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日本橋人形町 料亭濱田家での、新年会

2013年02月06日 | 美味しいもの
日本橋人形町 料亭濱田家での、新年会




私の祖父の時代に立ち上げた
日本食生活文化財団、という文化庁管轄の団体がある。
(もうすぐ、東京都に管轄が移動する)


日本料理、中華料理、西洋料理、製菓などの研究や
叙勲、受賞など、さまざまな活動を行っていて
料理界の重鎮が在籍している。


その、日本食生活文化財団の新年会は
毎年、
日本橋人形町の料亭 濱田家さんで行われる。

私は2回目の、参加。





なにしろ、100歳になる先生をはじめ、
ここはかなり高齢の男性社会。

テレビや雑誌で紹介されるような
シェフの集まり、とはまた全然違った<料理界>が、ここにある。


そういうわけで、女性で、しかもたぶん私が一番若輩、ということもあり
この宴席では、末席に
静かに座らせていただく。



ではここで、濱田家さんの
御献立をご紹介。



先付 木の葉さより  大根人参 なます掛け




椀盛  蟹しんじょ 柚子 蓬麩 清汁仕立




造り   鮪 鯛  鮃 すみ烏賊




箸休め  白子玉〆 生雲丹  薄葛あん




焼き物  鰤照り焼き  海老 春菊 なまこおろしポン酢和え 





炊き合わせ  海老芋  穴子 人参  飛竜頭  筍




焼きおにぎり  からすみ  美味出汁あんかけ




苺入りグレープフルーツ キウィ  甘味 しるこ



お食事をいただきながら・・・




芸者さんによる舞も披露される。。。



大勢の、美しいお着物で女性たちが
客人、ひとりひとりにお酌をしてまわるのだけれど
ひとりも、
私のところには来てくれない。。。



女性の、しかも若輩のあなたが、
飲むお酒なんて、無いわ。

って無言で、言われているような・・・。


これってなんというか、
男性社会に、女性が入り込んではいけない・・・っていうような
すごく昔の風習みたいな感じを
モロに受けた感が・・・。(滝汗)


これも、社会勉強・・・・。
こういう伝統的昔的日本が残っている、というのもまた
大切なことかもしれない。。。



料理界の重鎮たちが集う、
料亭濱田家での新年会の、話。




美しい人と、ARMANI RISTORANTE

2013年02月06日 | 美味しいもの
美しい人と、ARMANI RISTORANTE




私の友人は、きれいな人が多い。
というか、
みんな、<きれいな人>。

これは学生時代からずっっっとそう。

だから、このブログのタイトルから
<美しい人>というと、どの人だろう・・・って、きっと思いめぐらすことだろうと、思う。

でもあえて、ここで<きれいな人>ではなくて<美しい人>と書いたのには、理由がある。


最近、私の中の<ともだち>の定義が揺らいだ。
もしかしたら、こんなこと
中学生以来かもしれない、と思う。


そう、私の中の思いこみの<ともだち>と、
他の人と私の間にある<ともだち>というつながりが
必ずしも一致しない・・・

という、もしかしたら、あたりまえのことに
気付いただけかも、しれない。









私の中の<ともだち>は

たとえ何層かに遠近法がわかれていたとしても、
やっぱり
そこには

<とりあえず、つながっておこう。>

というのは、無かったし、

<損得>

も無かった。


私の、そこには
尊敬や憧れや一緒にいて楽しい、嬉しい、
ともに気持ちを話し合える、わかりあえる、
泣き笑い、困った時には手を差し伸べたいし、差し伸べてほしい。。。

正しい答えは別のところにあるとしても、
とりあえず、
<話>を聞いてあげたり、聞いてもらったり・・・そんなことが当たり前に出来る間柄。。。
(人って、話を聞いてもらえるだけで、救われるってことが、多々あると思う。)









でも、

そうぢゃないのね。 ってことが、わかってしまった。


そのほうが、賢い生き方かもしれない、とアタマでは理解出来る。

ブラックホールみたいな、強烈なパワーを持っている人には吸い込まれるのも、わかる。

楽しいコトはご一緒するけど
深刻なハナシはご免こうむります。。。。っていうのも、わからないでは、無い。



でも、なんか、寂しい。 そういうのって・・・。
でも、それでも、<ともだち>っていうのかなぁ。。。。







その<美しい人>は、
凛、としていた。


そこには、<損得>も無ければ、<とりあえず>っていうのも、無かった。

ただ、まっすぐに、私に向かい合ってくれた。

彼女は

”だって、私は貴女のともだちですもの。 あたりまえでしょ。”

って言ってくれた。 なんのためらいも無く。


FaceBookで何人、何百人ともだちがいようと、あんまり関係ない。
ほんとぉにこうして
ひとりでも、
真剣に向き合ってくれるともだちの、尊さ、ありがたさって、
その時のいのち、を
確実に救ってくれる・・・と思う。



彼女はとびぬけて、容姿がきれいな人であるけれど
内面から輝く、
透明な水晶のような、芯の1本通った輝きは
本当に
<美しい人>なのだと、思わずにはいられなかった。


そんな<美しい人>と、食事に出かけた。

場所は銀座のARMANIのビル10階にある、
<ARMANI RISTORANTE>。

このあとは、<美しいお料理>をご紹介。





スプマンテをボトルで。。。

玉ねぎのクリームブリュレスタイルのアミューズのあと
オードブルにはこちら。




コーヒーで風味をつけたフォアグラ。
ジリオ島風パンフィカート 苺とルバーブのジャムを添えて





最初のパスタは
四角いスパゲッティ リグーリア風 塩鱈のスーゴ





次のパスタはボローニャ風のラザーニャ。
お洒落な、お料理。 
ドライポルチーニソースも美味。






メインディッシュは
ニュージーランド産の鹿肉のロースト。
季節のきのこと林檎の蒸し煮を添えて・・・。





最初のデザートはレモン風味のブランマンジェ




そして、
ピスタチオとチョコレートのスマートな、ARMANIっぽい配色のケーキ。
オリーブオイルのジェラートと一緒に。。。



私が傷んでいるのを知っていたその、<美しい人>は
素敵な贈り物まで用意してくださった。

ひとつ、は本。
ひとつ、は、めちゃくちゃパワーが出そうな、アニマル浜口さんの<福豆>。
そして、
もうひとつ、は美しい水晶とブルーレースアゲートとローズクォーツのブレスレット。

彼女の、てづくり。






私も、
その<美しい人>の幸せを、
ココロからお祈りしようと、思う。