦とモロッコ 夏きのこの黄味酢かけ・・・





絶品の<深山大蒜> 蕎麦の実の白蒸し・・・








食事の途中で、宿のご主人のご挨拶。

戸隠は御神籤(おみくじ)発祥の地で
毎年、一年の啓示を御神籤からいただくのだけれど
今年の夏は<雨多し。水の事故に注意>と出ていたのだという。

この話をご主人様がしたとたん、
外では、大きな雷の音。
そして、大雨。

なんだか、
戸隠は、すごーく神様に近い土地のような気が、した。








戸隠在来種の、手打ち蕎麦
そして、蕎麦焼酎もいただいちゃいました!





息子が食べているのは<信州のりんごの天婦羅>






デザートも、<蕎麦のアイスクリーム>


本当に、蕎麦づくしのお料理。
ここでしか、頂けない、特別なお料理だった。





宿のロビーにて。



戸隠五社参拝と
鷹明亭 辻旅館の温かいおもてなしと、蕎麦会席。


こうして、私たちの戸隠の旅は
とっておきの思い出となった。



信州の夏旅、
まだまだ続きますよ。


次は軽井沢に向かう途中、
上田に寄り道した模様をご報告。





信州の夏旅6~ご褒美の、戸隠そば

2009年08月21日 | 美味しいもの
信州の夏旅6~ご褒美の、戸隠そば




奥社の最初の鳥居の前で
運転手さんが心配そうに私たちを待っていてくれた。


”もぉ、こんなに大変だとは思っていませんでした。

私が運転手さんに言うと
運転手さんは笑いながら、すーっとプリウスを動かしながら

”お腹空いたでしょう。 美味しいお蕎麦屋さんに行きましょう。”


奥社と中社の中間にある
戸隠そばの店、<そばの実>に連れて行ってくださった。





きました!<戸隠そば>




戸隠といえば、<戸隠そば>。
標高1200メートルの高原の空気と水が
蕎麦を極上のものにしてくれる。


私と息子は
そばつゆと、とろろと、信州ならではの胡桃だれの
3種の味が楽しめるものを注文。







いただきまぁす!






胡桃だれ、とっても美味しい


五社全てを参拝した私は
何だかとても清清しい気持ちで

お蕎麦を頂くのも、ありがたいなぁ、という気持ちでいっぱいだった。








<そばの実>さん、とっても美味しいお店。
駐車場も広いので
ドライブの方にもオススメ。


私たちは、お蕎麦を頂いた後
今日のお宿、

<鷹明亭 辻旅館>に向かった。





信州の夏旅5~戸隠神社(奥社)

2009年08月20日 | 神社めぐり
信州の夏旅5~戸隠神社(奥社)




奥社へはこの鳥居から。


いよいよ奥社。

”奥社へは少し歩きますよ。”

運転手さんが言う。 

”はいはい。”

軽く返事をした私。 

しかし、これが”少し歩く”程度のものではなかったのだ。


あえてここでこれから戸隠奥社へ参拝する方のために書いておこうと思う。


<山登りあるいはハイキングだと思って
それなりの覚悟と服装が必要。> だということを。


私は全然情報が無かったので

<サマー・リゾート>風の爽やかなロングスカートと
ウェッジソールのサンダル、という服装だった。



長い参道は、心地よい風が吹き
森林浴と、小川のせせらぎでなんとも気持ち良い。

が、

足元はかなりキツイ。

大小さまざまな石の参道で
ウェッジソールのサンダルで、まっすぐ歩くのはまず、不可能。

登山用あるいはハイキング用の靴底が厚いものであれば
問題なく、この長い参道も清清しい気持ちで進んでいける。



随神門


ずいぶん歩いてやっと、茅葺屋根の赤い随神門にたどり着く。
ここが奥社への参道の中ほど。

この先、神秘的な杉並木が続く。







このあたりはパワーが強い。

しばし、佇んで、杉の巨木たちを見上げる。








この長い参道はS字型にエネルギーが通っているというので
私と息子は直線ではなく
S字をたどるように歩き続ける。


写真だと平坦な道が続いているように見えるが
足元は石がぼこぼこしていて
私は何度も足をくじきそうになりながら
やっとこさ、歩いていく。

すれ違う参拝の人々は
本格的な登山の服装をしている人も多く、
熊除けの鈴までチャリンチャリン鳴らしながら、歩いてくる。


そして、この平坦な参道が
いきなり、すごい階段というか、山道に突入していく。


あまりに大変なので、写真を撮る余裕も無い。

春に訪れた榛名神社もずいぶん歩いたなぁ、と思ったが
そんなもんぢゃない。

私は、小学6年の夏、
林間学校での日光 前白根山に登った時のことを思い出す。
あの時以来、正直、山は登っていない。


髪の毛も束ねてくるべきだった。
もお、全身、汗だく

後から知ったことだが、この奥社への参道は
山岳修験の道なのだという。


ううう、これが、浄化なのだ。
心身ともに、たるんで、よどんだものを取り払っているのだ。

自分でそう言い聞かせながら
雨で柔らかくなった土の上り坂を一歩一歩上っていく。


・・・そして、ついに・・・





奥社が見えた!





