Happy-sanになろう!

Happy-sanな日々をご紹介するブログ。旅のお話もいっぱい♪

明日香村 農家の宿 ~森羅塾

2012年04月21日 | 旅館&Hotel
明日香村 農家の宿~森羅塾




明日香村に、行ってみたかった。







理由はなく、
ただ、行ってみたかった。


ふと、インターネットで
農家を改造した1軒家の宿、森羅塾というのが目に入った。

明日香村での宿は、ここに決めた。







農家を改造した宿。
予約でマイクロビの食事も出している森羅塾。

テレビや電話は無い。

静かに過ごしたい、と思っていた私には
こんなことが新鮮で、嬉しかった。

でも、電話が無いということは
宿の人に連絡も出来ず、
モーニングコールもどうするんだろう。。。と
ちょっと不安に。。。

すると、
係の方とは携帯で連絡するのだと・・・。











母屋には部屋が3つあって、
2組のゲスト用とゲスト共有の居間となっている。

この日のゲストは
ラッキーなことに、私だけ。

ということで
この日は貸切状態。



私が宿泊したお部屋



共通で使用する居間



物置になっている屋根裏



洗面所  きれいなのだが超寒い。。。




お風呂


このお風呂、
実は1日のお湯の利用量というのが決まっていたらしい。

冷え性の私は
宿に着いて落ち着いて、まずお湯をはって
カラダを温めた。


すると宿の人に

”えっ?もうお風呂入れちゃったんですか?”と。

追い炊きできないんですか?

と聞くと、出来ないのだとか。

で、

”お風呂の栓、抜いていないですよね???”と聞かれ

抜いてませんが。。。と言うと

ほっとした表情で、
後で入る場合は外から熱いお湯を足してください、とのこと。。。

まあ
こういうのもエコな宿として、体験するにはよいかもしれない。。。
(お風呂好きの私にはちょっとこたえますが。。。



部屋の目の前は<畑>。

希望者には畑作業の体験も出来るのだとか。








夕食までの時間、まだ日が暮れていなかったので
宿の近くを散歩してみることにした。


明日香村では
自分たちの家の前に小さな畑を持っている家が多く
季節の花や麦、野菜が育てられていた。




きれいに咲きそろった水仙




キャベツがゴロゴロ




小さな麦畑




川沿いの桜は満開











そして、
明日香村で作られた農産物の直売所を発見。




最近、旅先で
こうした農産物の直売所をのぞくのが楽しみ。
便利な宅急便があるので
東京に送ることも出来るし、
卵にしても、お野菜にしても、
やっぱり味が全然違うので、ついつい手が伸びてしまう。。。




ここでのお買い物は。。。



飛鳥米。  明日香村の棚田などでとれたお米。




吉野のMICA卵。





飛鳥で栽培された梅でつくられた梅干し




しょうがの佃煮




飛鳥米の柿の葉寿司



直売所の方と談笑している間に雨が降ってきた。

急いで宿に戻る。


この日、
森羅塾の調理人はお休みということで
私の夕食は
明日香村でとれたお野菜をメインにしたイタリアンのお店でいただくことに。。。


なんと、
森羅塾の方は夜は自分の家に戻るので
戸締りはしっかりしてください、と。。。

・・・ってことは
この一軒屋の農家に今晩一人??

ちょっと怖いかも。






怖いといいながら、
結構ぐっすりと眠った私。


朝は森羅塾のマイクロビな朝ごはん。






目覚めの一杯は
梅番茶。




野菜やお豆腐、ほとんど味付けはされず
素材そのものの味をしっかり味わう。





発酵玄米とお味噌汁と一緒に。。。





発酵玄米ってご存知ですか?と聞かれ
そぉいえば、初めて聞くかもしれない。。。と答えると

玄米を炊いて、4日間発酵させるのだとか。

発酵しはじめたので腐らないのだとか。

玄米なのだが、この発酵玄米、柔らかいので
赤ちゃんや
歯の無いお年寄りが食べても
胃に負担がかからないのだとか。。。。


マイクロビ・・・奥が深いなぁ。。。


この日、明日香村は朝から大粒の雨。

出発までのひと時、


雨の降る音以外、
なんの音もない、空間で
静かに過ごした。







明日香村にある、農家を改造して作られた
ちょっと不思議な、宿 ~森羅塾。


新しい、宿の体験だった。







犬鳴山温泉~み奈美亭

2012年03月19日 | 旅館&Hotel
犬鳴山温泉~み奈美亭


大阪、といっても和歌山にほど近い静かな山間に
犬鳴山温泉がある。

私も初めて知った温泉名だったけれど
大阪観光大学から近い、ということで
訪問した夜はこの宿をとっていただいた。


4軒ほどの旅館が川沿いに建ち並ぶ
風情のある温泉だ


予約していただいた宿の名前は<み奈美亭>。

リニューアルしたのかな、
お部屋はモダンで、とってもきれい!



宿泊したのは蛍の間



お部屋



洗面台もきれいです!


温泉は川沿いにあり、
内湯、露天風呂、プライベート露天風呂がある。

平日だったので、どのみち、全部プライベートで使用。
なんと贅沢な!!!




