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昨夜、中国金融研究会(三思会)に初参加。
エコノミストのタシロ様からお誘いを受けた。
私は”金融関係”の人間ではないのだが
何しろ、講師が<渋澤 健>氏。
お会いしたかった人のお一人だ。
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渋澤健氏は
日本の銀行の生みの親 渋澤栄一氏の玄孫(孫の孫)。
渋澤栄一氏とは少なからずご先祖の時代にご縁があった。
私は曾孫(4代目)、渋澤 健氏は玄孫(5代目)
と、ずいぶんと時を経たが
DNA的には<再会>
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日本橋のとあるレストランが会場であった。
会場はぎっしりと人、人、人・・・。
渋澤健氏も
”ずいぶんと出席率の良い会ですねぇ。。。”
参加者のうち、3分の2以上が
日本在住の、中国の方々。
そして、どちらかというと20~30代の若い世代の方が目立つ。
渋澤健氏は
~渋澤栄一の<論語と算盤>の現代的意義~
というテーマで講義をなさった。
渋澤栄一氏の残した言葉たちは
現在の私たちの社会にも通じる言葉が沢山あることに驚いた。と健氏。
それは私も
梅屋庄吉の残した言葉たちにも感じていることだ。
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渋澤栄一氏も健氏も金融の世界の方なのだけれど
特に
”今、マネーの流れは・・・”
というお話ではなく、
正しい道理の富、ということについてのお話。
そして、渋澤健氏はさらに
21世紀に生きる私たちの探るべき金融の王道を
指し示してくださるような内容もあった。
つまり、今まで破綻してきた
リーマンであるとか
村上ファンドであるとか
そういう金融の流れは必ずしも<正しい道理の富>ではなかった、と。
渋澤健氏は
ある意味<目覚めている人>だな、と
その講義の節々に感じることが出来た。
全てはつながっていて、
今、何かが変わっていくときである、と。
そしてそれは
一つ、一つ
あるいは
一人、一人からはじまる、と。
人間も自然の一部であるのだから
それは自然発生的に感じ、起こるのだと。
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渋澤健氏と。
中国の若いビジネスマンが質問した。
”たとえば、今までとは違う流れにする、という時
それは指導者の命令で動き始めるのですか?
日本でいうと、麻生総理が最初にやる、と言うことですか?”
うう~ん。
いかにも、中国人らしい質問だなぁ。
渋澤氏は
”いいえ。 誰の命令でも指導でもなく
感じた個人、個人が動きだす、ということですよ。”
それは金融やビジネスだけではなく、
環境問題や教育問題についても、全て
ひとりひとりが感じて、行動しはじめるところから、はじまる、と。
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会場は熱気に満ち溢れていて、
フツウ、日本人だけのセミナーでは
なかなか
"質問ありますか?”と言われても
挙手する人は少ない。
しかし、
次から次へと質問や意見が飛び交い
このままでは
一晩中でも討論会をやれそうな雰囲気だった。
ひさしぶりに<熱い夜>
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でも、とっても楽しかった。
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エコノミストのタシロさんが
渋澤栄一氏の紹介とともに
梅屋庄吉が中国に投資した人間である、ということを
さまざまなデータをもとに分析した発表をしてくださった。
私もエコノミストの観点で
梅屋庄吉を分析したのをはじめて見たので
とっても興味深くその話に聞き入った。
最後に、渋澤健氏の講義の中で
私のココロにひとつ、気づきを与えてくださった言葉を
紹介して、今日のブログを終えようと思う。
~人は、
<好き>というだけでは、壁や障害にぶつかった時、乗り越えられない。
でもそれを
<楽しんでいる>と、壁をまわりこむ、もしくは乗り越える、
ということが出来る。~
私も努力とか頑張るなどはあまり使いません。
無意識にそうしているのかもしれないけれど
本人は頑張っているという意識もないことが多いかも。
素敵な言葉をご紹介いただきありがとうございました!
こんにちは。
私は<好き>で煮詰まってしまい
壁を乗り越えられなかったことが
あったので
この言葉がとてもココロに響きました。
楽しみながら、一歩づつ。なのですね、きっと。
コメントありがとうございました。
happy-san
http://sansihui.heteml.jp/website/
7月16日(木)は、関志雄氏を講師に招き、再び熱く議論をおこないます。是非また、いらっしゃませ。
こんにちは。
コメントありがとうございました。
私のプライベート・ブログ、見つかってしまいましたね。(汗)
またお時間のあるとき、遊びにきてください。
happy-san