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コロナに同調する?~飲食編

2020年04月25日 | がんばれっ!
<この世界(コロナ)に同調する?>


とにかくどこも<コロナ>で、ある。

スマホの中のSNSのテーマも、
テレビの番組も、
人の話題も。。。

それで、ニュースも沢山観るけど
それなりの、教授の方とか経営者の方とか
そういう方々の<コロナ論>なども目を通す。

最近はAfter コロナではなく
同調、With コロナに慣れよう。
”これがこれからの世界だ!”みたいな文章が多く目につく。



Non,non,non。。。。
嫌々、とんでもないことでございます。

つまり、その方々は
リモートワークが普通になり、会社に行く必要もなくなってくるし、
そういうライフスタイルに慣れる第一歩として
今回の<コロナ>があるという。

まぁ、確かに、私もわざわざ行く必要を感じない<会議>なんてのは、ある。
でも、ほんとぉにみんな、Zoom会議やオンライン飲み会、楽しいの???
正直、私は疲れる。
オンライン飲み会、もうしばらくやんなくていいなぁ。。。
今は会議や面談は仕方ないけどね。

やっぱり、人と会って、なんぼ、だと私は思っている。
とくに、<食>の場ではね。





飲食業が今、苦境に立たされている。
私自身が、その当事者そのもの。

それで、<テイクアウト>だ、<デリバリー>だ、と
躍起になってはじめている。
色々やり方やお店の場所や考え方があるし、
大手チェーンと個人店との違いもあるし、
テイクアウトで人件費と家賃が賄えるわけではないし、
デリバリーは業者のマージンがすごくて、利益取るにはものすごく売らないといけない。

それなのに、上記に話したような
<コロナに同調する世界>の文章を書く人の中には
<テイクアウトこそがこれからの飲食業だ!>みたいなのを割とよく見かける。

テイクアウト、ってどうしようもなく
忙しい時は大変助かるのだけれど、
(だから私は普段の方がデパ地下お惣菜なんて有り難いけど
家に居るんだったら、ぜったい、手作りの方が美味しいよねぇ。。。)

これからの飲食業が<テイクアウト中心になる>なんていうのは
私は、嫌だね。





お店に入るドキドキ感。
店内をぐるりと見渡してから、メニューを開く好奇心。
自分では持っていないグラスに注がれるシャンパーニュ。
前菜の美しさに感動しながら、
目の前にいる<誰か>とのおしゃべりが、何より大切。

そもそも私は
<何を食べるか>より<誰と食べるか>重視

自分のことを聞いてもらったり
相手の話から知らないことを学んだり
他愛のない昔話に笑いあったり。。。

そこに、美味しい食が供される。

サービスの人との会話も楽しかったり
まだ知らない食材や盛り付けに感動したり。

飲食って、ほんとぉに楽しみ方が深いし、広い。

たかだか、<コロナ>が流行った数か月で
今まで長年培ってきた、
レストランの楽しみ方や
大好きな仲間たちと集う楽しみ方が

<もう、それは古いよ。>

みたいな事を書いたり、
思ったりするなんて、
私からしたら、ナンセンス。。。

まぁ、私はもともと
新しいもの、好きではなく
なじんだものを愛するタイプだから、なおさら、かもしれない。





私は<コロナ>に同調なんてしない。
<コロナ>は台風みたいなもんだと思ってる。
だから、
台風が来ている間は静かに<STAY HOME>

コロナの影響が長引くかも、しれない。
恐る恐るしか、日常は戻らないかも、しれない。
経済的なダメージは数年続くかも、しれない。

だけど、
<コロナ>ごときに、
私の価値観を変えたりは、しない。

努力はいっぱいしなければならないかもしれないけど
ぬくもりのあふれる世界を
私の<After コロナ>にしていきたい。