露天風呂




内湯はけぶってわかりにくいですね。。。
とっても温まるお湯。 なめらかで、<美人の湯>だそう。。。



プライベート露天風呂


お風呂からはこんなに幻想的な川沿いの風景が。。。。






夕食は大阪観光大学の先生方との懇親も兼ねていたので
撮影出来ず。。。


朝食はこんな感じ。




お膳で供される。 ちょっと懐かしい感じ。
これも
こういう隠れた温泉宿では昔っぽさを感じことが出来て
良いかも。。。


お部屋からも川の眺めを楽しむことが出来、
チェックアウトの時間まで
すこしゆっくりお部屋で過ごした。






この温泉よりもう少し上流には
修行のため、滝にうたれる場所もあり
(あ、私は滝に入ってはいません。。念のため。)
神秘的な場所、でもある。


温泉で温まったのか、
冷え症の私でも手足がずっとぽかぽかして
寝付きも良く、
ほんとぉはもっとゴロゴロ寝ていたかったくらい
ゆったり出来た。


犬鳴山温泉、
知る人ぞ知る、といった温泉のように感じるが
お湯もやさしく
お宿もアットホームで、川沿いの眺めはGood


そんな宿のご紹介。

伊勢屋旅館~小浜温泉

2012年03月10日 | 旅館&Hotel
伊勢屋旅館~小浜温泉




とにかく温泉に入ってのんびりしたい・・・

というのが
私のリクエスト。


伊勢屋旅館さんには露天風呂付きの部屋もありそこを予約。

部屋に通されて
さっそく温泉を入れ、
窓を開けて

穏やかな海を遠くながめながら、温泉三昧







お部屋はちょっと小さめ。
でも寝室は別になっているので
1~2名であれば、快適に過ごせる。









大浴場には潮風を楽しみながら入浴出来る露天風呂も。



私が入った時には意外にもぬるめ。

ボコボコと沸き立つ源泉や
街中に湯けむりがたっていたので
熱~い湯を想像していたが
ぬるくて
長湯出来た




こちらは暗くてわかりにくいが内湯。




小浜温泉は夕日が美しいことで有名な場所。

なんと私は贅沢に自分の部屋で
しかも温泉につかりながらこの夕焼けをひとりじめ
(・・・ホントは好きな人と見た方が贅沢だよねぇ。。。



・・・ちょっとハワイみたいでしょ。








そして日が暮れると
お楽しみの夕食。




おさしみの盛り合わせ




ビールをいただきながら
ちょこちょこ突出しを楽しむ



アワビの踊り焼き



長崎ではくじらが出るんですよねぇ。。。




豆乳鍋



おさかなのあげもの



蟹入り茶碗蒸し



〆にはいくら入りご飯



夕食後、宿の中にあるセラピールームへ。。。






伊勢屋さんは
お部屋のお風呂と
このセラピーが最高!!!


アロマキャンドルの灯ったお部屋は薄暗く
耳に心地よい音楽が静かに流れ・・・

このセラピールームの特徴が
顔のゆがみをとるという<整顔セラピー>。


興味津々で整顔セラピーにトライ


このセラピストさんがほんとぉに上手で
うっとり眠ってしまい
いったい顔をどぉしたのか、ぜ~んぜん覚えていない。(爆

でもかなり腕の良い
セラピストさんであることは、間違いない!!


温泉でぽかぽか温まったので
夜も比較的ぐっすり眠ることが出来た



朝ご飯は昔ながらの旅館のメニュー。


飛行機が午後なので
本当は朝10時がチェックアウトなのだけれど
少しのんびりさせていただき
お部屋のお風呂三昧を2日目も楽しんだ



チェックアウト時には
社長さまが出てきてくださり、古い伊勢屋さんの看板の前で記念撮影






たっぷり湧き出している温泉と
穏やかな海にゆっくり沈んでいく夕陽。
なんだか街全体が、懐かしさ満載の小浜温泉。


宿に泊まらなくても
海辺には<ほっとふっと105>という
105mにもわたる長~い足湯のスポットもある。


小浜温泉は、

ほっこり旅するのに、
オススメです!






翡翠の庄~その2 お食事編

2012年02月05日 | 旅館&Hotel
翡翠の庄~その2 お食事編



食事は食事処へ。
個室になっていて、くつろいでいただくことが、出来る。


まず初日の夕食。




翡翠の庄は地産地消をモットーに掲げている。
エノハという川魚や豊後牛、
近くでとれた野菜や自家製のハムがメニューに並んでいる。



最初の前菜は自家製ハムが並んだ洋風のものと
お正月のおせちのような前菜が並んだ和風のもの。

そして、とてもシンプルな野菜の煮物。





エノハ(川魚)のお刺身も出てきた。
最初はパクパクいただいていたが
ふと、
川魚であることを思い出し、あまり生でいただくのはよくない、と思い直し
途中で箸をとめる。

目黒通り沿いにある寄生虫博物館がアタマをよぎる。。。


その後、なんと驚いたことに
先ほど食べたエノハの刺身にするために身をそいだ後の
骨が
から揚げされて出てきた。



エノハの骨のから揚げ


すごいっ! これも堂々お品書きには<揚げ物>の一品としてあげられている。

はっきり言うと
ここのお料理、ほとんど原価率、かかっていないんぢゃないか。。。


そして次にドン、と生野菜サラダが出された。





そしてまたまた、エノハの焼き物。





豊後牛が登場し、ちょっとほっとする。
(だって、1泊2食で36000円~だもん。エノハと野菜だけではちょっとさびしい。)





〆はまたまたエノハのお茶漬け



デザート


正直言うと、夕食の中では
突出しとして出された<鴨味噌>が一番おいしかった。
美味しかったので
私の誕生日パーティーでアイルランド音楽を奏でてくださった
モリヤスご夫妻にこの鴨味噌を送ることに、した。



