YNWC的な日常

街の中でも季節を感じて暮らしたい。生き物や自然のの話を中心に美味しい食べ物、散歩のことなど綴っていきます

梅染め〜梅の小枝で草木染め〜

2022-03-02 06:00:00 | クラフト



梅の季節もそろそろ終盤。飾っていた花が散り始めたので、片付けようと枝を折ると、なんと樹皮の下は花と同じ赤!ひょっとすると草木染めに使えるのかと実験したところ、ピンクがかった茶色に染まりました。



こちらがこちらが梅の枝。ゴミ箱に入れるために切ったり、折ったりしていたら、この色にびっくり。

早速細かく切って、クラフト用の鍋に投入。



やりたい気持ちが先走り、洗いもせずに煮始めてしまったのですが、ちゃんと洗って汚れを落とす方が良かったのかな?

緑の枝も入れ、1時間ほど煮詰めてみました。出てきた色は赤みがかった茶色?



桜染めを調べた時に、最初の液には黄色や茶色などが出やすいとあったので、残った枝でもう一度。



けっこう赤みがあって期待が膨らみます。

が、こちらも同じような色合い。



あくのようなものも出てきましたが、特に処理せず(^^;;

2日かけてこれを4回繰り返し、こうなりました。



色が変わったというより、明らかに色素が減ってきている感じ。

桜染めについて調べた時に、空気と混ぜると赤みが増すとあったので、ふってみたらものすごく泡立ち、泡が消えなくなりました(^^;;

サポニンが含まれているのかと調べてみましたが、特にそういう情報は見つからず、泡の正体は不明。

半年くらい煮炊きを繰り返し、熟成する赤みが増すとの情報もありますが、目の前にあるものを早く試したい!!

後ろからライトを当ててみたところ2番液が一番赤みが強かったので、これを使ってストールを染めることに。



ストールはこちらの格安品を使用



染液が少なかったので水で薄めて火にかけました。15分くらい煮たものがこちら。



おお〜。美しいピンク???

みょうばんでアルカリ媒染したところ、オレンジがかった茶色に落ち着きました。



こうなるともっと濃く染めたくなり、結局1番液から4番液まで全て使い(分けた意味なしw)、染めと媒染を繰り返しました。



完全な茶色ではなく、オレンジといえばオレンジ。ピンクといえばピンクがかっているような…。

この微妙な色合いが草木染めらしくていいのかな?



ストール自体がシルクと綿の混紡のため、染まり具合が違うのもいい感じなのかなと思います。面倒だったので精錬作業を省いたため、綿の部分は染まりが悪い(^^;;

光の加減で、写真ではリアルな色が伝わりにくいのが残念。

それにしても切り花を楽しんだ後に、さらに染め物を楽しめるなんて、お得な体験でした!!




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美しきピールアートの世界

2022-02-16 06:00:00 | クラフト



ピールアートという言葉に出会ったのは、金沢に遊びに行ったときのこと。普通は捨ててしまう果物や野菜の皮を生かしてオブジェを作り出す。内側にランプを入れると、果皮を通して漏れ出す光の色や形。それらの美しさに改めて気付かされました。



きっかけはインスタで見かけたギャラリーカフェHIMITO(光水土)さんの投稿。

HIIMITOさんはタンポポの綿毛を使ったアートが話題のギャラリーです。

たくさんな綿毛。それは幻想的で美し異空間でした。



ここのもう一つの目玉がピールアート!
この店の店主さんの命名のようです。

ピールって、つまりは果物の皮のこと。特に柑橘類の皮のことを指します。その砂糖漬けを指すこともありますが、この場合はそれとの関係なし(笑)

ピールアートというのは、つまり果物の皮を使ったアート。HIMITOさんでは野菜の皮も対象。



小さなスイカの器?
いったいどうやって乾燥させたんだろう…

メロンのあみあみもご覧の通り



すごいでしょ?
あみあみがバッチリ浮き出しています。

オレンジの皮は可愛らしく変身↓



玉ねぎなんて、そのまんまランプになっちゃってます。そして、その自然のままの姿がなんて美しいことか!!!



まだまだあります。野菜のランプ↓









果物や野菜の皮がこんなに美しかったなんて、新発見!!

こちらのギャラリーではオレンジのランプ作りが体験できます。

所要時間は60〜90分ほど



一番のポイントは果皮を傷つけずに果肉を取り出すこと。果皮が傷つくと、そこから傷んだりかびたりする原因になってしまうそうです。

果肉がうまく取り出せれば、後は「ハトメ」で好きなデザインに型抜きしていけばOK。



ギャラリーにはさまざまな形のハトメ型(ほぼ手作り)がありました。

完成〜!!!



抜き取った部分も針金に通せば、ミニリースとして使えます。

無駄にしないというのがこちらギャラリーのモットー。ピールアートは、普段は捨ててしまうものに命を吹き込むというアートでもあるのです。作品の美しさはもとより、このコンセプトもまた素晴らしい!!!



見せ方ひとつでご覧の通り!!!