あたりを見渡すと、こんな風景






思わず、ピース

山登りをする人の気持ちが少し、分かるような気がした。
(大げさかもしれないけれど

登りきった達成感、みたいなものは格別。


天の岩戸を開け、戸隠へと投げた
天手力雄命(あまのたじからおのみこと)をお祀りしているだけあって
奥社は、<体育会系>神社。


奥社本殿の手前には
九頭龍大神(くずりゅうのおおかみ)のお社がある。


戸隠五社、全てを参拝出来て
気持ちはとても、晴れ晴れとした。





帰り道は、少し余裕もあり
杉の大木に不思議な穴がある木を発見。

この中に入って
瞑想なんかしたら、何かのお告げがありそう



いよいよ、長~い参道も終わりに近づいた。




浄化後。 気持ち良い風と一緒に。



砂利道で、汚れを落とし
山道で、 たるんだ心身を引き締め、
清清しい緑と小川のせせらぎで<浄化>完了。










戸隠神社が最強の<浄化>スポットであることを
改めて、実感。


最後にもう一回。

戸隠奥社へは、スニーカーあるいは靴底の厚い登山用の靴、
汗拭きタオル、忘れずに。



信州の夏旅4~戸隠神社(火之御子社・中社)

2009年08月20日 | 神社めぐり
信州の夏旅4~戸隠神社(火之御子社・中社)



戸隠参拝では
宝光社・中社・奥社が有名だが
宝光社と中社の中間に<火之御子社>がある。


タクシーの運転手さんも場所がわからないというが
地図でみると、通り沿いにあるはずなので
鳥居を見落とさないようにゆっくり進む。



ありました。火之御子社


火之御子社は天照大神を艶やかな踊りで
天岩窟からお出ましいただいた
天鈾女命(あめのうずめのみこと)をお祀りしている。

光明に満ちた世を願い、
芸能上達や縁結び、防火をお祈りする。


縁結び
ちゃんとおまいりしなきゃ。




火之御子社のお社




境内には誰もいなく
ひっそりとした佇まいの小さなお社が建っていた。


戸隠一帯には前日、すごい勢いの雨が降ったようで
途中、がけ崩れの箇所もあった。

しかし、私たちが参拝した日は
穏やかな、優しい日差しが降り注ぐ、
絶好の<お参り日和>と、なっていた。



火之御子社を後にすると
まもなく、通り沿いにお蕎麦屋さんや宿坊が軒を連ね、
賑わいが増してきた。


巨大な杉の木が出迎えてくれる、
<中社>に到着。

このエリアは、戸隠の中でも
人が多く、観光地っぽくなっている。





中社の鳥居




宝光社ほどではないけれど
階段をのぼって、お社に。

中社では、結婚式が執り行われていたらしく
白無垢を着た、花嫁さんと
茶髪の花婿さんが、嬉しそうに写真を撮っていた。

めでたい。



中社のお社




中社の脇に
滝が流れている。


その近くに行くと

ひんやりとした、冷たさが何か不思議な感覚を呼び覚ます。
すごい”気”を感じる。




何度くらい、
その滝の前だけ、温度が低いのだろう。

そう、
真夏の東京を歩いていて
ギンギンに冷えたデパートに入った時のような
それくらいの、温度の差を感じる。







境内には
見たことも無いような、大きな杉の木が
あちらこちらに。








中社のまわりには
何軒か有名な<戸隠そば>の店がある


ちょうど、時間はお昼過ぎだったが
きちんと、五社全てをお参りしてから頂こう、と
息子と話しあった。


・・・まさか、これからお参りする奥社が
あんなにハードだとは、つゆ知らず。



さあ、次はいよいよ
奥社の、参拝ブログ。



信州の夏旅3~戸隠神社(宝光社)

2009年08月19日 | 神社めぐり
信州の夏旅3~戸隠神社(宝光社)








