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信州の夏旅5~戸隠神社(奥社)

2009年08月20日 | 神社めぐり
信州の夏旅5~戸隠神社(奥社)




奥社へはこの鳥居から。


いよいよ奥社。

”奥社へは少し歩きますよ。”

運転手さんが言う。 

”はいはい。”

軽く返事をした私。 

しかし、これが”少し歩く”程度のものではなかったのだ。


あえてここでこれから戸隠奥社へ参拝する方のために書いておこうと思う。


<山登りあるいはハイキングだと思って
それなりの覚悟と服装が必要。> だということを。


私は全然情報が無かったので

<サマー・リゾート>風の爽やかなロングスカートと
ウェッジソールのサンダル、という服装だった。



長い参道は、心地よい風が吹き
森林浴と、小川のせせらぎでなんとも気持ち良い。

が、

足元はかなりキツイ。

大小さまざまな石の参道で
ウェッジソールのサンダルで、まっすぐ歩くのはまず、不可能。

登山用あるいはハイキング用の靴底が厚いものであれば
問題なく、この長い参道も清清しい気持ちで進んでいける。



随神門


ずいぶん歩いてやっと、茅葺屋根の赤い随神門にたどり着く。
ここが奥社への参道の中ほど。

この先、神秘的な杉並木が続く。







このあたりはパワーが強い。

しばし、佇んで、杉の巨木たちを見上げる。








この長い参道はS字型にエネルギーが通っているというので
私と息子は直線ではなく
S字をたどるように歩き続ける。


写真だと平坦な道が続いているように見えるが
足元は石がぼこぼこしていて
私は何度も足をくじきそうになりながら
やっとこさ、歩いていく。

すれ違う参拝の人々は
本格的な登山の服装をしている人も多く、
熊除けの鈴までチャリンチャリン鳴らしながら、歩いてくる。


そして、この平坦な参道が
いきなり、すごい階段というか、山道に突入していく。


あまりに大変なので、写真を撮る余裕も無い。

春に訪れた榛名神社もずいぶん歩いたなぁ、と思ったが
そんなもんぢゃない。

私は、小学6年の夏、
林間学校での日光 前白根山に登った時のことを思い出す。
あの時以来、正直、山は登っていない。


髪の毛も束ねてくるべきだった。
もお、全身、汗だく

後から知ったことだが、この奥社への参道は
山岳修験の道なのだという。


ううう、これが、浄化なのだ。
心身ともに、たるんで、よどんだものを取り払っているのだ。

自分でそう言い聞かせながら
雨で柔らかくなった土の上り坂を一歩一歩上っていく。


・・・そして、ついに・・・





奥社が見えた!





あたりを見渡すと、こんな風景






思わず、ピース

山登りをする人の気持ちが少し、分かるような気がした。
(大げさかもしれないけれど

登りきった達成感、みたいなものは格別。


天の岩戸を開け、戸隠へと投げた
天手力雄命(あまのたじからおのみこと)をお祀りしているだけあって
奥社は、<体育会系>神社。


奥社本殿の手前には
九頭龍大神(くずりゅうのおおかみ)のお社がある。


戸隠五社、全てを参拝出来て
気持ちはとても、晴れ晴れとした。





帰り道は、少し余裕もあり
杉の大木に不思議な穴がある木を発見。

この中に入って
瞑想なんかしたら、何かのお告げがありそう



いよいよ、長~い参道も終わりに近づいた。




浄化後。 気持ち良い風と一緒に。



砂利道で、汚れを落とし
山道で、 たるんだ心身を引き締め、
清清しい緑と小川のせせらぎで<浄化>完了。










戸隠神社が最強の<浄化>スポットであることを
改めて、実感。


最後にもう一回。

戸隠奥社へは、スニーカーあるいは靴底の厚い登山用の靴、
汗拭きタオル、忘れずに。




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