翌朝。



朝食は湯豆腐とかサラダとかご飯に味噌汁の、王道メニュー。

ただ、朝食は王道メニューの
素材が地元でとれたほくほくの新鮮さがあり、大満足。


とれたて卵の卵かけご飯は絶品




そして、食べきれないからお持ち帰りして
帰りの<ゆふいんの森>号でいただいたのだが
この宿の敷地内で作っている、このパンは最高に美味しい




東京にこのパン屋さんがあったらきっと大行列。

姪っ子ちゃんに送りたいな、と思ったが
宅配はやっていなかった。


わがまま言って、コーヒーを部屋まで運んでもらい
出発までの時間、
大きな炬燵に入り、コーヒーを飲みながら
窓の外に広がる長湯ダムの静かな景色を楽しんだ。


今まで
色々な温泉旅館に泊まったけれど
かなりここ、翡翠の庄は個性的な宿だと思った。


帰りはまた
くじゅうの山並みを抜け、湯布院駅に戻り
<ゆふいんの森>号で鳥栖まで。

鳥栖から白いかもめに乗り換えて長崎入りした。



2012年最初の、温泉旅行の、お話。




翡翠の庄~その1 温泉とお部屋編

2012年02月05日 | 旅館&Hotel
翡翠の庄~その1 温泉とお部屋編



くじゅう連山を眺めながら
湯布院からドライブすること45分。


目的地、長湯温泉<翡翠の庄>に到着。

タクシーを降りると、まず迎えてくれたのが
こんなにラブリィな山羊さんたち




黒山羊さんと白山羊さんの赤ちゃん!
思わず、~黒山羊さんからお手紙着いた♪の歌を思い出しちゃいました!




山羊さん親子の後ろ姿  ほほえましい。。。









わりと重々しい雰囲気の門をくぐると
かやぶき屋根の母屋が見えてきて。。。










なんというか、最初に書いておくけれど
このお宿はホスピタリティーには欠ける。
宿の主人のやり方を
あくまでもつらぬきとおしている形の宿で
ニコニコと”いらっしゃいませ”という出迎えもなく
しばらく
お茶も出ず、母屋で部屋の準備ができるまで待たされた。



母屋には囲炉裏や・・・



近くでとれた野菜や・・・



地元のお人形らしきものが飾ってある



そして、ここ長湯温泉は
<日本一の炭酸泉>ということで有名で
その説明が宿のあちこちに貼ってある。

宿の近くには<ドイツ村>と名前のついている
住宅地もあり、
ドイツのバーデンバーデンとかと温泉の友好交流もあるようだ。





しばらくして、部屋に案内してもらった。

ここも鹿児島妙見温泉の<忘れの里雅叙園>に似ていて
1軒1軒、古民家風の建物が並んでいる。
部屋そのものは、忘れの里雅叙園より、かなり広めの造り。



部屋の玄関。



大きな炬燵が広々とした居間におかれている



ベッドルーム
夜、とっても寒いのだけれど
電気敷布が敷いてあったので、ぶるぶる震えることなく
安眠出来た。



ベランダも広々





ベランダからの眺めは素晴らしく
木立のむこうに静かな長湯ダムが見渡せる







ベランダには<露天風呂>がついている。
しかし、
ここは温泉ではなく、沸かし湯。




これが温泉だったら、いうことないのになぁ。。。残念。

ホームページには<露天風呂付部屋>とあって
そこかしこに<源泉かけ流しの宿>とあるので
当然、お部屋の露天風呂も温泉だと思って、すこし奮発して
このお部屋にしたのに。。。
すこし、だまされた感、あり。

電話予約の時に説明してくれるとか、すればいいのに。(ぶつぶつぶつ。。。)


気を取り直して
せっかくなので、温泉に入りに行くことに



内風呂。

なんというか、炭酸泉っていうよりも
アクのういた不思議なお湯。

脱衣所も温泉までの階段も
木造の小屋で超寒い。 こごえそうになりながらたどり着く内湯なので
さすがに温まる。。。


お客様が脱衣所でさぞかし、はだかで寒いだろうなぁ、ということは
ここの宿はあまり気にしないらしい。

もっと言えば、24時間かけ流し、と言っていながら
翌朝、温泉は止まっていて
私だけではなく、ほかの女性客もふるえながら
この温泉にたどりついたあげく、
水のように冷たく、ぬるくなっているこのお湯にさらに震え上がる、という
温泉宿にあってはならない出来事に遭遇してしまった。。。




敷地内にはいくつかの貸切露天風呂も。

母屋に立ち寄り、空いていれば鍵をもらって入るというシステム。



敷地内は広いのでこういう道を歩きながら
露天風呂へ向かう。 ちょっと寒いし、不便
季節の良い時は良いかも。



こういう小屋が敷地内に点在し露天風呂になっている。




露天風呂もやはり、炭酸泉というわりには
細かい泡はなく
濁った、アクの浮いたようなお湯。
外が寒いので露天風呂のお湯もぬるく、じぃーっと入ってみたが
温まらなかった。