上諏訪~松本まではスーパーあずさに乗り、
松本~長野までは<ワイド ビューしなの>に乗り換える。


ワイド ビューという名前がついているだけあって
この特急列車の窓は大きい。


連なる山々と時折姿を現す清流、
青々とした田んぼ、そして、力強い夏の空が車窓に広がる。




途中、<姥捨>という場所を通り越したあたりは
<日本の車窓から見る景色 ベスト3>に選ばれているという。

その景色が、これ。








車窓の景色を撮るのも一瞬、の勝負。





景色は素晴らしいが、<姥捨>という地名、どうにかならんかね。


そういえば、7月に旅した遠野にも
<姥捨>という地名があった。
日本のあちらこちらに、<姥捨>という場所があるのかな。


長野駅に到着し、私たちは
戸隠まで案内してくれるタクシーを、探す。

長野駅から約50分。
山を越え、飯綱の高原を走り抜けると、
深い緑に包まれた、戸隠にたどり着く。










戸隠神社といっても、そこには五つのお社が点在する。

順番に、

宝光社、火之御子社、中社、九頭龍社、そして、奥社。

私は今回、この五社全てを参拝することに決めている。


まずは、宝光社へ。







何段も、何段も続く階段のはるか彼方にお社が見える。

階段の両脇には立派な杉の木が並ぶ。

この階段は270段ほどあるという。

あたりは静まりかえっていて、

時折、太陽からのぞく光が
木漏れ日となって、大木の杉の間から注がれる。

その神秘的な美しさに、
戸隠を訪れた喜びが重なる。



宝光社の、お社


神仏習合時代の様式を伝える江戸末期の寺院建築。

天表春命(あめのうわはるのみこと)が祀られており
技芸、安産、厄除け、家内安全をお祈りするといわれる。


戸隠神社は
<おみくじ>発祥の地でもあるそうで、
他の神社とは少し違ったおみくじが、ある。


普通、おみくじは自分で引くのだが
戸隠では、
自分の年齢を神主さまにお伝えして

神主さまがお祈りしながら、くじを引かれる。

そして、これは
神様のお告げなので、木の枝に結んだりしないで
きちんと自分の家に持ち帰るのが、
戸隠流、おみくじ。




おみくじ、頂きました



戸隠のおみくじがあたる、というのは
また後のブログでお伝えするけれど

私のも、
息子のも、

まるで、今の状況がお見通しかのような内容に
驚きを隠せない。



息子の手相の<生命線>は驚くほど長いのだが
このおみくじにも

息子は<十のうち、十生きる>と書いてあった。
つまり、
天寿を全うする、というコトだ。


母としては、とても嬉しい。が、
赤ちゃんの頃から、すこし”かたくな”なところがある息子が
おじいさんになったら、
さぞかし、<頑固>なおじいさんに、なるだろうなぁ・・・

今、寮生活している、というような内容まで
きちんと網羅されていた・・・




私もとっっても、”力”の出る御言葉を賜った。 


こうして、まず戸隠五社のうち
最初の、宝光社の参拝を終えた。


次ブログでは中社に向かう途中にある
火之御子社、と
賑やかな中社をご紹介。










信州の夏旅2~諏訪湖畔 油屋旅館と、花火

2009年08月18日 | 旅館&Hotel
信州の夏旅2~諏訪湖畔 油屋旅館と、花火



諏訪湖畔、上諏訪あたりは
掘れば、どこでも温泉が湧き出るという。

今回お世話になった油屋旅館は
こじんまりとしていて
温かいおもてなしの、宿。


ロビーに女性用のカラフルな浴衣が並べられていて
”どうぞ、お好きなのを選んでください。”