撮影用にこんなお皿が用意されていました。この撮影装置が作品を輝かせてくます。



オレンジの皮が美しいランプに大変身(≧∀≦)

皮を型抜きしただけでもとっても素敵。しかもいい香りがします♪


これは自分でもできそうだなと、家に帰って挑戦しました



作り方は簡単!

オレンジ(ほかの柑橘類でも可)の皮を、型抜きし、しばらく乾燥させた後、押し葉の要領で、新聞やら雑誌に挟んで重石をかけます。そのまま乾かすと皮が反り返りますが。それもまたよし。

落ち葉より扱いやすいですが、水分は多いのでこまめに挟み直す方が綺麗に仕上がるようです。

出来上がった「押しピール(?)」に毛糸をつけてピールストラップ



これは子どもに大人気♪

リースのアクセントにもなりますよ↓




アジサイとオレンジピールのリース。

1年たっても柑橘系の良い香りがします。


果物や野菜の皮でできるピールアート。工夫次第でいろいろと楽しめそうです。




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2021花氷続報

2021-02-20 07:00:00 | クラフト



昨日の朝の冷え込みで、花氷が凍りました♪
今シーズン最後になるのかなぁ…。

気温が氷点下になる日が少なかったのと、さらにタイミングが合わず、準備したのが5回、どうにか凍ったのが2回。

今年も暖冬傾向な横浜でした。



花氷とは、器に花などを入れて凍らせたもの。寒い冬の遊びです。

しっかり凍れば、吊るして楽しむこともできます。



光に当たるとキラキラしてより綺麗なんです。

横浜よりずっと寒い清里の清泉寮で見かけた、リング型の花氷♪







一度凍らせたら、何日もそのまま。
そりゃそうだ(笑)

小樽では氷や雪のランプ







氷や雪だけでも素敵ですが、花や葉が入ることで、グッと雰囲気が和らぎます。

寒いときならではの楽しみ方♪

寒いのは苦手なのですが、来年はもっとたくさん凍るといいなぁ…。

さてさて、週末。
今日も楽しい1日を!!!









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春待ちリース完成!

2021-01-18 07:00:00 | クラフト



寒い日曜日は暖かな部屋でうにまる工房開店。机の上にレジャーシートを敷けば即稼働(笑)

今回は寒い冬をがんばるためにドライフラワーたっぷりのリースにしました。ここ数年、ドライフラワー 作りにも少しずつ挑戦してきたので、今回も材料はほぼ自前。

こんなリースができあがりました。



寒い冬をイメージして毛糸のリボンとフェルトのボンボンもつけてみましたよ。ピンクの毛糸は昨年の春に桜の枝で染めたもの。




こちらのバラは昨年我が家にお迎えしたハマミライ様のドライフラワー。後ろに飛び出している白い枯れ枝は散歩の途中に拾ってきたアレチマツヨイグサ。一度ハイターにつけて脱色しました。




右上の茶色いものはオオウバユリの実が開いて枯れたもの。もうずいぶん前に戸隠で拾ってきたものを何度も使いまわしています(^^;;

その下のオレンジの花はムギワラギクのコロロ。1鉢600円もするけれど、春から夏までたくさん咲いてくれるので、色違いで3鉢も買っちゃいました。スターチスはお花屋さんから。




そして中央部分のまつぼっくりをすっかり隠してしまったのは、つい最近まで外で元気に咲いていたマリーゴールド。赤いのは夏に収穫したセンニチコウ。白いのは100均の造花。

買ってきた造花は花と茎に分けて使いました。茎の先にはムギワラギク。



見えない部分の作業が雑すぎるのがダメなところですね。自覚はあるけど、直す気なし(^^;;

こんなところも↓



それでも飾ってしまえばそれなりに見えるものです(笑)


ごちゃごちゃと飾り過ぎですが、一つ一つに思い入れがあるので本人は満足♪

花咲く季節を夢見て、寒い冬を乗り切りましょう。




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貼ったり詰めたりするだけの簡単ネイチャークラフト

2021-01-13 07:00:00 | クラフト


三ツ池公園を散歩したときに落ちていたものを100均の小箱に貼ってみました。

ただ貼っただけなのですが、なかなかいい仕上がり♪
何も手を加えていない自然のままの形っていうのがポイントです。
拾ったものをそのまま適当に配置するだけ(笑)

ひとつ工夫したのは、大きな方の木製トレーにリメイクシートを貼ったこと。

↓これ

リメイクシート、流行っているみたいですね。木目とかタイルとか模様がいろいろあって、家具や壁なんかに貼れるみたいです。貼って剥がせるそうです。

確かにこれより雰囲気良くなりました↓



しかも素材が劣化したり、飽きてきたりしたらリメイクシートごと剥がせばいいからそれも便利かも

続いて余った素材を瓶に詰めただけの見せる収納型インテリア↓



インテリアと呼ぶか呼ばないかは個人の自由ということで(笑)

でもこんなのをごちゃごちゃって置いておくのも悪くないかなと…。



なんてったって手間いらず

今回使った素材はこちら。



サルトリイバラ(ひょっとしたらサンキライ?)


トキリマメ


クズの実






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