おまけに野趣あふれる宿、ということで
良いのだけれど
ゴキさんとか、いろいろな虫が
露天風呂まわりにいて、

あまり女性向けではない、と感じた。


良かったのは、セラピールーム。

エンジェル・ファームというセラピー施設があって
さまざまなトリートメントが
予約制で受けられる。

しかもこんな癒されるロケーションで。。。








ヘッドセラピーは気持ちよく
髪もサラサラに。。。
セラピー中に腰や背中にひいてくれた<ホットストーン>が超気持ち良かった。

自然の中で受けるセラピー、
これは都会で疲れている人にはおススメ。


夕方になると
温泉から部屋までの廊下のところに

<湯あがりに一口くらいはおごります>と書いてあり
オレンジジュースと小さなビールの缶が・・・。







次ブログは
翡翠の庄のお料理編





赤倉観光リゾート&スパ ~その2 お料理編

2011年12月20日 | 旅館&Hotel
赤倉観光リゾート&スパ ~その2 お料理編



私はどうしても温泉に入った後は日本食が、いい。

ここもおいしいフレンチが食べられる、と書いてあったけれど
やっぱり、新潟だし、おいしいお米が食べたい。。。


ということで、和食。




アスパラ菜 くみ湯葉添え うに、針海苔 山葵




季菜  柿なますやセリの胡麻和えなど




椀物は真鱈翁巻き 薄葛仕立て 白子 色紙葱





寒ブリ ヒラメ のお造里




柚子釜入りのかぶらむし アマダイ




寒ブリの照り焼き 菊大根とともに




なごみ豚ベーコンと冬野菜の煮物




矢代産 新米コシヒカリ と田舎風味噌汁



いちごの小豆入りタピオカミルク



・・・そして、朝は洋食。








フルーツ、ヨーグルト、トマトジュース



焼き立てパンもいろいろ選べるが
私はホットケーキをチョイス




卵料理またはこのようにスチーム野菜の盛り合わせを選ぶことが出来る
すごいヘルシー!

私は朝からバサバサとレタスのサラダは食べたくない。
このような色とりどりの温野菜は嬉しい。


朝食も他のホテルとはこうして
違ったメニューで、大満足。


もちろん、朝食を和食にすることもできる。



赤倉観光リゾート&スパ。


雪に包まれた静かな時間を楽しむ
究極の大人のリゾートかも、しれない。



寒いのが苦手な私が
こんなに最高の時間を過ごすことが出来るのだから。。。





赤倉観光リゾート&スパ ~その1 お部屋編

2011年12月20日 | 旅館&Hotel
赤倉観光リゾート&スパ ~その1 お部屋編


歴史のある古いホテルだが
昨年リニューアルして、素晴らしいリゾートになっている・・・ということを
旅特集のページで何度か見ていた。

決めてになったのは
11月くらいの婦人画報の<雪の宿>特集記事。

たまたま息子のスキーの場所を探していたので
温泉&スキー&部屋に露天風呂付き
の最強の条件がそろい、
ここを予約した。


・・・間違っていなかった。

妙高高原駅へのお迎えからチェックイン、
ホテルの部屋の設備、スキー場へのアクセス、温泉の質、料理・・・

すべてにわたって<パーフェクト>で、ある。


まずはホテルのお部屋などの、ご紹介。



寝心地のよいベッド





暖炉のあるリビング
窓の外は、ベランダ、のむこうは一面真っ白の世界




温かい暖炉  CDやDVDの機材もあり部屋でゆったり過ごせる




ソファ



ベランダ



 



ベランダからのながめ




ベランダにある露天風呂  源泉かけ流し 





雪見をしながら入る贅沢なお風呂





PCも使えるデスク




洗面所 妙高高原の濾過水は飲用可 甘いお水




部屋のシャワールームからベランダの露天風呂へ








コーヒーや漢方茶のセットも完備




アメニティはクラランス(Spaもクラランスと提携している)




ホテルの廊下には焼き立てパンの香りが・・・
パン工房が廊下沿いにのぞけるようになっている




焼きたてパンはこのテラスでいただくことが出来る




私はティータイムに大きなロールケーキとカフェオレを・・・
窓の外はやはり真っ白の、世界



大浴場も美しく、サウナやミストサウナまで完備。
すいていたので、ほぼ独り占め。



メイクルーム



湯上りには妙高山のお水




大浴場のリビング お風呂上りにくつろぐ
静かなクラシックが流れている。。。



内湯。 湯の花がいっぱい浮かんだ芯から温まる湯。
お肌もつるつる。。。



露天風呂。 お湯はちょっと熱め



サウナ


そして、クラランスと提携したSpaも完備。
お値段がちょっと高い。 もう少しリーゾナブルだと良いのに。。。



Spa入口




足湯とハーブティーをいただく




Spaの個室





クラランスの安眠オイルはすごい効き目で
その日の夜もぐっすり。。。



今回お試しはしなかったけれど
(Spaが高かったので・・・)

お部屋でタイ古式マッサージも受けられる。

次回はこちらにしてみよう。。。



うっとりするようなホテルの設備。
私がご紹介したのは
新しい別館のほう。


本館のお部屋は和室とかもあって
リーゾナブルに宿泊出来る。



お食事は次ブログで、ご紹介。







上海ペニンシュラホテル

2011年12月10日 | 旅館&Hotel
上海ペニンシュラホテル



上海に度々行きながらずっと思っていたことがあった。

外灘に眺めの良いホテルがどうして無いのだろうか・・・。

和平飯店とか、古いホテルなら、ある。

でもいつぞや、
クラシックホテル(瑞金賓館)に宿泊して
水道管が錆びていたのか
顔中かゆくなって
はれあがって
眠れなかつた経験から、

クラシックホテルに宿泊するのはやめたほうが良い。。。


浦東にはモチロン、外灘の景色を堪能できるホテルは幾つも、ある。

ただ
私の理想は外灘の夜景をぶらぶら散歩しながら楽しめて
なおかつ、対岸の景色を眺めながら過ごせる部屋。









その希望を叶えるべく
上海ペニンシュラホテルが出来たのは昨年。


今年11月、
息子の秋休みと上海に梅屋庄吉像が設置されるのが重なり
今年頑張ったご褒美もかねて
上海ペニンシュラに1泊、した。




ホテルロビー





デラックス・リバー・ビュー ルーム



窓のむこうは行き交う船たちと浦東の景色
大きなテレビにはDVDや音楽も聴ける最新の機器が設置



ソファ



ふわふわのベッド



最強の、バスルーム




広いウォークインクローゼットとメイクルーム



コーヒーも好きな時に自分で入れて楽しめる



で、さっそくコーヒータイム







・・・なんと、トイレットペーパーにも
ペニンシュラのPがエンボス加工されている!





