![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/rice_full.gif)
お宿 うち山の料理長 ナカタさんは
私より、2歳くらい年下なのだという。
京都などで修行を重ね、
京都から取り寄せる香物以外はすべて手づくり、という
こだわりの、職人気質の、料理長だ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hikari_blue.gif)
ここは、個室風料亭で料理を楽しむことが出来るが
エクストラチャージで、部屋食にすることも出来る。
”まずは、一献
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/drink_ochoko.gif)
ナリタさんから
愛知県の特別なお酒を注いでいただく。
ナリタさんは少し高調しながら
この宿の日本酒セレクションのお話をなさる。
ナリタさんは、この宿の店長で
私より3歳年上なのだそう。
とにかく、ご自身が日本酒通で、
自分の好きな日本酒をいれさせてもらうことが、
この宿にくる条件だったそうだ。
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日本酒のみならず、ワインのセレクションも
他の旅館とは違っていて、
シャンパーニュもSalonだとか
ワインもOpus One だとか
フレンチレストランかと思うようなセレクション。
・・・なのに、私の注文は・・・
やっぱり、湯あがりの、
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/good.gif)
ごめんなさい、ナリタさん。
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まずは先付。
蕗の薹のお豆腐に、白魚
北奇貝酒煮、山葵花・・・
春がぎっしりつめこまれている
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お椀 油目葛叩 蓬麩 針独活 木の芽
このお椀を見たとき
私はその完璧な美しさに声をあげた。
すると、ナリタさんは嬉しそうに
説明してくださる。
”これは、輪島塗の特別な椀で
一客 六万円もするのです。
桜の季節にあわせて、お出しいたしました。”
・・・やっぱり。 お椀からすごいオーラが出ているもの。
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息子にとっても、本当に素晴らしいものに触れるいい機会だ。
子どもの頃に本当によいものに触れるということは
後々、豊かな感性と本物を見抜く目を育てる。
私も、母にそうやって育てられたことに、感謝している
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お造りは、下田産の伊勢海老の迫力にびっくり
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_en.gif)
そして、明石の鯛、博多でとれた鮪。
そして、お醤油は、ここの料理長ナカタさんの手づくり
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てづくりの醤油・ゆず胡椒のきいたぽん酢・伊勢海老のミソでつくったたれ
この3種で、新鮮なお刺身をいただく。
八寸には、日本酒好きにはたまらない食材が。
おそらく、ナリタさんが選んだ最高の日本酒と
この八寸をいただくのは、日本人ならでは、の
至福のひと時となることだろう。
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八寸 梅貝旨煮 一寸豆蜜煮 福紗玉子 飯蛸旨煮 赤貝手毬寿司
そして、
焼き物・炊き合わせ・止肴と続く。
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桜鱒味噌柚庵焼き
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焚合 鯛子 筍 たらの芽 湯葉 蕗 木の芽
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止肴 鳥貝 金子 分葱 大徳寺麩 てっぱい
そして、
ご飯は筍と鯛のほぐし身炊き込みご飯。
京都から取り寄せの香の物も美味。
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揚げ物やステーキなど
ヘビーなものがいっさいなく、
旬のもの、地のもの、海のものばかりを
京風の味付けでいただくので
よく旅館の料理をいただいた後にありがちな
お腹がパンパンに膨れ上がるようなことはなく
カラダ中に<春>をとりいれたような
そして、最高にそれが贅沢なことなのだと、感じる。
星空の温泉につかったり、
朝日がとびこんでくる部屋で朝寝坊もしないで
温泉につかったりしていると
旅館では朝ごはんはあまりすすまないのだが
もう、お腹ぺこぺこで、朝のごはんが待ち遠しくなる。
そして、朝食
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ご飯は部屋ごとに釜戸で
お客様の召し上がる時間に合わせて炊き上げられるという。
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土鍋の中にはぴかぴかのご飯
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/rice_full.gif)
ゆったりとコーヒーもいただいて
チェックアウトまでの時間をのんびりと、過ごす
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料理長 ナカタさんの心づくしのお料理と
宿の店長のナリタさんの柔らかく行き届いた接客と
満開の桜と
伊豆の海と
光輝く太陽・・・全てに感謝
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私自身は、<完全充電>状態に。
そして、この1ヶ月、素晴らしい日々になると
自分の中で確信を得て
さあ、スタートしよう。
満開の桜の並木のトンネルを再びくぐって
駅へとむかった。
息子も私も
ふりかえりながら、ずっとずっと
ナリタさんと、ナカタさんに手を振り続けた
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それに素晴らしいお宿。
わたしもいつか訪ねてみたいです。
身も心もきっと癒されたひととき。
糸を緩めることも大切なこと。
本当によかったです。
まあくんがランニングする姿を想像してしまいました。笑
しばし、うっとり……
ぜひ、今度一緒に旅行にも行きましょう
その前に、お食事ですね
画像から、お料理&器、双方の素晴らしさが伝わってきますね。
味わってみたいお料理、手にしてみたい器です♪
コメントありがとうございます♪
行ってきちゃいましたぁ^^
私はやっぱり時々、海とか山とか温泉とか
ないとしぼんじゃうのですよ。
色々お世話になっておりますが
引き続き、宜しくお願いいたします!
happy-san
コメントありがとうございます♪
とてもいいお宿でしたよ。
お母様と行かれるのも、いいかも☆
奏音さまもちょっと上向いてきたようで
良かったです。
ブログのほうも楽しみに読ませていただいております。
いつもありがとう!
happy-san
コメントありがとうございます♪
今年は京都までは行けず・・・
伊豆高原でしたが
桜はきれいで、堪能できました!
このお宿、お料理が控えめな味付けで
ワインのセレクションもとても
良かったです。
おすすめ!です。
happy-san