今夜は花火を見るので、
私はちょっとお派手かなぁ、と思いながら
真っ赤なゆかたを選ぶ。

まわりを見渡すと、
もう、80歳、いや、もしかしたら90歳くらいの
ちいちゃな背になったおばあちゃまが
大きな花柄のピンクの浴衣を着ていて、可愛い。






お部屋は清潔で、
掘りごたつ風になった机も、快適。

窓の外は、諏訪湖。








少し熱めのお湯。
こちらは内湯。


屋上には展望露天風呂もあるが
さすがに8月の週末とあって、
混んでいて
撮影は出来なかった。







お湯につかった後は
冷たい麦茶を頂きながら、中庭をぼんやり眺める。







夕食はお部屋食。

信州だけに、

<味噌づくし>。

蓼科豚のしゃぶしゃぶも味噌仕立て。
お酒のつまみも、
蕗味噌はじめ、味噌が並ぶ。

お魚も味噌とバターの大葉焼き。

山の幸がたっぷりの、献立だった。




窓の外は、雲が薄くなって雨も止み、
どうやら、花火は大丈夫そう。


お腹がいっぱいになったので
散歩がてら、湖畔まで歩き、目の前の花火を堪能する。













音楽に合わせて、
どんどん打ちあがる花火。

花火の撮影は本当に難しいが
毎年、少しづつコツを覚えて

今年はきれいな”ひまわり”の撮影に成功。








大花火大会ではないので
800発はあっという間に終わってしまう。


”もうすこし、見たかったなぁ。”と息子。


私は、混雑なしに
目の前で花火が見られたことに、大満足。


こうして、
信州の旅、第一日目は

諏訪大社 下社でパワーを頂き、
念願の花火も見ることが出来、
こぎれいな旅館で寛ぐことも出来た。









さあ、第二日目はいよいよ、<戸隠>へ。

最強のパワースポットといわれる、
戸隠の模様を次ブログでは詳しくご報告。

乞う、ご期待。



信州の夏旅1~諏訪大社に、お参り

2009年08月18日 | 神社めぐり
信州の夏旅1~諏訪大社に、お参り










新宿駅からスーパーあずさで、一路、上諏訪へ。

”あずさ”と言えば、”あずさ2号”の歌を思い出す。
あれは今、思い出しても名曲。

~明日私は、旅に出ます。
貴方の知らない人と二人で
いつか貴方と行くはずだった、春まだ浅い信濃路へ

行く先々で思い出すのは貴方のことだと分かっています
その寂しさがきっと私を変えてくれると思いたいのです。~



いい歌詞。泣けてくる。

しかし、私の旅のお供は
”貴方の知らない人”ではなく、”息子”


諏訪湖への旅の目的は息子のリクエストの花火。

”それまでの時間、どおするの?”と息子。

もちろん、決まっているでしょう。
諏訪大社に、お参りするのよ、と私。











上諏訪の駅に着くと、ホームに”足湯”があった。

早速、私たちは足湯に浸かる。

この足湯、すご~く効く。

15分くらい、足をつけていたのだが
その後、足元からポカポカ、ポカポカしてきて
全身がほんわかしてきた。 それが、暫くの間、冷めずに続いた。






大きく光る”玉響さん”が鳥居のところでお出迎えくださる




諏訪大社には上社と下社があるけれど
下社、秋宮のパワーが強大だという。

2007年の春休みにも訪れたことがあるので、2度目になる。
前回は<風林火山な、旅>というブログでご紹介した。
(2007年4月1日)





下社 秋宮  厳かで美しいお社





諏訪に着くと、雨が降り出した。
夜、花火見られるかなぁ、と心配。

雨のせいか、人の気配はなく、静かな秋宮だった。










秋宮には<御神湯>が沸いている。
ここが、最強のパワースポット。

温泉は触れないくらい熱いお湯。
龍の口から勢いよく流れ出る<御神湯>のまわりにも
きれいな<玉響さん>がいっぱい。


秋宮さんの後には
中仙道をつたい、春宮さんへ。

前回訪れなかったのだが、この春宮さんから
すこし離れたところにある
<万治の石仏>は、優しく、柔らかな気が満ちている場所。


雨で増水した川をちょっと緊張しながら渡り、
野の花が咲く田舎道を歩いていくとそこには・・・






万治の石仏





”よろず、おさまりますように。”と一礼してから、

ココロの中で願いをつぶやきながら
この石仏のまわりを3周歩く。

そして

”よろず、おさまりました。”と最後に一礼する。


この大きな<万治の石仏>、

優しく、そして、ユーモアあふれる表情をしていて
私はなんだか、とっても癒された。




万治の石仏へは、赤い橋を2本も渡って
静かな森の中を歩いていく




タクシーの運転手さんが

”近くにオルゴール館があるよ。”と教えてくださった。


息子は大のオルゴール好き。
旅館へ向かう前にオルゴール館へ行くことに。


オルゴール館ではピエロさんが
出迎えてくれた。







”戦場のメリークリスマス”と”イノセント・ワールド”の

オルゴールを小さな木箱に詰めて、

息子は自分のお小遣いでそれらを購入。


諏訪湖にたちこめた雨雲が
少しづつ、明るくなりはじめた。


”夜の花火、大丈夫かもしれないね。”

私は、さっきの
<万治の石仏>さまの、お計らいかな?

と思いながら、宿泊先の<油屋旅館>の玄関に入った。




次ブログは、
諏訪湖の宿、油屋さんと待望の花火の、話。