ネイルドライヤーが化粧台についている。。。すごすぎるっ

そして、



最強の、バスルームといった理由はこのボタンだ。


バスルームでテレビが見られる、というのは
最新の高級ホテルだったら、完備されている。

ところが、このボタン・・・

<SPA>と書いてある。

SPA?

なんだろう、と思って押してみると・・・


バスルーム全体が
ちょうどホテルのSPAと同じくらいの

薄暗い照明に変わり、
SPAで流れているリラクゼーション ミュージックが
バスルームに流れ始めた。。。。


すっ
すばらしいぃぃぃ!!!

ゆっくりバスタブにつかれば
ホテルのSPAにいるのと同じ環境で
リラックス出来るということ。。。。



このボタンで
私の上海ペニンシュラホテルに対する評価は
5つ星以上のランクに。


インテリアもうすい水色と黒の
絶妙なカラーコーディネーション。。。

そして
ホテルを一歩出れば・・・




外灘の美しい街。


朝食はロビーラウンジで
ウェスタンスタイルか
チャイニーズのお粥を選ぶことが出来る。




私はもちろん、中国では朝はお粥。









思わず私は息子に

”あなた、ハネムーンでこのホテルに泊まるといいわ”

と進言。


すると
クールな息子は

”ハネムーンで上海なんて来たいヤツ、いないんぢゃね?”

と切り返してきた。。。。


う~ん

確かにそうかもぉぉぉ。


とにかく、私の中では今一番の、
ホテルであることには間違いない。


上海ペニンシュラホテルの、話。




シェラトン海口リゾート~海南島レポート その1

2011年12月09日 | 旅館&Hotel
シェラトン海口リゾート~海南島レポート その1



マカオからCOTAI STRIPに乗り、香港空港へ
直接入る。  空港でしばし待ち時間。

ワンタン麺などを食べながら
マカオでの疲れを癒し、 夕刻の飛行機で海南島 海口へ。


海口は海南島の首都。

よく、<東洋のハワイ>と言われている場所は
海口から3時間もかかる<三亜>という場所だ。

海南島は私たち日本人のイメージだと
韓国のチェジュ島くらいの大きさだと思ってしまうのだが
なんと、九州ほどの大きさのある、島。

今回は宋慶齢のお父様の生まれ故郷が海南島の文昌というところにあり
記念館があるというので、そこを訪れる目的で海南島入りした。


そして、
ご夫妻で私を心から応援してくださっている
青柳ご夫妻も休暇をとって
広州から海南島まで来てくださり、文昌までご一緒してくださる。

私たちは
首都 海口から少し離れたところにある
シェラトン海口リゾートホテルで
待ち合わせることに。。。



シェラトン海口リゾートホテル




私は1日早く海南島入りしたので
次の日は
大好きな南国ムードたっぷりのホテルライフをエンジョイすることに、した。







部屋の前は椰子が生い茂って
もぁ~っとする、南国の独特の風が流れてくる。。。




部屋はわりとシンプル。









敷地内を散歩。

いくつもプールがある。
しかも、
ほとんど人もいない。

・・・やっぱり、南国のリゾート、いいなぁ。。。。

香港、マカオと
緊張の連続だった旅の疲れが南国の風と
花の香りで癒されていく。。。




















このプールでひとりで泳ぐ。
すごく、贅沢なひと時。





プールサイドにはジャグジーも。



散歩するとビーチに出た。

誰もいない。

大好きな海!

だが、泳ぎたいと思うほど、海はきれいではない。










海が泳ぎたいと思うほどきれいではないので
プールサイドで過ごすことにした。















青柳ご夫妻は夕刻にホテルにご到着の予定。

なので、ホテル内のSpaにも行ってみた。




トリートメント・ルーム









ホテルのロビーは海からの風がそのまま入ってきて
何ともいえず気持ちがよい。







夕食に青柳ご夫妻と合流。

私の香港、ならびにマカオの旅の話を楽しそうに聞いてくださった。

私は
マカオで一人置き去りにされてから
約2日ぶりに他人と話をするので

しかも大好きな青柳ご夫妻だったので

何時間も、ビールや食事を楽しみながら、おしゃべりした。



海南鶏入り米麺



青柳ご夫妻は大きなバーガーを・・・




翌日は、いよいよ
宋慶齢のお父様の故郷、文昌へのドライブ。。。


その様子は次ブログにて。






マカオ ~ホテル・ヴェネチアン(・・・&ちょっと大変だった話)

2011年12月09日 | 旅館&Hotel
マカオ ~ホテル・ヴェネチアン(・・・&ちょっと大変だった話)



マカオの路上で一人
大きなスーツケースを持ったまま
取り残されてしまった私。


香港で朝から重要な式典があったものだから
Jun Ashidaのお高いお洋服を着たまま。


こんな恰好で
スーツケース抱えて、タクシーを何とか拾おうと努力するものの・・・

全然つかまらない。 っていうか
全然止まってくれない。


そして
タクシーを拾いたいと思っている
ライバル観光客も道なりにいっぱいいる。


・・・30分くらい経った頃
だんだん
泣きたくなってきた。・・・


だいたい、長崎県一向に同行している
マカオ人のガイドが適当なことを言って

”この辺に立ってたら、すぐにタクシーつかまるよ。”

と言ったのが大きな間違いだ。


私はせめて、皆様を夕食会場に送った後でもいいから
ホテルまで送ってくれるものとばかり思っていた。

だって、10日以上にわたる旅行用の大きなスーツケースと
女性一人を
マカオの繁華街に置き去りにするハズはないだろう、と思っていたからだった。


しかし、

大型バスで長崎県ご一向さまは
みなさんバスから手を振りながら去っていき

私はこうして
夜のマカオの繁華街で止まらないタクシーを延々と
大きな荷物を引きづりながら
つかまえる、という過酷な体験を強いられることになったのだ。


もし私が旅慣れた女性でなかったら、
もし私が英語も、中国語も話せなかったら・・・

と思うと背筋が寒くなる。 今でも。


しかし、何とかホテルまで行かなくては・・・

もぉ、歩道で手を挙げてもらちがあかない。
無理やり道路に出て、タクシーを探す。

少しくらい、ぼられてもいい。とにかく、ホテルまで連れて行ってほしい。。。


で、45分後くらいに、1台、停めた。

そしてやっと、予約していたホテル・ヴェネチアンに着いた。


名前のとおり、ラスベガスにもあるヴェネチアンと
まったく同じスタイルのホテルで
ホテル全体がヴェネチアの街のようになっている
巨大エンターテイメントホテル。

だが、
ホテルに着いたときには疲れ果てていて、
その美しい外観をカメラに収める元気さえ、なかった。。。
(画像が無くて、スマン。。。)


チェックインを済ませた後がまた大変。

巨大ホテルゆえに
今度は部屋にたどり着くまで
ホテルの中をえんえんと歩き続けなければならない。




ゴージャスな天井



やっと部屋にたどり着いた。

このホテルはすべての客室がスイート・ルーム。


















素敵なお部屋なのだけれど

その日、

朝8時からのVIPとの朝食会に始まり、
展示会開幕式、
香港元行政長官邸での昼食会、
マカオへ移動、
マカオでの散策、

そして、緊張と疲れの中で45分にわたる
タクシー探しと巨大ホテルの移動・・・・


で、披露困憊の私。

シャワーを浴びて、倒れるようにベッドに横になった。

(・・・全然、スイートルームをエンジョイできず。。。)



こんなRomanticなベッドだったのに・・・




後から中国通の方にこの件を話したら

”信じられない!” と驚かれた。

マカオでは、夜の銀座みたいに
ちゃんと決まった場所でしか、タクシーを拾えないのだという。
ましてや
路上で捕まえようとなんて、無謀すぎる、
せめてどこかのホテルのエントランスで下すべきだ、と。

しかも、
女性一人、大きなスーツケースを持って、しかも正装。


次の朝、

疲れで起きるのもつらかったが
チェックアウトの時間もあるので
やっとの思いで荷物をひきづって、フロントへ。。。。


また、驚き。


この日、平日。しかも夏休みも終わった頃。

にもかかわらず、巨大なエンターテイメントホテルは中国人で埋め尽くされている!!!


チェックアウトするのにも
ディズニーランドみたいに何重もの列・・・。

聞こえてくるのは、中国語。(少し韓国語)


私たち日本人はこの現実をちゃんと見ておいたほうがよい、と思った。



チェックアウトをやっと済ませ、

COTAI STRIPという高速船で、香港空港へ。






香港空港でトランジット、そのまま海南島へ向かう。


海南島のお話は次ブログにて。





忘れの里 雅叙苑

2011年08月21日 | 旅館&Hotel
忘れの里 雅叙苑



7月の最後の日、
長崎から鹿児島へ向かった。

今年の、夏休みを過ごすために。



忘れの里 雅叙苑は
あこがれの宿だった。

2年前、
川の対岸にある<妙見石原荘>に息子と出かけた。
その温泉力は
おそらくまだ私の中では日本一。


川の向こうに古民家の屋根が見えた。
それが、忘れの里 雅叙苑だった。






古民家を移築して
昔ながらの暮らしのあり方を再現した宿。






トンボが飛んできた。。。






お野菜が水で冷やされている。
おいしそう!










水屋にはかまどが。
ご飯はここで炊かれる。






私の大好物、梅干しもてづくり。。。






道端にはラムネが冷やしてあり
お風呂上りに手が伸びる。。。(あ、私はビールだけど)






敷地内に移築された古民家の宿には
それぞれの部屋に露天風呂があるが
大きな岩をくりぬいて作られたこの<建湯>は
ド迫力。







 


温泉って自然の恵みなんだなぁ。。。と
しみじみ感じる温泉。










敷地内の川べりには
少し変わった泉種の<ラムネ湯>が沸いている。














囲炉裏端でくつろぐことも出来る。








私が宿泊した<さくら>のお部屋。






葉っぱにWelcomeの言葉が。。。





私のお部屋は<お風呂リビング>というコンセプトで
リニューアルされたお部屋。

リビングに、お風呂があるという

まるでお風呂好きの私のために作られたのでは?というような
素敵なお部屋。




My お風呂と。。。



くつろげるソファがリビングに。







敷地内にはにわとりさんが
フツーに闊歩している。







こんな自然たっぷりの、
静かな田舎に、

2011年前半、ほんとぉぉぉにいろいろなことがあったので
リセットするためにやってきた。


この選択はかなり、ビンゴだ。


ここでのひと時を思い出せば、大丈夫。


きっと2011年後半も、元気にやっていける。。。


忘れの里 雅叙苑は
ココロとカラダに自然のエネルギーを送り込んでくれる、宿。





天空の森

2011年08月21日 | 旅館&Hotel
天空の森


季節を区切る雨で
東京はまるで避暑地にいるかのように、涼しくなった。

涼しくなると今年、
たいした夏休みがとれなかったことの後悔も
薄くなる。

この夏、
たった3時間ほど過ごした
この世に残された天国のような場所を
今日は写真を中心にご紹介。










鹿児島空港からさほど遠くない場所にある
ここは
<天空の森>。


山を3つ(もしかしたらもっとだったかもしれない)
美しい川とその対岸もすべてプライベートの、エリア。



まずはカートに乗り、
川辺に案内していただいた。











穏やかなな流れ。
静かに泳ぐ魚たち。
木漏れ日。


いろいろな想いはここに来て
流すことが出来るような、気がした。
















山の斜面には
うっそうと生えていた竹や木々を整理して
長い年月をかけて、切り開いた
畑が広がる。





ここで元気に天塩にかけて育てた野菜は
この<天空の森>のゲストと
<忘れの里雅叙苑>のゲストに出される。











そう、
私が宿泊した<忘れの里雅叙苑>のメインディッシュは<野菜>だった。



カートで山の頂上まで行くと。。。





映画のワンシーンのような
大きな木と
枝にかけられたブランコ。






思いっきりブランコをこいでみる。

まわりは霧島の山々と空だけ。

この木の下でプロポーズ、という
素敵なことを考える男性もいらっしゃるという。 

最高の、プロポーズのロケーション。




そして、この広大な敷地の中には
時間貸し用のヴィラが2つ、
宿泊用のヴィラが3つ(・・・しかない)


そこを案内していただいた。




エントランス



なんと、これ。。。
こんな露天風呂見てしまったら
他の露天風呂がかすんでしまふ。。。。


















ツリーハウスもあり、木の上でお昼寝も出来る。















内風呂も。。。





ちょっとお部屋にあがらせていただきました。。。














お部屋の中はシンプルなデザイン

なんと、宿泊するには
1泊  ¥20万





完全なプライベートの空間




私は(当然ですが。。)
宿泊はちょっと出来ないので

アフタヌーンティーを
この<天空の森>と<忘れの里雅叙苑>のオーナーの田嶋さんご夫妻と楽しんだ。




てづくりデザートの、アフタヌーンティーメニュー




オーナーの田嶋さんご夫妻





アフタヌーンティーはこんな素敵な手作りの椅子とテーブルで。。





ワイングラスの棚も、手作り。。。





JR九州会長 石原様と雅叙苑のお話をしていたことから
田嶋さんご夫妻にも温かくもてなしをいただいた。




私が九州大好きなこと、
今、そして今後、九州で取り組んでいること、

最初はそんな話から

やがてこの<天空の森>をオーナーの田嶋さんが
ご自身の手で切り開かれたこと、

人間として失ってはいけないもの
というより
人間も生き物、のひとつ
宇宙のリズムで生きている、という感覚を取り戻すために

この<天空の森>があるのだという話に。。。。








アフタヌーンティーと田嶋さんご夫妻との楽しいお話のあと、
少し
自分の足で敷地内を散歩。








ここで3泊くらいしたら
生き返るんだろうなぁ。。。


ちょっと高すぎて、なかなか叶えるのは難しいかもしれないけれど

いつか、

大好きな姪っ子ちゃんを連れてきてあげたい。。。と思った。


お料理大好きな彼女は

畑からおいしそうに実るお野菜や
自然の中で動き回っている鶏の卵を手にとって

きっといろいろなお料理のアイディアがうかぶことだろう。






この夏の、
とっておきの思い出。



<天空の森>で過ごした、
午後のひと時の、話。




半水蘆の、お献立

2011年08月01日 | 旅館&Hotel
半水盧の、お献立


2階建ての部屋の1階部分が広いお座敷になっていて、食事はここでいただく。







美しい季節の花、あやめとあじさいが床の間に生けてある。
この2つの花はシンプルに生けてこそ、美しい。







テレビなどは無し。 目の前にはガラス越しに新緑が雨に濡れた美しい庭が広がる。
この景色を眺めながら、一品一品運ばれてくる海の幸、山の幸を感謝していただく。


湯上りは、お約束のビール。
グラスも冷えたものが出てくる。さすが。






食前酒も美味しかった。大吟醸に菖蒲の葉が刻まれたものがはいった季節のお酒。






向附  太刀烏賊 塩ポン酢ゼリー、胡麻とともに。
この塩ポン酢ゼリー、不思議な味でお酒がすすむ。。。。






宿からのサービス!ということで、鯛の塩釜焼き。 ポンっと割って
ほくほくの鯛の身をいただく。 お正月でもないのに贅沢。。。
温泉卵とともに。






牡丹鱧 ジュンサイ 花柚子 五月豆






お造りは
石鯛  車えび  鰹燻し  にんにくの効いた特製ポン酢とともに







箸休めには黒胡麻のそうめんが大きなトマトに入って。。。










美しいあやめをあしらった八寸。





焼き物は煙に包まれて。 
鮎並黄金焼き。 長崎牛。 ハトシ。






焚き合わせは信田巻き。筍。小芋。一寸豆。 
蓋をあけると、木の芽の香りが。。。
子どものころ、
庭に植えてあった木から、母に頼まれて木の芽を摘んだことを思い出す。
母の味。





太刀魚の昆布〆とミニアスパラ たくさんの、茗荷とともに。





めずらしい、カレー鍋。お腹いっぱいなのにご飯、すすんでしまう。。。



デザート。



お部屋にお夜食用の<おにぎり>が置いてあったけれど
さすがにお腹いっぱいでいただけず。。。。


翌朝。



宿の良し悪し、人によってさまざまな点で評価されると思うけれど
私は、
朝起きたてに部屋に運ばれる<小梅>があるか、無いか。


半水慮、さすがに私が朝風呂にいっている間に
机の上に置いておいてくださいましたよ!






朝食は思ったよりシンプル。ごく普通の旅館の朝ごはん。




五島うどんも!美味。




でもこれが案外ありがたかった。
前日、ご馳走を沢山いただいたのでこのあっさりとした朝ごはんの献立で
もたれた胃に負担増することはなかった。

これだけの高級宿だと、ベテラン客室係がきびきびとお料理を運ぶイメージだったが
ここ、半水盧では若いスタッフがお料理を運んできてくださる。
きさくなおしゃべりも多く、楽しい食事の時間となった。


これは新しい旅館の<ホスピタリティ>の形かもしれない、と思った。


構えや施設、すべてにおいて最高級だが
会話を交わすスタッフは気取りや緊張感の無い、
リラックス出来るスタッフ。。。





私のお部屋を担当してくださった
池田さん、とチェックアウト時に記念撮影。




かなりデブデブ。。。
東京に帰ったら、玄米おにぎりでしばらくダイエットしなきゃ。


半水盧の、五月 初夏のお献立。

長崎雲仙 旅亭 半水蘆

2011年08月01日 | 旅館&Hotel
長崎雲仙 旅亭 半水盧





もう10年以上も前になるだろうか。
母が体調の良い頃にホテルオークラが企画した旅行に一人で参加した
九州の旅。


その頃、長崎でも<梅屋庄吉>といっても誰もその存在を知る人もなく、
直系の孫である母も、一観光客としてこの宿を訪れていた。

子育てが忙しかった私が母の一人での旅行参加を心配してこの宿に電話をかけると

“広いのよぉ。。。広すぎてねぇ。。”

と母が言っていた母の声がまだ耳に残っている。








宿の敷地内へはこの大きな門をくぐりぬけて。。。




雲仙に行くならやはり、この宿。
6千坪もの敷地内にたった14棟の客室。 静かな空間に、品の良い調度品。 
美術品がそこかしこにさりげなく配されていて、
まるで皇室の人になったみたいな、気分を味わうことが出来る。
















部屋は1階部分が広い庭をみわたせるお座敷。食事はここでいただく。








目の前には風光明媚な日本庭園






2階部分にはベッドルーム、お風呂(檜風呂 沸かし湯)、居間がゆっくりと。


















洗面所にはアメニティが充実





なんと玄関。
旅館全体のではありません。 私の部屋、福寿草だけの、玄関。。。。












チェックイン後、敷地内の東屋でまずはお抹茶とお菓子をいただく。



広大な庭を散策しながら。。。



















柏餅。






庭に咲くあやめが美しい。





地下で全ての建物が廊下でつながっていて、温泉へは雨に濡れることもなく
廊下を伝っていくことが出来る。
広い敷地には<東の湯><西の湯>2箇所。 西の湯は現在、貸切専用となっている。
すすめられて、午後5時からは贅沢にもこの<西の湯>を1時間30分も貸切。
ほんのり硫黄の香りの温泉に身をゆだねる。





<東の湯>内風呂





<東の湯>露天風呂




<西の湯>内風呂





<西の湯>露天風呂






汗で失ったミネラル補給の塩と水が脱衣所に用意されている




季節の花が館内あちらこちらに生けてある

これら1輪1輪をゆっくり楽しむ。。。













本館には書斎もあり、好きな本を選んで楽しむことも。。。



私はしばらく更新できてなかったブログを一気に書き上げようとしたが
なんと電波届かず。。。


この前の天草<五足の靴>も、ここ雲仙<半水盧>も最高級の宿だけれど
インターネット回線が無いばかりか、ワイヤレスランも使えない。


こういうところで、PCを開いてはいけないんだな。
毎日の自分を忘れるために、ここまで来てるんだ。



というわけで開き直って、湯三昧とすることに。。。



ここの温泉、お肌にとってもいい!
驚くくらい、つやつやぴかぴか。。。女度アップ(笑)









ご先祖さまのおかげで、長崎に度々足を運ぶ機会を沢山いただいている。


感謝しながら、これから秋にむけての怒涛の日々に向かって気持ちを引き締める。
どこまで出来るかわからないけれど
たぶん。。。。曽祖父 梅屋庄吉がココロ残りであったであろう

・ 孫文先生と日本人たちの関わりの深さをいきいきと描いた映画をつくること
・ 生まれ故郷 長崎に対する恩返し


このふたつ。(それ以上のことになることもあるようだけれど)
やり遂げるぞ。


時にはこうした素敵な宿で
思いっきり自分にエネルギーをチャージしながら。。。






隠れ家

2011年04月25日 | 旅館&Hotel
隠れ家



最近見つけた、私の隠れ家。


玄関を入ると目の前に飛び込んでくるのが・・・









部屋にたっぷり風が入るように
寝室の窓が開いている。

そこの先が・・・




露天風呂と森と空と星。ひとりじめ。




フロントロビーでお気に入りのCDやDVDの貸し出しがある。
寝室には本格的なオーディオも用意されている。

宿からのWelcomeの音楽は決まって、Jazz。









こじんまりした和室。
ドリップコーヒーも楽しめるように
ちゃんと用意してあるところが、◎。

宿に行ってどうしても困るのが、
和食の後に、ふと、珈琲が何故か飲みたくなるからだ。







たっぷりとした、洗面台。








内湯と露天もつながっている。
全て、とろり、とした温泉。 温度は若干低め。








温度が低めだから
ずっっっっっと、湯につかっていても湯あたりしない。




本当はここは、彼氏と来るところなんだろうな。。。









部屋は一軒家。
フロントロビーや食事どころにはカートで移動。

食事は
ある時はフレンチ、
ある時は和食が用意されている。


























近くに高速道路があるので
どうしても車の音は聞こえてくる。

これが無ければ、もぉ、最高点の宿なんだけどなぁぁぁぁ。



でも、

この空間を独り占め出来る快感を覚えた私は
また来てしまうだろう。

この風の森の、隠れ家に。